# Osanpo News Canada!おさんぽニュースカナダ! > バンクーバー、トロントのニュースを中心に現地レポーターがお届け! ## Posts - [トロント周辺 秋の楽しみパンプキンパッチを紹介](https://osanponewscanada.com/toronto-pumpkinpatch/): トロント周辺で秋を満喫! パンプキンパッチとファーム情報 ファミリーフレンドリーな農園を紹介 追加情報! ファームではないのですが、 $5で楽しめる Vaughanと Etobicoke のBoofest の情報を追加しました 夏の間は長かった日も少しずつ短くなり、季節はいよいよ秋へと移り変わってきました。木々の葉は色とりどりに染まり、旬の美味しい食べ物があふれる、心豊かな季節の到来です。 そして、秋のお出かけと言えばパンプキンパッチ!広い畑に延々と続くオレンジのカボチャの列。子どもだけでなく、大人もウキウキとしてしまいますね。 今回はトロント周辺のパンプキンパッチをリストアップ。パンプキンだけでなく、迷路があったりミニ動物園があったり、マーケットが充実していたり、どこも楽しい場所ばかりです。 今回はGTAからも車で行きやすいファームを、ピックアップしてみました。 事前予約なしで行ける所もありますが、どのファームもオンラインで事前にチケットの購入を勧めているのでサイトで確認を。 *2025年9月26日時点で公表の税抜きの料金です Downey’s Farm https://downeysfarm.com/index.html#openModal 13682 Heart Lake Road Caledon, Ontario 9:00 am – 5:00 pm daily 2歳以上 : 平日$18.99・週末 $24.99 広大な敷地にはパンプキンパッチはもとより、コーン迷路(とうもろこし畑の迷路)、ファーム動物園、ライブ音楽など楽しいが詰まった農園。10月31日までアクティビティ満載のFarm Festを開催中。 Andrews Scenic Acres https://www.andrewsscenicacres.com 9365 10th Sideroad, Halton Hills/Milton, Ontario, Monday-Friday 10:00 am-4:00 pm Weekends & Holidays 10:00 am – 5:00 pm 6歳~64歳: $15.00(オンライン)$16.95(ウォークイン) 0~5歳: 無料 165 エーカーの敷地にはプレイグランド、ワゴンライド、迷路もあり、パンプキンだけでなくリンゴやコーン畑、ワイナリーも。 Chudleigh’s Entertainment Farm https://www.chudleighs.com 9528 Regional Road 25 Halton Hills, ON, Monday – Thurdsday 9:00 am – 6:00 pm Friday – Sunday 9:00 am- 6:30 pm 14歳~64歳: $18.00  4歳~13歳: $16.00 ウォークインは受け付けていないため、オンラインでの事前予約が必要。 リンゴ狩りとパンプキンパッチが楽しめるファーム。ファームで取れた食材を使用した料理を出すレストラン、カフェも人気。 Brooks Farms https://www.brooksfarms.com 122 Ashworth Road, Mount Albert ON 9:00 am- […] - [2025年バンクーバー国際映画祭(VIFF)日本映画の紹介](https://osanponewscanada.com/vancouver-viff2025-japanesefilms/): バンクーバー国際映画祭 「国宝」、「レンタル・ファミリー」など日本映画も上映 10月2日から12日までバンクーバーのダウンタウンを中心に開催 バンクーバー市内各所で10月2日から12日まで、第44回バンクーバー国際映画祭(VIFF)を開催。日本映画も8本上映される。 上映される日本映画 「レンタル・ファミリー(英語題Rental Family)」(HIKARI監督) Shannon Gorman and Brendan Fraser in RENTAL FAMILY. Photo by James Lisle/Searchlight Pictures. © 2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved. 東京で仕事を探す孤独な俳優フィリップは、代理家族役の仕事に戸惑いながらも、即興演技の腕を活かして次第に役割に向き合っていく。日米合作の本作は、疎外と絆、そして演じることで繋がる人間関係を描いた心温まる物語。 詳細・チケットの購入は:VIFFサイト「Rental Family」ページで! 上映日 10月4日 6:00pm The Rio Theatre 「国宝(英語題Kokuho)」(李相日監督) Courtesy of VIFF 本作は吉田修一の同名小説が原作。元暴力団の息子である青年・喜久雄は、15歳で歌舞伎役者・花井半次郎に養子として迎えられる。 歌舞伎界では血筋が重視される中、喜久雄はその才能で注目を集める。 家元の嫡男との対立を経て「国宝級」の役者として成長していく喜久雄の姿を描く。 詳細・チケットの購入は:VIFFサイト「国宝」ページで! 上映日: 10月3日 1:45 pm Vancouver Playhouse 10月5日 11:00 am Vancouver Playhouse 10月8日 9:00 pm Vancouver Playhouse 10月12日 11:15 am Vancouver Playhouse 「見はらし世代(Brand New Landscape )」(団塚唯我監督) Courtesy of VIFF 渋谷で胡蝶蘭の配送運転手として働く青年・蓮は、母の死をきっかけに長らく疎遠だった父と再会する。姉・恵美との間にも距離を感じながら、蓮は家族との関係を少しずつ見つめ直そうとする。再開発が進む都市の風景を背景に、失われた日々と再生への思いが交錯する物語 詳細・チケットの購入は:VIFFサイト「見はらし世代」ページで! 上映日: 10月4日6:00 pm Fifth Ave. Cinema (19+ only) 10月5日 5:45 pm International Village 8 「あかし(英語題AKASHI)」(吉田真由美監督) Courtesy of VIFF 10年前にカナダへ移住したカナは、祖母の葬儀のため東京に戻り昔の恋人ヒロと再会する。祖母の過去をたどる中で家族の秘密に触れ、愛や責任、帰属意識について再考することに。過去と現在を行き来しながら展開する、愛と自己探求を描いたドラマ。 詳細・チケットの購入は:VIFFサイト「AKASHI」ページで! 上映日: 10月5日 6:00 pm Vancouver Playhouse 10月9日 3:00 […] - [バンクーバー国際映画祭で「AKASHIあかし」上映 吉田真由美監督インタビュー](https://osanponewscanada.com/cinema-viff25-akashi/): 吉田真由美監督の「AKASHIあかし」、VIFFで上映 選択、迷い、そして見つける本当に大切なもの AKASHI / Courtesy of Musubi Arts バンクーバー国際映画祭(VIFF)で10月5日と9日、吉田真由美監督の「AKASHIあかし」がワールドプレミア上映される。 2019年にカナダ国内外の映画祭で上映され、多数の賞を受賞した同名の短編を原案に制作された本作。「短編のすぐ後から長編に向けて動き始めたので、やっとこの日を迎えられたという思いがあります」と話す吉田監督。「自分が住んでいるバンクーバーで、共に制作に携わった仲間たちとプレミア上映を迎えられることが本当に嬉しいです。感謝しかありません」と笑顔も。 長編の脚本を書き始めた2018年から7年かけて完成したが、大きな壁にぶつかったこともあった。作品の主要言語が日本語であっため、Telefilm Canada(カナダ政府の映画支援機関)の資金支援の対象外とされたことである。これに対し、吉田監督とチームは300人以上の署名を集め、積極的に声を上げて制度の見直しを求めた。その結果、Telefilm Canada は言語による制限を撤廃し、「AKASHI」も資金提供の対象となった。 作品の大部分を日本で撮影。資金調達や複雑な手続きなど決して簡単な道ではなかったが、吉田監督は「日本のシーンは日本で撮影すること、日本人のキャストやスタッフも起用して、日本とカナダのチームで制作することは、この映画を作る上でとても大切なことでした」と、物語の真実性へのこだわりを話す。                                                                                                                                                                               あらすじ: 「AKASHI」は、並行するタイムラインで語られる世代を超えたラブストーリー。バンクーバーで苦闘するアーティストのカナは、祖母の葬儀のために10年ぶりに東京へ戻る。しかし、長年海外で暮らしていた彼女は、故郷で居場所の悪さを感じる。葬儀のあわただしさの中カナが思い出すのは、祖父には他に愛していた女性がいたという祖母と自分だけが知っていた秘密。そんな時、思いがけず昔の恋人・ヒロと再会し忘れていた感情がよみがえる。物語は祖父の数十年にわたる恋人との過去と、現在のカナの物語が交錯しながら展開。カナは自らの人生の選択とも向き合うことになる。 AKASHI/ photo by Peter Planta 日本での撮影はわずか12日間という限られた時間の中で行われた。ロケ地には、(映画「万引き家族」の撮影地としても知られる)ジョイフル三の輪商店街などが使われた。「ヒロ役の田島亮さんと撮影前から商店街を訪れたり、役者さんたちとカラオケのシーンのバーに行ったりするなど、限られた時間の中で役に入り込むための準備に力を入れました」と振り返る。家族や友人がいる街を舞台に描かれる物語は、現代を舞台にしながらも、なつかしさを感じさせる美しい映像で彩られている。モノクロを基調とした映像はカナの静かな葛藤を映し出し、色鮮やかなシーンでは色彩が命を吹き込むように描かれる。 物語の主人公・カナは、夢と家族の期待との間で葛藤する女性。彼女の姿には、カナダでこの映画を観る日本人観客も共感を覚えるだろう。「カナのように、帰国した時に自分の居場所がないと感じたことがある人もいると思います。でもそれは、海外で頑張ってきたからこそ、海外に自分の居場所ができたということなのかもしれません。」 本作は選択、アイデンティティ、そして二つの世界の狭間で揺れる心の複雑さを描いている。「もし人生で違う選択をしていたら―」という問いかけが、観る者に深い余韻を残すだろう。吉田監督は「選んだ結果に後悔することもあるかも知れない。それでも選ぶことを恐れず、前に進んでほしい。そんなメッセージをこの作品で伝えられたら」と期待する。 「AKASHIあかし」の上映日 10月5日6:00 pm  会場Vancouver Playhouse 10月9日3:00 pm 会場 Granville Island Stage チケットの購入、詳細はVIFF公式サイトを参照のこと。 バンクーバー国際映画祭VIFF「AKASHIあかし」 - [2024年カナダ 赤ちゃん名前ランキング 1位はノアとオリビア](https://osanponewscanada.com/news-canadas-popularnames2024/): カナダ統計局が2024年の赤ちゃん名前人気ランキングを発表 男の子はノアが4年連続、女の子はオリビアが9年連続で1位 カナダ統計局(Statistics Canada)は9月24日、2024年に生まれた赤ちゃん365,737人の名前に関する最新のランキングを発表した。ランキングは、前年における出生届の情報をもとに、カナダ出生統計データベースから毎年集計。 男の子の名前:「ノア」が4年連続1位 2024年の男の子の名前ランキングでは、「ノア(Noah)」が4年連続で1位に輝いた。昨年、「ノア」と名付けられた赤ちゃんは2,115人で、前年(2,162人)からわずかに減少したものの、依然として圧倒的な人気を誇る。 2位には「リアム(Liam)」が1,694人で続き、以下、 と、上位の顔ぶれは前年とほぼ変わらない結果に。 女の子の名前:「オリビア」が9年連続で首位 女の子の名前では「オリビア(Olivia)」が1,639人で首位を獲得。これで9年連続のトップとなり、その人気の根強さを見せつけた。 2位には「シャーロット(Charlotte)」が1,528人でランクイン。前年2位だった「エマ(Emma)」は1,358人で3位へと順位を下げた。 さらに、 Statistics Canada / Canada’s most popular names in 2024 - [FIFA、2026年ワールドカップの公式マスコットを発表  ](https://osanponewscanada.com/fifa2026-mascots/): FIFAワールドカップ 3か国を象徴する公式マスコット3体を発表 カナダ「Maple 」、メキシコ「Zayu」、アメリカ「Clutch」 FIFA /2026年ワールドカップの公式マスコット 史上初となる3か国共同開催(カナダ・メキシコ・アメリカ)となる2026年FIFAワールドカップ。国際サッカー連盟(FIFA)は9月25日、大会の公式マスコット3体を発表した。 トリオ形式となった今回のマスコット。各国の象徴的な動物をベースに、それぞれの文化や伝統、精神をデザインに取り入れており、一体となって団結、多様性、スポーツへの情熱を象徴する。  Maple™(メープル):カナダ代表のムース(ヘラジカ)。強さとリーダーシップを持つメープルは、生まれながらにして自由に旅をし国の豊かな文化を受け入れてきた。アートや音楽を愛する、献身的なゴールキーパー。  Zayu™(ザユ):メキシコ代表のジャガー。メキシコの豊かな伝統と活気あふれる精神を体現するストライカー。ピッチの外では、ダンスや食文化、伝統を通じてメキシコの文化を讃え、国境を越えて人々を結びつける。  Clutch™(クラッチ):アメリカ代表のハクトウワシ。冒険心旺盛で、アメリカ全土を飛びながらあらゆる文化や試合を好奇心と楽観主義で受け入れる。ピッチではリーダー的存在のミッドフィルダー。 FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「マスコットたちは、喜びやエネルギー、そして団結の象徴でありワールドカップそのもの」と話す。 2026FIFAワールドカップは史上最多の48チームが出場し、2026年6月11日から7月19日まで開催される。カナダではトロントのBMO Fieldとバンクーバーの BC Placeの 2会場で計13試合を行う。 マスコットをあしらったTシャツやグッズは、FIFAの公式オンラインストア「FIFAStore.com」などで順次販売が開始される見込み。 今回のマスコットは、FIFA公認の新作ゲーム『FIFA Heroes』(2026年リリース予定)にも登場予定。Roblox」内のサッカーゲーム「FIFA Super League Soccer」でも、マスコットに関連したクエストが展開され、ゲーム内アイテムや報酬が用意される。 - [TIFFレビュー:観たよ!「フランケンシュタイン」ギレルモ・デル・トロ監督](https://osanponewscanada.com/cinema-tiffreview-frankenstein/): 「フランケンシュタイン」ギレルモ・デル・トロ監督 映画レビュー 真の怪物は誰か?デル・トロ版「フランケンシュタイン」が投げかける問い 「フランケンシュタイン」Courtesy of TIFF 映画「フランケンシュタイン」の原作は、1818年にイギリスの作家メアリー・シェリーによって書かれたゴシック小説。若き科学者ヴィクター・フランケンシュタインが死体の部位をつなぎ合わせて、命を吹き込み怪物を創り出す。「怪物」とその創造主ヴィクターとの関係を軸に、人間の傲慢、孤独、復讐、そして破滅を描いた物語。 トロント国際映画祭で上映された、ギレルモ・デル・トロ監督の「フランケンシュタイン」。映画祭期間中に何度も上映されたにもかかわらず、すべての回がほぼ満席になるほどの人気で、このデル・トロ版「フランケンシュタイン」への期待の高さがうかがえました。 「フランケンシュタイン」の映画化が長年の夢だったというデル・トロ監督。その思いは、プロダクションデザインや衣装、美術のすべてに反映されており、どの場面もまるで絵画のように壮麗。細部に至るまで、監督の情熱が注ぎこまれているのを感じました。普段ホラーや血が出る作品は苦手な私ですが、この作品はそれすら気にならないほど美術的で洗練された映像美に驚かされました。そして目を引いたのが、エリザベス役のミア・ゴスの衣装!色使いもデザインも際立ち本当に美しかったです。 物語は一貫して、「真の怪物は誰なのか?」という問いを投げかけ続けます。監督がこれまでも常に、社会から排除された存在に寄り添ってきたように、この作品でも怪物の孤独と哀しみに深く共感し、寄り添います(泣) 演技では、クリーチャー(怪物)を演じたジェイコブ・エロルディがすごく良かった!クリーチャーの胸が張り裂けるような苦悩と寂しさを怪物メイクの下で演じていて、もはや怪物には思えず何か繊細で美しい生き物を見ている気にさえなってきました。 オスカー・アイザックのマッドサイエンティストぶりも、あの髪型も含めて似合っていました。 11月からNetflix で配信が始まるようですが、美しさを堪能するためにも映画館の大画面でご覧になるのがおすすめです!! 追加情報! 10月には各地で劇場での上映が予定されているようです。是非映画館で! 10月17日~ バンクーバー:VIFF Centre トロント:TIFF Lightbox   そして日本では10月24日から各地の映画館で上映です 観たよ!は映画好きライターたちによる連載コラムです。話題のハリウッド大作からインディー作品、配信限定の映画まで。「これは良かった!」という作品から「イマイチかも…」という作品まで。個人的な視点も交えながら、どんどんレビューしていきます - [TIFFレビュー:観たよ!「遠い山なみの光」石川慶監督](https://osanponewscanada.com/toronto-tiffreview-a-pale-view-of-hills/): 「遠い山なみの光」(石川慶監督)トロント国際映画祭レビュー カズオ・イシグロの原作を丹念に紐解いていくような体験 遠い山なみの光 Courtesy of TIFF ストーリー: 故郷・長崎を離れ、イギリスで暮らす悦子(吉田羊)は、作家を目指す娘・ニキ(カミラ・アイコ)から、長崎時代のことを話してほしいと頼まれる。これまで過去について語ることを避けてきた悦子が語り始めたのは、かつての夫の二郎(松下洸平)と長崎で暮らしていた頃に出会った、奔放なシングルマザー・佐知子(二階堂ふみ)とその娘・万里子(鈴木碧桜)との思い出だった。 物語は1980年代のイギリスと1950年代の長崎-まったく違う場所と時代―を行き来しながら展開していく。 原作は真実を伝えず曖昧にしているが故に、残る余韻が印象的な作品でした。戦争が直接描かれているわけではありませんが、終結後も戦争が一市民に与え続ける影響を、静かに考えさせられました。 今回映画を観て、一原作ファンとして、石川監督の原作への誠実なアプローチがうれしかったです。原作のミステリアスな雰囲気と心の闇、悲しみを、そのまま美しい映像に染み込ませたような2時間でした。 現代っ子でイギリス生まれのハーフの娘、ニキの視点で母の過去を見るいう設定も、原作をより理解するためのものと納得。文字ではなく視覚で「あれっ?」と思わせることができるのも映像作品ならではの楽しさでした。悦子と佐知子の会話の場面や、小物など、細部にわたって「あれっ?」と思う場面が作り込まれており、何度も観て確認したくなる映画というのもうなずけます。 そして、小説を読み終わった際に感じたぞくっとするような謎への解釈。映画を観た後にも、しっかりと感じさせてくれました。原作ファンは今までおぼろげに思っていたところに答えをもらった感じではないでしょうか。 映像は全般的に美しく、イギリスと長崎で色調が異なるところは、悦子の生きる全く違う二つの世界を表現しているようで効果的でした。そして、広瀬すずさんと二階堂ふみさんの演技も、たたずまいから微笑み方まで悦子と佐知子で感動もの!二郎さん、緒方さんも少ない場面ながら深い物語を背負っているのが感じられ、原作の素晴らしさはもちろんですが、脚本と役者さんの力もすごいなぁと感じました。 戦後80周年を迎え当時のことを知る人が少なくなっていく中、当時を生き抜いた普通の人々に思いを馳せることができるという意味でも、多くの人に観てもらいたい作品です。 「遠い山なみの光(英語題:A Pale View of Hills)」をトロント国際映画祭で観た際には、幸運にも石川監督と広瀬すずさん、松下洸平さんが登場されました!2回目の上映回だったので来場を知らずに観に来ていた人もいたようで、皆さん嬉しいサプライズに喜んでいました。 観たよ!は映画好きライターたちによる連載コラムです。話題のハリウッド大作からインディー作品、配信限定の映画まで。「これは良かった!」という作品から「イマイチかも…」という作品まで。個人的な視点も交えながら、どんどんレビューしていきます - [シネマ レビュー:観たよ!「トレイン・ドリームズ」(クリント・ベントリー監督)](https://osanponewscanada.com/cinema-review-tiff-traindreams/): Netflixで配信開始TIFF映画レビュー「Train Dreams」(Clint Bentley監督) 儚き人生の光をすくい上げるような物語 TRAIN DREAMS – (Pictured) Joel Edgerton as Robert Grainier. Cr: Netflix © 2025 Courtesy of TIFF  デニス・ジョンソン原作の同名小説を映画化した「トレイン・ドリームズ」を、トロント国際映画祭(TIFF)で鑑賞しました。サンダンス映画祭に参加した批評家の方々から薦められた作品でしたが、その期待を大きく超えて心を揺さぶられ、鑑賞後もしばらくのあいだ頭からこの映画のことが離れませんでした。静かに、しかし確かに胸の奥にズーンと突き刺さるような一本です。物語の深みはもちろん、ジョエル・エドガートンの抑制された静の演技や、自然の息づかいを感じさせる映像美も素晴らしい作品です。 追記:11月21日からNetflixでの配信が始まりました!  あらすじ:  舞台は20世紀初頭のアメリカ北西部。物語は、鉄道建設のために森林伐採に従事するロバート・グレイニアの人生を中心に進みます。壮大な自然の中、過酷な労働環境、そして急速に変わりゆく社会の波に翻弄されながらも、ロバートは愛する家族と幸せな暮らしを築いていきます。しかし、その平穏な暮らしを思いがけない悲劇が襲います。  物語は、数々の試練に向き合いながら生きるロバートの姿を通して「生きるとは何か」という問いを静かに投げかけます。また、名もなき労働者たちの忘れられた貢献やアメリカの拡大の陰に潜む弱者への暴力、大自然と人間との深いつながりも浮彫りにしています。 孤独と喪失が照らし出す、人生の儚さ  映画は、主人公ロバートの抱える孤独、ささやかな喜び、そして避けられない喪失を、丁寧に紡ぎ出していきます。寡黙で働き者、そして心根の優しいロバートの姿は、派手な演出がないゆえに観る者の心を強く揺さぶります。  人との出会いや別れ、急速な社会の発展のなかで軽視される人の命、自然の厳しさ―ロバートが向き合うそれらの出来事は、人生の儚さを鮮やかに浮かび上がらせると同時に、「人は何のために生きるのか」という問いを静かに投げかけてきます。孤独で、名もなき一労働者の彼が見つける「生きる意味」とは何なのだろうか、と。  特に印象的なのが、晩年のロバートが飛行機に乗るシーンです。眼下に広がる雄大な大地を見つめるうちに、彼は自然の大きな循環の中に自らの人生を重ね合わせ、自分の歩みが決して無意味ではなかったことをそっと受け入れていきます。孤独に満ちた歳月のなかにも確かな幸福があった――その気づきは、彼が真摯に生き続けた証であり、胸が締めつけられるほど美しい瞬間でした。 TRAIN DREAMS – (L-R) Felicity Jones as Gladys and Joel Edgerton as Robert Grainier. Cr: Netflix © 2025 Courtesy of TIFF 自然が映し出す人生の意味  美しい自然描写も、この映画の大きな魅力です。森や山々、季節の移ろいが織りなす風景は物語と呼応し、まるで自然そのものがロバートの人生を語る語り手であるかのように感じられます。  カメラは雄大な景色の前で佇む人間の小ささと、そこに宿る儚さを静かに映し取り、私たちが自然の一部として生きていることを改めて思い出させてくれます。その映像世界は、言葉以上に「生きるとは何か」を語っていました。 静けさの中に宿る力強さ  『Train Dreams』は決して派手な作品ではありません。むしろ、日常のささやかな瞬間や、心の奥に積み重なる記憶の重みを丁寧にすくい上げる 映画です。ジョエル・エドガートンの静謐な演技は驚くほど深い情感を宿し、人間味あふれる演技は痛いほど胸に沁み入り、鑑賞後も静かな余韻となって長く心に残ります。  孤独や喪失を抱えながらも、小さく光る幸福を見つけ、生きることの意味を思い返す――そんな体験をそっとこちらに手渡してくれる、静かでありながら力強い作品でした。 観たよ!は映画好きライターたちによる連載コラムです。話題のハリウッド大作からインディー作品、配信限定の映画まで。「これは良かった!」という作品から「イマイチかも…」という作品まで。個人的な視点も交えながら、どんどんレビューしていきます - [SFUキャンパスにギブソン美術館、オープン](https://osanponewscanada.com/gibsonartmuseum-open/): サイモン・フレーザー大学キャンパスに 美術館オープン 初回展示「Edge Effects」には、カナダを代表する現代アーティストら15名が参加 South Façade, view from Ceremonial Walkway. Image courtesy The Mirage Studio and The Marianne and Edward Gibson Art Museum. サイモン・フレーザー大学(SFU)は9月20日、創立60周年を記念して美術館「The Marianne and Edward Gibson Art Museum(Gibson Art Museumギブソン美術館)」をバーナビーキャンパス内に開館した。 大学における芸術文化の振興と、地域社会とのつながりを強化する目的で建設された同美術館。総面積12,100平方フィート(約1,124平方メートル)で、4つのギャラリースペースを備える。トロントを拠点とする Hariri Pontarini Architects のシアマク・ハリリ氏の設計で、 Iredale Architecture との協働。 同美術館の設立は、SFU創立時から同大学で教鞭を取っていた故エドワード・ギブソン教授の家族からの寄付により実現。今回の美術館設立は、彼の理念と功績を称えるかたちで進められた。 館長のキンバリー・フィリップス氏は、「ギブソン博士は文化地理学者でした。そのこともあって、彼は芸術が環境の一部であることを本当に理解していたのだと思います。芸術は社会的な環境の中から生まれ、私たちの世界を理解するための鍵となるものです。だからこそ、彼は美術館を多くの異なる分野が交わることができ、さまざまなアイデアを受け止める“器”のような存在として構想していたのだと思います」と話す。 館内は自然光を多く取り入れた開放的な設計となっており、バスロータリーとキャンパスの双方からアクセスできる2つの出入口を備える。学生や来館者がアートを見ながらくつろぐことが出来るように椅子やソファも随所に設置。フィリップス氏は「大学の美術館は敷居が高く感じられることがあります。だからこそ私たちは、誰もが歓迎されてる場所と感じ安心して芸術に触れられるように、アクセス性を重視しました」とも述べ、コミュニティに開かれた美術館づくりへの思いを語った。 美術館では、地元・国内外の現代アーティストによる企画展を展開するとともに、大学が所蔵する5,900点以上のアートコレクション(絵画、写真、彫刻、インスタレーションなど)も収蔵・公開する。 開館を記念した初回展示「Edge Effects(境界の効果)」には、カナダを代表する現代アーティスト15名が参加。生態系や社会の“境界”に焦点を当てた作品が並び、国境や人種、環境問題といったテーマが多角的に取り上げられる。展示には、メキシコとアメリカの国境をまたいで高校生を撮影したリズ・マゴールさんの写真シリーズや、こだまをモチーフにした望月シンディーさんのインスタレーション、ジンミー・ユンさんのサーマルビデオインスタレーションなどが含まれる。 「Arboreal Time」という、こだまをモチーフにした作品が準常設展示として飾られる望月さん。作品には形も表情もさまざまな、磁器彫刻のこだまが大小合わせて44体、山本稔さんによる焼き杉板の森に集まる。 木の精霊と言われるこだまをモチーフにしたいきさつを、「この大学は森の中にあり美術館も木々に囲まれている。自分の作品を飾る場所には暖炉とソファを置くと聞いた時に、樹木の間に流れる時間というイメージが浮かび、こだまの森をデザインした」と話す。「木霊の森で会いましょう、という気持ちを込めた。ここが、人々がゆっくりと自分を振り返ってみたり、試験で大変な時にはお願い事をしたり、その時々の自分に合ったこだまに出会ってもらう場所になれば。」と期待する。 Gibson Art Museum 8888 University Drive Burnaby, British Columbia 開館時間 水曜~日曜:11:00 am – 5:00 pm 入館無料 - [2025年バンクーバー国際映画祭(VIFF)世界各国から430本以上を上映](https://osanponewscanada.com/viff2025-preview/): バンクーバー国際映画祭(VIFF) 10月2日から開催 「ナイブズ・アウト」新作、「国宝」、「No Other Choice」、「センチメンタル・バリュー」などを上映 10月2日から12日まで、バンクーバー市内各所の映画館で第44回バンクーバー国際映画祭(VIFF)が開催される。今年は26本のワールドプレミア作品を含む、長編映画約170本、短編映画約100本が上映される。 オープニング作品は、リチャード・リンクレーター監督によるコメディ「Nouvelle Vague」、クロージング作品はイド・フルク監督の「Köln 75 」。 注目のガラ部門、スペシャルプレゼンテーション部門― など今年の話題作、各映画祭で話題となった作品がラインアップに No Other Choice / 提供VIFF 日本からの出品作品 海外を拠点に活躍する日本人監督の作品 「国宝」提供VIFF 特別企画として「Spotlight on Korea」:韓国の全州国際映画祭の協力のもと、今注目されている韓国の新進監督6人による作品を特集。 アジア映画プログラマーのPoChu AuYeungさんは「今年も日本をはじめアジア各国からたくさんの良作が出品された」と話す。「『レンタルファミリー』(HIKARI監督)、『あかし』(吉田真由美監督)、『Clan of the Painted Lady』(Jennifer Chiu監督)など、カナダやアメリカを拠点とする監督が自分のルーツであるアジアを舞台にする作品も多くある」 「日本映画では、『国宝』のように日本の伝統芸能を題材とした大作から、『西海パラダイス』や『見はらし世代』のように普通の人の人生の一コマを描いた作品まで、今の日本を多面的に映し出す作品が揃っている。他のアジア各国の作品も、それぞれ異なる視点を届けてくれる作品があるので是非楽しんでほしい」と期待する。 映画以外の関連イベントも多数開催 会場:ダウンタウンの「Playhouse 」、「VIFF Centre」、「グランビルアイランド・シアター」(新会場)、「アリアンス・フランセーズ」(新会場)など10か所。 上映スケジュール、作品の詳細、チケットの購入は映画祭公式サイトを参照のこと。 チケットは一般:21ドル、シニア:19ドル、学生:16ドル。 バンクーバー国際映画祭(VIFF )公式サイト - [トロント国際映画祭(TIFF)で「JUNK WORLD 」上映 堀貴秀監督も登壇](https://osanponewscanada.com/toronto-tiff25-junkworld/): 「JUNK WORLD」深夜上映のMidnight Madness部門で観客を魅了  荒涼とした地下世界とそこに生息する多くの不思議な生命体たち。人間とマリガンによって繰り広げられる時空を超えた壮大なドラマと随所にちりばめられたユーモア。そして特筆すべきが究極の手仕事ともいえる登場キャラクターたちが生きるその世界。9月14日まで開催されていたトロント国際映画祭(TIFF)のミッドナイトマッドネス部門で上映された堀貴秀監督の「JUNK WORLD」は、多くの観客をJUNKワールドの虜にした。 Courtesy of TIFF 堀監督が7年もの歳月をかけて作り上げたSFストップモーション・アニメの前作「JUNK HEAD」(2021年)は、ファンタジア国際映画祭最優秀長編アニメーション賞をはじめ数々の賞を受賞、ギレルモ・デル・トロ監督からも絶賛されるなど世界中の映画ファンを魅了した。  シリーズ第2作となる「JUNK WORLD」は、前作の1042年前の世界が舞台。地下世界での異変を調査するために派遣された、人間と人工生命体「マリガン」の共同チームの冒険を描くストーリー。時空を超える壮大なストーリー展開と、不思議で愛嬌のあるキャラクターたちが織りなす世界感が観るものを引きつける。 今回の映画祭での上映にあたって、トロント入りしていた堀貴秀監督に、作品への思いなどを伺った。 編集部―今回トロント国際映画祭では真夜中(午後11時59分開始)の上映部門にもかかわらず大変盛り上がりました。上映を終えて感想はいかがですか? 堀貴秀監督(以下、堀監督)―あんなに笑いが起こったのはびっくりしました。狙ったところで笑ってくれていたし、前作を観てくれていた人も多かった感じだったし、本当に嬉しかったです。 ―今回の作品は前作よりも前の世界が舞台です。時系列的にそのような設定にされた意図を教えていただけますか? 堀監督―3部作にするとか、時空を超えるというアイデアはもともとあったのですが、実は「JUNK HEAD」の完成後、上映がなかなか決まらない時期があったんです。前作が上映されていないまま続編を作るわけにもいかないので、「JUNK WORLD」は単独で観てもわかるように前日譚としました。 ―作品では登場キャラクターが時空を超え、マルチバースで姿を変えながら活躍します。複雑に展開するストーリーは、観ていて伏線が回収されていく楽しさがすごくありました。 堀監督-映画はストーリーが99パーセント重要なのでそこは妥協しないでやりました。なるべく観る人に伝わるように、一回出来上がってもここはこのタイミングでは伝わらないな、とかパズルのようなもので何度も調整しました。 ―前作では制作に7年もかかり、今回は3年だったと伺いました。 掘監督-最初は何の知識もなく勉強しながら作っていたので、全部新しい体験で覚えることも楽しくて、やっているうちにいつの間にか7年かかったという感じでした。 また、前作では粘土をこねて人形を作り撮影していたのが、今回は3Dプリンターを使ったので同じ人形を何体も作ることができて、撮影のスピードがあがりました。3Dプリンターも、それを覚えるところから始め勉強しながら作ったのは同じですが。 ただ、ある程度工程がわかったので、次の作品からはようやくこだわった物が作れる気がしています。 ―映画終了後にはメイキング映像も流れて、気が遠くなるような手作業で作られた作品だと改めて感じました。 堀監督―CG とかAI の発達で手を使って物を作る作業というのが減っていきているので、手作業の部分も見せるというのも作品の一部かな、と思っています。特にお金がかかるSF を手作業で表現出来たら、もうこれは新しいジャンルにならないかな、と思って。 ―ストップモーションで作ろうというのも最初からのアイデアだったのでしょうか 堀監督-芸術家目指して絵描きになろうと彫刻やったり漫画家を目指したり、そういうのをずっとやってきて40歳くらいで映画を作ろうとなった時、そういう技術が全部集まってコマ撮りになったんです。自分自身も手先なら使える、と思っているのでそこからスタートしました。 ―ストーリーが楽しいのももちろんですが、作品には個性豊かなキャラクター以外にも体の細部までデザインされた生物たちなどが多く登場します。それらは監督がデザインされたのでしょうか。 堀監督―キャラ付けや性格とか、基本になるイメージデザインは自分で描きました。自分の頭の中に、目をつぶればその世界にいるみたいなすごくリアルな世界が出来上がっているので、それを出来るだけ再現しようとしました。本当は(頭の中では)もっとすごい世界なんですけど(笑)、予算も人も足りない中でいかに再現できるかと考えながら作っていました。 ―本当に一瞬しか出てこない生物でも個性豊かに細かいところまで描かれていて驚きました。 堀監督-虫のようなキャラクターでも個性を持っているように表現したいな、と。デザインを考えてどのシーンでどのように動かすかとか考えているだけで、描きながら感情を持っているように見えてくることもありますね。 ―作っているプロセスをお聞きしていると、とても楽しそうです 堀監督-絵コンテを作るまでは、ハリウッドレベルの映像が自分の頭の中に流れているので楽しいですね。いざ作るとなると現実に落とされて(笑)。自分にとって創作は妥協するっていう感覚がついてしまって、楽しいというより辛いところもあります。できるだけ近づけるように頑張ってはいますが、たまに疲れちゃうところもあります。 ―第3作目について何か教えていただけますか? 堀監督―3作目の「JUNK END」は4年後くらいには出せる予定ですが、まだストーリーを練り直しているところです。時系列的には「JUNK HEAD」の後になる予定で、1作目と2作目のキャラクターが時空を超えて出会うという設定になります。 完成するまでの過程も作品の一部として応援していただいてるので、途中経過もXで発信するなどして楽しんでもらえる作品にしていきたいと思っています。 堀貴秀監督 Photo: Osanpo News Canada! 堀監督ー「JUNK WORLD」は細かいところまでネタを大量に仕込んであるので、何度も観て楽しんでもらえれば 短いトロント滞在中にはナイアガラの滝を見に行き楽しまれたという堀監督。次回作も楽しみにお待ちします! - [TIFFレビュー:観たよ!「Eleanor the Great」スカーレット・ヨハンソン監督](https://osanponewscanada.com/cinema-tiff-eleanorthegreat/): 『Eleanor the Great(エレノアってグレイト。)』 スカーレット・ヨハンソン監督 映画レビュー 嘘から始まる、赦しと再生の物語   Eleanor the Great : Courtesy of TIFF  スカーレット・ヨハンソンの監督デビュー作品。前作の「Thelma(邦題テルマがゆく!93歳のやさしいリベンジ」で大活躍をしたジューン・スキッブが、またまた元気でユーモラス、そして少し寂しいおばあちゃんを演じています。でも楽しいだけではありません、とても重いテーマも含まれている作品でした。  あらすじ:高齢のエレノア(ジューン・スキッブ)は、70年来の親友ベッシー(リタ・ゾハー)と支え合いながら穏やかな日々を送っていた。互いの夫はすでに他界し、子どもたちも巣立った今、二人は買い物も散歩もいつも一緒だった。しかし、最愛のベッシーを亡くしたエレノアは、娘の住むニューヨークへと移り住むことになる。新しい環境で何か始めようと、ユダヤ人コミュニティセンターで音楽クラスに参加しようとするが、誤ってホロコースト生存者のための支援グループに紛れ込んでしまう。そこで、なりゆきから親友ベッシーの体験を自分の過去として語ってしまうのだった。やがてその嘘は広まり、エレノアの周囲を巻き込む思わぬ事態へと発展していく。そんな中、彼女は、若い女性ニーナ(エリン・ケリーマン)と心を通わせるようになる。世代も背景も異なる二人の友情は、エレノアに「自分として生きる」勇気を取り戻させていくのだった。  スカーレット・ヨハンソンの監督デビュー作『Eleanor the Great(エレノアってグレイト。)』は、老いと喪失、そして記憶の重みを、穏やかなまなざしとユーモアを交えて描いた人間ドラマ。主人公エレノアを演じるジューン・スキッブは、長い人生を生きてきた者だけが漂わせる温かさと痛みを感じさせ、完璧ではないけれど憎めない―そんな愛すべき“おばあちゃん”像を作りあげていてます。本当に最高です!  本作の魅力は、重いテーマの中にも息づくユーモア。フロリダでの穏やかな日常や、ニューヨークでの不器用な再出発には、笑いと切なさが絶妙に混ざり合います。特にエレノアがふとしたきっかけで嘘をついてしまい、物語が思わぬ方向へ転がっていく場面では、「一体ここから、どうするの⁉」とハラハラしながらも、なぜか彼女を責める気持ちは起こりません。  親友の体験を自分のものとして語ってしまうというエレノアの過ちは、単なる嘘ではなく、亡き親友の記憶を生かそうとする無意識の祈りのようにも思えました。作中でベッシーが「私がいなくなれば、弟が生きていたことを知る人はいなくなってしまう」という意味の言葉を語る場面が、“引き継ぎ、伝えていくべき記憶”の大切さを強く思い起こさせます。もちろん、嘘やなりすましは絶対に許されることではありませんが。  物語は静かなテンポで進みながらも、ユーモアと温もりが随所にちりばめられ、決して重苦しくはなりません。特に、若い女性ニーナとの交流を通じてエレノアが再び生きる力を取り戻していく後半は、世代を超えた友情の尊さを感じさせ、心に温かい余韻を残します。  ヨハンソン監督はエレノアを一方的に“悪人”や“弱者”として描くことを避け、複雑で愛すべき一人の人間として見つめます。その視点が、この作品を単なる“おばあちゃんコメディ”ではなく、深い人間ドラマにしているのではないでしょうか。笑顔と静かな感動を求める人に、ぜひおすすめしたい映画です。 それにしても、ジューン・スキッブ、95歳!!拍手しかないです。 トロント国際映画祭のプレミア上映には、スカーレット・ヨハンソン監督と、ジューン・スキッブさん、エリン・ケリーマンさん、キウェテル・イジョフォーさんも登壇しました! 観たよ!は映画好きライターたちによる連載コラムです。話題のハリウッド大作からインディー作品、配信限定の映画まで。「これは良かった!」という作品から「イマイチかも…」という作品まで。個人的な視点も交えながら、どんどんレビューしていきます - [トロント国際映画祭TIFFで「レンタル・ファミリー」上映 HIKARI監督も登壇](https://osanponewscanada.com/tiff-rentalfamily/): トロント国際映画祭で「レンタル・ファミリー」上映 監督、ブレンダン・フレイザーさんが舞台挨拶、Q&A行う 偽りの関係がつむいだ、心の絆 Shannon Gorman and Brendan Fraser in RENTAL FAMILY. Photo by James Lisle/Searchlight Pictures. © 2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved. トロント国際映画祭(TIFF)で9月6日、「レンタル・ファミリー」を上映。HIKARI監督、主演のブレンダン・フレーザーさんも登壇し上映後はQ&Aにも応じた。  あらすじ:東京で落ちぶれたアメリカ人俳優フィリップ(ブレンダン・フレーザー)は、生活のために“レンタル・ファミリー”というサービス会社で依頼者の家族役を演じ始める。他人の人生に深く関わる中で、彼は思いがけず人との絆や“家族として受け入れられる喜び”を再発見していく。 やがて、仮の役割を演じることで自分自身の居場所と生きる意味を問い直す。 作品は、実在する“家族を貸し出す”サービスを題材に、孤独やつながりの本質を静かに問いかける。フレイザーさんの繊細でユーモアもある演技と、平岳大さん、柄本明さんら日本人キャスト陣の自然体な演技が絶妙に交差し、文化や言語の違いを超えた普遍的なメッセージを浮かび上がらせている。美しく切ない日本の情景も相まって強い印象を残す。 HIKARI監督と主演のブレンダン・フレーザーさんは上映後、会場でQ&Aセッションも行い作品への思いも語った。 Q&AでHIKARI監督は、レンタル家族というビジネスを通して「血のつながりを超えた家族のかたち」を描きたかったと語り、作品に込めたテーマや日本の風景美へのこだわりを観客に伝えた。 主演のフレイザーさんのキャスティングについては、「彼を見た時に、この人が私のフィリップ(役名)だ!」と迷いがなかったことを笑顔で明かした。 フレイザーさんは、撮影現場では日本人キャストやスタッフから多くのサポートを受けたと語り、「お互いが理解しようとすることが大切」と言語の壁を越えた表現への挑戦を振り返った。 また、「誰でも自分に疑問を持ち自信がなくなる時はあると思う。しかし、あなたは十分に素晴らしい、と気づいて欲しい。それがフィリップが彼の旅で学んだことだし、自分もこの作品から学んだことだ」と述べ会場の共感を集めた。 TIFF 上映前にレッドカーペットでのHIKARI監督とブレンダン・フレーザーさん Photo:Osanpo News Canada! - [観たよ!『Nirvanna the Band the Show the Movie』TIFFレビュー トロントを舞台に繰り広げる最高のコメディ](https://osanponewscanada.com/cinema-tiff-nirvanna-the-band-the-show-the-movie/): 『Nirvanna the Band the Show the Movie』映画レビュー トロントを舞台に繰り広げる最高のコメディ 『Nirvanna the Band the Show the Movie』(マット・ジョンソン監督) Nirvanna the Band the Show the Movie/ Courtesy of TIFF 今年一番笑った映画だった!  2026年トロント国際映画祭(TIFF)のミッドナイト・マッドネス部門オープニング作品は、トロントを舞台に二人の男たちが繰り広げる、笑いと、驚きと、アホらしさと、友情がたくさん詰まった素敵な映画でした。  マット・ジョンソン監督・主演の『Nirvanna the Band the Show the Movie』は、カナダ発のカルト的人気を誇るVicelandシリーズを映画化した作品で、ドキュメンタリー風の演出、ゲリラ撮影、タイムトラベルを組み合わせた、シュールで型破りなコメディです。映画祭で上映されるやいなや、トロントを中心に地元カナダ民から、2026年を代表するコメディの一本として熱狂的な支持を集めている今年大注目の一本です。  あらすじ: 売れないミュージシャンのマットとジェイは、トロントのライブハウス「The Rivoli」で演奏するという長年の夢をかなえようと、ある無茶な計画を実行します。しかし、その作戦が大失敗した末、思いがけず2008年へタイムスリップ! 過去をやり直して夢を実現しようと奮闘するものの、次々と予想外の騒動に巻き込まれていきます。 「低予算コメディ」の見た目に騙される  予告編だけを見ると、素人同然のバンドマン二人が騒動を巻き起こすだけの、ゆるいモキュメンタリーのように映ります。しかし、驚かされるのは、その雑さ?インディーっぽさ?が実は極めて緻密に設計された演出だったという点です。  CNタワーやQueen St.など、見覚えのある場所でのゲリラ撮影、即興芝居、実写とVFXを組み合わせた大胆な映像、そして『バック・トゥ・ザ・フューチャー』へのオマージュを軸にしたタイムトラベル映画としての完成度。DIY精神に満ちた作品でありながら、どうやって撮ったのか分からない大胆な映画作りがすごく上手く収まって、何とも言えない学生映画のような楽しさを創り出すのに成功しています。 爆笑コメディであり、友情映画でもある  そして、この作品の一番の魅力は「笑える」だけでは終わらない作品だということ。  主人公のマットとジェイは、何年経っても成功しないバンドマンで、ひたすら無謀な計画を立てては失敗を繰り返します。その姿は一見するとアホらしさの連続ですが、物語が進むにつれ、夢を諦めきれない二人の関係や、長年積み重ねてきた友情が少しずつ浮かび上がってきて、そこがなんともチャーミングなのです。 シリーズ未見でも、トロントを知らなくても楽しめる?  本作は2007年からカナダで続くウェブシリーズ、さらにテレビシリーズを経た長寿人気コンテンツの映画化です。しかし、全くの予備知識無しにこの映画だけ観ても問題なく楽しめ、初めて観る人も新たなファンへ変えてしまう作品に仕上がっています。もちろん、シリーズを知っていれば細かなセルフパロディや伏線をより深く楽しめるでしょうし、舞台となるトロントの土地勘があれば、面白さが増すことは事実だと思いますが、上映された際にはその辺を知らない人も皆楽しんでいました!  マット・ジョンソン監督は『BlackBerry』で注目を集めた監督です。本作では前作と少し違って、商業映画的な洗練よりも学生映画のような自由さを前面に押し出しています。その自由さこそが、この作品を映画作りそのものへの愛に満ちた作品にしていると言えるでしょう。『Nirvanna the Band the Show the Movie』は、単なる爆笑コメディではなく、映画という表現への途方もない遊び心と愛に満ちた作品でした。  日本での公開及が待たれる作品です。 Nirvanna the Band the Show the Movie マット・ジョンソン監督/ Courtesy of TIFF - [バンクーバー夏の終わりの風物詩 PNE FAIR 今年の屋台フードを紹介!](https://osanponewscanada.com/vancouver-pne-food2025/): PNE定番のミニドーナツから、カレープティン、ブルーベリーピザなどの新メニューまで 今年もバンクーバーのPNE(Pacific National Exhibition)では、2週間の期間限定でサマーフェアを開催している。遊園地、ドッグショー、ファーム動物園、ライブステージ、景品がもらえるカーニバルゲームなど様々なエンターテインメントが催されている園内は、過ぎゆく夏を惜しむかのように多くの来場者で賑わっている。 PNE FAIRで楽しみと言えば食べ物屋台 今年も約50の屋台が出店。ミニドーナツやコーンドッグなど定番のフェアメニューから、カレープティンやブルーベリーピザなどの趣向を凝らした新メニューまで。多種多国籍な料理が来場者を迎える。 今回はPNEおすすめのメニューを中心に、FAIRならではのフードを紹介! BC Blueberry Mascarpone Crumble Pizzaー by Cheeky Italian Pizzeria ペパロニ、チーズなどのピザも提供する同店で話題になっているのが、BC州産のブルーベリーを ふんだんに使ったこのピザ。おやつにも最適 Cowboy Candy Ice Creamーby Summerland Soft Serve 今年でPNE出店30周年という老舗のアイスクリーム屋が提供するのは、マンゴーアイスクリームに甘く煮たハラペーニョを乗せて、Tajin (タヒン)でスパイスアップしたアイス JapaCurryBeefーby Rotato Potato カナダ名物のプティン店ではバラエティ豊かなプティンを提供。同店イチオシは日本スタイルの カレーをトッピング Apple Crumble Perogiesーby International Perogies ポテトとチェダーチーズが詰まったペロギーを、いろいろなスタイルで提供している同店。今年の新メニューはアップルとシナモンシュガーでデザート風味 Ube Corndog ーby Corndog King 1969年から出店している同店で人気のメニューは、ソーセージとチーズをウベ(紫ヤマイモ)の衣で包んで揚げたコーンドッグ Canadian Corndog, Eh?―by Big Cocos パンケーキと同じ材料の衣にベーコンとメープルシロップをまぶした、カナディアンの朝ごはんのようなコーンドッグ Tarte au Sucre (Sugar Shack Pie Mini Donuts) – by Little Donut Bakery 今ではフェア定番となったミニドーナツを、1968年にカナダ西部で初めて提供した老舗。屋台で次々と出来上がる小さなドーナツはシナモンシュガーとの相性も良し Dubai Funnel Cakesーby Pennsylvania Funnel Cakes アメリカの伝統的なデザート、ファンネルケーキをドバイチョコレート風に、チョコレート、ピスタチオクリームでデコレーション Lemonade Infused with Sweetgrass and Strawberry with Sopalali Foamーat Safeway Cooking Stage (inside the Marketplace) 地元の人気シェフたちが登場し、クッキングショーを行うステージ。今年は先住民族料理のレストラン「Salmon’N Bannock」と「Ancestors Café 」のシェフも参加。写真は両店のシェフ提供の、スイートグラス、いちごを混ぜたレモネードにソープベリーの泡をのせたドリンク ** PNE FAIR 2025 8月16日~9月1日まで 営業時間は11:00 a.m. ~11:00 p.m.  入場料は大人=25ドル(オンライン20ドル)、13歳~18歳=16ドル(オンライン14ドル)、4歳~12歳=9ドル、(オンライン7ドル) 遊園地の乗り物券は別途必要 […] - [2025年トロント国際映画祭(TIFF) 注目作品の紹介](https://osanponewscanada.com/toronto-tiff-films25/): ライアン・レイノルズ、キアヌ・リーブス、スカーレット・ヨハンソンら多数のセレブがトロント国際映画祭に来場予定 2025年9月4日から14日まで開催 チケットの一般販売は8月25日からスタート 購入はTIFF公式サイトから 今年もトロントのダウンタウンで9月4日から、「トロント国際映画祭(TIFF)」を開催。世界中から映画ファン、セレブ、業界関係者が集まる華やかな10日間が始まる。 トロント国際映画祭は毎年300本以上の作品を上映。期間中70万人を動員する北米でも最大級の映画祭。同映画祭での注目作はアカデミー賞でも有力候補となることが多く「オスカーの前哨戦」としても知られる。 50周年の節目となる今年も、ハリウッドスターたちがレッドカーペットに登場するプレミア作品の上映を多数予定している。 上映作品のなかから、注目作品と上映日を一挙に紹介!  **上映日の横にPremiumとあるものがレッドカーペットの敷かれる上映回です。レッドカーペットは映画のチケットが無くても見ることができます! **日本関連作品も今年は豊富です!日本映画のリストと上映日はこちらの記事をご参照ください  John Candy I Like Me (Colin Hanks監督)Opening Gala Image Credit: Courtesy of the Candy Family Estate 今年のオープニング作品に選出されたのは、トロント出身のコメディアン、ジョン・キャンディの人生を追うドキュメンタリー。プロデューサーはカナダ人俳優のライアン・レイノルズ。 上映日 9月4日 6:00 p.m. VISA Screening Room at the Princess of World Theatre  Premium                     8:00 p.m. Roy Thomson Hall Premium 9月11日 9:00 p.m. Scotiabank Theatre Toronto 9月12日 9:00 a.m Scotiabank Theatre Toronto 9月13日9:00 a.m Scotiabank Theatre Toronto 9月14日 9:25 a.m. Scotiabank Theatre Toronto Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery(ライアン・ジョンソン監督)Special Presentations Courtesy of TIFF ダニエル・クレイグが名探偵ブノワ・ブランを演じる人気ミステリーシリーズの最新作。ジョッシュ・オコナ―、グレン・クローズらが出演。 上映日 9月6日 6:00 p.m. VISA Screening Room at the Princess of Wales Theatre  Premium 9月7日 8:30 a.m. TIFF Lightbox Premium […] - [2025年トロント国際映画祭(TIFF)日本映画の紹介](https://osanponewscanada.com/toronto-tiff-japanesefilms25/): トロント国際映画祭  「国宝」、「8番出口」、「遠い山なみの光」、 「果てしなきスカーレット」などの日本映画を上映 トロント国際映画祭は2025年9月4日から14日まで開催 チケットの一般販売は8月25日からスタート 購入はTIFF公式サイトから 今年もトロントのダウンタウンで9月4日から、「トロント国際映画祭(TIFF)」を開催。世界中から映画ファン、セレブ、業界関係者が集まる華やかな10日間が始まる。 トロント国際映画祭は毎年300本以上の作品を上映。期間中70万人を動員する北米でも最大級の映画祭。同映画祭での注目作はアカデミー賞でも有力候補となることが多く「オスカーの前哨戦」としても知られる。 50周年の節目となる今年も、ハリウッドスターたちがレッドカーペットに登場するプレミア作品の数々や、「国宝」、「遠い山なみの光」、「8番出口」など今話題の日本映画、世界各国の注目作品などがラインアップにずらりと並ぶ。 上映作品のなかから、日本関連の作品と上映日を一挙に紹介! Rental Family (HIKARI監督) Special Presentations Brendan Fraser in RENTAL FAMILY. Photo by James Lisle/Searchlight Pictures. © 2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved. 「37セカンズ」で世界から注目を集めたHIKARI監督の作品。ブレンダン・フレイザーが東京で暮らす落ちぶれた俳優を演じる。「家族」のような役割を演じる“レンタルファミリー”の仕事を通して彼の心に起こる変化を描く。平岳大、柄本明らが出演。 上映日 9月6日8:45 p.m. Royal Alexandra Theatre  Premium 9月7日3:45 p.m. Scotiabank Theatre Toronto 9月11日 11:45a.m. Scotiabank Theatre Toronto 9月12日12:30 p.m. TIFF Lightbox 9月13日9:30 p.m. Scotiabank Theatre Toronto Kokuho 原題:「国宝」(李相日監督)Special Presentations Courtesy of TIFF 吉田修一による同名小説の映画化。吉沢亮、横浜流星、寺島しのぶらが出演。芸の道に人生を捧げた男の激動の人生を描く。 カンヌ国際映画祭の監督週間でも上映された。日本では興収100億円を突破し大ヒット上映中の話題作。 上映日 9月11日 8:00 p.m. Royal Alexandra Theatre 9月12日 7:00 p.m. Scotiabank Theatre Toronto A Pale View of Hills 原題:遠い山なみの光 (石川慶監督)Special Presentations Courtesy of TIFF カズオ・イシグロによる同名小説の映画化。広瀬すず、二階堂ふみらが出演。カンヌ映画祭「ある視点」部門で上映された。北米プレミア 上映日 9月11日6:15 p.m. TIFF Lightbox 9月12日5:30 p.m. Scotiabank Theatre Toronto 9月13日12:45 p.m. Scotiabank Theatre Toronto Exit 8 原題:8番出口(川村元気監督)Centrepiece […] - [スティーブストンでマリタイムフェスティバル開催](https://osanponewscanada.com/event-richmondmaritimefestival25/): 「海洋」をテーマに様々な無料イベントを実施 8月23・24日 Wooden boats and ships at the Richmond Maritime Festival 2024. Courtesy of the City of Richmond. 漁港の街として知られるリッチモンド市、スティーブストンの「Britannia Shipyard」で8月23日と24日、「リッチモンド・マリタイム・フェスティバル(The Richmond Maritime Festival )」を開催。「海洋」をテーマに様々な無料イベントを企画する。今年で22回目。 今年は過去最大級の音楽ステージを設置。地元バンドによるマリタイム音楽満載のラインナップが予定されている。バンクーバーとナナイモを拠点とするシンガーソングライターのMurfitt & Mainは、ルーツミュージックの伝統を受け継ぐオリジナル曲をベース、ギター、バンジョー、マンドリンで演奏、Collage Tradは、地元のフィドル伝統にスウィング、ジャズ、ロックの要素を加えた多彩な演奏を披露する。過去のフェスティバルにも出演した人気グループ、Irish Wakers、Nautical Notes、The Whiskeydicksも再登場する予定。 Families enjoy a skit by Segal the Seagull at the Richmond Maritime Festival 2024. Courtesy of the City of Richmond. 子ども向け劇場「Seaside Puppet Theatre」では、アコーディオン奏者Dan Proppの音楽とLulu the Mermaid、Rikki the Ratなどのパペットたちが登場。家族向けの「Octopus Garden」では、無料フェイスペイントや「Stories on Wheels」によるストリート・シアター紙芝居も行う。 Children taking part in face painting at the Richmond Maritime Festival 2024. Courtesy of the City of Richmond. コミュニティ参加型プロジェクト「Knitting Tree」も実施。漁師や船乗りに受け継がれてきた編み物の歴史に敬意を表し、自分の編み針やかぎ針を持参した来場者が週末を通じて共同作品作りを行う。その他、Grace Gihmによるサイアノタイプのプリント、Cat Hartの網作り、Ralph Headingの自分だけのボート工作、Aiko Matsushibaの折り紙など、体験型ワークショップも多数企画する。 ドックエリアでは、修復された歴史的な船も公開。世界最古の木製船体蒸気タグボート「SS Master」(103歳)や、MV Gikumi、Midnight Sun、Sandra Jean II、Island Providerなどウエストコーストのワークボートが登場する。(ドックの見学時間は、公式ウェブサイトに記載) Richmond Boat Buildersワークショップでは、ブリタニア造船所の伝統技術が息づく現場を開放。スティーブストンで建造されフレーザー川、ジョンソン海峡、リバーズ・インレット、カマノ海峡沿岸で漁に使われてきた、62年の歴史を持つ37フィートのギルネット&トロール漁船「Crystal S」の修復作業を公開する。 会場には、新規出店のMango Yummy、Golden Bannock、Rolled West Coast […] - [バンクーバー・ホワイトキャップスにトーマス・ミュラー選手が加入](https://osanponewscanada.com/vancouver-whitecaps-muller/): トーマス・ミュラー、バンクーバーのBCプレースでの初戦は8月17日 Photo:Vancouver Whitecaps MLSのバンクーバー・ホワイトキャップスは8月6日、バイエルン・ミュンヘンを退団したトーマス・ミュラー選手の獲得を発表した。 契約期間は2025年のシーズン終了までだが、2026年シーズンを特別指定選手としてプレーするオプションも含まれている。 バンクーバー・ホワイトキャップスFCは現在MLS西地区で2位。ミュラー選手は「バンクーバーに行き、このチームの優勝に貢献できることを楽しみにしています」とコメント。「街について素晴らしい評判を聞いていますが、何よりもまず勝つために来ました。アクセル・シュスターCEOやイェスパー・ソレンセン氏ともとても良い話ができましたし、いよいよサポーターの前でプレーできること、そしてプレーオフに向かう中でBCプレイスに多くのファンが来てくれるのを見るのが待ち遠しいです」とも。 ミュラー選手は、バイエルン・ミュンヘンで17シーズンにわたり活躍。250ゴール、238アシストなどの記録を残し、2度のチャンピオンズリーグ優勝や13度のブンデスリーガ優勝などに貢献した。今シーズン好調なホワイトキャップスに加わった大きな助っ人に、地元バンクーバーでは優勝への期待が一層高まっている。同選手が8月13日にバンクーバー国際空港に到着した際には多くのファンが集まり歓迎の声をあげた。 ミュラー選手のホワイトキャップスでの初戦は、8月17日となる予定。会場はバンクーバー、ダウンタウンにあるBCプレーススタジアム。 チケット、同チームのスケジュールはチームサイトに掲載する。 Vancouver Whitecaps公式サイト - [バンクーバーに虹色のプライド・バス 夏の終わりまで市内を運行](https://osanponewscanada.com/news-vancouver-pridebus25/): 8月3日のプライド・パレードに合わせて運行開始 Pride Bus Photo:TransLink バンクーバーの公共交通機関を運営するTransLink社は8月3日から、虹色にラッピングしたプライドバスの運行を開始する。 8月3日のプライド・パレードに合わせて導入されるプライドバス。 同社では2017年以来、プライドパレードの日に色鮮やかなプライドバスを走らせメトロバンクーバーの2SLGBTQIA+コミュニティを祝っている。 TransLink 社のケビン・クインCEOは、「プライドパレードに参加することはTransLinkにとって意味のある伝統であり、再び2SLGBTQIA+コミュニティをサポートできることを誇りに思います」とコメントする。 今年のバスはユニコーンが描かれたレトロなデザイン 今年のバスは、同社内で開発された鮮やかな16ビットのユニコーンが描かれたレトロなデザインでラッピングされている。 「これは自己表現、ノスタルジア、そして大胆に自分らしくあることの魔法を象徴しています」と同社広報は説明。 またバンクーバーエリアで2SLGBTQIA+コミュニティに貢献したアーティストの故ジョー・アベレージ氏へのオマージュとして、氏の代表的な作品のひとつである「Bee Line」アートワークを参照した蜂の絵も描かれている。 バスはパレード当日はダウンタウのパシフィックブルバードで運行。その後は夏の間市内の様々なルートで運行する。 - [バンクーバーのレストラン「White Spot」で「Pirate Pak Day」海賊船ミールを提供](https://osanponewscanada.com/vancouver-whitespot-piratepakday25/): 大人にも海賊船ミールを提供 今年もBC州全域51店舗で8月13日に開催  収益の一部はチャリティーに寄付 Photo: Pirate Pak Day/ White Spot バンクーバーを中心にブリティッシュ・コロンビア州で展開するファミリーレストラン、White Spot (ホワイトスポット)は8月13日、「パイレーツパック・デー」を開催。この日のみ限定で大人も海賊船に載ったメニューアイテムを楽しむことができる。 収益の一部をBC州を拠点とする慈善団体「Zajac Ranch」に寄付する目的で実施。 約60年にわたり、ブリティッシュコロンビア州の100万人以上の小さな「メイト」(10歳以下限定)に愛されてきた「パイレーツパック」。100%リサイクル可能な紙製の海賊船にハンバーガーやフレンチフライ、ゴールドコインなどを載せて提供する子どもたちの人気メニュー。 「パイレーツパック・デー」は、この日に限り全ての年齢の来店客が「パイレーツパック」のオーダーが可能。大人用には子どもサイズではなく、レギュラーサイズの「The Legendary Burer TM」「Bacon Cheddar Burger」、「 Brie & Mushroom Veggie Burger 」などを海賊船に載せて提供する。 同レストランは、パイレーツパック1つの販売につき2ドルを、重い病気や身体的・精神的障がいを持つ子どもや若者たちがサマーキャンプ体験を得られるように活動している団体「Zajac Ranch」に直接寄付する。 Photo:White Spot / Zajac Ranch レストラン広報は「これまでにも、ホワイトスポット・コミュニティは様々な募金活動に参加し、『Zajac Ranch』のミッション支援のために100万ドル以上を集めてきました。パイレーツパック・デーに参加する全てのお客様が、直接かつ前向きに何百人もの子どもたちの人生に影響を与えるチャンスを持っています。集まった寄付金によって多くの子どもたちが毎年のサマーキャンプに参加できるようになり、カヤック、乗馬、水上スポーツなど(全てバリアフリー対応)を楽しみ、障壁のない子ども時代を満喫することができるのです」とその意義を話す。 「パイレーツパック・デー」は8月13日、BC州内51店の「White Spot 」フルサービス店で実施。(同系列の「Triple O’s 」店は除く) - [トロントのCNEで「結婚式コンテスト」 賞品は遊園地で挙げるセレモニー!](https://osanponewscanada.com/toronto-cne-wedding/): トロントの移動遊園地、CNEで結婚式を 優勝カップルには無料でセレモニーやウェディングフォト、98 DegreesのコンサートなどをCNEが提供 トロントで毎夏終わりに恒例のイベントCNEで7月24日、「Marriage on the Midway」コンテストを開始。会場内のミッドウェイ(遊園地エリア)でCNE全額負担の結婚式を挙げるカップルを募っている。 毎夏終わりに賑わうCNEのMidway Photo CNE CNEは毎夏終わりにトロントで行われる期間限定のイベント。移動式遊園地や航空ショー、コンサートなどを行う夏の風物詩。 今年は8月15日~9月1日まで開催される。 結婚式コンテストの賞品には、象徴的なスーパーホイールを背景にした誓いのセレモニー、公式の結婚式写真家による写真、CNE初のケーキデコレーションコンテストの一環としてデザインしたウェディングケーキが含まれる。 合わせて、優勝カップルとその招待客20名には、North American Midway Entertainmentから提供される乗り物パス、500ドル分の食事券、Bell CNE Bandshellで行われる98 Degreesのコンサートで彼らのヒットウェディングバラード「I Do (Cherish You)」を聴くための予約席も提供される。 応募には、カップルについてのストーリーと何故CNEで結婚式を挙げたいのかの記入が必要。 「毎年、CNEで初めてのデートをしたり、夏の仕事中にパートナーと出会ったりしたといった話を聞きます。また、CNEで初めて出会い恋に落ち、50年以上結婚しているベンダーも何人か知っています」と、CNEマーケティングディレクターのジェーン・マシューズさんは話す。「過去にはCNEで結婚のプロポーズも行われました。そこで今年は結婚式をしてみてはどうかと思いました」とコンテストのいきさつを話し、CNEで結婚式を挙げたいカップルからの様々なエピソードを期待する。 結婚式コンテストは、18歳以上のオンタリオ州の住民を対象とする。応募締め切りは8月8日11:59 p.m.(ET)。 優勝カップルは8月15日までに選ばれ、結婚式は8月23日に行われる。 尚、CNEは「この結婚式は愛の象徴的に祝うことを目的としたものであり、法的に認められた結婚や式典ではありません」としているので、法的な結婚には別途定められた手続きも必要。 コンテストの詳細と応募についてはCNE応募ページを参照のこと。 CNE Marriage on the Midway 応募ページ - [バンクーバーで古楽音楽祭 「BACH & Mozart: In Endless Ascent 」今年で55回目](https://osanponewscanada.com/event-emvsummer25/): アーリーミュージック・バンクーバー (EMV)、音楽と自然の超越的な探求をテーマに夏の音楽祭を開催。 Alexander Weimann. Photo by Mark Mushet バンクーバーの市内各所で7月26日から8月8日まで、Early Music Vancouver (EMV)による夏の音楽祭「BACH & MOZART: In Endless Ascent」を開催。55回目を迎える今年は、カナダ国内外から50人以上の古楽アーティストらが参加する。 初日の26日には、グランビルアイランドで行う無料のコンサートでイベントを開幕。(12:00pm と1:00pm) プログラムハイライトにはPBOディレクターのアレクサンダー・ヴァイマンさんも プログラムハイライトには、Pacific Baroque Orchestra(PBO)のディレクターであるキーボーディストのアレクサンダー・ヴァイマンさんが特別ソロ出演する「True North Variations: O Canada Reimagined」や、モントリオールを拠点とするバロックダンスカンパニーLes Jardins ChorégraphiquesとPBOが共演する音楽とダンスの特別な祝典「The Enchanted Forest」が含まれる。 バンクーバー出身のバイオリニスト、クロエ・キムさんがモントリオールの音楽家と共に演奏するバッハの「音楽の捧げもの」、クリスティーナ・ハッテンさんが、バンクーバーのSound of Dragon SocietyとEMVのアーティストが参加する「Silk Strings」で行う、中国とバロックの楽器の珍しいコラボレーションなども。 Marie-Nathalie Lacoursière of Les Jardins Chorégraphiques. Photo courtesy of Early Music Vancouver. Early Music Vancouver (EMV)は、異文化間の対話と多様な視点や過去との関係を探求するためのプラットフォームを提供。芸術監督兼エグゼクティブディレクターでありソプラノ歌手のSuzie LeBlanc, C.M.の指導の下、年間40以上のライブパフォーマンスとデジタルコンサートを開催し、世界中から集まった古楽ジャンルの著名なアーティストたちを紹介している。 スージー・ルブランさんは、「木々が空に向かって伸びるように、私たちも自然の生態系の一部として最高の自己表現を目指し進みます。音楽は心と感情の言語として、その私たちの旅路を支えてくれるものです」と話す。 「今年のフェスティバルでは、東西の音楽、過去と現在の音楽を融合させ、私たちの世界の自然の美しさを祝福します。過去の偉大な巨匠、J.S.バッハとW.A.モーツァルトの作品が、カナダの作曲家ドロシー・チャン、エドワード・トップ、ラン・タン、グレゴリー・ボートン、グレゴワール・ジェイによる新作が対比され、大地の力から天の神秘、そして魂の最終的な昇華に至るまでのテーマを探求しながら、私たちを新たな神秘的高みへと導いてくれるでしょう」と来場を呼びかける。 7月26日~8月8日まで 音楽祭の会場は、Christ Church Cathedral (690 Burrard St.)Chan Centre for the Performing Arts (6265 Crescent Rd.)Vancouver Playhouse (600 Hamilton St.)The Annex (823 Seymour St.)Granville Island – Chain & Forge Plaza 料金は$25~$88。(学生=$15) 音楽祭のスケジュールとチケットの購入方法はサイトに掲載する。 Early Music Festival (EMV)サイト - [プロ女子サッカーチーム、バンクーバーRise に岡本祐花選手が入団 ](https://osanponewscanada.com/vancouver-vancouverrise-okamoto/): NSL所属の同チームにはウルフ・ジェシカ結吏選手も所属 Photo:Vancouver Rise バンクーバーを拠点とする女子サッカーNSLリーグのチーム「Vancouver Rise 」は7月22日、元AC長野パルセイロ・レディースの岡本祐花選手の入団を発表した。 NSL(Northern Super League )は2025年4月に開幕したカナダ初の女子プロサッカーリーグ。Vancouver Riseにはゴール・キーパーのウルフ・ジェシカ結吏選手も所属している。 Vancouver Rise FCのプレジデント、シネード・キングさんは「祐花を迎えることができてとても嬉しいです。彼女は日本でトップディフェンダーとしての実力を証明しました。戦術的に優れた選手で、豊富な経験と安定感を我々のディフェンスラインにもたらしてくれます」と話す。 同チーム広報は、「岡本はAC長野でほぼすべての試合に出場し、4シーズンのうち3シーズン(2022/23、2023/24、2024/25)で完璧な出場記録を達成した」と同選手を紹介。 ヘッドコーチのアンジャ・ハイナー・モラーさんは、「祐花が試合に出場することを非常に楽しみにしています」とし、「高い技術レベルと攻撃的なマインドセットを持つ選手で、我々のプレースタイルに非常にマッチしています」とその活躍を期待する。 Vancouver Riseの試合スケジュールとチケットの購入はチーム公式サイトから Vancouver Rise 公式サイト - [トロント国際映画祭TIFF 「ナイブズ・アウト3」、「レンタル・ファミリー」などを追加発表](https://osanponewscanada.com/event-tiff25-galapresentations/): ガラ・スペシャルプレゼンテーション部門で上映する注目の11作品 The Choral/ courtesy of TIFF 「トロント国際映画祭(TIFF)」は7月16日、「ガラ・プレゼンテーション」と「スペシャル・プレゼンテーション」部門の新たな上映作品11本を発表した。 今回発表された上映作品には、ダニエル・クレイグ主演のミステリーシリーズ「ナイブズ・アウト」の第3弾、前作「37セカンズ」が高い評価を受けたHIKARI監督による新作でブレンダン・フレイザー主演の「レンタル・ファミリー」、クロエ・ジャオ監督作品でポール・メスカル主演の「Hamnet」、「教皇選挙」が話題となったレイフ・ファインズ主演の「The Choral」など注目作品が多く並ぶ。 選定された作品は以下の通り: Gala Presentation Special Presentation TIFF は多様な国際的観客に向けて新たな視点と映画芸術の卓越性を推進するという使命を掲げており、今回選ばれた作品もその精神を反映している。TIFFのチーフプログラミング・オフィサーのアニータ・リーさんは「TIFFは創設以来、私たちの目を開かせ、人々をつなぐ世界の映画を支援してきました。今回、ガラ部門およびスペシャル・プレゼンテーション部門からさらに11作品を発表できることを嬉しく思います。これらの作品は、今日最も注目され高い評価を受けている監督たちによる、驚くべき独創性と卓越性を示しています。多様な声とスタイルが反映されており、TIFFの精神と我々の観客への献身を体現しています」と評する。 第50回トロント国際映画祭は9月4日~14日まで。チケットの販売はTIFFメンバー=8月15日、一般=8月25日から開始する。 詳細はTIFF公式サイトに掲載する トロント国際映画祭TIFF 公式サイト - [バンクーバーでEastside Arts Festival開催](https://osanponewscanada.com/event-eastsideartsfestival25/): ワークショップや音楽ライブなど 7月18日~27日まで  無料・有料の各種イベントをアートスタジオなどで開催 7月26日にはMcLean Parkで終日無料の野外イベントも Eastside Arts Festival 2025 Photo by Wendy D Photography バンクーバーのイーストサイド・アートソサエティ(EAS)は7月18日から27日まで、「Eastside Arts Festival」を開催する。 今年で5周年を迎える同フェスティバルは、チャイナタウン、ストラスコナ、コマーシャルドライブ、マウントプレザントなど、バンクーバーのイーストサイド・アートディストリクト(EAD)における多様な芸術活動を祝う目的で開催。 期間中、アートワークショップ、ライブパフォーマンス、ガイド付きウォーキングツアーや、幅広い年齢を対象とする無料のアートアクティビティなどを企画する。 Eastside Arts Festival 2025 Photoby Wendy D Photography ワークショップでは、植物性染料を使用したエコプリントや金刺繍、フェルトのメイソンジャーカバー作りなど、ユニークで多彩なアート体験を手頃な価格で提供。 Rickshaw Theatreとのパートナーシップによるパフォーマンス、Hogan’s Alley SocietyやHeritage Vancouver Societyによるガイド付きウォーキングツアー、Belle Spirale Dance Projectsによるダンス、Creative Cultural Collaborations (C3)による無料のビッグプリントデモンストレーションなど地域で活動するアーティストたちによる企画も。 地域の豊かな芸術と文化シーンを体験する絶好のチャンス! 7月26日には、MacLean Parkで無料の終日屋外イベントを開催。ライブ音楽、アートワークの販売を行い、フードトラック、ビアガーデンも設置する。 Eastside Arts Festival 2025 Photo by Wendy D Photography 地域のブルワリー8軒が参加する Beer Passport も! 今年新たに導入されたビール・パスポート(Eastside Arts Society Beer Passport)では7月18日~8月4日の間、参加するEastsideの醸造所でビールを楽しむことができる。参加醸造所の詳細やチケットの購入については、フェスティバルサイトに掲載する。 詳細なスケジュールや各チケットの購入については、Eastside Arts Festival サイトに掲載する。 - [ナイアガラの新アトラクション「Niagara Takes Flight」 8月29日にオープン](https://osanponewscanada.com/event-niagaratakesflight/): フライングシアター「Niagara Takes Flight」がテーブルロック・センターに登場 Niagara Takes Flight/ Naiagara Parks ナイアガラパークス(Niagara Parks)は8月29日、ホースシュー・フォールズそばの「テーブルロック・センター」内に、新たなアトラクション「ナイアガラ・テイクス・フライト(Niagara Takes Flight)」をオープンする。 空を飛んでいるような感覚が味わえる! 総額2,500万ドルを投じたこのフライングシアターは、長年親しまれてきた「Niagara’s Fury」に代わる新アトラクション。 巨大な180度ドーム型スクリーンに映し出される最新のドローン映像に、風や霧、香りなど五感を刺激する特殊効果を融合。全長56キロメートルにわたる空中の旅では、ナイアガラの象徴的な景観や歴史的スポットを、まるで空を飛んでいるかのように新たな視点で楽しむことができる。 Niagara Takes Flight/ Naiagra Parks シアターでは、クイーン・ビクトリア・パークの賑わいから冬の幻想的なホリデーライトまで、ナイアガラの四季の美しさを映像で表現。体験に先立つプレショーエリアでは、ナイアガラの形成過程や先住民族の歴史、観光地としての役割なども学べる。 世界的フライングシアター企業Brogent Technologiesが開発を担当、元ディズニー・イマジニアのリック・ロスチャイルドさんがクリエイティブディレクターとして参加。建設や撮影には多くの地元企業やエキストラも関わった。現在、オープンに向けて最終調整が進行中で、舞台裏映像や最新情報はNiagara Parks公式SNSやウェブサイトで順次公開する。 Niagara Takes Flight/Niagara Parks 詳細は公式ウェブサイトまで! Niagara Takes Flight - [ブックレビュー「読んだよ!」YellowfaceーR.F.Kuang](https://osanponewscanada.com/bookreview-yellowface/): その物語、誰のもの? 「Yellowface」ブックレビュー 『Yellowface』R.F.Kuang (2023):スリリングなストーリーに出版業界に潜む偏見や商業主義を重ね合わせたサスペンスタッチの風刺小説。エンタメ性と問題定義を両立させ、出版されてすぐベストセラーになりました。この黄色い表紙、今でも本屋さんで目立っていますよね。 同じ著者による小説「Babel」や「Poppy War」は少し重めの時代ファンタジーですが、「Yellowface」は現代のアメリカが舞台の小説。登場人物も設定も理解しやすくエンタメ要素もあるので、洋書に馴染みが薄い人にも読み易い作品だと思います! あらすじ 物語は、アジア系アメリカ人の人気作家Athena Liuが突然亡くなるところから始まります。彼女の死を目の当たりにした友人であり、白人の作家June Haywardは、Athenaが残した未発表の原稿を自分の作品として世に出そうと決意します。本は大ヒットとなりジューンは一躍脚光を浴びますが、それと同時に彼女の人生は少しずつ狂い始めていきます。 主人公のJuneは才能も野心もあるけれど、他責志向が強く自己中心的。Athenaの死をきっかけに、注目を浴びたいという欲望に突き動かされて理性を失ってしまいます。Juneの心の中では、つねに自己正当化と不安がせめぎ合っていて、読んでいると苛立ちを覚える時も。けれど彼女の行動や心理があまりに人間的なので悪人としては切り捨てられず、嫌な主人公なのに目が離せないというジレンマに陥ってしまう、そんな読書体験でした。 読みどころは盗作をめぐるサスペンスだけではありません。文化の盗用や白人特権、SNSでの炎上、キャンセルカルチャー、そして“誰が物語を語るべきか”という問いなど、現代の私たちが直面するテーマが作品の随所に散りばめられています。 物語が終盤に向かうにつれ、Juneのキャリアと人生は少しずつ崩れ始めます。読後には「正義が勝った」とスッキリするわけではありません。誰もが何かしらの矛盾や葛藤を抱えて生きている——そんな現実を突きつけられるようなラストが待っています。 テーマの扱いがやや表層的に感じられ物足りないところはあるし、登場人物の行動やプロットが不自然というか、えっ、そういう展開?と感じる場面も。それでも、読む手が止まらないほどテンポよく物語が進み、最後まで一気読みしてしまう作品であることは間違いありません。 “物語を語る”という行為には、どんな責任が伴うのか?その問いを投げかけてくる一冊です。 読んだよ!は読書好きライターたちによる連載コラムです。英語で出版された本を中心に、名作から話題の本まで個人的な視点も交えながら、どんどんレビューしていきます。 読んだよ!では皆さんのおすすめ本、投稿も大歓迎です。 - [シネマレビュー「観たよ!」マテリアリスト結婚の条件(Celine Song 監督)](https://osanponewscanada.com/cinemareview-materialists/): 映画『Materialists (マテリアリスト結婚の条件)』レビュー 結婚は愛か計算か? Photo:「Materialists」A24 「Materialists (マテリアリスト結婚の条件)」セリーヌ・ソン監督  ニューヨークを舞台に、現代の結婚観と本当の愛の葛藤を描くラブストーリー。現代社会における物質主義と人間関係の複雑さを視覚的に美しい映像と合わせて探ります。ダコタ・ジョンソン、ペドロ・パスカル、クリス・エヴァンスらが出演。  あらすじ: マンハッタンのエリート向けマッチングサービスで活躍中のルーシー(ダコタ・ジョンソン)。顧客の希望する「年収・身長・職業」といったスペックを基にマッチの確立を計算、9組目の成婚を手がけたばかり。彼女は恋愛を「ただの数式」と割り切っています。そんな彼女の前に“完璧な独身男性”(お金持ち・高身長・ハンサム)のハリー(ペドロ・パスカル)が現れルーシーに興味を抱き、彼女をデートへ誘います。ところが、かつての恋人で俳優を目指しながらアルバイトを掛け持ちするジョン(クリス・エヴァンス)とも再開、二人の男性の間で心が揺れはじめます。 Photo:「Materialists」A24  物語は、ニューヨークで成功を追求する女性ルーシーが、物質的な豊かさと真の幸福の間で葛藤する様子を描いています。「結婚は条件か、それとも感情か?」という問いに、結婚相手を見つけるというのは相手に求める条件リストを埋めること!と言い切るルーシー。でも自分の前に現れた完璧な男性(ペドロ・パスカル!)とかつての恋人との間ではしっかり揺れ動いてしまいます。当然、そんな割り切れるものではないですよね。  ダコタ・ジョンソンのちょっと無機質な演技は計算的でありながら心に迷いを抱える現代女性にぴったりだし、ペドロ・パスカルとクリス・エヴァンスの対照的な存在感もはまり役。3人の演技はもちろん申し分ないんです。でも、なんとも残念なところは、キャラクターたちに深みとリアリティが足りなかった点と(年収8万ドルでマンハッタンで一人暮らし?とか)、3人にケミストリーが感じられなかった点。  セリーヌ・ソン監督は前作の「Past Lives」で、繊細な演出とキャラクター描写が素晴らしく高い評価を受けました。「Materialist」でもラブストーリーを通じて私たちに価値観を問い直す、という点では前作同様に、とても上手くできていたなと思います。  映画のビジュアルも、ニューヨークの喧騒と静かな瞬間を対比させて物質主義の影響を強調しているし、サウンドデザインも映画の感情的な深みを増す役割を果たしています。  でも・・・話の結末が見えているわりにはキャラクターに感情移入できず、「Past Lives 」ほどに感動はなかったというのが私の感想です。というか監督のデビュー作が衝撃的に良かったため期待値のハードルが上がってしまったのかも知れない。出演者がもう少し無名の俳優さんたちだったなら、また違ったかも。 なので、前作と比較せずに単にラブストーリーを楽しみたい人には楽しめるかと思います。(スタイリッシュなペドロ・パスカルも見れるし・・・笑)また、観た後誰かと恋愛観を語り合うのも盛り上がるかも。「愛はないけどお金持ちの男性か、愛はあるけど貧乏な彼か」というネタとか、「マッチメイキングサービスでどこまで条件出す?」など…。 Photo:「Materialists」A24  「Materialists」は、合理的な恋愛と感情的な愛情の間で揺れる現代人を、スタイリッシュかつ心に響くタッチで描いたロマンティックドラマ。純粋なロマンス映画を求める人にも、「恋愛とは何か?」を考えさせる作品を求める人にも楽しめる映画です。 観たよ!は映画好きライターたちによる連載コラムです。話題のハリウッド大作からインディー作品、配信限定の映画まで。「これは良かった!」という作品から「イマイチかも…」という作品まで。個人的な視点も交えながら、どんどんレビューしていきます - [カナダ・デー・ドラミング カナダ各地で一斉に太鼓を演奏](https://osanponewscanada.com/event-canadadaydrumming25/): バンクーバー、トロント、エドモントン、ハリファックスなど30の地域で同時演奏 Photo: Canada Day Drumming バンクーバー、トロント、エドモントン、ハリファックスなどカナダ国内各所で7月1日、「カナダ・デー・ドラミングセレブレーション」を開催。参加団体が、同時に一斉に太鼓を演奏し、カナダ建国158周年を祝う。今年で9回目。 国内約30のコミュニティが参加して行われる同イベント。カナダを故郷とする多様なコミュニティ、文化の人々がドラム演奏を通じて、コミュニティの絆を深め国民の一体感を高めることを目的としている。 25の全国委員会委員長であるリチャード・ウォンさんは、「このイベントは単なるドラム演奏ではなく、私たちが一つの国として心のリズムで団結することを祝うものです」と説明。「大都市での大規模な祝典でも、家族や友人との小さな親密な集まりでも、多くのコミュニティがカナダの多様性を祝うために集まるのを見るのは感動的です。このイベントが象徴するインクルージョンと団結の心はカナダ人であることの意味を語っています」と演奏の意味を話す。 6分間にわたり行われる演奏はタイムゾーンの違いを超えて同日11:30 a.m.(PT)/2:30 p.m.(ET)に各地で同時開始。 YouTubeでライブストリーミングも行い、全国で演奏されている様子を同時に楽しむこともできる。 バンクーバーエリアとBC州での演奏は11:00 a.m. 開始 場所: ダウンタウン(カナダプレースのジャック・プール・プラザ)、リッチモンド(サーモン・フェスティバル)、ケロウナ(Prospera Place)、ビクトリア(BC Legislature Ground)など トロントエリアとON州での演奏は2:00 p.m.開始 場所:リッチモンド・ヒル(Richmond Green Park)、マーカム(Markham Civic Centre )、オシャワ(Lakeview Park)、バーミリオン(Spencer Smith Park) 参加地域などの詳細はCanada Day Drumming サイトに掲載 Canada Day Drumming Youtube - [カナダ・デーイベント Steveston Salmon Festival 今年で78回目](https://osanponewscanada.com/event-salmonfest25/): 日系人ゆかりの町スティーブストンで開催  毎年行われるサーモン・フェスティバルのパレードの様子Photo by Jennifer Strang Photography. Courtesy of the City of Richmond. スティーブストンのコミュニティー・センター周辺各所で7月1日、カナダ・デー(建国記念日)のイベント「Steveston Salmon Festival」を開催する。City of Richmond, Steveston Community Society, Richmond Agricultural and Industrial Society の主催。 今年で78回目を迎える「サーモン・フェスティバル」はカナダで最も歴史あるカナダ・デーイベントのひとつ。昨年は7万5千人が来場した。 戦前は多くの日系人が住んでいたことでも知られるスティーブストン。町の各所に日系人の歴史を伝える博物館などがあり、サーモン・フェスティバルでは武道のデモンストレーションや日本文化の紹介も毎年行われる。 会場は、スティーブストン・コミュニティーパークを中心とする各所。終日、グルメ、音楽、パフォーマンスなどを提供する。 開始は朝8時。スティーブストン・コミュニティセンターの駐車場でパンケーキ朝食を提供。9時30分からは子どもたちの自転車パレード、10時からはギャリー・ポイント・パークを出発し、モンクトン通りとレイルウェイ・アベニューで終わるカナダ・デーの公式パレードが行われる。 各会場では、幅広い年齢が楽しめるアクティビティを多数提供する。 2024年のサーモン・フェスティバルの来場者たち  Photo by Jon Benjamin. Courtesy of the City of Richmond. 各イベントの会場はフェスティバル・サイトに掲載。会場周辺では交通規制が敷かれるため、主催者は公共交通機関での来場をすすめる。リッチモンド市役所から20分ごとに無料のシャトルバスを運行する。 Steveston Salmon Festival Steveston Salmon Festival - [トロント国際映画祭(TIFF) 今年の上映作品5本を発表](https://osanponewscanada.com/tiff2025-firstfilms/): 第一弾は、スティーブン・ソダーバーク監督、チャンドラー・レバック監督作品など Hedda/ Courtesy of TIFF トロント国際映画祭(TIFF)は6月26日、今年の上映作品の最初の5本を発表。スティーブン・ソダーバーグ監督、ニア・ダコスタ監督らの作品に交じって「I like Movies」で注目を集めたカナダのチャンドラー・レンバック監督の最新作も選出された。 TIFFのCEOキャメロン・ベイリーさんは、「これらのオフィシャル・セレクション最初の5作品は、過去50回にわたり本映画祭が優れた映画の拠点となってきた理由である、革新性、情熱、そしてグローバルな視点を体現している」と話す。 発表された5本の映画は: 5作品は、TIFFのスペシャル・プレゼンテーションとして上映される。 50周年のオープニングはライアン・レイノルズ さんのプロデュース作品 既に発表されている9月4日のオープニングは、ライアン・レイノルズさんのプロデュース作品で、カナダ人コメディアンのジョン・キャディさんをの人生を追うドキュメンタリー「John Candy:I Like Me」(コリン・ハンクス監督)。 毎年、世界中からセレブ、映画関係者が集まる同映画祭は今年で50周年。8月のチケット発売まで順に発表される上映ラインアップは大きな期待を集めている。 映画祭は9月4日~14日まで。 チケットのメンバー向け発は8月15日~。一般発売は8月25日~。 詳細はサイトまで。 トロント国際映画祭TIFF - [2025年の夏版!バンクーバーで楽しめる野外シネマ ](https://osanponewscanada.com/event-outdoorcinema25-vancouver/): バンクーバー、ノースバン、バーナビーの開催情報 今年の夏もバンクーバーエリア各地で、野外シネマが開かれる。屋外の巨大スクリーンで映画を楽しめるのは夏ならではの楽しみ。多くが無料、アクセスもしやすい場所なので、学校の後、仕事の後、晩御飯食べながらなど「普通の夜だけど少し楽しくしたい」という気分の日にもぴったり。 Photo:Evo Summer Cinema   Summer Movie Nights 2025 場所:バンクーバー美術館北側広場 (šxʷƛ̓ənəq Xwtl’e7énḵ Square) 主催DVBIA 7月3日~8月14日の毎木曜日: 無料  映画上映前にはライブミュージックやパフォーマンス、ゲーム、コスチュームコンテストなども行う。 上映スケジュール パフォーマンスなどの開始は5pm。映画の上映は9pm頃。 詳細は Summer Movie Nights Evo Summer Cinema Series 2025 主催 Fresh Air Cinema, Evo Car Share 場所:スタンレーパーク Grand Lawn at Ceperley Meadows (セカンドビーチの近く) 7月8日~8月26日の毎火曜日: 無料 40フィートの巨大スクリーンで上映。こちらも上映前にはライブやゲームなども。フードトラックが出店する他、セカンドビーチのコンセッション(売店)でも食べ物を販売。 上映スケジュール 映画の上映は日没ごろ(9pm前後)ですが、良い場所を確保するために早めの到着がおすすめ。 詳細は Evo Summer Cinema Deckchair Cinema 2025:  Summer of Sci-Fi  場所:ノースバンクーバー Cates Deck (ポリゴンギャラリーの前です) 主催 Polygon Gallery 協賛BMO Financial Group 7月3日~8月28日の毎木曜日:料金は寄付($10~$20程度を推奨) ポリゴン・ギャラリーで開催中の「Star Witness, a cosmic Journey through Art 」に合わせて、野外上映ではめずらしくSF映画のみを上映。寄付者にはギャラリーへの入館とポップコーンも提供。開始前にはライブミュージックやエンターテイメントも。 上映スケジュール 映画の上映は映画によって違い9pm~9:15pm。サイトでの確認をおすすめ 詳細は Deckchair Cinema 2025 Sunset Cinema  主催 Vancouver Civic Theatres 場所:Queen Elizabeth Theatre(クイーンエリザベス・シアター) 前広場 šxʷƛ̓exən Xwtl’a7shn  8月の毎水曜日に開催: 無料 バンクーバー図書館のすぐ側で、周囲にはテイクアウトできるお店あり。上映前エンターテインメントは7:00pmごろ開始 上映スケジュール 詳細は Sunset Cinema 2025 Summer Cinema  in Burnaby  主催バーナビー市 バーナビー市では2か所で開催! バーナビー市主催の野外シネマは2カ所。上映前にはファーストネーションズの文化紹介や、映画のキャラクターの登場などが予定されています。 場所:Civic Square […] - [スタンレーパークで夏の野外ミュージカルTUTS!](https://osanponewscanada.com/event-tuts25/): 今年は「チャーリーとチョコレート工場」と「キューティー・ブロンド」を日替わりで上演 会場のMalkin Bowl  photos by Shawn Bukhari 提供TUTS バンクーバーのスタンレーパークにある野外劇場「Mulkin Bowl」で6月27日~8月16日まで、毎夏恒例の星空の下のミュージカル「Theatre Under The Stars (TUTS)」を開催。今年は「Charlie and the Chocolate Factory(チャーリーとチョコレート工場)」と「Legally Blonde The Musical(キューティー・ブロンド)」を上演する。 TUTSは、1940年から85年間もの間、スタンレーパークで毎夏ミュージカルを上演。緑豊かな公園で星空の下鑑賞するミュージカルは、バンクーバー市民に長く愛されている夏の風物詩のひとつ。毎年楽しみにしているファンも多く、子ども連れからシニアまで、1000席ほどの会場に計4万人を動員する。 今年は「Charlie and The Chocolate Factory」と「Legally Blonde」を日替わりで上演。子ども連れも大人も楽しめる演目を用意する。 期間中はAccess 2プログラムに参加、音声ガイドによる解説が付くVocal Eyeパフォーマンス(7月25日)、Canucks Autism Network と提携するリラックス・パフォーマンス(7月14日と21日)の日も設ける。 座席指定制だが、小さいお子さんがいる場合などはピクニックエリアからの鑑賞も可能。 日が暮れてからは冷え込むので、上着やブランケットの用意を! 料金は大人$35~$69、ユース(5歳~12歳)$35、学生用当日券(Student Rush)$30。上演スケジュールとチケットの購入はシアターサイトで確認を! Theatre Under The Star 公式サイト Charlie and the Chocolate Factory Cast photos by Emily Cooper 提供:TUTS Legally Blonde The Musical Cast photos by Emily Cooper 提供:TUTS 劇場の入り口 スタンレーパークのバス停を降りてすぐ Photo Osanpo News Canada! バンクーバーを代表するスタンレーパークでミュージカルが楽しめるのは夏だけ! - [シネマレビュー 「観たよ!」Universal Language (Matthew Rankin 監督)](https://osanponewscanada.com/cinemareview-universallanguage/): 不思議な世界のウィニペグで見つける、人とのつながり Universal Language/ Courtesy of TIFF 「Universal Language (ユニバーサル・ランゲージ)」マシュー・ランキン監督 2024年のカンヌ国際映画祭監督週間で監督賞を受賞し、トロント国際映画祭(TIFF)やバンクーバー国際映画祭(VIFF)など、数多くの映画祭で上映され高い評価を得た。また、2024年アカデミー賞国際長編映画賞ではカナダ代表に選ばれた作品。 マシュー・ランキン監督は前作の「The 20th Century」でカナダ首相の座をめぐる権力争いを皮肉とブラックユーモアたっぷりに描き注目を集めた。本作では、自らマシュー役としても出演している。 あらすじ 物語は、七面鳥にメガネを奪われた少年オミッドが、先生から「黒板の字が読めるようになるまで授業を受けさせない」と理不尽な扱いを受けるところから始まる。それに同情した姉妹ネギンとナズゴル。公園の厚い氷の中に眠る紙幣を取り出し、新しいメガネを買ってあげようと奮闘する。彼女たちは街の大人たちに助けを求めるが、登場するのは少し変わった住人ばかり。やがて、廃墟を観光名所として案内するツアーガイドや、仕事に嫌気が差した男などが交差し、物語を思わぬ方向へ導いてゆく。 Universal Language/ Courtesy of TIFF カナダのウィニペグが舞台なのに全編ペルシア語と一部フランス語。登場人物の行動も町もなんとも不思議で、(寒い以外は)私の知っているウィニペグとかけ離れている。たくさんの??から始まったこの映画。その世界観、細部まで作り込まれた映像はウェス・アンダーソンを思わせ絵画のよう。 監督が「この映画の主要なテーマの一つは『人に優しくすること』」と話す通り、映画は、アイデンティティ、疎外感、そして人とのつながりへの渇望というテーマを優しく探求。愛情と哀愁を込めて滑稽さの中で描き出していきます。 とにかく不思議な世界感なので、ユーモアやテンポは合わない人もいるかも知れない。でも、この風変わりなリズムに乗れる人には、連帯感やアイデンティティを求める旅への賛歌として楽しめるのではないでしょうか。実際、昨年の映画祭各地で上映された時には「今年のカナダ映画で一番!」の声も多くあがっていました。 盗まれた眼鏡、氷に閉じ込められた紙幣、バスに乗った七面鳥。次々登場する一見ナンセンスに思えるこれらの出来事が、登場人物(そして観客)に不条理を共有する瞬間を生み出し、人々をつなぐ共通言語になる。それは、笑いと困惑が人々を結びつけるもうひとつの「ユニバーサル・ランゲージ」となるから。なるほど、私たち映画を観るものを結びつける共通言語(ユニバーサル・ランゲージ)は「言葉」ではなく映画を通して「感じるもの」だったのかな、と私なりに納得したナンセンスでありながらも温かく、言葉を超えたつながりを描いた、何とも忘れがたい作品です。日本でも2025年の夏に公開予定なので機会があれば是非この不思議な世界を楽しんでみてください! 昨年のVIFFで上映された時に配られたティッシュボックス(映画の中に出てくるアイテムです笑)Photo:Osanpo News Canada! 観たよ!は映画好きライターたちによる連載コラムです。話題のハリウッド大作からインディー作品、配信限定の映画まで。「これは良かった!」という作品から「イマイチかも…」という作品まで。個人的な視点も交えながら、どんどんレビューしていきます。 - [バンクーバーの公共交通機関がオリジナルビールを発売](https://osanponewscanada.com/news-translink-beer/): 「プラットフォーム・ピルスナー」列車からインスパイアされた缶のデザインも話題に バンクーバーの公共交通機関を運営するTransLink社は、Patina Brewing Co. とのパートナーシップのもと、オリジナルビール「Platform Pilsner (プラットフォーム・ピルスナー)」の販売を開始した。 Photo: Translink ポートコキットラム市のPatina Brewing Co.とコラボし、公共交通のプロモートとローカルビジネスへの支援目的で作られた同商品は、カナダ産の原材料のみを使用。バンクーバーのダウンタウンとポートコキットラムやピットメドウズなどの郊外をつなぐ列車、「West Coast express」にインスパイアされた黄色と青を用いた缶のデザインは鉄道ファンからも熱い支持を受けている。 4缶パック。($18.00 +Tax)を1500個のみ限定で製造。販売はPatina Brewing Co.(2332 Marpole Ave. Port Coquitlam)とメトロバンクーバー内のリカーストア数店で販売する。 Photo: Translink Patina Brewing Co. - [バンクーバー郊外の人気フィッシュ&チップス店 40周年を迎える](https://osanponewscanada.com/business-pajos/): スティーブストンの「Pajo’s 」Fish &Chips リッチモンドのスティーブストンにあるフィッシュ&チップス店「Pajo’s」が2025年6月、40周年を迎え関係者らを迎えた記念式典を開催した。 Photo:Osanpo News Canada! スティーブストンの桟橋にあり黄色い屋根と青のロゴが目印の「Pajo’s」。ハリバットやコッド、サーモンのフライとフライドポテト、コールスローのセットを求めて、休日にはいつも長い行列ができることでも知られている。 その歴史は長く1985年に、パトリシア・ブランチさんと故ジョアン・ウェトローファーさんがオープン。 パトリシアさんがビクトリアのBarb’s Fish and Chipsを訪れた際に、漁港のスティーブストンでも同様の店ができるはずだ、と思いついたのがオープンのきっかけという。 店名の「Pajo’s 」は、二人の名前(パトリシアとジョアン)を合わせたもの。 オープン当時のパトリシアさんとジョアンさん Photo:Pajo’s        海に浮かぶレストラン、Pajo’s の人気を伝える当時の新聞 Photo: Pajo’s 以来、桟橋のウッドデッキに浮かぶレストランは地元住民だけでなく観光客からも愛される店となり、現在はポートムーディー、バンクーバー国際空港にも店舗を持つまで成長した。 地元関係者や長年の顧客、開店当初からのスタッフなどが集まり行われた記念式典。現在は引退し子ども達の世代にビジネスを任せているパトリシアさんは、「40年はあっという間のようでいろいろな事があった。今日、古くから支えてくれた友人や家族を見て感謝の一言しかない」と挨拶した。 記念式典会場には当時のメニューも! フィッシュ&チップスはなんと$3.99  Photo:Osanpo News Canada Pajo’s at the Wharf (スティーブストン・オリジナルロケーション) 12351 3rd Avenue, Richmond, BC 営業時間 月曜~木曜11:00am – 8:00pm  金曜~日曜11:00am-8:30pm Photo:Osanpo News Canada ! - [オタワでVNL女子予選ラウンド開催!](https://osanponewscanada.com/event-vnl25japanwomen/): ~日本女子は4戦全勝の好スタートで第1週を終える Photo:Osanpo News Canada 6月4日から8日まで、オタワのTDプレースアリーナでバレーボール・ネーションズリーグ(VNL)2025、女子予選ラウンド第1週の試合が行われ、日本女子代表が4戦全勝の活躍を見せた。 今回の参加国は日本(FIVBランキング7位)、カナダ(同8位)、オランダ(同9位)、セルビア(同10位)、ドミニカ共和国(同11位)の計5か国。前回大会で準優勝の日本は1セットも落とさずに4連勝と見事なスタート。アクバシュ新監督率いるチームは、各国のファンが集まる会場でも大きな喝采を受けた。 会場には日の丸を振る日本人ファンの姿もチラホラ。今大会最高の盛り上がりを見せた対カナダ戦では完全アウェーだったものの、3-0と見事にストレート勝ち。この日20得点と大活躍を見せた和田、キャプテンの吉野らはカナダファンからも大きく喝采を受けるほどの注目を集めた。 日本女子代表は、6月18日からは香港で開催される第2週に出場予定。 がんばれ日本!! - [バンクーバー美術館で Otani Workshop:Monsters in My Head 開催中](https://osanponewscanada.com/artsandculture-vancouverartgallery-otani/): 大谷工作室さん初の美術館個展 May 25 ~November 9, 2025 バンクーバー美術館(Vancouver Art Gallery)で現在、日本人アーティスト、大谷工作室さんの個展「Otani Workshop: Monsters in My Head」を開催している。 Artist Otani Workshop at his solo exhibition Tanilla Tanilla Tanilla, held at Kaikai Kiki Gallery, Tokyo, Japan, from January 12 to February 24, 2024, Photo: Tomohiko Tagawa, ©Otani Workshop/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. 写真提供Vancouver Art Galle 11月9日まで開かれている「Otani Workshop: Monsters in My Head」は、大谷工作室さんの初の美術館個展。美術館広報は「大谷さんの芸術的な旅路をたどり、彼のきわめて個人的かつ想像力豊かな創作活動への窓口を提供しています」と紹介。「彼の作品を特徴づける神話的な存在や現代的イメージに焦点を当て、個人的な記憶から着想を得た新作絵画のほか、手づくりの具象的・抽象的な陶芸彫刻を、親密なサイズから記念碑的な大作まで、さまざまなサイズで展開しています」とも。 ウサギ、イモムシ、子どもたち、そしてのんびりした表情の恐竜「タニラ」などが迎えてくれる今回の展示。どれも命が吹き込まれているかの様に生き生きとした表情を見せ、「かわいい」と感じられる作品も多い。 チーフキュレーターのダイアナ・フロントルさんは「シンプルで可愛い作品が多いのは確かです。しかし、日本の『カワイイ』文化とは異なり商業的な雰囲気はありません。対象物の本質を深く見ようとする独自の視点があり、見る人がより深く見ようとすると応えてくれるのが大谷さんの作品なのです」と説明する。 Installation view of Otani Workshop: Monsters In My Head, exhibition at the Vancouver Art Gallery, May 25, 2025 to November 9, 2025 Otani Workshop: Monsters in My Head, exhibition at the Vancouver Art Gallery from May 25 to November 9, 2025, Photo: […] - [バンクーバー・ホワイトキャップスの高丘選手、MLSオールスターメンバーに!](https://osanponewscanada.com/whitecaps-allstar25/): 日本人では初! ホワイト・キャップスからは過去最多の4選手がメンバー入り Photo: Vancouver Whitecaps FC バンクーバー・ホワイトキャップスに所属する高丘陽平選手(ゴールキーパー)が6月25日、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のオールスターメンバーに選出された。日本人では初。 オールスターチームの監督とMLSコミッショナーによる選出、及びファンからの投票で選ばれるMLSのオールスターメンバー。今季リーグ戦全試合に出場している高丘選手はエステべス監督選出でのメンバー入りとなった。 今季好調なホワイトキャップスからは、トリスタン・ブラックモン選手、セバスチャン・バーホルター選手、ブライアン・ホワイト選手の3名も選出され、リーグ最多の4選手がオールスター戦に参加する。2名以上がオールスター入りするのはホワイトキャップスの歴史でも初。 Photo: Vancouvere Whitecaps FC ホワイトキャップスのジェスパー・ソレンセン監督は4選手の選出を「我々がチームとして共に成してきたことの証明であり、チームのこれまでのパフォーマンスへの評価だと思う」と話し、「選出された選手たちを誇りに思うし、クラブにとっても大変喜ばしいことだ。引き続き結果を残してゆきたい」と喜ぶ。 MLSオールスターメンバーにはインテル・マイアミCFのリオネル・メッシ選手、ジョルディ・アルバ選手、ロサンゼルスFCのデニス・ブアンガ選手らも名を連ねる。 ニコ・エステべス監督率いるMLS代表は7月23日、テキサス州オースティンのQ2スタジアムでリーガMXのオールスターチームと対戦する。 Vancouver Whitecaps FC - [2025年夏限定「カナダ・ストロング・パス」 カナダ国内をお得に楽しむ](https://osanponewscanada.com/event-canadastrongpass/): 2025年6月20日~9月2日までの期間限定  カナダ国内旅行促進企画 カナダ政府は、カナダ国内の自然や文化へのアクセスを広げ、国内旅行と地域支援を促進するために、この夏「カナダ・ストロング・パス(Canada Strong Pass)」を実施。 6月20日~9月2日までの期間は、各州の参加施設で入場料や利用料が無料または割引となる。 例えば・・・博物館やVIA Railで子ども料金が無料に! ーParks Canadaが運営する国立公園や国定史跡などへの入場料が無料になるほか、キャンプ料が25パーセントオフに ーNational Museums(国立博物館)への入場料が17歳以下は無料、18歳以上も割引に ーVIA Rail 大人と共に乗車する17歳以下の料金が無料。18歳~24歳は25パーセントオフに ー他にも各地のギャラリーや博物館が参加し、それぞれディスカウントを提供。 利用方法は簡単 「パス」という名のプロモーションですが、利用に「パス」を持っている必要はなく、事前登録の必要もなし。各施設またはサイトで直接割引を受けるだけ。 *VIA RailはサイトのクーポンコードのところにCANADAFAMを入れ、大人と一緒に子どものチケットを買えば子どもは無料になります。 参加施設の一例 BC州 Royal BC Museum、Fort Langley National Historic Site 、Gulf of Georgia Cannery National Historic Site、Pacific Rim National Park Reserve AB州 Banff National Park、Elk Island National Park 、Jasper National Park、Bar U Ranch National Historic Site ON州 Canada Science and Technology Museum、 National Gallery of Canada 、Thousand Island National Park 全国で200カ所以上の施設が参加するこのプロモーション。 夏休みの家族旅行、どこに行こうか迷っている方、バンフやオタワなど他の都市に行ってみたかった方、飛行機よりもVia Railで旅したいと思っていた方! 今年の夏はカナダ国内を旅行してカナダの魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。 参加施設の一覧、利用方法などは Canada Strong Pass サイトに掲載する。 Canada Strong Pass - [リッチモンド・マリタイム・フェスティバル2026|船・音楽・海の歴史を楽しむ2日間](https://osanponewscanada.com/event-richmond-maritime-festival-26/): Richmond Maritime Festival 開催-船・音楽・海の歴史を楽しむ2日間 スティーブストンで、8月22日・23日に開催の無料イベント Wooden boats and ships at the Richmond Maritime Festival 2023. Courtesy of the City of Richmond  リッチモンドの夏の人気イベント「リッチモンド・マリタイム・フェスティバル(Richmond Maritime Festival)」が、8月22日(土)・23日(日)の2日間、スティーブストンにあるブリタニア・シップヤーズ(Britannia Shipyards National Historic Site)を会場に開催されます。  今年で23回目を迎えるリッチモンド・マリタイム・フェスティバルは、スティーブストンの海洋文化をテーマにしたイベント。  入場は無料で、音楽やパフォーマンス、人形劇、クラフトなどに加え、歴史ある木造船を間近で見学したり、無料のボートライドができる、子どもから大人まで楽しめるイベントです。 スティーブストンの「海の歴史」を体験できるフェスティバル   会場となるブリタニア・シップヤーズは、かつて漁業や造船などで栄えたスティーブストンの歴史を今に伝える場所。  船着き場では、さまざまな歴史的な船・そして今も活躍する現役の船を見ることができます。  なかでも注目は、建造から104年を迎えるタグボート「SS Master」。そのほかにも、Island ProviderやMidnight Sunなどの船が展示される予定です。 **船着き場へのアクセス可能時間はイベントの公式ウェブサイトで案内される予定なので、船をじっくり見学したい方は事前に確認しておくことをおすすめします。 盛りだくさんな、ライブミュージックやパフォーマンス  音楽もフェスティバルの大きな見どころです。    今年は、カナダ海軍の35人編成の楽団「Naden Band(ネイデン・バンド)」が特別出演。1940年に結成された歴史ある楽団が、フェスティバルを華やかに盛り上げ、和太鼓グループやバンド、など様々なジャンルのミュージシャンたちがライブを行います。 子ども向けの人形劇や海のアクティビティも充実  家族連れにもおすすめのプログラムが充実しています。  人形劇ステージには、海を旅するキャラクターのネズミのRikkiと人魚のLuluが登場。楽しいほら話やジョークを披露し、子どもたちを楽しませます。  また、家族向けエリア「Captains Quarters」では、リッチモンドのSea ScoutsとSea Dragons による海をテーマにしたアクティビティを予定。 そのほか、折り紙、トワインニッティング、日光写真、ボート作りなど、参加型のワークショップも各種用意されています。 Families enjoy a skit by Rikki the Rat at the Richmond Maritime Festival 2025. Courtesy of the City of Richmond. 歴史的建造物を巡ってスティーブストンの過去を知る  会場周辺に残る歴史的な建物を訪ねることも魅力のひとつ。  Britannia Shipyardの建物や、Murakami House and Garden、Chinese Bunkhouse(中国人宿舎)などを巡れば、この地域を支えた造船業や漁業、そして移民たちの歴史について知ることができ、現在Richmond Boat Buildersで修復中の、スティーブストンで建造された漁船Crystal Sも見学することができます。 今年は無料のボートライドも! 今年の新しい企画として、無料のボートライドも登場します。 期間中は、River Queenがスティーブストンのフィッシャーマンズ・ワーフとブリタニア・シップヤーズの船着き場を結びます。陸からイベントを訪れるだけでなく、水上からスティーブストンのウォーターフロントを眺められる、今年ならではの楽しみ方になりそうです。 フードトラックやピクニックエリアも充実  会場にはGolden Bannock、D Original Sausage Haus、Taco Noriなど複数のフードトラックが出店を予定します。  Richmond Maritime Festival(リッチモンド・マリタイム・フェスティバル) 開催日: 2026年8月22日(土)・23日(日)会場: Britannia Shipyards National Historic Site(スティーブストン)時間:11:00 amー […] - [大人も子どもも海賊気分! ホワイトスポット「パイレート・パック・デー」で地域の子どもたちを支援](https://osanponewscanada.com/business-whitespot-pirate-pak-day/): BC州の人気ファミレス、 White Spot が「Pirate Pak Day」地域の子どもたちを支援 ホワイトスポット「パイレート・パック・デー」開催 海賊船型の人気キッズメニューを大人も注文できる1日限定イベント White Spot /Pirate Pak Day 海賊船型の人気キッズメニュー「Pirate Pak 」を大人も注文できる1日限定イベント  ブリティッシュコロンビア州を代表する老舗レストランチェーン「ホワイトスポット(White Spot)」は、8月12日、毎年恒例のチャリティイベント「パイレート・パック・デー(Pirate Pak Day)」を開催する。  この日は通常子ども向けメニューとして提供されている人気メニュー「パイレート・パック(Pirate Pak)」を、大人を含むすべての来店客が注文できる一日となる。また、パイレート・パック1食の販売につき2カナダドルが、重い病気や身体・発達障がいのある子どもや若者を支援する「ザジャック・ランチ(Zajac Ranch)」へ寄付される。 約60年愛される「パイレート・パック」  パイレート・パックは、ホワイトスポットを代表する人気メニューの一つ。約60年前の誕生以来、ブリティッシュコロンビア州の子どもたちに親しまれてきた。  100%リサイクル・コンポスト可能な紙製の“海賊船”で提供されるセットにはハンバーガーや定番のメインディッシュ、フライドポテト、コールスロー、アイスクリーム、そして宝物をイメージしたチョコレートの「金貨」が付いており、多くの人にとって子どもの頃の思い出のメニューとなっている。  パイレート・パック・デー当日は、店内も海賊をテーマに装飾され、スタッフや来店客が海賊になりきって楽しむなど、イベントならではの演出が行われる。 100万ドル以上を寄付してきたチャリティイベント  パイレート・パック・デーは、楽しみながら社会貢献ができるチャリティイベントとしても知られる。  これまでに来店客とホワイトスポットのスタッフが寄付した総額は100万カナダドルを超え、その支援により、多くの子どもたちがザジャック・ランチのバリアフリー・サマーキャンプへ参加できるようになった。  キャンプでは、カヤックや乗馬、水泳などを、身体的な制約を感じることなく楽しめる環境が整えられており、重い病気や障がいのある子どもたちに貴重な体験を提供している。 今年は創設者メル・ザジャック氏への追悼の意味も  2026年のパイレート・パック・デーは、今年98歳で逝去したザジャック・ランチ創設者、メル・ザジャック氏への追悼の意味も込められている。  同氏は、「すべての子どもには、障壁の有無に関わらずキャンプを楽しむ権利がある」という理念のもとザジャック・ランチを設立。その志は現在も施設や支援者たちに受け継がれている。  ホワイトスポットのトレント・キャロル社長は、「パイレート・パック・デーは一年で最も意義深いイベントです。家族の思い出づくりと地域社会への貢献という私たちの理念を体現する一日であり、今年はメル・ザジャック氏が遺したバリアフリーの精神を称える機会にもなります」とコメントしている。  また、メル氏の娘であるカルメン・ザジャック氏は、「父は、どの子どもにもキャンプを体験する機会があるべきだと信じていました。ホワイトスポットと毎年パイレート・パック・デーを支えてくださる多くの来店客のおかげで、その思いをブリティッシュコロンビア州中の家族へ届けることができています」と感謝を述べた。  ホワイトスポット(White Spot)は、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーに本社を置く、カナダで最も長い歴史を持つレストランチェーン。1928年、創業者のナット・ベイリー(Nat Bailey)氏が、グランビルストリートと67th Ave. の角にカナダ初のドライブインレストランを開業、現在はブリティッシュコロンビア州内で51店舗を展開している。 地域に根付く夏の恒例イベント  パイレート・パック・デーは、子どもの頃の思い出を大人になっても楽しめるユニークなイベントであると同時に、地域の子どもたちを支えるチャリティとして、多くの住民に親しまれている。家族で食事を楽しみながら社会貢献にも参加できる、ブリティッシュコロンビア州の夏を代表する恒例イベントの一つとなっている。 - [【2026年版】夏休みに読みたい!小学生におすすめの英語の本|年齢別(6〜9歳・10〜12歳)](https://osanponewscanada.com/lifestyle-summer-reading-list-kids-2026/): 夏休みに読みたい!小学生におすすめの英語の本|年齢別(6〜9歳・10〜12歳) 夏休みこそ、本がたくさん読めるチャンス! 「夏休みには本を読んでほしいけど…どんな本を選べばいい?」「英語の児童書にはあまり馴染みがないので、おすすめの本が知りたい」「自分で選ばせると、表紙の絵から同じような本ばかり選んでくる」  そんな保護者の方におすすめなのが、英語圏の図書館や教育機関が毎年発表しているSummer Reading List(サマーリーディングリスト)です。  カナダでも毎年、各都市の図書館やTD Summer Reading Club、BC Summer Reading Clubなどで、子どもの年齢や読書レベルに合わせた良書が紹介されています。  今回は、それらのおすすめリストを参考に、夏休みに読みたい英語の本を年齢別にご紹介します。やっと自分で読み始めた低学年のお子さんから、物語を楽しみたい高学年まで、幅広く楽しめる作品を集めました! 宿題のないカナダの夏休みは、読書を始めるのにぴったり  読書には、集中力や読解力、表現力を高めるといった教育的な効果があります。しかし、それだけではありません。登場人物の気持ちに寄り添ったり、想像の世界を自由に旅したりしながら、物語に夢中になる時間そのものが、子どもたちにとって大きな喜びや心の成長につながります。  一冊の本との出会いが、忘れられない思い出となり、これから先の人生を豊かに彩るきっかけになるかもしれません。長い夏休みだからこそ、ぜひ本の世界にじっくりと浸る楽しさを味わってもらえるといいですね。 【6〜9歳】夏休みにおすすめの英語の本  小学校低学年には、イラストが豊富で文章量が少なめの絵本や、薄めのチャプターブックがおすすめです。まだスラスラと読むことが難しい時は、無理強いせずに、読み聞かせて一緒にストーリーを楽しむところから始てみてください。本を選ぶ際には、リーディングスキルの向上よりも物語を楽しむことに重きを置くと、楽しい読書体験になるでしょう。  リーディングレベルは、およその低~中の順にならんでいます。 1. I Can Read!やStep Into Readingシリーズ リーディング入門として人気のシリーズ。  かわいい動物たちを主人公にした日常や学校生活が描かれたものが多く、短い文章でテンポよく読めます。シリーズが豊富でフォニックスのレベルが示してあるので、リーディングレベルに合わせて選べるのも助かります。 2. Poppletonシリーズ(Cynthia Rylant) ブタのPoppletonのユーモラスな日々を描いた作品。1ページに数行なので、まだ読むことに自信がない子にもぴったり。1.であげたような、リーディングの練習シリーズが、物語として物足りなくなってきたら、こちらをどうぞ。 3. Ocean Meets Sky(The Fan Brothers) 幻想的なイラストが美しい絵本。物語の世界に浸れて読み聞かせにもおすすめの一冊です。1ページ数行で読みやすく、また語彙を伸ばすのにもぴったりです。 4.Springtime in KITKATLA (Kim Spencer) 春休みを先祖代々の土地キトカトラ(BC州の北部)で過ごすため、祖母と漁船で旅に出た少女ワラアスの物語です。家族との再会や伝統的な食事を通して、自分のルーツと故郷への深い絆を再確認する心温まる絵本です。 5. The Most Magnificent Thing( Ashley Spires) 絵本ですが、6~8歳くらいの女の子が主人公のストーリーに広がりがある楽しい本。チャプターブックに進む前に、自分で読むにもちょうど良い文章量です。 6. The Pout-Pout Fish Cleans Up the Ocean(Deborah Diesen) 海の生き物が主役の、海洋ごみや環境問題をテーマにした人気シリーズ。 読書をしながら、興味を広げることにもつながります。 7.Dory Fantasmagoryシリーズ(Abby Hanlon) 想像力がとびきり豊かな6歳の女の子、ドリーのお話です。絵が多めなので、初めてのチャプターブックにもおすすめです。 8. The Princess in Black(Shannon Hale & Dean Hale) お姫様が実はヒーローというユニークな設定。 ユーモアがあり、男女問わず人気があります。ストーリーの面白さでどんどん読み進められる本なので、1ぺージの文章量が増えていく時期におすすめです。 9. The Case of the Disappearing Castle(Eric Hogan) 初めてのミステリーにおすすめ。 謎解きを楽しみながら夢中になってゆく楽しい本です。 10. Dragon Mastersシリーズ(Tracey West) ドラゴンと子どもたちが冒険を繰り広げる人気シリーズ。ファンタジー好きのお子さんにぴったりです。 語彙は比較的やさしく、Magic Tree Houseがまだ少し難しいかな、という時にも。 11. Who Would Win?(Jerry Pallotta) […] - [【2026年版】トロント近郊で楽しむひまわり畑8選|この夏おすすめのサンフラワーファーム](https://osanponewscanada.com/toronto-lifestyle-sunflower-farms-26/): 【2026年版】トロント近郊、この夏おすすめの サンフラワーファーム この夏はひまわり畑へ!トロント近郊で楽しむサンフラワーファーム8選  夏を代表する景色といえば、一面を鮮やかな黄色に染めるひまわり畑。毎年7月下旬から8月にかけて、トロント近郊には期間限定でオープンするサンフラワーファームが数多く登場し、家族連れやカップル、写真愛好家など、多くの人でにぎわいます。  広大な畑を散策したり、夕暮れのひまわりを背景に写真を撮ったりと、楽しみ方はさまざま。最近ではヨガやライブイベント、ファーマーズマーケットなどを開催する農園も増え、夏のお出かけスポットとしてますます人気を集めています。  今回は、トロントから日帰りで訪れることができる、おすすめのサンフラワーファームをご紹介します。 Campbell’s Cross Farm(Caledon)Address: 3634 King Street, Caledon トロントから車で1時間弱とアクセス抜群の人気スポット。約60エーカーの敷地には70万本以上のひまわりが咲き誇り、まるで黄色いじゅうたんが広がるような景色が楽しめます。ヨガやフラワーワークショップなどのウェルネスイベントも開催され、大人がゆったり過ごせる農園です。 公式サイト Sunflower Fields of Markham(Markham)Address: 10378 ON-48, Markham マーカムにある人気のサンフラワーフィールド。20エーカーを超える畑に約40万本のひまわりが咲き、トロント市内から気軽に訪れられることから毎年多くの人が訪れます。広々とした景色は写真撮影にもぴったりです。 公式サイト Robintide Farms(King City)Address: 2720 King-Vaughan Road, King City, ON 50年以上続く家族経営の農場で、夏には「Sunflower Walk」を開催。色鮮やかなひまわり畑を散策した後は、ファームマーケットで地元産の新鮮な野菜や果物を購入することもできます。自然を身近に感じられる、温かい雰囲気が魅力です。 公式サイト The Sunflower Farm(Beaverton)Address: 24430 Sideroad 17, Beaverton, ON オンタリオ湖の北東に位置するBeavertonにある人気ファーム。カナダ初とされる「ひまわり型トレイル」が名物で、畑の中を歩きながらさまざまな角度からひまわりを楽しめます。サンセットイベントやワークショップなども開催され、ドライブを兼ねた小旅行にもおすすめです。 公式サイト Bragg Farms(Bowmanville)Address: 3048 Concession Road 3, Bowmanville 8世代にわたり受け継がれてきた歴史ある農場。夏限定の「Sunflower Field Experience」では、広大なひまわり畑の散策に加え、ヨガやライブイベントなども開催されます。ゆったりとした雰囲気の中で、夏の自然を満喫したい人におすすめです。 公式サイト B’More Farm(Whitby)Address: 6900 Country Lane #43, Whitby Whitby近郊にある注目のファーム。約12万本のひまわりが咲く6エーカーの畑には、ひまわり迷路やフォトスポットが用意され、サンライズ・サンセットヨガや週末マーケットなどのイベントも開催されます。比較的新しいスポットながら、毎年多くの来場者でにぎわっています。 公式サイト Howells Adventure Farm(Fonthill)Address: 2878 Holland Road, Fonthill ひまわり畑だけでなく、プレイエリアやミニトレインなどのアトラクションも充実したナイアガラ地区のアドベンチャーファーム。お子さん連れのファミリーに特に人気があり、花摘み体験も楽しめるため、一日中遊べるスポットです。 公式サイト 夏だけの絶景を見逃さないで  ひまわりの見頃は例年7月下旬から8月中旬ですが、その年の気温や天候によって開花時期は変わります。また、多くのファームでは事前予約制やオンラインチケットを採用しているため、お出かけ前に営業日や開花状況を公式サイトで確認するのがおすすめです。  青空の下、一面に広がる黄金色のひまわり畑は夏ならではの特別な風景。今年の夏は、ぜひお気に入りのサンフラワーファームを見つけて、季節限定の絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。 - [ティムホートンズ×『ハリー・ポッター』コラボが8月12日に! ホグワーツ4寮のドーナツやゴールデン・スニッチTimbitsなど](https://osanponewscanada.com/business-news-tim-hortons-harry-potter/): Tim Hortons x『ハリー・ポッター』コラボ、8月12日スタート! ホグワーツ4寮のドーナツやゴールデン・スニッチTimbitsなど、限定メニューが登場 Tim Hortons® invites guests to celebrate Back to Hogwarts with Harry Potter™ inspired menu items, merch, limited-edition packaging and more – launching August 12/CNW Group/Tim Hortons Tim Hortons が『ハリー・ポッター』とコラボする「 Back to Hogwarts with Harry Potter」キャンペーンを開催!8月12日スタート!  カナダ最大のコーヒーチェーン「ティムホートンズ(Tim Hortons)」は、『ハリー・ポッター』とのコラボレーションキャンペーン「 Back to Hogwarts with Harry Potter」を8月12日よりカナダ国内の店舗で開始する。  『ハリー・ポッター』ブランドの25周年を記念した今回のキャンペーンでは、ホグワーツの4寮をイメージした限定ドーナツをはじめ、ゴールデン・スニッチをモチーフにしたTimbits、魔法の世界を再現したドリンク、限定グッズ、オリジナルパッケージなど、多彩なコラボレーション商品が展開される。 ホグワーツの4寮をイメージした限定ドーナツ 目玉商品となるのは、ホグワーツの4つの寮をテーマにした4種類のドーナツ。 グリフィンドール ストロベリー・チーズケーキ ドーナツ スリザリン チョコレート・ピスタチオ ドーナツ レイブンクロー ブルーベリー ドーナツ ハッフルパフ レモンメレンゲ ドーナツ Tim Hortons® invites guests to celebrate Back to Hogwarts with Harry Potter™ inspired menu items, merch, limited-edition packaging and more – launching August 12/ CNW Group/Tim Hortons 人気商品Timbitsはゴールデン・スニッチをイメージ  さらに、ゴールデン・スニッチをイメージした「ゴールデン・スニッチ キャラメル Timbits」も販売。数量限定の「ゴールデン・スニッチ Timbitsホルダー」とあわせて楽しめる。 冷たいドリンクで”守護霊”が現れる魔法のカップ  ドリンクメニューには、「Patronus Sparkling Quenchers」と「Forbidden Forest Iced Tea Quenchers」が登場。  これらのドリンクは、冷たい飲み物を注ぐとカップのデザインが変化し、守護霊(パトローナス)が現れる限定カップで提供される。 […] - [トロント国際映画祭2026「Platform」部門 西川美和監督『わたしの知らない子どもたち』がオープニング作品に ](https://osanponewscanada.com/toronto-tiff-platform-26/): トロント国際映画祭2026「Platform」部門発表 西川美和監督『Children Untold』がオープニング作品に  Platform賞受賞作にはアカデミー賞国際長編映画賞への応募資格を付与 TIFF26 『Children Untold(わたしの知らない子どもたち)』/Photo: Courtesy of TIFF トロント国際映画祭2026「Platform」部門上映作品発表  トロント国際映画祭(TIFF)は、2026年の「Platform(プラットフォーム)」部門のラインナップを発表した。映画祭唯一のコンペティション部門であるプラットフォームは、独自の映画言語を持つ監督たちの才能と作家性を紹介する場として設立され、今年で11年目を迎える。2026年は選出作品数が12本へと拡大、さらにプラットフォーム賞受賞作には第99回アカデミー賞国際長編映画賞への直接的な資格獲得につながる新たな制度が導入される。 作家性あふれる国際映画の競演  優れた監督のビジョンと作家としての表現を称えることを目的としている同部門には、これまで後に世界的な評価を得た監督たちが登場してきた。バリー・ジェンキンス(『ムーンライト』)、ダリウス・マーダー(『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』)、ウィリアム・オルドロイド(『レディ・マクベス』)、サラ・ガヴロン(『Rocks/ロックス』)、アンソニー・シム(『Riceboy Sleeps』)らもPlatformを通じて国際的に注目を集めた。  2026年のPlatform部門では、インド、韓国、トルコ、イタリア、カナダ、イギリス、ブラジル、フィリピン、南アフリカ、ポーランド、日本など、15か国にまたがる映画作家たちの新作12本が集結。全作品がワールドプレミア上映となる。 西川美和監督『Children Untold(わたしの知らない子どもたち)』が部門オープニング作品に  日本からは、西川美和監督の最新作『Children Untold(わたしの知らない子どもたち)』が選出され、プラットフォーム部門のオープニング作品を務める。  西川監督が原案・脚本・監督を務める本作は、第二次世界大戦直後の東京を舞台に、生き抜くために少年として振る舞う12歳の少女の姿を描く。主演は⼩⼋重葵美と二階堂ふみ。 多様な背景を持つ12作品 2026年Platform部門のラインナップは以下の通り。 最高賞『Platform賞』がアカデミー賞への新たな入口に  2026年から、プラットフォーム賞の受賞作のうち英語以外の言語で製作された作品には、アカデミー賞国際長編映画賞へのエントリー資格が付与される。これによりTIFFは、ベルリン、カンヌ、ヴェネチア、サンダンス、釜山などと並び、国際長編映画賞への新たな選考ルートを提供する世界6つの映画祭のひとつとなる。  今年のPlatform賞の審査委員長を務めるのは、アルゼンチンの映画監督・脚本家・プロデューサーのパブロ・トラペロ。イギリスの監督・脚本家アマ・アサンテ、台湾の俳優・映画監督シルヴィア・チャン、フランス系カナダ人プロデューサーのリュック・デリー、香港映画界のエグゼクティブであるアルバート・リーが審査員を務める。受賞監督には2万カナダドルの賞金が贈られ、授賞式は映画祭最終日の9月20日に行われる。  多様な地域、文化、背景を持つ映画作家たちが集う2026年のプラットフォーム部門。次世代の国際映画を占う重要な舞台として、今年も世界中の映画ファンから注目を集めそうだ。 トロント国際映画祭公式サイト トロント国際映画祭は2026年9月10日~20日まで開催。チケット、上映作品、スケジュール等の詳細は映画祭公式サイトをご覧ください。 あわせて読みたい! 第51回トロント国際映画祭、Gala&Special Presentations 部門上映作品を発表! - [トロント国際映画祭2026-ガラ&スペシャル・プレゼンテーション部門は濱口竜介、是枝裕和、ペドロ・アルモドバルら世界の巨匠が集結](https://osanponewscanada.com/toronto-event-tiff-26-gala-films/): 第51回トロント国際映画祭、Gala&Special Presentations 部門上映作品発表  2026年も濱口竜介、是枝裕和、イ・チャンドンら世界の巨匠が参加 2026年9月10日~20日開催 TIFF26 『All of a Sudden(急に具合が悪くなる)』/Photo: Courtesy of TIFF  第51回トロント国際映画祭(Toronto International Film Festival/TIFF)の「ガラ部門」と「スペシャル・プレゼンテーション部門」のラインアップが発表された。2026年のTIFFは9月10日から20日まで開催され、約30か国から集まる話題作が上映される。  ガラ部門とスペシャル・プレゼンテーション部門は、毎年映画祭の中心を担う人気セクション。世界的スターがレッドカーペットを彩る一方、アカデミー賞や世界各国の映画賞へ向けた有力候補が数多くお披露目されることでも知られている。  今年はペドロ・アルモドバル、ダニー・ボイル、濱口竜介、是枝裕和、イ・チャンドン、マイク・リー、クリスティアン・ムンジウ、アンドレイ・ズビャギンツェフ、フロリアン・ゼレール、ロドリゴ・ソロゴジェンら、現代映画界を代表する監督たちの最新作が集結。まさに映画ファン必見のラインアップとなった。  ガラ部門のオープニング作品には、『CODA コーダあいのうた』でアカデミー作品賞・脚色賞を受賞したシアン・ヘダー監督の『Being Heumann』が選ばれた。障害者権利活動家ジュディス・ヒューマンの実話を映画化した本作は、TIFF観客賞(People’s Choice Award)の有力候補としても注目されている。  一方、クロージング作品にはヤン・ラヌエット・チュルジョン監督による『Villeneuve: The Rise of a Legend』が決定。伝説的F1ドライバー、ジル・ヴィルヌーヴの若き日を描く伝記スポーツドラマとして上映される。 今年のTIFF注目10作品 1. 『All of a Sudden(急に具合が悪くなる)』(監督:濱口竜介) 『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』に続く最新作。濱口監督作品は近年の主要映画祭で常に高い評価を受けており、本作もカンヌ国際映画祭ではヴァレリー・エフィラと岡本多緒が最優秀女優賞を受賞し、国際映画メディアや批評家の関心を集めている。 2. 『Always Lalisa』(監督:スー・キム) BLACKPINKのリサのドキュメンタリー。K-POPのスターとしてはもちろん、近年は女優、ファッションアイコンとしても人気の高いリサに密着した内容とあり、早くも多くのファンから注目を集めており、レッドカーペットへの期待も高い。 3. 『Being Heumann』(監督:シアン・ヘダー) ガラ部門オープニング作品。『CODA コーダ』以来となるヘダー監督の新作で、障害者権利運動のリーダー、ジュディス・ヒューマンの活動を追った作品として観客賞の有力候補とみられている。 4. 『Bitter Christmas』(監督:ペドロ・アルモドバル) 現代ヨーロッパ映画を代表する名匠アルモドバルの新作。新作発表のたびに映画祭や賞レースの中心となる存在であり、今年も大きな話題を呼びそうだ。 5. 『Bunker』(監督:フロリアン・ゼレール) ガラ部門を代表する賞レース候補作。『ファーザー』でアカデミー脚色賞を受賞したゼレール監督の新作で、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムが主演を務める。 6. 『Fjord』(監督:クリスティアン・ムンジウ) 『4ヶ月、3週と2日』『R.M.N.』などで知られるルーマニアの巨匠による新作。カンヌ国際映画祭ではパルムドールを受賞、批評家から絶大な支持を受けている。セバスチャン・スタンとレナーテ・レインスベらが出演。 7. 『La Bola Negra』(監督:ハビエル・アンブロッシ、ハビエル・カルボ) 世界中から現在注目を集めるスペイン出身の若手監督デュオ。抑圧された環境で生きるクイア男性たちを描いた同作はカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。 8. 『Look Back(ルックバック)』(監督:是枝裕和) 『万引き家族』『怪物』で世界的評価を確立した是枝裕和監督の最新作。日本のみならず欧米の批評家からも高い注目を集める一本となる。 9. 『Minotaur(ミノタウロス)』(監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ) カンヌ国際映画祭で審査員特別大賞を受賞した作品。『ラブレス』『裁かれるは善人のみ』などで知られる監督は、重厚な人間ドラマを得意とし、新作は毎回世界中の映画メディアで大きく取り上げられる。 10. 『Possible Love』(監督:イ・チャンドン) 『バーニング 劇場版』以来となる待望の新作。長年新作が待たれてきた巨匠だけに、今年のTIFFでも最注目作品の一つ。早くも賞レースの有力候補として名前が挙がっている。チョン・ドヨン、ソル・ギョングらが出演 11. 『Tender Loving Care』(監督:マイク・リー) 『秘密と嘘』『ヴェラ・ドレイク』などで知られる英国映画界の名匠による新作。人間ドラマの名手として知られ、映画批評家からの期待は非常に高い。 そのほか見逃せない話題作  また、チェイス・インフィニティの主演作『The Julia Set』(ニキ・バーキン監督)、シルベスター・スタローンが『ロッキー』を生み出す背景を描く『I Play Rocky』(ピーター・ファレリー監督)、ロドリゴ・ソロゴジェン監督の『The Beloved』、是枝裕和と並び日本映画界の存在感を示す塚本晋也監督の『Mr. Nelson, Did You Kill People?(ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?)』、『Free Solo』でアカデミー賞を受賞したジミー・チン&エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリ監督による『Everest: The Other Side』なども上映される  このほかにも、『Trainspotting』『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督による『Ink』、三池崇史監督が人気シリーズを手掛ける『Bad Lieutenant: Tokyo(バッド・ルーテナント:トウキョウ』、さらに『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督による『Paradise Lost』、サスカッチ・サンセットのゼルナー兄弟による『Alpha Gang』などもラインアップされた。   […] - [「グラウス・マウンテン」が100周年!ドローンショーやライブ音楽が楽しめる記念フェスティバルを開催](https://osanponewscanada.com/vancouver-event-grouse-mountain-centennial/): 「グラウス・マウンテン」が100周年!ドローンショーやライブ音楽が楽しめる記念フェスティバルを開催 2026年7月23日から8月3日まで Photo: Grouse Mountain  バンクーバーを代表する人気観光スポット「グラウス・マウンテン」が、2026年に開業100周年を迎えます。これを記念し、2026年7月23日から8月3日までの期間、「グラウス・マウンテン・センテニアル・フェスティバル(Grouse Mountain Centennial Festival)」が開催されます。  100周年を祝う本イベントでは、夜空を彩るドローンショーをはじめ、ライブコンサート、映画上映、フードトラック、ファミリー向けアクティビティなど、多彩なプログラムを実施。夏のバンクーバーを訪れる旅行者にとって、特別な思い出となるイベントになりそうです。 100年の歴史を描く圧巻のドローンショー  フェスティバル最大の見どころは、オリジナルのシネマティック・ドローンショー「A Century of Stories(100年の物語)」です。  数百機のドローンが夜空を舞い、映画音楽や先住民族のドラム演奏、ストーリーテリングを組み合わせながら、グラウス・マウンテンの100年にわたる歴史や、人々とのつながり、数々の思い出を壮大なスケールで表現します。ドローンショーの前後にはライブミュージックの演奏も。  ショーは7月23日、24日、25日、8月2日の4日間限定で開催。8:30 pm -10:30 pm  *ドローンショーは9:30 pm から アウトドア、音楽、映画、グルメまで、子どもから大人まで楽しめる11日間  期間中はドローンショー以外にも、さまざまなイベントが予定されています。  7月30日には、名作映画『ジュラシック・パーク』を山頂で上映する「Movies on the Mountain」を開催。7月31日と8月1日にはライブコンサートシリーズ「Music Loud, Mountains Blue」が行われ、バンクーバーの夏の夜を音楽で盛り上げます。  また、地元で人気のフードトラックが毎日出店するほか、DJイベントやライブミュージックも開催。家族連れからカップルまで、一日中楽しめる内容となっています。  7月25日には絶滅危惧種保護動物園で暮らすグリズリーベア(ハイイログマ)の、GrinderとCoolaの誕生日会を開催。ハイイログマについて学びクマたちが誕生日ケーキを楽しむ様子を見ながらお祝いします。 Photo: Grouse Mountain 人気アクティビティも特別価格に  フェスティバル期間中(7月23日~8月3日)は、人気アクティビティも記念価格で楽しめます。  マウンテン・ジップライン・ツアーは100ドル、マウンテン・ロープス・アドベンチャーは50ドルの特別料金で提供されるほか、そのほかにも100周年限定の各種プロモーションが予定されています。 夏のグラウス・マウンテンを満喫  イベント期間中は、通常の人気アトラクションも楽しめます。 新登場の「グラウス・グラビティ・コースター」をはじめ、グリズリーベアの観察、猛禽類の飛行デモンストレーション「Birds in Motion」、絶景チェアリフト、ハイキングコース、山頂レストランなど、自然を満喫できるコンテンツが充実しています。  標高約1,200メートルの山頂からは、バンクーバー市街地や海、周囲の山々を一望できる絶景が広がり、「The Peak of Vancouver(バンクーバーの頂)」の愛称にふさわしい景色を楽しめます。 バンクーバー中心部から約30分でアクセス  1926年に開業したグラウス・マウンテンは、年間約130万人が訪れるブリティッシュコロンビア州屈指の観光スポットです。 バンクーバー中心部から車で約30分というアクセスの良さも魅力で、四季を通じてハイキング、スキー、野生動物との出会い、絶景ダイニングなど、カナダらしい自然体験を楽しめます。 100周年という節目を迎える今年の夏は、特別な演出とともに、グラウス・マウンテンの魅力を満喫できる絶好の機会となりそうです。 Photo: Grouse Mountain Grouse Mountain Centennial Festival 開催期間:2026年7月23日(木)~8月3日(月) 会場:グラウス・マウンテン 内容:ドローンショー、ライブ音楽、映画上映、フードトラック、ファミリー向けイベント、期間限定アドベンチャーなど 料金:多くのプログラムはマウンテン入場券で参加可能(一部有料アクティビティあり) ***6:00 pm 以降は入場料が$34となる割引あり。  イベントの詳細、入場料についてはGrouse Mountain公式サイトをご覧ください。 - [グレッグ・ジラード初の大規模回顧展、ノースバンクーバーで開催  54年にわたる都市と人々の記録を一望](https://osanponewscanada.com/vancouver-arts-and-culture-greg-girard-polygon-gallery/): グレッグ・ジラード初の大規模回顧展、ノースバンクーバーで開催 香港、日本、上海などで撮影された160点超を展示 The Polygon Galleryで、2026年7月10日から10月25日まで開催  ノースバンクーバーのポリゴン・ギャラリー(The Polygon Gallery)で7月10日から、カナダ人写真家グレッグ・ジラードさんの初となる大規模回顧展「Greg Girard」が始まった。  本展では、1972年から2026年までの54年間に撮影された160点を超える作品を展示。代表作に加え、これまで写真集には収録されなかった未公開カットや、近年故郷バンクーバー周辺で撮影した新作も公開される。会期に合わせ、新写真集『Greg Girard – Photographs 1972–2026』も刊行される。 Greg Girard, Kowloon Walled City, from SE Corner, Hong Kong, 1987. Image courtesy of the artist and Monte Clark Gallery, Vancouver. 東京や、香港、上海などアジアの都市を記録してきたカナダ人写真家、グレッグ・ジラードさん  1970〜80年代の東京を撮影した作品でもよく知られるグレッグ・ジラードさん。1980年代からアジア各地を拠点に活動し、とりわけ香港、上海、東京、沖縄などの都市を舞台に、夜の街に漂う空気や都市の変容を詩的な視点で記録してきた。ネオンに照らされた路地、深夜の街角、開発によって消えゆく建物や人々の暮らしを捉えた作品は、多くの写真家にも影響を与えている。  なかでも、取り壊し前の九龍城砦を撮影した『City of Darkness: Life in Kowloon Walled City』(1993年)は、現在では歴史的資料としても高く評価される一冊。また、急速な再開発が進む上海を記録した『Phantom Shanghai』(2007年)は、SF作家ウィリアム・ギブスンが序文を寄せ、『The Independent』紙が「史上最高の写真集10冊」の一つに選出したことでも知られている。  今回の展覧会では、こうした代表作だけでなく、写真家として歩み始めた1970年代の初期作品から現在までを年代順に紹介する点が大きな特徴となる。10代の頃、高校教師から与えられた課題をきっかけに、バンクーバーのダウンタウン・イーストサイドのホテルに滞在しながら撮影したモノクロ写真も展示され、世界的な写真家へと成長する以前のまなざしを知ることもできる。 また、BBCや『Asiaweek』、『Time』誌などの報道現場で活動していた時代の資料や、雑誌には掲載されなかった写真も展示される。 Greg Girard 展の、左から、The Polygon GalleryキュレーターのElliott Ramseyさん、Greg Girardさん、The Polygon GalleryディレクターのReid Shierさん。Photo:Osanpo News Canada!  都市風景の写真家というイメージが強いジラードさんだが、本展では人物写真にも焦点が当てられている。共同キュレーターのエリオット・ラムジーさんは、「都市を撮る写真家として知られる一方で、人々を撮る才能もまた卓越している。街をその住民を通して描き出す力こそ、ジラードさんの魅力の一つ」と話す。また、展示されているポートレイトを示し、「表情を見れば、ジラードさんが彼らを単なる被写体として見ていたのではなく、時間をかけて信頼を築いた相手であることがわかるでしょう」とも。  展示には、2017年ごろから6年かけて日本各地にある「スナックさくら」を撮影したシリーズからの写真も展示されており、明るいネオンと対照的な夜の街の静けさや孤独感も伝える。ジラードさんは「日本に滞在中、『スナックさくら』がいろいろな町にある事に気づいた。」と興味を持ったきっかけを話す。「日本には数年滞在しながら様々な場所を訪れたのだが、都会だけでなく過疎化の進んだ小さな町にもぽつんと『スナックさくら』があったりし、ママさんがいて常連が訪ねてくる‘日本のスナック文化’というものに興味深いものを感じた」と写真を撮り続けた理由を話した。  ノースバンクーバーのThe Polygon Galleryで現在、Greg Girardさんの写真展が開催されている。Photo:Osanpo News Canada!  2011年にバンクーバーへ戻ったジラードさんは、再び故郷の風景を撮影し続けている。近年はInstagramでも24万人以上のフォロワーを持ち、若い世代の写真家にとっても大きな存在となっている。   都市が変わり続ける瞬間を半世紀以上にわたって見つめてきたグレッグ・ジラードさん。派手な演出のない写真からは、それぞれの場所で生きる人々への温かいまなざしが感じられる。その歩みを一望できる本展は、アジアの都市文化やストリートフォトグラフィーに関心のある人にとっても見逃せない機会となりそうだ。 Greg Girard at The Polygon Gallery 詳細やスケジュールは、The Polygon Gallery公式サイトでご確認ください。 - [バンクーバーの夏をアートで楽しむ!「Eastside Arts Festival 2026」](https://osanponewscanada.com/vancouver-events-eastside-arts-festival-2026/): バンクーバーの夏をアートで楽しむ!「Eastside Arts Festival 2026」 アートワークショップや、ライブミュージックなど盛りだくさん!  2026年7月17日から26日まで開催 Eastside Arts Festival / Photo by Jon Pesochin  バンクーバーの夏を彩る人気イベント「Eastside Arts Festival(イーストサイド・アーツ・フェスティバル)」が、7月17日(金)から26日(日)まで開催されます。  会場はチャイナタウンやストラスコナ、コマーシャル・ドライブをはじめとするEastside Arts District一帯。アーティストのスタジオや公園、ブルワリーなど街全体を舞台に、アートを鑑賞するだけでなく体験することができる10日間です。  6回目となる今年は、イベント内容がさらに充実し、アーティストによる街歩きツアーやワークショップが大幅に増加。7月25日(土)には、 MacLean Parkで入場無料の屋外ライブイベントも開催されます。 今年も各種アートプログラムが盛りだくさん! ***バンクーバーの街を、アーティストと一緒に歩くウォーキングツアー  料金:$20 詳細はフェスティバルサイトまで  昨年好評だったウォーキングツアーは今年も実施。 チャイナタウン、ストラスコナ、コマーシャル・ドライブなど、それぞれ異なる個性を持つエリアを、地元アーティストや文化ガイドと一緒に巡ります。  写真をテーマにしたツアーや、街の”音”に耳を澄ませながら歩く「サウンドウォーク」、パブリックアート巡り、参加者がルートを選べるユニークな歴史ツアーなど、観光とはひと味違う視点でバンクーバーを楽しめる内容です。  普段は何気なく通り過ぎている街角に、「こんな場所があったんだ」と新しい発見があるかもしれません。 ***初心者でも楽しめるアートワークショップ  各ワークショップ:$35~$55 詳細はフェスティバルサイトまで  フェスティバル期間中は、気軽に参加できるアートワークショップも多数開催されます。 などがあります。  会場はアーティストスタジオだけでなく、East Van Brewing CompanyやLuppolo Brewing Co.など、地元のブルワリーや蒸留所でも行われるため、クラフトビールと一緒にアートを楽しめるのも魅力です。 ***7月18日は、「The Whitty Wily Poetry Connection」を開催  無料  アーティストのクレア・デイビスによるライブ参加型パフォーマンス・インスタレーションで、思いがけない物から詩を作ったり、ユーモラスまたは真摯な文章を共同制作したり、アナログならではの演出を通じて自らの声を表現したり、遊び心あふれる言葉と詩の体験を提供します。カムループス×ヘイスティングス・プラザ(Kamloops x Hastings Plaza)で午後12時から2時まで開催。 ***7月18日、19日、25日、26日は屋外ダンスシリーズ「The Dance Deck」 $40~$70 詳細はフェスティバルサイトまで  人気の屋外ダンスシリーズ「The Dance Deck」で、7月18日、19日、25日、26日に開催されます。Belle Spirale Dance Projectsの芸術監督シルヴァン・セネズとアレクシス・フレッチャーが、自宅裏庭の特設会場でプロデュース・開催します。 ***7月25日は野外イベント  無料  フェスティバル最大のイベントとなるのが、7月25日(土)にマクリーン・パーク(MacLean Park)で開催される無料イベント。  午後3時から8時まで、ライブミュージックやアート体験、フードトラック、ビアガーデンなど、家族連れから大人まで楽しめるプログラムを提供します。  会場にはDJや地元ミュージシャンが出演するほか、無料のアート体験として、Enabling Artsによる共同コラージュ制作、The Writer’s Exchangeによる子ども向けライティング企画、Alternative Creations Studioによるリサイクル素材を使ったアクセシブルなアート体験なども開催されます。  さらに、陶芸、版画、絵画、テキスタイル、アパレル、ミクストメディア作品など、地元アーティストによる作品を販売するアートマーケットも登場します。 また、同日昼には近くのEast Hastings Streetで「Strathcona Blocks Party」も開催されるため、一日かけてストラスコナエリアを満喫するのもおすすめです。 ***7月26日は「MacLean Park Music」 無料  マクリーン・パークで、午後2時~5時まで開催される無料音楽イベント「MacLean Park Music」。Mizz Lisa、Lyndsay Wills & the No Frills String Band、Sinéad X Sandersら地元アーティストが出演します。 Eastside Arts Festival / Photo by Jon […] - [舞台『千と千尋の神隠し』トロントで2027年5月に北米初演 ワールドツアーの一環で](https://osanponewscanada.com/toronto-arts-and-culture-spirited-away/): 舞台『千と千尋の神隠し』トロントで北米初演ワールドツアーの一環で15週間上演 トロントのプリンセス・オブ・ウェールズ劇場で2027年5月6日~8月15日まで 舞台『千と千尋の神隠し』トロントのプリンセス・オブ・ウェールズ劇場で上演決定  スタジオジブリのアカデミー賞受賞作を原作とする舞台『千と千尋の神隠し』が、2027年に北米初演を迎える。東宝によるオリジナル日本語舞台版が、2027年5月6日から8月15日まで、トロントのプリンセス・オブ・ウェールズ劇場で15週間限定上演されることが発表された。  同公演は、東京、台北、トロント、ロサンゼルス、ロンドンを含む2026〜2028年のワールドツアーの一環。日本から来演するカンパニーにより、日本語上演・英語字幕付きで届けられ、俳優、パペット操演者、ミュージシャンを含む総勢50名が出演する。  トロント公演のチケットは2026年10月に発売予定。優先予約への登録は、Mirvish Productionsの特設ページで受け付けている。 ‘Spirited Away’ is coming to The Princess of Wales Theatre from May 6, 2027, to Aug. 15, 2027. Photo: Courtesy of Mirvish Productions  主催するMirvish Productionsのハンナ・マーヴィッシュ氏は「私が最も愛する映画の一つである『千と千尋の神隠し』の、この壮麗で唯一無二の舞台作品が、北米で最初にトロントのお客様にご覧いただけることを大変うれしく思います。本作は驚きと革新的な舞台芸術に満ちた壮大なプロジェクトです。プリンセス・オブ・ウェールズ劇場でこの作品をお迎えできることは、まさに夢の実現です。」と喜びのコメントを発表。  同じくMirvish Productionsのデイヴィッド・マーヴィッシュ氏も「舞台版『千と千尋の神隠し』は、私がこれまで観た中でも間違いなく最高の演劇体験のひとつです」と賛辞を述べ、演出・共同脚色を務めるジョン・ケアードさんにも言及した。カナダ出身のケアードさんは『レ・ミゼラブル』のオリジナル共同演出・共同脚色で知られ、同作は1989年にトロントのロイヤル・アレクサンドラ劇場でカナダ初演を迎えている。  宮﨑駿監督、スタジオジブリ制作による映画『千と千尋の神隠し』は2001年に公開され、2003年にアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞。少女・千尋が、魔女・湯婆婆の支配する不思議な世界で両親を救い、元の世界へ戻るため奮闘する物語として、世界中で高い評価を受けてきた。  舞台版は東宝が2021年に企画し、ジョン・ケアードさんが脚本・演出、今井麻緒子さんが共同脚色を担当。久石譲さんによる映画音楽はブラッド・ハークが舞台用に編曲し、舞台美術をジョン・バウンサーさん、パペットデザインをトビー・オリエさん、振付を井手茂太さん、衣裳を中原幸子さんが手がけている。  2022年3月に東京・帝国劇場で初演された同作は、橋本環奈さん、上白石萌音さんがWキャストで千尋役を演じるなど豪華なキャストも話題を呼んだ。日本国内ツアーを経て、2024年にロンドン・コロシアムで上演。17週間にわたり30万人以上を動員した。その後、2025年WhatsOnStage Awardsで最優秀新作戯曲賞を受賞し、オリヴィエ賞では4部門にノミネート。さらに上海、ソウルでの国際公演も全公演完売となり、日本発の舞台作品として国際的な存在感を高めている。 台北で開幕し、トロント、ロサンゼルスを経てロンドンで再演予定  ワールドツアーは2026年12月から2027年1月にかけて台北・国家戯劇院で開幕し、その後、東京および日本全国ツアーを経て5月にトロントへ。トロントでの北米初演後は、9月から10月にロサンゼルス・アーマンソン劇場で米国初演を行い、2028年3月から7月にはロンドン・コロシアムで再演される予定。ワールドツアーのキャストは後日発表される。   トロント公演のチケットは2026年10月に発売予定。優先予約への登録は、Mirvish Productionsの特設ページで受け付けている。 ‘Spirited Away’ is coming to The Princess of Wales Theatre from May 6, 2027, to Aug. 15, 2027. Photo: Courtesy of Mirvish Productions - [2026年トロント国際映画祭、  オープニング作品はシアン・ヘダー監督『Being Heumann』 上映作品を続々発表!](https://osanponewscanada.com/toronto-cinema-tiff-2026-opening-film/): 第51回トロント国際映画祭、オープニング作品はシアン・ヘダー監督『Being Heumann』  シンシア・エリヴォ主演『Prima Facie』、ホ・ジノ監督作品『The Assassin(s)』の3作品の上映を発表+5作品追加です! 今年も9月10日~20日まで、トロント国際映画祭(TIFF)が開催される。Photo:Osanpo News Canada! トロント国際映画祭(TIFF)、2026年の上映作品第一弾として3作品を発表  トロントで9月10日から20日にかけて開催される第51回トロント国際映画祭(TIFF)は、ガラ・プレゼンテーション部門の第1弾ラインアップを発表した。オープニング作品には、『CODA コーダ あいのうた』でアカデミー賞作品賞を受賞したシアン・ヘダー監督の最新作『Being Heumann』。  今回発表されたのは、いずれもワールドプレミアとなる3作品。『Being Heumann』のほか、『Woman Walks Ahead』のスザンナ・ホワイト監督による法廷ドラマ『Prima Facie』、そして『A Normal Family』のホ・ジノ監督と俳優イ・ミンホがタッグを組む『The Assassin(s)』がラインアップに名を連ねた。  『Being Heumann』は、障害者の権利向上に生涯を捧げた活動家ジュディ・ヒューマンの実話を映画化した作品。主演のルース・メイドリーが主人公を演じるほか、『CODA コーダ あいのうた』で世界的な評価を得たシアン・ヘダー監督の新作として大きな注目を集めている。 View this post on Instagram A post shared by TIFF (@tiff_net)  『Prima Facie』では、ウィキッドなどで知られるシンシア・エリヴォが主演を務める。英国出身のスザンナ・ホワイト監督が手がける本作は、鋭い視点で法廷と社会問題を描くリーガルドラマとなっている。  『The Assassin(s)(暗殺者たち)』は韓国映画界を代表するホ・ジノ監督の最新作。人気俳優イ・ミンホ、ユ・へジン、パク・ヘイルを迎えたサスペンススリラー。トロントで世界初上映を迎えることが明らかになった。 View this post on Instagram A post shared by TIFF (@tiff_net)  TIFFのキャメロン・ベイリーCEOは、「『CODA コーダ あいのうた』に続くシアン・ヘダー監督の感動的な新作で映画祭を開幕できることを大変うれしく思います。また、シンシア・エリヴォ主演『Prima Facie』、ホ・ジノ監督とイ・ミンホによる『The Assassin(s)』をトロントの観客に世界で初めて披露できることを楽しみにしています。今後もさらに多くの作品を発表する予定です」とコメントしている。 ***6月16日追加情報!  6月16日、TIFFはSpecial Presentations(スペシャル・プレゼンテーション)部門の上映5作品も追加発表した。 View this post on Instagram A post shared by TIFF (@tiff_net) 『Alpha Gang』(監督:デヴィッド・ゼルナー、ネイサン・ゼルナー)『サスカッチ・サンセット』のゼルナー兄弟によるSFコメディ。人類を滅ぼす目的で地球にやって来た人型エイリアンの集団が、次第に地球の人々に愛着を抱くようになるという物語です。出演はケイト・ブランシェット、クリス・パイン、デイヴ・バウティスタ、レア・セドゥ、リリー=ローズ・デップら。 『Glaxo』(監督:ベンハミン・ナイシュタット)アルゼンチンのナイシュタット監督による注目作。1950年代から1980年代にかけての地方都市を舞台にした年代記的な作品で、アルゼンチンの社会不安を背景に、欲望と復讐の物語の中で人生が交錯する4人の若者を描きます。 『Love of Your Life』(監督:レイチェル・モリソン)2018年に『マッドバウンド 哀しき友情』で女性として初めてアカデミー賞撮影賞にノミネートされたレイチェル・モリソンによる、長編監督第2作。ライアン・ゴズリングがプロデュースを務めるロマンチック・ドラマで、マーガレット・クアリー演じる看護師が運命的な恋愛に巻き込まれていく姿を描きます。共演はパトリック・シュワルツェネッガー。 『The Housewife』(監督:ベン・シリニアン)タイ・シェリダン演じるニューヨーク・タイムズの若手記者が、クイーンズに潜伏している可能性のある元ナチス将校を追う取材に乗り出します。しかし、その男の妻(ナオミ・ワッツ)と関わるようになったことで、取材は思わぬ方向へ複雑化していくというストーリー 『Your Mother Your Mother Your Mother』(監督:バッサム・タリーク)『Mogul Mowgli』のバッサム・タリーク監督による長編第2作。アカデミー賞を2度受賞したマハーシャラ・アリが、ラティフという敬虔な信仰を持つ殺し屋を演じます。敵に追われる中、愛する人々を守るため、テキサス州ヒューストンを横断する危険な旅に出ることになります。共演はジョン・チョー、ジャンカルロ・エスポジートら。    昨年は記念すべき第50回大会として約70万人を動員したTIFF。今年は新たな業界向けマーケット「TIFF: The Market」がスタートするほか、上映後Q&Aや「In Conversation With…」シリーズ、キング・ストリート・ウェストを歩行者天国として開放する人気イベント「Festival Street」なども例年通り開催される予定だ。  映画祭の全ラインアップおよび上映スケジュールは8月11日に発表される。チケットの販売は、メンバー向け=8月21日開始、一般向け=8月31日開始。  上映作品とスケジュール、チケットの購入はトロント国際映画祭(TIFF)公式サイトを参照ください。 - [トロントのAGO『印象派革命:モネからマティスまで』展 行って来ました!](https://osanponewscanada.com/toronto-arts-and-culture-ago-the-impressionist-revolution-review/): トロントのAGOで「The Impressionist Revolution: Monet to Matisse from the Dallas Museum of Art(印象派革命:モネからマティスまで)」開催中 Art Gallery Of Ontario (AGO)で7月7日~10月18日まで The Impressionist Revolution: Monet to Matisse from the Dallas Museum of Art at AGO の展示場内。  トロントのダウンタウンにあるAGO(Art Gallery of Ontario )で7月7日から、「The Impressionist Revolution: Monet to Matisse from the Dallas Museum of Art(印象派革命:モネからマティスまで)」が開始しました。今回は一般公開に先駆けて展示におじゃまして来たので、早速どのような展示かをレポートしたいと思います。 「The Impressionist Revolution: Monet to Matisse from the Dallas Museum of Art(印象派革命:モネからマティスまで)」  本展は、印象派の作品群を「革命」という視点から見直してゆく展示です。風景画や都市生活、静物画を実験的な技法で描いた彼らは、新たな潮流を生み出し、次世代の芸術家たちに計り知れない影響を与えました。そして、その革新的な精神と後世への影響をたどることで、柔らかな色合いの多い作品群が秘める、より深く力強い魅力を明らかにしてゆきます。  カナダ初公開となる本展は、ダラス美術館の常設コレクションから選りすぐった作品で構成された、印象派の大規模回顧展です。クロード・モネ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、カミーユ・ピサロ、エドガー・ドガ、ベルト・モリゾ、フィンセント・ファン・ゴッホ、ポール・ゴーギャン、アンリ・マティス、エドヴァルド・ムンクをはじめとする巨匠たちの作品が展示されています。     企画はDallas Museum of Artの主任学芸・研究責任者であり、ヨーロッパ美術担当上席キュレーターであるニコール・R・マイヤーズ博士。AGOでの展示は、AGOヨーロッパ美術担当キュレーターのキャロライン・シールズ博士が担当。 年代順、テーマ別に5つのセクションで構成  展覧会は年代順およびテーマ別の5つのセクションで構成され、展示される約50点の作品を通して、これらの革新的な芸術家たちの技法や主題が、19世紀後半から20世紀初頭にかけて近代美術の新たな方向性を切り開いたことを紹介しています。  モネやルノワール、ピサロが切り開いた、印象派による光と色彩の探究は、その後、スーラやシニャックら新印象派による科学的な色彩表現、さらにゴッホやゴーギャンらポスト印象派による個性的で内面的な表現へと発展しました。 そしてその流れは、マティスやムンクら20世紀初頭の画家たちによる、色彩や感情を重視した新たな表現へとつながっていきます。  本展は、その流れを順に見ることができる見応えのある展示です。モネの『睡蓮』はもちろん、シニャックやモリゾなど色合いの美しい作品も多いので、開催中は何度も足を運んで癒されて来ようと思います。 The Impressionist Revolution: Monet to Matisse from the Dallas Museum of Art at AGO の展示場内。新印象派の作品にも注目。  展示の最初のセクションでは、来場者は印象派誕生の時代へと誘われ、創設メンバーたちをより詳しく知ることができます。  国営の美術展「サロン」が美術界の中心的存在だった19世紀のパリでは、古典的で洗練された画風が正当な美術とされていました。そのため、作品が酷評され出品を拒否された印象派の画家たちは、独自に集まり展覧会を開催、作品を発表する場を設けました。彼らの作品は、それまで「正統な美術」とされていたものとは大きく異なっており、従来の芸術界の価値観に挑み、日常の風景や街の活気に目を向け、身近な情景を描き出しました。  作品には、自然の一瞬の表情であれ、街の喧騒であれ、光や空気、そして人や風景の動きや息づかいが生き生きと描き出されています。展示では、そうした新たな表現への挑戦を物語る作品が紹介されています。  続いてのセクションでは、印象派の画家たちが採用した、従来の常識にとらわれない制作手法も見ることができます。  印象派の画家たちは、細かな筆触を重ねることで風景を描き出し、風や天候、そして時間の移ろいまでも感じさせる表現を生み出しました。このセクションでは、印象派、そしてその後に続いた新印象派の画家たちが、風景画をどのように革新していったのかを紹介します。  本展では、モネの『睡蓮』シリーズから2点が、専用の展示室で紹介されています。モネは生涯で250点を超える『睡蓮』の作品を描いたとされており、このシリーズは彼の芸術を象徴する代表作となっています。またモネが庭園で絵を描く様子を撮影した、貴重な映像も上映されているのでお見逃しなく! The Impressionist Revolution: Monet to Matisse from the Dallas Museum […] - [2026年夏版-バンクーバーエリアの屋外映画まとめ スタンレーパークやダウンタウンなど](https://osanponewscanada.com/vancouver-event-outdoor-cinema-2026/): 2026年夏版-バンクーバーエリアの屋外映画まとめ スタンレーパークやノースバンクーバー、リッチモンドなど夏限定の野外シネマ情報 Photo by Son Tung Tran via pexels バンクーバーの夏は野外シネマがおすすめ!2026年に行われる各地の上映スケジュールを一挙紹介  夏のバンクーバーでは、公園やビーチ、広場などで映画を楽しめる無料のアウトドアシネマ(野外映画)イベントが各地で開催されます。  人気のスタンレーパークをはじめ、ダウンタウンのバンクーバー美術館広場、ノースバンクーバー、リッチモンド、バーナビーなどで、家族連れや友人同士で気軽に楽しめる上映会が盛りだくさん。  2026年も話題作から名作映画まで幅広いラインアップが予定されています。この記事では、開催場所ごとの上映スケジュールや見どころをまとめました。 スタンレーパーク・evo Summer Cinema バンクーバーを代表する夏の人気イベントがスタンレーパークのevoサマーシネマです。 会場はスタンレーパーク内のSecond Beach(セカンドビーチ)。毎週火曜日、日没から約15分後に上映が始まり、超大型40フィートのスクリーンで映画を楽しめます。 開催期間 2026年7月14日(火)〜9月1日(火) 2026年上映作品 料金:一般席は無料・先着順です。 ゆったり鑑賞したい方には、VIPプレミアム席(約30ドル〜)も用意されています。  上映前は、スタンレーパークのシーウォールを散歩したり、自転車で一周したりするの もおすすめ。 7〜8月はSecond Beach Poolも夕方まで営業しているため、プールと映画をセットで楽しむこともできます。 詳細はevo Summer Cinema 公式サイトまで。 バンクーバー・アートギャラリー前・Summer Movie Nights ダウンタウンのバンクーバー美術館前では、「Summer Movie Nights 」が開催されます。 会場:バンクーバー美術館北側の広場 šxʷƛ̓ənəq Xwtl’e7énḵ Square。 午後5時からライブ音楽やゲーム、パフォーマンスが始まり、日没後(午後9時ごろを予定)には33フィートの巨大スクリーンで映画が上映されます。 開催期間 2026年7月16日〜8月13日の毎週木曜日 上映作品 イベント 料金:無料 詳細はSummer Movie Nights公式サイトまで。 ノース・バンクーバー・Soccer Movie Nights at The Commons サッカーのパブリックビューイングを行っているThe Shipyards’ CommonsのCanada Soccer Houseでは、7月10日~18日までサッカー映画を上映します。 7:00 pm 上映開始。無料。 詳細はCity of North Vancouver サイトまで ノースバンクーバー・Deckchair Cinema ノースバンクーバーのShipyards DistrictにあるThe Polygon Galleryでは、毎週木曜日に無料映画イベント「Deckchair Cinema」が開催されます。 2026年はスポーツ映画をテーマにしたラインアップです。 上映スケジュール 開始前にはライブミュージックもあり。 料金:$10~$20の任意の寄付。有料のVIPシートもあり。 詳細はThe Polygon ギャラリー公式サイトまで ノースバンクーバー各所:Sunset Cinema in the City  ノースバンクーバーでは、Sunset Cinema in the City も開催されます。 上映場所は、 映画は8:30~ 9:15ごろ上映開始。24フィートの大型スクリーンで上映され、上映前にはゲームや子ども用のアクティビティも楽しめます。 料金:無料 詳細はノースバンクーバー市Sunset Cinema in the Cityサイトまで リッチモンド・Lansdowne […] - [2026年7月・8月 トロントで楽しむミュージカル・演劇まとめ](https://osanponewscanada.com/toronto-arts-and-culture-musical-theatre-july-aug-2026/): 2026年7〜8月 トロントで楽しめるミュージカル・演劇まとめ 『&Juliet』、『Mamma Mia!』、『The Great Gatsby』、『The Secret Chord: A Leonard Cohen Experience』、『Twelfth Night(十二夜)』など! The First National Touring Company of THE GREAT GATSBY. Photo Credit: Evan Zimmerman for MurphyMade./Mirvish 2026年7〜8月 トロントで楽しめるミュージカル・音楽劇  2026年の夏も、トロントのダウンタウンにある劇場街では、ミュージカルの話題作が数多く上演されます。この記事では夏の間に楽しめる2026年の7月・8月に上演されるミュージカルをまとめました。 & Juliet(アンド・ジュリエット)終了間近! 会場: Royal Alexandra Theatre  (260 King St West, Toronto, ON) 上演期間: ~2026年8月2日まで 見どころ: 「ロミオとジュリエット」の“もしジュリエットが生きていたら?”という設定で描かれる大ヒット・ミュージカル。バックストリート・ボーイズやブリトニー・スピアーズなど、マックス・マーティンのヒット曲が満載の楽しいミュージカルです。 スケジュール、チケットの詳細はMirvish公式サイトをご覧ください。 Mamma Mia!(マンマ・ミーア!) 会場: Princess of Wales Theatre (300 King Street West, Toronto,ON, ) 上演期間: 2026年8月4日~30日 見どころ: ABBAの名曲で綴る世界的人気ミュージカル。夏らしい明るい雰囲気で、初めてミュージカルを見る方にもおすすめです。 スケジュール、チケットの詳細はMirvish公式サイトをご覧ください。 The Great Gatsby(グレート・ギャツビー) 会場: CAA Ed Mirvish Theatre (244 Victoria Street, Toronto, ON) 上演期間: 2026年8月4日~8月23日 見どころ: フィッツジェラルドの名作小説を舞台化したブロードウェイ・ミュージカル。豪華な舞台美術と華やかな音楽が魅力です。 スケジュール、チケットの詳細はMirvish公式サイトをご覧ください。 The Secret Chord: A Leonard Cohen Experience 会場: CAA Theatre (651 Yonge Street, Toronto, ON) 上演期間: 2026年7月8日~8月16日 見どころ: カナダを代表するシンガーソングライター、レナード・コーエンの楽曲をテーマにした作品。コンサートと演劇を融合させた音楽劇で、通常のミュージカルとは少し異なるスタイルです。 (L to R) Travis Knights, Hailey […] - [観たよ!『ひつじ探偵団』映画レビュー 羊たちが事件に挑むミステリー](https://osanponewscanada.com/cinema-review-sheep-detective/): 『ひつじ探偵団(The Sheep Detectives)』   映画レビュー 羊たちが事件に挑み大活躍! 子どもから大人まで楽しめる ほのぼのミステリー 『羊探偵団(The Sheep Detectives)』(カイル・バルダ監督) 早くも6月24日からアマゾンPrime Videoで配信開始!  子どもだけでなく、大人も楽しめるミステリー 「羊たちが殺人事件の謎を追う」と聞き、よくあるコミカルなファミリー映画かな、と思う人は多いのではないでしょうか。かくいう私もそうでした。しかし『ひつじ探偵団』は、そのユニークな設定をしっかり活かしながら、ミステリーとしての面白さはもちろん、仲間との絆や大切な存在を失う悲しみも丁寧に描かれていて、笑いと感動がほどよく詰まった作品になっています。夏休みにぴったりなファミリー映画ではあるけれど、子どもだけではなく大人まで、それぞれの目線で楽しめる一本です。  あらすじ:映画『ひつじ探偵団』は、イギリスののどかな田舎町を舞台に、羊飼いジョージが突然死体で発見されたことから始まるミステリーです。毎晩ジョージに探偵小説を読み聞かせてもらっていた羊たちは、事故ではなく事件だと考え、賢いリーダーのリリーを中心に独自の捜査を開始します。調査を進めるうちに巨額の遺産を巡る秘密や怪しい人物たちが浮かび上がり、羊たちは愛する主人の死の真相に迫っていきます。 とにかく魅力的! 個性豊かな羊たち  物語そのものは、それほど複雑ではありません。ミステリー好きなら事件の真相に途中で気づくかもしれませんし、展開も比較的ストレートです。「もうひとひねりあったら、もっと面白かったのに」と感じる場面もあるでしょう。  それでも最後まで楽しめるのは、何より羊たちの魅力が抜群だから!   リーダー気質の羊、おっちょこちょいな羊、怖がりな羊、冷静沈着な羊、そしてなかなか仲間に認めてもらえない羊。それぞれ個性豊かな羊たちが力を合わせて事件の真相に迫っていく姿は、とにかく愛らしく、気づけば自然と「頑張れ!」と応援したくなります。  ミステリーとしても、「羊だからこそ見える世界」を活かした謎解きが、なかなか新鮮です。人間社会を完全には理解できないからこそ生まれる勘違いや意外な発見が、笑いとサスペンスをうまく両立させていて、「あれが伏線だったのかな?」と推理しながらストーリーに引き込まれていく楽しさも。  一方で、物語の奥には、大切な存在を失う悲しみや、変化を受け入れることへの戸惑いが静かに描かれています。そして、羊たちは自分たちの殻を破り、一歩前へ踏み出す勇気も見せてくれるのです。  とはいえ、のんびりとした羊たちのキャラクターのおかげで全然重くなりすぎず、「観て良かったなぁ」と、温かく穏やかな余韻だけが残ります。この絶妙なバランスの良さこそが、この作品の魅力と言えるでしょう。  家族みんなで楽しめるのはもちろん、大人だからこそ心に響くテーマもさりげなく描かれており、幅広い世代におすすめしたい一本です。 (L to R) Ishi Agrawal as the voice of Pickles Aroop Shergill as the voice of Daisy Jasper Ambrose as the voice of Oliver Regina Hall as the voice of Cloud Rhys Darby as the voice of Wool-Eyes Brett Goldstein as the voice of Reggie and Ronnie Patrick Stewart as the voice of Sir Ritchfield Julia Louis-Dreyfus as the voice of Lily Chris O’Dowd as the voice of Mopple Bella Ramsey as the voice of Zora Laraine Newman as the voice of […] - [ワールドカップ開催でトロントに51体のビーバーが出現!「The Great Beaver Quest」](https://osanponewscanada.com/toronto-event-fifa-the-great-beaver-quest/): ビーバーを探して賞金もゲット! トロントのダウンタウンに51体のビーバーが!  「The Great Beaver Quest」で街歩きを楽しもう! 無料で楽しめる!オールドタウンで開催中の宝探しイベント  2026年5月25日~8月16日まで開催中  The Great Beaver Questで展示されている日本のビーバー Photo:Osanpo News Canada! 「The Great Beaver Quest(グレート・ビーバー・クエスト)」開催中!  2026年FIFAワールドカップの開催を記念して、トロントの歴史あるオールドタウン地区では、ユニークなアートイベント「The Great Beaver Quest(グレート・ビーバー・クエスト)」が8月16日まで開催されています。The Old Town Toronto BIA の主催。  「The Great Beaver Quest(グレート・ビーバー・クエスト)」は、街中に設置されたカラフルなビーバー像を探しながらワールドカップ出場国について知り、トロントの歴史や文化、グルメも楽しめる無料の街歩きイベントです。 オールドタウンに現れた51体のビーバーたち  会場となるのは、セントローレンス・マーケットや、Hockey Hall of Fame (ホッケーの殿堂)周辺を中心としたオールドタウン・トロント。  高さ約1.2メートル(4フィート)のビーバー像が全部で51体設置され、街角や公園、建物の前だけでなく、オフィスビルの中など思いがけない場所にも隠れています。  木の下にたたずむビーバー、交差点を見守るビーバー、ビルの窓から外をのぞくビーバーなど、ビーバーたちの居る場所には街を歩いているだけで思わず笑顔になってしまう光景が広がっています。 The Great Beaver Questで展示されているオランダとカナダのビーバー Photo:Osanpo News Canada! 1体1体がワールドカップ出場国を表現したアート作品  51体のうち48体は、FIFAワールドカップに出場する各国をテーマにデザインされています。  カナダらしい赤と黒のチェック柄シャツのビーバー、桜、天狗や河童など日本らしいモチーフが描かれたビーバー、チューリップやゴッホのようなタッチで彩られたオランダのビーバー、美しい海を描いたカーボベルデのビーバーなど、どれ一つとして同じデザインはありません。  残る3体は、世界中から訪れる人々への歓迎や、オールドタウン地区そのものを表現した特別な作品です。  これらの作品は、各国にルーツやゆかりを持つアーティストたちが一体ずつ手作業で制作しました。デザインには家族の思い出や文化、自身の経験、さらには各国について調べた内容など、それぞれのストーリーが込められていて、公式サイトではアーティストたちの紹介もあるので、そちらも読んで楽しんでみてください。日本のビーバーは、トロントを拠点に活動するアーティストのKiki Hamazakiさんが手がけられたようです。 宝探し気分で街を散策  「The Great Beaver Quest」は、単なるアート展示ではありません。ビーバー像にはそれぞれQRコードが付いており、専用アプリ「Scavify」から参加登録をすると、街歩き型のスカベンジャーハント(宝探しゲーム)に挑戦できます。ビーバーを見つけたり、さまざまなチャレンジをクリアしたりすると、ポイントが貯まりランキングに参加でき、豪華な賞品が当たるチャンスもあります!  主催者によると、「屋外だけ探せばいいと思わないでください」とのこと。ビーバーたちは建物の中などにも隠れているため、オールドタウンの街全体を巡って探してみるのがビーバー全員を見つけるコツのようです。 豪華賞品も用意  イベント期間中は毎週月曜日に週間当選者が発表され、抽選やポイントランキングによって賞品が贈られます。  賞品はオールドタウン地区の参加店舗で利用できるギフトカードで、総額は3,300ドル! 1位~3位には最高500ドル分のギフトカードが贈られるだけでなく、抽選によるギフトカードや、週ごとのポイント上位者への100ドル分ギフトカードなどもあります。  参加は無料で、13歳以上であれば誰でも応募できます(18歳未満は保護者の同意が必要)。詳細はThe Great Beaver Quest公式サイトをご覧ください。 トロントの街歩きの楽しさもアップ!  このイベントは、ワールドカップを盛り上げるだけでなく、オールドタウンの歴史ある街並みや個性的なショップ、レストランを多くの人に知ってもらうことも目的としています。  街歩きをしながらアートに触れ、FIFA出場国について知り、お気に入りのお店を見つける——そして、ラッキーなら賞金までもらえてしまう!という楽しい企画。  ビーバーはカナダを代表する動物。その愛らしい姿と世界各国の文化が融合した「The Great Beaver Quest」を、FIFA開催で盛り上がるトロントで楽しんでみてください! The Great Beaver Questで展示されているトロントのビーバー Photo:Osanpo News Canada! - [2026年夏版-トロントで楽しめる野外シネマ5選](https://osanponewscanada.com/toronto-event-outdoor-cinema-2026/): 毎夏恒例!トロントエリア(GTA)で楽しめる  おすすめ野外映画5選 Outdoor Movies in Toronto 2026! Photo: Courtesy of TOPS  毎年夏になると、トロントの夕暮れ時の公園では芝生にブランケットを広げ、家族や友人と映画を楽しむ光景があちこちで見られます。屋外でリラックスして映画を楽しむ「Outdoor Movies(野外映画上映)」は、長く地元の人々に愛されている夏の風物詩のひとつです。  上映作品は、家族で楽しめるディズニー映画やハリウッドの人気作はもちろん、ヨーロッパ映画や往年の名画まで幅広く、多彩なラインアップも魅力です。しかも、多くのイベントは無料で参加できるのです。  今回は、2026年夏にトロントおよびGTA(Greater Toronto Area)で開催される、おすすめの野外映画イベント5選をご紹介します。 1.Toronto Outdoor Picture Show(TOPS) トロント最大級の無料野外映画祭 トロントの野外映画イベントといえば、まず名前が挙がるのが「Toronto Outdoor Picture Show(TOPS)」です。  2026年は「Going Places」をテーマに開催され、Christie Pits Park、Corktown Common、Bell Manor Parkの3会場で約2か月にわたり上映が行われます。上映前には短編映画やゲストトークが行われる日もあり、映画好きにはたまらないイベントです。  今年はオープニング作品の『Nirvanna the Band the Show the Movie』をはじめ、『Back to the Future』、『Speed』、『Titanic』など、多彩な作品がラインアップされています。 開催期間2026年6月26日~8月23日 会場 料金無料(任意の寄付を推奨) Toronto Outdoor Picture Show(TOPS)公式サイト 2.Free Flicks(Harbourfront Centre) オンタリオ湖を眺めながら映画鑑賞  トロントのウォーターフロントにあるHarbourfront Centreでは、毎年恒例の無料映画イベント「Free Flicks」が開催されます。  2026年は「音楽映画・ミュージカル」がテーマ。『Dirty Dancing』『School of Rock』『Chicago』『West Side Story』『Soul』など、思わず口ずさみたくなる名作が並びます。  湖畔に沈む夕日を眺めながら映画を楽しめる、トロントらしいロケーションも魅力です。 開催期間2026年7月14日~9月1日(毎週火曜日) 会場Harbourfront Centre 料金無料 Free Flicks(Harbourfront Centre)公式サイト 3.Lavazza IncluCity Festival 映画・グルメ・音楽を一度に楽しめる夏フェス  The Italian Contemporary Film FestibalがDistillery Districtで開催する「Lavazza IncluCity Festival」は、屋外映画だけでなく、ライブパフォーマンスやグルメ、いマーシブアートの展示なども楽しめる人気イベントです。  イタリア映画を中心に、ヨーロッパや北米、そして日本から世界各国の話題作やプレミア上映を実施。歴史あるレンガ造りの街並みを背景に大きなソファに座ってゆっくりと映画を楽しめる、トロントならではの特別な空間です。  上映作品には『The Secret Agent』、『 A Good Day 』、『Little Lorraine』、『Rental Family』などが並び、7月17日には、俳優のパトリック・デンプシーさんも来場します。 無料イベントとは一味違う、大人の野外映画を体験したい人におすすめです。 開催期間2026年6月25日~7月19日 会場Distillery District 料金有料(作品ごとにチケット販売) Lavazza IncluCity Festival公式サイト 4.Downtown Movies […] - [スタンレーパークで 夏の野外ミュージカル『TUTS』](https://osanponewscanada.com/art-and-culture-vancouver-tuts26/): バンクーバーの夏の風物詩TUTS、2026年は『シスター・アクト』と『リトル・マーメイド』を上演 スタンレーパークの野外劇場で、7月3日~8月22日まで Sister Act and Disney’s The Little Mermaid / TUTS Photo by Emily Cooper  バンクーバーの人気野外劇場カンパニー「Theatre Under the Stars(TUTS)」が、2026年夏のラインアップを発表した。第86回目となる今年は、ミュージカル『シスター・アクト』とディズニー・ミュージカル『リトル・マーメイド』の2作品を上演する。  公演は2026年7月3日から8月22日まで、バンクーバーを代表する観光名所スタンレー・パーク内のマルキン・ボウルで開催。1940年から続く夏の風物詩TUTSは、今年も多くの観客を迎える予定だ。 今年の主人公は「夢を追う勇気」を描く2人のヒロイン  TUTSのゼネラルマネージャー、ケビン・ウー氏は今回のシーズンについて、「観客を2人の勇敢なヒロインが織りなす没入感あふれる世界へ招待したい」とコメントしている。  『シスター・アクト』の主人公デロリスは、修道院という思いがけない環境で仲間との絆を深めながら自身の才能を開花させる。一方、『リトル・マーメイド』のアリエルは、自分自身の声と向き合いながら理想の人生を追い求める。ウー氏は、「つながり、発見、そして夢を追うための勇気」が今年のシーズンを象徴するテーマだと語った。 映画だけでなく、ブロードウェイでも愛される『シスター・アクト』  1992年公開の映画『天使にラブ・ソングを…』を原作とする『シスター・アクト』は、2009年にロンドン・ウエストエンドでミュージカル化され、2011年にはブロードウェイに進出。トニー賞作品賞を含む複数部門にノミネートされ、その後も世界各地で上演されてきた人気作だ。  物語は、ディスコ歌手を夢見るデロリス・ヴァン・カルティエが、ギャングの恋人に関わる発砲事件を目撃したことから始まる。身を守るため近くの修道院へ匿われ、「シスター・メアリー・クラレンス」として新たな生活を送ることになったデロリスは、低迷する聖歌隊の指導を任されることに。持ち前の情熱と才能によって聖歌隊は地域の人気者へと成長し、修道女たちも自らの輝きを見出していく。そしてデロリス自身もまた、本来の自分を取り戻していくというストーリー。  演出・振付は、これまでTUTSの『チャーリーとチョコレート工場』を演出し、『キューティ・ブロンド』ではキャラハン教授役として出演したピーター・ヨルゲンセンが担当。音楽監督には、『The Prom』『CATS』『チャーリーとチョコレート工場』に続き、ショーン・ベイントンが4年連続で就任する。 TUTS2026 Cast of Sister Act. Photo by Emily Cooper 音楽も楽しいディズニーの名作『リトル・マーメイド』  『リトル・マーメイド』は、1989年公開のディズニーアニメーション映画を原作とするミュージカル。2008年のブロードウェイ初演以来、北米やヨーロッパ、日本を含む世界各地で上演されてきた。  人間の世界に憧れる人魚のアリエルが、王子エリックとの恋を叶えるため、海の魔女アースラと危険な契約を結ぶという物語は、世代を超えて愛され続けている。  演出・振付を担当するのはニコル・スピノラ。主人公アリエル役には、2025年のTUTS『キューティ・ブロンド』にも出演したマディソン・シムズが抜擢された。 TUTS2026.Disney’s The Little Mermaid featuring Cecily Day Madison Simms and Pier Francesco Manchi. Photo by Emily Cooper ファミリー・ナイトの実施やアクセシビリティも強化  毎年TUTSは、公演内容だけでなく観劇環境の充実にも力を入れる。 月曜日の公演は「ファミリー・ナイト」として通常より1時間早い午後7時開演を実施。また、自閉スペクトラム症や感覚特性のある観客に配慮した「リラックスド・パフォーマンス」、視覚障がい者向けの音声解説サービス「VocalEye」、さらに補聴器や人工内耳利用者向けの音声サポートも提供される。  加えて、地域の2SLGBTQ+コミュニティを支援する「プライド・ナイト」や、舞台芸術関係者向け住宅支援団体PAL Vancouverとのチャリティイベントも予定されている。 TUTS Malkin Bowl photo by Shawn Bukhari  バンクーバーの豊かな自然に囲まれた野外劇場で上演されるTUTSのミュージカルは、地元市民だけでなく観光客にも人気の夏の恒例イベント。86年間もの間、子どもから大人まで世代を超えて愛される夏の野外劇場は、今夏も多くの笑顔を届けてくれるだろう。 TUTS presents  Sister Act and Disney’s The Little Mermaid 開催期間: 2026年7月3日~8月22日 会場:Malkin Bowl in Stanley Park(610 Pipeline Rd. Vancouver, BC) 開演:月曜7:00 pm~、火曜~日曜 8:00 m~ チケット:$35~$69 (プレセール割引は6月20日まで!) チケットの購入、スケジュール等の詳細はTUTS公式サイトをご覧ください  - [FIFA Fan Festival™ Vancouver で試合観戦!連日多くのファンで賑わう](https://osanponewscanada.com/event-fifa-fan-festival-vancouver/): FIFA Fan Festival™ Vancouver で試合を観よう! PNEで6月11日~7月19日まで開催中 パブリック・ビューイング、ライブミュージック、フードトラックなど Photo: FIFA World Cup 2026™ Vancouver Host Committee ワールドカップを無料で楽しめる、バンクーバー最大のサッカーイベント!  カナダ、アメリカ、メキシコの3か国共催で開催されている、2026年のFIFAワールドカップ。その熱狂をスタジアムの外でも体験できる公式イベントが世界中の開催都市に設置されている「FIFA Fan Festival™ 」です。  バンクーバー会場はPNE(Pacific National Exhibition)があるヘイスティングス・パーク。ワールドカップ期間中、世界中のファンが集まり、巨大スクリーンでの試合観戦、ライブ音楽、グルメ、カルチャーイベントを楽しむ、もう一つのワールドカップ会場になっています。 「FIFA Fan Festival™ Vancouver」 会場のどこで試合観戦できるの?  会場は大きく「Amphitheatre」「Park Stage」「Festival Grounds」の3つのエリアで構成されています。試合が観戦できるのは、「Amphitheatre」と「Park Stage」。 Amphitheatre(アンフィシアター)  ワールドカップ観戦の中心となるメイン会場。  約1万人を収容できる屋外アンフィシアターには、巨大LEDスクリーンが設置され、期間中70試合をライブ中継します。  ここでは、BCプレースで行われるカナダ代表戦はもちろん、日本、ブラジル、アルゼンチンなどの試合から準決勝、決勝戦まで、バンクーバー以外の会場で行われている試合も観戦することができます。  スタジアムのチケットがなくても、多くのサポーターたちの歓声や応援歌に包まれて観戦できる貴重な体験。家やスポーツバーとは違った楽しみが味わえるでしょう。 Amphitheatreの観戦エリア 無料エリア(General Admission) ***Amphitheatre入り口に、General Admission入場用のラインがあるのでそこに並びます。人数制限があるので、カナダ代表の試合、準決勝以上など人気のある試合は早めに列に並ぶことをおすすめします。 有料エリア(Premium Experience) 何より座れるというのは楽ですし、芝生エリアは子ども連れにも嬉しいですね。 Photo: FIFA World Cup 2026™ Vancouver Host Committee Park Stage(パークステージ):無料 FIFA Fan Festival™ VancouverのPark Stage  会場入り口から入ってすぐのPark Stageでも、巨大スクリーンを複数設置し試合を放映します。こちらは座席がなく、芝生に空いている場所を見つけて座るだけ。周囲にはフードトラックがたくさんあるので、ゆっくり食べながら試合を楽しみたい方にもぴったりです。 連日ライブコンサートも開催  「FIFA Fan Festival™ Vancouver」では、試合の観戦だけでなく、音楽とカルチャーを楽しむための企画もたくさん。Amphithiatre とPark Stageの両方で連日、ライブコンサート、DJパフォーマンス、ファミリー向けプログラムなどを開催、試合と試合の間の時間も楽しめる企画が並びます。 単なるパブリックビューイング会場ではなく、巨大な夏フェスの会場のような感じですね。  そしてコンサートもAmphithiatre の有料席以外は無料です!!  出演予定アーティストの一例: など。 ***出演アーティストのスケジュール、チケットの購入はFIFA Fan Festival™ Vancouver公式サイトでご確認ください。 Festival Grounds サッカーだけでなく、食や音楽、文化を通じて世界を体験できるお店や催しがたくさん。  スタジアムに行かなくてもワールドカップの熱狂を身近に感じられる「FIFA Fan Festival™ Vancouver」。開催国にいるこの機会に、一度は訪れてみてはいかがでしょうか。日本代表戦、カナダ代表戦はもちろん、メキシコやアルゼンチンの試合など、とにかく盛り上がること間違いなしです。 初日に行われたメキシコ戦を応援するサポーターの様子 Photo: FIFA World Cup 2026™ Vancouver Host Committee - [トロントでW杯を楽しむ! FIFA Fan Festival™ Toronto ](https://osanponewscanada.com/evento-toronto-fifa-fan-festival-toronto/): トロントでFIFA Fan Festival™ Torontoー   観戦+音楽とカルチャーの祭典          GTA各地のパブリックビューイング情報も!  2026年6月11日~7月19日まで  FIFA Fan Festival™ Toronto: Photo Courtesy: City of Toronto  2026年FIFAワールドカップ期間中、トロントのダウンタウン西側にあるFort YorkとThe Bentwayでは、公式ファンゾーン「FIFA Fan Festival™ Toronto」が開催される。  ワールドカップのチケットを持っていなくても、世界最大のサッカーイベントの熱狂を味わえる場所として各開催地で行われるFIFA Fan Festival™ 。会場では全46試合のライブ中継に加え、音楽ライブ、フードマーケット、アート展示、文化プログラムなどが展開され、まさに“サッカー版の大型フェス”と呼べる内容だ。 トロント会場はFort YorkとThe Bentway  FIFA Fan Festival™ Torontoの会場となるのは、トロントの歴史的施設であるFort York National Historic Siteと、高速道路下の公共空間として再生されたThe Bentway。  BMO Field(FIFAワールドカップ期間中はToronto Stadium)から徒歩圏内に位置し、ダウンタウンからのアクセスも良好だ。会期は2026年6月11日から7月19日まで。大会期間を通じて開催される。 入場無料。ただし事前予約は必須  Fan Festival最大の魅力は、一般入場が無料であることだ。ただし、人気集中による混雑を避けるため公式サイトからの事前登録制が必要だ。特にカナダ代表戦や人気アーティスト出演日は早期の予約をおすすめする。また、無料枠が定員に達した場合でも 当日にチケットが再放出されることもあるのでこちらも要チェック。(詳細は公式サイトを参照ください) パブリックビューイングの枠を超えたエンターテインメント空間  Fan Festivalの中心となるのは巨大スクリーンによるパブリックビューイングだが、それだけではない。  会場では世界各国のストリートフードが楽しめるほか、ファミリー向けエリア、ミニサッカーピッチ、インタラクティブ体験コンテンツ、アートインスタレーションなども用意されている。Fort Yorkのガイドツアーや先住民族コミュニティによるマーケットなど、トロントらしい文化体験も盛り込まれている。 音楽フェス顔負けの豪華ラインナップ  トロントのFan Festivalは音楽イベントとしてもかなり豪華。 カナダを代表するヒップホップアーティスト、Kardinal Offishallが全体の音楽プログラムを監修。会期中には多数のアーティストが出演する。 主な出演アーティストは以下の通り。 など。 日本文化のプログラムも  Fan Festivalでは各国文化を紹介するステージも予定されている。 日本からは和太鼓グループ「Nagata Shachu」が参加。韓国のHanBeat Nanta、メキシコやガーナの伝統芸能団体なども出演し、ワールドカップならではの国際色豊かな雰囲気を演出する。 スタジアムに入れなくても、各国のサポーター達と共にW杯の熱狂が味わえる  無料で各国のサポーター達と一緒に試合を観戦できるFIFA Fan Festival™ Toronto。 巨大スクリーンで日本代表戦を観戦し、世界中のサポーターと盛り上がり、さらに無料ライブやグルメ、カルチャーイベントまで楽しめる、いわば“サッカー版の大型フェス”。  世界中からの移民が多く暮らすトロントなら、きっとどの国の試合でも熱く盛り上がること間違いなし。2026年の夏、トロントで最も国際色豊かな空間を楽しんでみよう。 FIFA Fan Festival™ Toronto: Photo Courtesy: City of Toronto FIFA Fan Festival™ Toronto 開催期間:2026年6月11日〜7月19日 会場:Fort York National Historic Site / The Bentway 入場料:一般入場無料(事前予約制) ***チケットの事前予約、スケジュール等は、FIFA Fan Festival™ Toronto公式サイトで確認ください。 ダウンタウンだけじゃない!トロントエリア(GTA) のパブリックビューイングサイト Nathan Phillips Square(TORONTOサインがある市庁舎前広場) トロントのダウンタウン中心部の公共観戦スポットです。 (残念ながら毎試合ではないので要注意!) […] - [モネからマティスまで、トロントAGOで 印象派の革新をたどる大規模展](https://osanponewscanada.com/toronto-arts-and-culture-ago-the-impressionist-revolution/): モネ、ゴッホ、マティスまで「The Impressionist Revolution: Monet to Matisse」トロントAGOで開催 印象派の革新を紹介する、ダラス美術館所蔵50作品を展示 Claude Monet, The Water Lily Pond (Clouds), 1903. Oil on canvas, unframed: 74.6 x 108.0 cm. Dallas Museum of Art, The Eugene and Margaret McDermott Art Fund, Inc., bequest of Mrs. Eugene McDermott in honor of Nancy Hamon, 2019.67.13.McD.    トロントのダウンタウンにあるArt Gallery of Ontario(AGO)は、印象派の誕生とその後の芸術への影響をたどる特別展「The Impressionist Revolution: Monet to Matisse from the Dallas Museum of Art」を2026年7月7日から開催する。  本展は、ダラス美術館(Dallas Museum of Art)のコレクションから厳選された約50点を紹介するもので、19世紀後半に誕生した印象派の革新的な表現や、その精神を受け継いだ20世紀初頭の芸術運動までを幅広く展望する。 企画はDallas Museum of Artの主任学芸・研究責任者であり、ヨーロッパ美術担当上席キュレーターであるニコール・R・マイヤーズ博士。AGOでの展示は、AGOヨーロッパ美術担当キュレーターのキャロライン・シールズ博士が担当する。 “美しい反逆”としての印象派  1874年、パリで開催された最初の印象派展は、美術界の常識を覆す出来事だった。当時の主流だった歴史画や神話画から離れ、にぎやかな街路、豊かな風景、水浴する裸婦、家庭の室内空間など、同時代の「今この瞬間」を絵画に捉えようとする共通の志を抱き、大胆な筆触や光の表現によって新たな絵画の可能性を切り開いた。  さらに彼らは、国家が運営する公式展覧会「サロン」に依存せず、自ら展覧会を開催することで作品発表の仕組みそのものにも変革をもたらした。こうした挑戦は、その後の前衛芸術家たちの活動にも大きな影響を与えることになる。  本展では、印象派が単なる様式ではなく、芸術と社会の関係を変えた革新的なムーブメントであったことを紹介する。  展覧会キュレーターのニコール・マイヤーズ博士は次のように述べる。 「印象派の芸術家たちは、何を描くかだけでなく、どのように描き、どのように作品を発表するかという点でも伝統と決別しました。彼らは高尚芸術の慣習を揺るがし、抽象芸術への扉を開いたのです。中心的メンバーである クロード・モネ、エドガー・ドガ、ベルト・モリゾの革新的な試みは、その後の世代が反応し、発展させるための基盤となりました。それは ポール・ゴーギャン や フィンセント・ファン・ゴッホから、ピート・モンドリアンや アンリ・マティス に至るまで続いています。」  AGOのキャロライン・シールズ博士は、「今日の私たちにとって印象派は親しみ深い存在ですが、その作品を生み出した芸術家たちは当時、大胆で革新的であり、非常に論争的な存在でした。彼らは数々の困難を乗り越えて成功を収めたのです。本展は、彼らの作品がなぜこれほど反抗的だったのか、そしてその影響が後世の芸術家たちへどのように受け継がれたのかを理解する助けとなります。ダラス美術館の優れたコレクションを通じて、この重要な瞬間を再現できることを大変嬉しく思います。来館者の皆さまには、モネの庭園に癒やしと美を見出し、そこに宿る友情と勇気を改めて感じていただきたいと思います。」と期待を話す。 Émile Bernard. The Salon, 1890. Oil on canvas, unframed: 89.2 x 116.5 cm. Dallas Museum of Art, The Eugene and Margaret […] - [FIFAワールドカップを開催のバンクーバー、 グラウス・マウンテンに巨大カナダ国旗が登場](https://osanponewscanada.com/vancouver-fifa-grousemontain-mapleleaf/): グラウス・マウンテンに、史上最大のカナダ国旗が登場 FIFAワールドカップ開催を控えたバンクーバーの観光名所に巨大メープルリーフを設置 FIFAワールドカップの開催を歓迎してグラウス・マウンテンに設置された巨大カナダ国旗 Photo: Grouse Mountain Resort  2026年FIFAワールドカップの開催都市として注目が高まるバンクーバー。近郊の人気観光地グラウス・マウンテンでは、これまでに製作された中で最大となるカナダ国旗を設置した。 160メートル×80メートル サッカー場2面分の大きさの巨大メープルリーフ  役100人のスタッフが動員されグラウス・マウンテンの名物スキーコース「The Cut(ザ・カット)」の斜面に掲げられた巨大メープルリーフ。その大きさは160メートル×80メートルでサッカー場約2面分に相当し、重さは約1360キログラム。メトロバンクーバー各地や上空からも視認できる圧倒的なスケールで、ワールドカップ開催を目前に控えたバンクーバーの歓迎ムードを象徴する存在となっている。  グラウス・マウンテンによると、このプロジェクトは、ワールドカップの開催を間近に控え、増加が見込まれる海外からの旅行者やスポーツファンに向け、カナダらしいおもてなしと国への誇りを表現することを目的としている。グラウス・マウンテン・リゾートのマーケティング担当シニアディレクター、アダム・ルートマンさんは、「バンクーバーが世界からの来訪者を迎えるこのタイミングに、自国チームへの応援と歓迎の気持ちを、誰もが記憶に残る形で表現したかった」とコメントする。 FIFAワールドカップ開催都市として存在感を高めるバンクーバー  2026年FIFAワールドカップは、カナダ、アメリカ、メキシコの3カ国共催で開催される史上最大規模の大会となる。カナダではトロントとバンクーバーが開催都市に選ばれており、バンクーバーでは複数の試合開催が予定されている。 大会期間中には世界各国から数十万人規模の観戦客やメディア関係者の来訪が見込まれ、バンクーバーは北米西海岸を代表する国際観光都市として大きな注目を集めることになる。  今回の巨大国旗プロジェクトも、そうした国際的な舞台を前にしたシティブランディングの一環とみられる。バンクーバー国際空港へ向かう航空機からも確認できることから、到着した旅行者にとって最初に目にする“カナダらしい風景”の一つとなりそうだ。 巨大カナダ国旗は約100人のスタッフの手により設置された Photo: Grouse Mountain Resort 都市観光と大自然を同時に楽しめるバンクーバーの魅力  グラウス・マウンテンは、ダウンタウンから車で約30分というアクセスの良さが特徴。都市観光と大自然体験を1日で楽しめるスポットとして知られている。  山頂へ向かうゴンドラからは、バンクーバー市街地やスタンレーパーク、ジョージア海峡を一望できるほか、保護施設で暮らすグリズリーベアの見学や名物ランバージャックショーなど、カナダらしい体験が充実している。  また今夏は、国際サッカーイベントの盛り上がりに合わせて、試合開催日前日にチームジャージを着用して来場したファンを対象に、マウンテン入場券を15%割引するキャンペーンも実施。ワールドカップへの機運醸成を後押ししている。 今夏の“カナダらしい”新名所として注目  現在、巨大国旗は「山に掲げられた世界最大の国旗」としてギネス世界記録への認定手続きが進められている。認定が実現すれば、ワールドカップ開催を控えるバンクーバーを象徴する新たな観光コンテンツとなる可能性も高い。  FIFA開催に向けて世界中のサッカーファンの視線が集まるバンクーバー。山肌を覆う巨大なメープルリーフは、カナダの誇りと歓迎のメッセージを発信するシンボルとして、この夏大きな話題を呼びそうだ。  バンクーバーエリア一帯から見ることができる巨大なカナダ国旗は、バンクーバーへ到着する航空機からも視認が可能とのこと。バンクーバーを訪れる予定がある人は、上空から探してみることもおすすめする。 バンクーバーの街からだけでなく、飛行機からも視認できるほど大きなカナダ国旗 Photo: Grouse Mountain Resort - [ハイダ族の歴史と記憶を“纏う”-ヘイゼル・ウィルソンの大規模回顧展がバンクーバーで開催中](https://osanponewscanada.com/arts-and-culture-vancouver-moa-hazellwilson/): 『I Use My Haida Eyes: The History Robes of Jut-ke-Nay–Hazel Wilson』ハイダ族の歴史と記憶を纏う「ヒストリー・ローブ」を展示 UBCの人類学博物館(MOA)で5月14日~10月12日まで開催 『I Use My Haida Eyes: The History Robes of Jut-ke-Nay–Hazel Wilson』at MOA キュレーターのɬəkʷəlqinəm–Jordan Wilsonさん(右)とDana Simeon さん(daughter of Jut-ke-Nay–Hazel Wilson). Photo:Osanpo News Canada!  バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)にあるMuseum of Anthropology (MOA)で、ハイダ族アーティストJut-ke-Nay–Hazel Wilson(ヘイゼル・ウィルソン)による大規模展覧会『I Use My Haida Eyes: The History Robes of Jut-ke-Nay–Hazel Wilson』が、5月14日から開催されている。キュレーターはMOAのɬəkʷəlqinəm–Jordan Wilsonさん。  本展は、ヘイゼル・ウィルソンさんが2005年から2006年にかけて制作した「ヒストリー・ローブ(History Robes)」シリーズを中心に構成されたもので、全50点に及ぶ作品群を一堂に集める初の機会となる。ウィルソンさんの作品は2022年に刊行された書籍『Glory and Exile: Haida History Robes of Jut-ke-Nay Hazel Wilson』によってその存在が広く知られるようになったが、シリーズのほぼ全貌が公開されるのは今回が初めて。 ハイダの視点から描かれる「もうひとつの歴史」  ヘイゼル・ウィルソンさんは、カナダ西海岸の先住民族であるハイダ族の文化継承に尽力したアーティスト。彼女が手がけた「ヒストリー・ローブ」は、北西海岸先住民に伝わる伝統的な「ボタン・ブランケット」をベースにしながらも、その表現を大胆に拡張したオリジナリティー溢れる作品群だ。  本来、ボタン・ブランケットは家系やクランの紋章を示す ceremonial robe(儀礼用ローブ)として用いられてきた。しかしウィルソンさんは、その形式を用いて、ハイダ族の歴史や個人的な記憶、植民地主義の傷跡、土地との関係性などを物語としてブランケットに描き出した。  展示では、ヨーロッパ人到来以前の祖先の物語から、探検家たちとの接触によってもたらされた疫病、さらには1940〜50年代の彼女自身の幼少期の記憶まで、多層的な歴史が絵巻物語のように紹介される。 展示されたブランケットの一枚一枚に、歴史やハイダ・グワイの人々の生活を伝える物語が込められている Photo:Osanpo News Canada! 「歴史画」と「先住民工芸」の境界を越える作品群  一般的な工芸作品の枠に収まらないローブの数々は、色鮮やかな布やビーズ、ボタンを用いながら、まるで絵画のように物語を語り、時に歴史の暴力を告発し、時に静かな風景の記憶を残す。  展覧会を企画したMOAキュレーター、ɬəkʷəlqinəm–Jordan Wilsonさんは、初めて作品を見た時の衝撃について、「ヘイゼルの世界へ観客を引き込む、革新的で予想外の作品でした」と語っている。「制作から20年を経た今なお、この作品群は強い共鳴力を持っています。特に、ヨーロッパ人の到来からカナダ植民地主義の歴史を描き出している点において重要だと言えます。また、このシリーズはハイダの人々とその土地との深く持続的な結びつきも描いています。このシリーズ全作品を初めて一堂に集めることで、本展は、先住民の価値観や環境保全のあり方、そして土地や資源を搾取的に利用してきた資本主義社会のアプローチについて、より大きな対話を開く機会となるでしょう」とも期待する。  展示はテーマによりセクションが分かれており、各ローブには、作品が描く歴史的出来事について作家自身が手書きしたテキストが添えられている。『Guidance』では、若きヘイゼルが長老たちから文化継承の役割を託される場面が表現されており、個人の人生と民族の歴史が不可分であることを静かに語りかけ、『The Mistake』では、ハイダ族がヨーロッパ人探検家と初めて遭遇した瞬間が描かれ、外部から持ち込まれた疫病によって先住民社会が壊滅的打撃を受けた歴史などを伝える。また、『All the Nations Came Together (Putting Away the Magic)』では、ハイダ族および他の先住民女性たちが、自らの“魔法”を入植者から守るため安全にしまい込む様子を描き、『Tiiyaan』では、ウィルソンさんの祖先の村を静かな夜景として描写した作品が並ぶなど、ハイダ・グワイの人々が長く受け継いできた世界感を感じられる内容となっている。作品には、ハイダ・グワイの自然環境のなかで行われてきた採集や漁、共同体の営みが繰り返し登場し、単なるノスタルジーではなく、自然資源を収奪の対象として扱ってきた近代資本主義への批評的視点も含まれている。 家族とともに紡がれた制作  今回の展示では、ヘイゼルさんの娘たちであるボタン・ブランケット作家のダナ・シメオンさんと、ビーズ作家として知られるエイヴィス・シメオンさんもアドバイザーとして参加している。今回の展示会場を訪れたダナさんは「会場に並んだたくさんの母の作品を見てとても感激しています」と感謝を述べ、「よく母と古着店を巡りながら適切なビーズや布地を一緒に探しました。使える物が見つからない時には、母から『ハイダの眼(Haida eyes)を使って探してごらん』とよく言われたものです」と懐かしそうに思い出を語った。 展示会場には、ウィルソンさん母娘のセレモニー・ローブも展示するPhoto:Osanpo News Canada! I Use My Haida Eyes: The History Robes of Jut-ke-Nay–Hazel Wilson 開催期間:2026年5月14日〜10月12日会場:Museum […] - [観たよ!『The Drama(ドラマなふたり)』レビュー:愛する人の全てを受け入れられますか?](https://osanponewscanada.com/cinema-the-drama/): 『The Drama(ドラマなふたり)』(クリストファー・ボルグリ監督)レビュー あなたは愛する人の全てを受け入れられますか? 『The Drama』(L-R) Robert Pattinson, Zendaya Credit: Courtesy of A24 『The Drama 』(クリストファー・ボルグリ監督)  クリストファー・ボルグリ監督による『The Drama(邦題ドラマなふたり)』は、一見すると“結婚直前のカップルを描くロマンティック・コメディ”のように始まります。しかし実際には、愛、正義、罪悪感、そして許容をめぐる心理劇へと変貌していくブラック・コメディです。主演はゼンデイヤとロバート・パティソン。 あらすじ:『The Drama』 は、結婚式を目前に控えたカップル、エマとチャーリー。完璧に見えた二人の関係は、ある夜、レイチェルが過去について一つの秘密を打ち明けたことで少しずつ崩れ始めます。「相手を本当に理解している」と信じていたはずの二人なのに、互いの価値観や正義感、愛情の形が想像以上に食い違っていたことに次第に気づき、葛藤が始まります。   愛、理解、そして「正しさ」とは  『The Drama 』は、観る前に期待していたような恋愛映画ではありませんでした。いや、前半30分くらい?は、そうだったのです。結婚式が間近な素敵なカップル、素敵な街、素敵なファッション、素敵なインテリア、なんか見ているだけで幸せになるような世界感。なのに、物語は次第に二人の関係崩壊を描きはじめ、観客に三つの問いを突きつけてきます。私たちは本当に相手を理解しているのか?愛はどこまで相手を受け入れられるのか?そして、「正義」とは誰の視点で決まるのか? 『The Drama』Zendaya Credit: Courtesy of A24  本作がなんといっても不穏なのは、登場人物の誰一人として「完全な悪人」でも「完全な善人」でもない点です。むしろ全員が自分なりの正義を抱えているからこそ、観ているこちらは何とも言えない気持ちになってしまう。それが現実というものだ、と突きつけられているかのようです。脚本は彼らのすれ違ってしまったコミュニケーションや沈黙を巧みに使い、観客をあえて不安定な感情へと追い込み、恋愛映画に期待される安心感を徹底的に拒否していきます。そして観終わったあとに残るのは、何とも言えない居心地の悪さなのです。  エマという人物を単なる傷を抱えた女性ではなく、実は危ない一面も隠し持っているのでは?、と観客に思わせるゼンデイヤの演技はとても良かったです。一方のロバート・パティソンも、理知的で穏やかな男が徐々に精神的均衡を失っていく過程を見事に演じていました。二人とも大好きな俳優さんたちなので、ここはとても満足。  また、A24作品らしくジャンルの混ぜ方が巧みで、ブラックコメディ、サスペンス、ロマンス、心理ホラーが絶妙に混在し、笑っていいのか戸惑う瞬間や、ここでこんな発言いいの?と言いたくなるような場面が何度も訪れます。観客によっては題材が「悪趣味」と感じるだろうし、逆にその挑発性を高く評価する人もいる、と言うのもうなずけました。何より観終わった後に、人と話さずにはいられない作品に仕上がっているのはさすがです。 『The Drama』 (L-R) Robert Pattinson, Zendaya Credit: Courtesy of A24  映像面では、柔らかな自然光と静かなカメラワークが特徴的で、ボストンの街並みが幸せそうな結婚生活の幻想を一層盛り上げていました。そこは期待していた通りのロマンティック・コメディの世界で、あの前半のまま幸せな恋愛映画を一本作って欲しいと思ったくらいです。だからこそ、その穏やかな空気が後半で逆に不穏さへ転化していく演出が生きていたのだとも思います。  『The Drama』は万人向けの映画ではないかも知れません。愛を描きながら、同時に愛そのものを疑ってみせる。そして正しい人なんていないのでは、とまで思わせてしまう。観た後にあれこれ考えてしまう後味の悪さ?こそが、この映画の最大の魅力なのだと思います。でも、結婚を間近に控えたカップルが観に行くのは…おすすめしない…かな? いや、お互いをよく知るためにも行くべき? 観たよ!は映画好きライターたちによる連載コラムです。話題のハリウッド大作からインディー作品、配信限定の映画まで。「これは良かった!」という作品から「イマイチかも…」という作品まで。個人的な視点も交えながら、どんどんレビューしていきます。 - [バンクーバーのBard on the Beach『ウィンザーの陽気な女房たち』で開幕](https://osanponewscanada.com/arts-and-culture-vancouver-bard-on-the-beach/): バンクーバーで「Bard on the Beach Sakespeare Festival」  オープニングは『ウィンザーの陽気な女房たち』 Sen̓áḵw/Vanier Parkで6月9日~9月19日開催 Bard on the Beach Shakespeare Festival | Photo: Sarah Race Photography  バンクーバーの夏の風物詩として知られる「バード・オン・ザ・ビーチ・シェイクスピア・フェスティバル」が、今年も6月9日から9月19日まで開催されます。  第37回目となる今年も、BMOメインステージとダグラス・キャンベル・シアターの2つの劇場を設置。シェイクスピアの喜劇と悲劇に、ギリシャ古典の新解釈作品を組み合わせた充実のラインアップを連日上演します。 開幕作品は『The Merry Wives of Windsor』  開幕作品はBMOメインステージで上演する『The Merry Wives of Windsor(ウィンザーの陽気な女房たち)』。レベッカ・ノーザンによる演出で、ブルース・ホラックとの共同翻案による本作は、舞台を現代のバンクーバー郊外へと大胆に移し、音楽とユーモアをふんだんに取り入れた新感覚のコメディです。  物語の中心となるのは、かつての栄光にすがる元サッカー選手フォルスタッフ。サッカー熱に包まれたバンクーバーの架空のコミュニティを背景に、彼が2人の既婚女性を誘惑しようと企てる騒動が、軽快な音楽とともにコミカルに描かれます。現代的な設定と親しみやすい演出により、シェイクスピア初心者でも楽しめる作品となっています。 Jennifer Lines as Mrs. Page and Melissa Oei as Mrs. Ford in The Merry Wives of Windsor (2026). Directed by Rebecca Northan. Photo & Image Design by Emily Cooper 『Macbeth』、ギリシャ悲劇『Goblin:Odipus』、『Antigone』も上演  一方で、重厚な悲劇『Macbeth(マクベス)』も同じくメインステージで上演。ミニマルな舞台美術とスタイリッシュな演出によって、権力と欲望、そして破滅をめぐる物語が、より鮮烈に観客へと迫ります。  ダグラス・キャンベル・シアターでは、ギリシャ悲劇の名作『Antigone(アンティゴネ)』と『Goblin:Odipus(ゴブリン:オイディプス王)』をもとにした2作品を上演。『アンティゴネ』は現代的な視点から大胆に再構築され、「抵抗」や「声」といったテーマを力強く描き出します。また、『ゴブリン:オイディプス』では、ユーモアと観客参加型の演出を取り入れ、古典作品を軽快かつユニークに楽しめる舞台となっています。 Goblin:Oedipus (2026). Created by Spontaneous Theatre. Photo by Terry Manzo 開催中は、キャストによる解説トークやワインテイスティングなど多彩な特別イベントを開催  期間中は舞台公演だけでなく、多彩な特別イベントも開催。即興パフォーマンスが楽しめるナイトイベント「Bard After Dark」、ゲスト講師による作品解説「Bard Explored」、ワインテイスティング付き公演、LGBTQ+を祝う「Pride Night」、家族向けの「ファミリーデー」など、観劇体験をより豊かにする企画が充実。また、公演前の解説トークや終演後のキャストトークなど、作品理解を深めるプログラムも用意されています。  1990年に創設されたバード・オン・ザ・ビーチは、カナダ最大級のシェイクスピア・フェスティバルの一つとして知られ、毎年多くの観客を魅了してきました。美しい自然に囲まれたロケーションと高品質な舞台芸術が融合するフェスティバルは、地元住民はもちろん観光客にも人気のイベントです。海と山に囲まれた開放的な公園で、夕焼けを眺めながら楽しむ野外シアター――それが Bard on the Beach Shakespeare Festival です。 Bard on the Beach Shakespeare Festival Bard on the Beach Shakespeare Festival 開催期間:2026年6月9日~9月19日 チケット:30カナダドル~。 スケジュール、チケットの購入はBard […] - [リッチモンドでSIDE CORE 北米初の個展開催 ](https://osanponewscanada.com/arts-and-culture-vancouver-sidecore-richmond/): リッチモンド・アート・ギャラリーでSIDE COREが北米初個展開催  「SIDE CORE: under city」都市の地下空間を舞台にした映像インスタレーション ー6名のカナダ人アーティストによる「I digress」と同時開催 リッチモンド・アート・ギャラリーでSIDE COREが北米初個展開催 都市の地下空間を舞台にした映像インスタレーションを展示  バンクーバー郊外のリッチモンド市にあるRichmond Art Gallery で、4月18日から7月5日まで、「SIDE CORE: under city」と「I digress」の2展を開催している。同ギャラリーのディレクター、ショーン・デイシーさんのキュレーションによる「SIDE CORE: under city」は、東京を拠点とするアーティスト・コレクティブ SIDE CORE にとって北米初となる展覧会。本展では、現代美術、スケートカルチャー、都市インフラの境界を横断する作品群を紹介する。同時開催される「I digress」は、ゾーイ・チャンさん のキュレーションによるグループ展で、6名のカナダ人アーティストによる作品を通して、個人的経験と集合的歴史の交差を探る。 東京を拠点とするアーティスト・コレクティブ SIDE CORE による北米初個展「SIDE CORE: under city」  SIDE COREは、高須咲恵さん、松下徹さん、西広大志さんの3名のアーティストと映像ディレクターの播本和宜さんによって構成されるアーティスト・コレクティブ。都市インフラや公共空間への介入をテーマにした作品で知られ、ガードレールや道路工事用サインといった都市の構造物を再解釈しながら、現代美術、ストリートカルチャー、スケートボード文化を横断する活動を展開している。2024年には東京の Watari-um Museum of Contemporary Art で大規模個展を開催し、国際的な注目を集めた。 Richmond Art Gallery で北米で初の個展を開催している「SIDE CORE」の左から、播本和宜さん、西広大志さん、高須咲恵さん、松下徹さん 地下の都市空間をめぐる映像インスタレーション  本展の中心となるのは、2023年に制作された映像インスタレーション『rode work ver. under city』。Far East Skate Network とのコラボレーションにより制作された本作では、東京の地下空間――雨水貯留施設、使用されなくなった交通トンネル、メンテナンス通路など――をスケーターたちが滑走する様子が映し出される。  観客が地下へ侵入するような感覚を抱かせる、4つの映像チャンネルを用いて構成された展示室。17分間の映像は、撮影した映像をつなげ都市の地下をひとつながりの仮想空間として再編成したもので、地下に広がるもう一つの別世界への想像力をかきたてる。必要なインフラでありながら日常の意識にほとんど現れない空間が、スケートボードで疾走する映像を通して可視化されていく。  作品の背景には、2021年東京オリンピック以降の都市開発やジェントリフィケーションへの問題意識がある。SIDE COREの松下徹さんは、「スケートボードが公式競技となり選手たちが国民的英雄となる一方で、“都市の美化”を理由にストリートスケートへの規制が強化されました」と語る。「また、ストリートカルチャーは消費され商品化されつつあり、例えばグラフィティは今やアートオークションの定番となっています。ストリートの『野性味』を取り戻すことは難しい。だからこそ私たちのプロジェクトはそこに『別の可能性』を模索しています。そして地上では行動が制限されているため、地下に新たな表現の場を見出そうともしているのです」とも。  松下さんは、「東京の地下はすごく色々な空間があるのですが、自分の足で入れない場所を開拓して共有してみたかったんです。」と、都市の下にある知られざる暗きょを題材に選んだ理由も話す。  インスタレーションと合わせて、ギャラリー外部から見ることのできるモニターには24時間渋谷スクランブル交差点からのライブを流す。「映像には渋谷交差点のすぐ下の地下をスケートボードで通るシーンが出て来るので、同時に地上の交差点の様子も流したら面白いだろうな、と考えました。」  松下さんは「異なる価値観同士が出会った時に面白いものが生まれると感じていて、違うもの同士を組み合わせて作るのが作品の力になる。今回の場合は、地下とスケートボードなど」と話し、「日常の周囲に少し違う世界がある、そこを見つけて何が可能だろうか、などと想像するきっかけになれば」と、観る人に期待する。  キュレーターのデイシーさんは「本展では東京とリッチモンドという二つの都市の共通性にも焦点を当てています。両都市はいずれも埋立地の上に形成され、洪水や自然災害のリスクを抱えています。さらに、両都市ともオリンピックを経て都市開発やジェントリフィケーションが進んだという共通点もあります」と、太平洋を隔てながらも共有される地質条件や背景を通じて、遠く離れた場所同士を結ぶ「見えないつながり」を提示する。「東京という大都市の地下をアートの題材にしているところ、映像を観た時に感じたSF的な雰囲気にも大変興味をそそられました」とその魅力も。 Richmond Art Gallery の外から見ることができる、渋谷スクランブル交差点のライブ映像  「I digress」ー様々なアーカイブから表現するアーティストたちの視点  同時開催される「I digress」は、ゾーイ・チャンさん のキュレーションによるグループ展。シムランプリート・アナンドさん、ジョアン・バルカーンさん、オーガスト・クリントバーグさん、アン・コジマさん、リンジー・マッキンタイアさん、ゴンサロ・レイエス・ロドリゲスさんの6名が参加し、「アーカイブ」をテーマとした、写真、16mmフィルム、映像、版画、刺繍、コラージュなどを展示。祖国、個人、家族などの記憶や歴史のアーカイブを、様々なミディアムを通して表現する。展示物一点一点の中に、深く広がるストーリーが感じられる作品群が並ぶ。  キュレーターのチャンさんは「アーカイブと自伝的要素に関わるアーティストに関心がありました。本展の多くのアーティストは非常に個人的なテーマを掘り下げつつ、それぞれのコミュニティや、より広い社会文化的・政治的文脈に関わる問題にも取り組んでいます。作品には、階級的な恥とディアスポラ経験の交差、保守的なアルバータ州におけるクィアの成長過程、カナダにおけるパンジャビ系留学生や移民労働者の搾取、さらにはイヌイットの家族に世代を超えて影響を及ぼす移住のトラウマなど、さまざまなテーマが現れています。」と説明する。  さらに館内アートラウンジでは、「Collection Close-up」と題した展示も開催。マリア・フィリピナ・パラッドさん のキュレーションにより、常設コレクションから アラン・ウッドさん のシルクスクリーン作品《Beach Walk》(1992)および関連資料が紹介される。 「SIDE CORE: under city」と「I digress」は、2026 Capture Photography Festival の Selected Exhibition Program の一環として開催。 「SIDE CORE: under city」「I digress」 - [バンクーバーのオークリッジ駅前に、シンディー望月さんのアート設置](https://osanponewscanada.com/art-and-culture-cindy-mochizuki-undercurrency-unveiling/): オークリッジ駅前のビルに、シンディー望月さんのパブリックアート 地元の小学生と協働で、地域の歴史とコミュニティーをつなぐ作品を完成披露 快晴の中なごやかに行われた完成披露会。望月さん(左から2人目)とバンクーバー市、PCI Developmentの関係者ら。  バンクーバーのオークリッジ駅前にある賃貸住宅ビル「Ambi on Cambie」(5670 Cambie St, Vancouver)で4月20日、シンディー・望月さんによるパブリックアート「Under(currency)」の完成披露会を開催。望月さん、関係者、アート制作に関わった市内小学校の子どもたちらが参加した。  バンクーバーエリアを拠点とする日系人アーティストの望月さんが、バンクーバー市とPCI Developmentsの依頼で手がけた「Under(currency)」。神話や地域の歴史、体験型のストーリーテリングを融合させ、マーポル・オークリッジ地区に折り重なる、過去の日系カナダ人コミュニティや歴史ある路面電車の路線から、現在の発展を続ける公共交通で結ばれた街へと至る歩みを映し出している。  披露されたのは、Osler 小学校の生徒たちと協力して創りあげた「守護神」10体を、入口地面にあるストーリーストーンと上部に設置されたブロンズ彫刻に仕上げた作品。ストーリーストーンにあるQRコードをスキャンすると、神々たちが地域の歴史を紹介したり、おみくじのようなメッセージを示す、楽しいアニメーションの世界に導かれる仕組み。  望月さんは、バンクーバー市のパブリックアートプログラムやビル開発事業社PCIの関係者、制作に関わった人たちに感謝を述べ、「先生や子どもたちの協力があったからこそ、コミュニティーをつなぐ素晴らしいアートが完成しました。今回の主役は子どもたちです。」と笑顔で挨拶。  地域の歴史からアイデアを得て、ユニークな守護神をデザインした子どもたち。参加した小学生の一人は「以前農家の人々が、ここを通っていた電車でスイカを町まで運んでいたと知り、スイカのような神様をデザインしました。とても良い経験になりました。」と笑顔で感想を述べた。  ビル入口外側に設置されたアート作品  今回の作品は望月さん初の恒久展示パブリックアート。作品はビルの外部にあるので、居住者以外も鑑賞し楽しむことができる。「コミュニティーをつなぐアートになれば」という望月さんの言葉通り、バスやスカイトレインへと急ぎ足で通り過ぎる人々がふと足を止める。過去に思いを馳せ、おみくじで未来を楽しみにする、そんな笑顔が見られるだろう。 - [IKEAが「ミートボール味ロリポップ」チュッパチャプスと限定コラボ](https://osanponewscanada.com/news-business-ikea-meatball-lollipop/): IKEAのミートボールがキャンディに!? チュッパチャプスと異色コラボ実現 エイプリルフールのネタが実現 6月からカナダ国内店舗でも無料配布 Chupa Chups IKEA Meat ball Flavour /Photo IKEA Canada  家具大手のIKEAが、あのエイプリルフールのネタを本当に実現させた。キャンディブランドのチュッパチャプスと共同で、ミートボールに着想を得た限定ロリポップをこの夏に展開する。  今回登場する「ミートボール・ロリポップ」は、IKEAの人気メニューであるスウェーデン風ミートボールと、付け合わせのリンゴンベリーの風味からインスピレーションを受けて開発されたもの。チュッパチャプスならではの遊び心を加え、従来のロリポップとは一線を画すユニークな味わいに仕上がっている。さらに、完全ヴィーガン仕様となっている点も特徴だ。 エイプリルフールのネタが現実化  この企画の発端は、2026年のエイプリルフール。IKEAが「ミートボール味のロリポップ」という架空の商品を発表したところ、SNSを中心に大きな反響を呼んだ。こうした予想以上の盛り上がりを受け、同社はチュッパチャプスと協力し、ジョークを現実のプロダクトとして具現化することを決めたという。  製造されるロリポップは世界で約100万本。カナダを含む世界各地のIKEA店舗で、2026年6月から順次提供される予定だ。ただし一般販売は行わず、来店者向けに無料で配布される形式となる。在庫がなくなり次第終了となるため、気になる人は早めの来店がよさそうだ。 「ノスタルジー」と「驚き」の組み合わせ  IKEAは近年、「Cooking & Eating(料理と食事)」をテーマに、日常の中で食が生み出す楽しさや共有体験に注力している。今回のコラボもその一環であり、「驚き」や「ノスタルジー」といった感情を通じて、来店体験をより豊かなものにする狙いがある。  同社の調査によれば、カナダでは約半数が甘いもの好きと回答する一方、35%が新しい料理に挑戦することを好むという。また、世界的には約40%の人が子どもの頃の記憶に結びつく食べ物に魅力を感じるとされている。今回のロリポップは、多くの人が一度は食べたことがある「IKEAのミートボール」をキャンディーにすることで、そうしたノスタルジーと新しさの両方を同時に満たす商品として注目を集める。 Created with Chupa Chups, the limited-edition treat brings humour, nostalgia and flavour to IKEA stores nationwide. (CNW Group/IKEA Canada Limited Partnership) 世界中の人々がIKEAと結びつける「あの味」へのオマージュ  32カ国でIKEAを展開するIngkaグループのコマーシャルマネージャー、ハビエル・キニョネス氏は、「チュッパチャプスとともに、このアイデアを遊び心のある形で現実にしました。食への愛を祝う楽しい方法であり、単なるジョークが人々を驚く形で結びつける現実のものへと変わることを示しています。」と今回のコラボレーションを語る。チュッパチャプスのグローバルマーケティングマネージャーであるマーティン・ホフリング氏は「この限定版ロリポップは、世界中の人々がIKEAと結びつけるあの味への遊び心あるオマージュであり、チュッパチャプスならではの形で再構築したものです」と語る。  一見すると奇抜な組み合わせながら、ブランドの遊び心と話題性を巧みに掛け合わせた今回の試み。果たして「ミートボール味のキャンディ」はどんな味なのか——その答えは、店頭で確かめるしかなさそうだ。 - [新設バレエ団、バレエ・バンクーバー 初の公演『After the Rain & Other Works』を上演 ](https://osanponewscanada.com/arts-and-culture-ballet-vancouver-after-the-rain-other-works/): バンクーバー新設バレエ団 Ballet Vancouver 『After the Rain & Other Works』を上演  4月23日~25日まで Vancouver Playhouse劇場 Ballet Vancouver, Patrick Frenette and Stephanie Petersen. Photo by David Cooper 場所と伝統に根ざし、新たな地平を切り開く—『After the Rain & Other Works』—  バンクーバーを拠点とするバレエ団「バレエ・バンクーバー(Ballet Vancouver)」が、初の公演プログラム『After the Rain & Other Works』を2026年4月23日から25日まで、バンクーバー・プレイハウスにて上演する。  2025年に設立された同団は、古典から新古典、そして物語性のあるバレエ作品まで幅広く紹介し、地域におけるプロフェッショナル・バレエへのアクセスを活性化することを目的としている。記念すべき初プログラムでは、アメリカン・バレエ・シアターのダンサーをはじめ、カナダ国内外で活躍する実力派アーティストが集結。バンクーバーという都市の多様性と創造性を映し出す内容となっている。  プログラムの一つは、クリストファー・ウィールドン振付『After the Rain』のバンクーバー初演。2005年にニューヨーク・シティ・バレエで初演された本作は、エストニアの作曲家アルヴォ・ペルトによる音楽とともに、繊細で親密なパ・ド・ドゥで知られる名作だ。世界中の主要カンパニーで上演されてきた作品が、バンクーバーの舞台に登場する。  さらに、バンクーバーで世界初演された2作品の再演も行われる。ウェン・ウェイ・ワンによる『Swan』は、『白鳥の湖』を現代的に再解釈したコンテンポラリー作品で、クラシックと現代の動きを融合させた振付が特徴。アナベル・ロペス・オチョアの『Redemption』は、堕天使をモチーフに孤独と贖罪を描く内省的なソロ作品。  そして本公演のハイライトとして、芸術監督ジョシュア・ビーミッシュとGitxsan先住民ファッションデザイナー、ヨロンダ・スケルトンが共同制作する新作『Winterbourne』が世界初演を迎える。クリー族の作曲家クリス・ダークセンの音楽にのせ、先住民の価値観や視点とバレエを融合させた意欲作で、土地や自然、そして生命のつながりをテーマに据える。  ビーミッシュは本プログラムについて、「再生と変容」という共通のテーマのもと、バンクーバーの気候や文化、そして創造性を反映した作品群であると語る。「この土地だからこそ生まれるバレエの形を提示したい」と意欲を見せている。  公演当日は、すべての回で開演前トークも実施予定。作品やクリエイションの背景について、より深く理解できる機会を提供する。  新たなスタートを切るバレエ・バンクーバーが提示する、多様性と革新に満ちた舞台。都市のアイデンティティと結びついたバレエの新しい形に期待したい。 Ballet Vancouver, Bryn Bridgen. Photo by David Cooper 『After the Rain & Other Works』日程:2026年4月23日~25日 7:30 pm ~会場:Vancouver Playhouse (600 Hamilton St, Vancouver) チケット:一般  $44.00~ 学生  $25.00~チケットの購入、詳細はBallet Vancouver 公式サイトをご覧ください バレエ・バンクーバーについてバレエ・バンクーバー・パフォーマンス・シリーズは、2025年に設立されたバンクーバー拠点の非営利ダンスカンパニー。古典・新古典・物語バレエの普及と発展を目的に、地元出身のダンサーと国際的なアーティストの共演による公演を年間を通して展開し、国内外でのツアーも行っています。 芸術監督のジョシュア・ビーミッシュは、カナダ国内外で高く評価される振付家で、ニューヨーク・シティ・バレエやリンカーン・センターなどでも作品を発表。自身のカンパニーを率いて20年以上にわたり活動し、上海万博や国際フェスティバルへの出演を成功させてきました。2019年にはバンクーバー・プレイハウスにて、テクノロジーを取り入れた現代版『ジゼル』を初演しています。 - [バンクーバーにシンディー・望月さんのパブリックアートー子どもたちと協働で](https://osanponewscanada.com/art-and-culture-cindy-mochizuki-undercurrency/): バンクーバーに望月シンディーさん、初の恒久的パブリックアート オークリッジ駅近くに、街の過去と現在をつなげる神々が登場 Under(currency) by Cindy Mochizuki /Ambi on Cambie building 望月シンディーさん初の恒久展示パブリックアート  バンクーバーを拠点に活動する日系カナダ人アーティスト、望月シンディー(Cindy Mochizuki )さんによる初の恒久展示パブリックアート作品「Under(currency)」が、マーポール地区の新たなランドマークとして注目を集めている。本作は、CambieストリートとWest 41st Ave.の交差点に位置する複合開発レジデンス「Ambi on Cambie」の屋外ファサードに設置され、都市の喧騒の背後に潜む“見えない物語”を可視化する試みだ。   PCI Developmentsとバンクーバー市のパブリックアートプログラムの委託により制作された「Under(currency)」は、地上レベルに設置された石のストーリーディスク、建物外壁に並ぶ9体のブロンズ彫刻、そしてインタラクティブなウェブサイトによって構成される。これらは連動しながら、マーポール地区の日常の表層の下に流れる記憶や歴史、人々の営みを浮かび上がらせる。   本作の核となるのは、地元の子どもたちと創りだした神話的・魔法的な守護神9体。望月さんはOsler小学校の3・4年生約20名と3週間のワークショップを行い、守護神のコンセプトを形にしていった。  マーポール地区の動植物や四季の変化、かつて通勤客を運んでいたBC Electric Railwayの歴史から、子どもたちが着想を得て神々の物語を構築。粘土やインク、物語を通して作り上げたアイデアは、最終的に望月さんによるブロンズ彫刻やストーンモザイクとなり、作品として結実した。   望月さんは「子どもたちとの作業は予想外の発想が生まれ、とても楽しい時間でした」と振り返り、「将来それぞれの道に進んでも、地元に戻ったとき自分たちの神様がいることが良い思い出になれば」と語る。 作品のQRコードから、神々が住むアニメーション「Under(currency)」の世界へ  ストーリーディスクにはQRコードが埋め込まれており、望月さんのアニメーションで描かれるほのぼのとした「Under(currency)」の世界につながる。かつてこの場所に流れていた川を舞台に、子どもたちが創り出した神々が登場して語る物語は、オークリッジやマーポールの歴史、そしてBC Electricの路面電車で通勤していた日系カナダ人コミュニティなどに着想を得ており、鑑賞者を作品の内側から過去の世界へと誘う。   望月さんは「かつてこの地域を走っていたBC Electric Railwayは、スティーブストンとバンクーバーを繋ぎ、たくさんの日系人が利用していました。このアートが設置されたCambie St.と41st Ave.は、スカイトレインとバスが乗り入れるトランジットハブです。今も様々なコミュニティーから来る人々が日々行き交うこの場所で、過去の歴史にも少し触れてみてもらえれば」と作品に込めた思いを話す。「サイトには、おみくじの様なメッセージを受け取れる楽しみも含めたので、時折チェックして楽しい気分で過ごしてもらえれば」とも期待する。  Under(currency) by Cindy Mochizuki 「ラッキー守護神」チャームも  この作品の延長として、PCI Developmentsは完成した賃貸住宅に入居する住民のために、陶器製の「ラッキー守護神」チャームを制作。新しい入居者にはランダムで1つ配られ、建物のコミュニティの中でもこの神話が生き続ける。望月さんは「日本では、街のなかにたくさんの神社があり住民の生活を見守っています。日常の生活の中で、神社を訪れて手を合わせている姿や、お守りを持ち物に着けている人の姿を見てとても心ひかれました」とチャーム制作の意図を話す。  Under(currency) by Cindy Mochizuki /Lucky deity charms from PCI 地域の過去と現在をつなぎ、新たな物語を生み出すパブリックアート  「Under(currency)」は、単なる視覚的なインスタレーションにとどまらない。地域の過去と現在をつなぎ、コミュニティの声を取り込みながら、新たな神話を紡ぎ出す“物語装置”として機能している。バンクーバー中心部と郊外を繋ぐオークリッジ駅という急速に発展するエリアの中心に位置するこの作品は、都市における公共空間のあり方、そしてアートが果たし得る役割を改めて問いかけている。   忙しい日常の中でふと足を止め、足元の石や壁面の彫刻に目を向けると、この街の下に広がる見えない物語に出会うことができる。「Under(currency)」は、都市と人、そして記憶を静かに結び直していくパブリックアートと言えるだろう。 - [【2026年4月・5月】トロントで楽しむ ミュージカル&演劇まとめ](https://osanponewscanada.com/toronto-arts-and-culture-musicals-april-may-26/): 春の観劇シーズン到来!4月・5月にトロントで楽しむ ミュージカルガイド 『キンキーブーツ』、『ムーラン・ルージュ』などの名作から、家族で楽しみたい『セサミ・ストリート』や『Dog Man』まで Courtesy of Mirvish 2026年7月8月のおすすめミュージカルは、こちらをどうぞ! 春の観劇シーズン到来!トロントでは多くのブロードウェイ作品を上演します  カナダ最大の演劇都市・トロントでは、2026年4月から5月にかけてブロードウェイ作品のツアー公演がたくさん。特にMirvish系劇場を中心に、大型ミュージカルが連続上演される“観劇ベストシーズン”です。 本記事では、2026年4月~5月に上演される主要ミュージカルおよび注目舞台作品を一挙紹介します。 & Juliet  シェイクスピア『ロミオとジュリエット』の“もしも”を描くポップでロマンチックなミュージカル。ブリトニー・スピアーズなどのヒット曲で構成され、北米でもロングランを記録する人気作。英語が比較的分かりやすく、観光客にもおすすめ。 &Juliet: (L) Vanessa Sears as Juliet (R)Vanessa Sears as Juliet and cast – Toronto Company. Photo Credit: Dahlia Katz  Chicago  1920年代のシカゴを舞台に、名声と裏切り、ジャズとダンスが交錯する物語。スタイリッシュでクールな楽曲が印象的です。 The Book of Mormon Sam McLellan and company in THE BOOK OF MORMON North American tour. Photo Credit: Julieta Cervantes  二人の若いモルモン宣教師がアフリカの村で奮闘する姿を描く、風刺とユーモア満載のミュージカル。笑いと感動が同居する作品。 Moulin Rouge! The Musical  映画『ムーラン・ルージュ』を舞台化した超大型作品。トニー賞10部門受賞の豪華演出とポップソングのマッシュアップが特徴。5月前半で終了のため、早めの鑑賞が必須。  A Beautiful Noise: The Neil Diamond Musical 伝説的シンガー、ニール・ダイアモンドの人生を描くジュークボックス・ミュージカル。ヒット曲満載で、音楽ファンからの評価も高い作品。  Kinky Boots シンディ・ローパー音楽の大ヒット作。ドラァグ文化と友情を描く、エンタメ性と社会性を兼ね備えた感動ミュージカル。 Kinky Boots: Sophia Gunter (Lauren) and Noah Silverman (Charlie Price). Photo Credit: Matthew Murphy.  Inside American Pie ドン・マクリーンの名曲「American Pie」を軸にした音楽劇。50’s、60’sのポップカルチャー史を振り返るユニークな構成。 Clyde’s(クライズ)  サンドイッチ店の厨房を舞台に、過去に問題を抱えた従業員たちが再生を模索する群像劇。皮肉とユーモアが交錯する会話や、美しい言葉の瞬間が胸に残る作品。 ファミリー向けミュージカルもあります! Dog Man: The Musical 人気児童書シリーズ原作のファミリー向け作品。子ども連れ観光客にも適したライトで楽しい内容。 Dog Man: The […] - [「CanFilmDay」4月15日開催―カナダ映画を無料上映](https://osanponewscanada.com/event-canfilmday-26/): 「ナショナル・カナディアン・フィルム・デー」  各地でカナダ映画を無料上映 監督やゲストの来場も 4月15日ーバンクーバーやトロント、モントリオールなど各地の映画館や図書館で開催 Photo: National Canadian Film Day 今年のテーマは「Let’s Dream Together(ともに夢を見よう)」  カナダ映画の魅力を一日中楽しめる特別イベント「ナショナル・カナディアン・フィルム・デー(CanFilmDay)」が、2026年4月15日に開催される。今年はこれまでで最大規模となり、国内外で同時開催される無料の映画上映を通じて、カナダと世界、そして人と人とをつなぐ一日となる。  今年のテーマは「Let’s Dream Together(ともに夢を見よう)」。急速に変化する世界の中で「物語を共有すること」の重要性が高まるなか、このテーマには、映画を通じて互いを理解し合い、つながりを深めたいという思いが込められている。 どこでも、誰でも、無料でカナダ映画が楽しめる  今年は、世界49カ国で約150の上映会が予定されており、昨年から62%増と大幅に拡大。カナダ国内でも、すべての州・準州で2,000回以上の無料上映が行われる。また、当日は各ストリーミングサービスも参加、カナダ映画の配信を予定しており、まさに「どこでも、誰でも、無料でカナダ映画を楽しめる日」となっている。  今年は、マーガレット・アトウッド、サラ・ポーリー、ディーパ・メータ、アトム・エゴヤン、ネーヴ・キャンベルらを含む51名の著名なカナダ人による“ドリームチーム”が選出した必見作品リストも作成。クラッシックから最新作品まで、多様で魅力的なカナダ映画を紹介する。(著名人おすすめ作品のリストはこちら) Photo: National Canadian Film Day  見どころは、オナイダ族の名優グラハム・グリーンさんを追悼する特集上映、『Hard Core Logo』公開30周年記念上映、カナダの女子サッカーリーグ設立を追うドキュメンタリー『The Pitch』など。さらに昨年日本で好評上映された『I like Movies』のチャンドラー・レバック監督最新作『Mile End Kicks』など、11作品のプレミアおよび先行上映も。あわせて各都市の映画祭との連携企画や、映画人によるトークイベントなども各地で予定されている。  さらに、2026年カナディアン・スクリーン・アワードのノミネート作品も多数上映されるほか、高校生向けのライブ配信企画「RCtv」では、カナダのホッケードラマ『Youngblood』の上映、ユベール・デイヴィス監督と主演アシュトン・ジェームズさんによるQ&Aセッションも実施される。 無料上映作品の一例 (他にもたくさんあるので、お住まいの州、地域の映画館情報をチェックしてみてください!) トロントエリア Scotiabank Theatre:『Mille Secrets Mille Dangers (Lovely Day)』(フィリップ・ファラルドー監督)、『 My Bloody Valentine』(ジョージ・ミハルカ監督)、『Little Lorraine』(アンディ・ハインズ監督)、『40 Acres』(R.T.ソーン監督)などを上映。監督らが来場予定。 Dufferin/St. Clair Library:『I Like Movies』(チャンドラー・レバック監督)と『Brother』(クレメント・ヴァーゴ監督) Carlton Cinema:『Youngblood』 アシュトン・ジェームズさん来場予定 Japan Foundation Toronto:東日本大震災関連のドキュメンタリー映画『Lost & Found』(ジョン・チョイ監督、ニコリナ・ラニ監督)監督が来場予定 Ciné Starz Burlington: 『Mile End Kicks 』(チャンドラー・レバック監督) Film Ca Cinemas, Oakville:『The Pitch』(Michele Hozer監督)ダイアナ・マセソンさん、プロデュサーらが来場予定  バンクーバーエリア VIFF Centre:『Last Wedding』(ブルース・スウィーニー監督)『 Winter Kept Us Warm』(デイビッド・セクター監督)両作品とも監督来場予定  Vancouver Public Library:『Nirvanna the Band the Show the Movie』、『Blackberry』(両作品ともマット・ジョンソン監督) Alliance française de Vancouver:『Uiksaringitara (Wrong Husband)』(ザカリアス・クヌク監督) Scotiabank Theatre:『Cube』(ヴィンチェンゾ・ナタリ監督)スクリーンライターが来場予定 The Dunbar Theatre:『Mile End Kicks』(チャンドラー・レバック監督)、『Nirvanna the Band […] - [観たよ!『プロジェクト・ヘイル・メアリー』レビュー|孤独な科学者が届ける希望の物語](https://osanponewscanada.com/cinema-project-hail-mary/): 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(フィル・ロード&クリストファー・ミラー監督)映画レビュー 孤独な科学者が届ける希望の物語 『プロジェクト・ヘイル・メアリー(Project Hail Mary)』(フィル・ロード、クリストファー・ミラー監督)  アンディ・ウィアーのベストセラー小説を原作とした映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー(Project Hail Mary)』。『オデッセイ(原題The Martian)』で知られるウィアーらしい緻密な科学描写と、人の心に寄り添うドラマがバランスよく描かれている物語は、全人類の命運を懸けた壮大なミッションを描きながら、コメディ要素も満載。観終わった後に心が温まり、明日への力が湧いてくる、SF好きでなくてもきっと楽しめる一本です。  物語は、主人公ライランド・グレースが宇宙船の中で目を覚ますところから始まります。自分がなぜそこにいるのかも分からない状態から、少しずつ記憶を取り戻しながら人類の命運を背負ったミッションに向き合っていく展開で、観る側も主人公と同じ視点で状況を理解していくため、自然と物語に没入できる構成です。 極限状態なのに、前向きさを失わない姿に励まされた  本作で特に心に残るのは、不可能に近い状況に直面しながらも立ち向かっていく主人公の姿です。広い宇宙の中でたった一人という極限状態に置かれながらも、あきらめずに考え続けるグレースの姿は、とても人間らしく、静かな強さを感じさせてくれます。とにかく、前向きでポジティブ。大げさなヒーロー像ではなく、等身大の人物として描かれている点も共感しやすいポイントです。 孤独な人物を演じながらもコメディの軽快さが効いているライアン・ゴズリングの演技  そんな主人公を演じるライアン・ゴズリング。シリアスな状況の中にも自然なユーモアを織り交ぜ、孤独な物語でありながらどこか温かみがあるのは、彼の柔らかな表現力とコメディセンスによるところが大きいでしょう。  一方で、サンドラ・ヒュラーの演技は、感情を大きく表に出さない分、内面の強さや緊張感が静かに伝わってきて物語全体を引き締めています。サンドラ・ヒュラーと言えば、昨年は「落下の解剖学」と「関心領域」の2本でその演技力が強い印象を残しました。まさかこんなに早く、しかもハリウッド映画で観れるとは驚きでしたが、今回も厳しさの下にある人間味を少しだけ垣間見せるような演技がストラットの覚悟を見事に表現していて、さすがだなと思いました。 宇宙の孤独を溶かす「最高のバディ」の誕生  そしてこの作品での一番の魅力は、極限状態の中でグレースが出会う相棒「ロッキー」と築く信頼関係。ネタバレを避けるために詳しく書くのは避けますが、二人が試行錯誤しながらお互いを理解していくプロセスは、知的好奇心を刺激すると同時にリスペクトとユーモアに溢れており、とても心温まるものでした。(もうロッキー最高です!)あと映画『未知との遭遇』を観たことのある方には「おおっ!」となるシーンもあるのでお楽しみに。 諦めない、というポジティブなメッセージ  ハードSFとしてのリアリティを追求しながらも、本作の根底にあるのは徹底的にポジティブな人間賛歌です。どんなに絶望的なトラブルに見舞われても、問題を一つずつ解決していこう、と諦めません。このシンプルな哲学が、複雑な科学的計算と組み合わさり、奇跡のような結果を生み出します。困難に直面したとき、知恵を絞り、手を動かすことの尊さを教えてくれました。 「宇宙は広くて温かい」  『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は、壮大なSF作品でありながら、「考えること」や「誰かのために行動すること」の大切さを教えてくれる映画です。「宇宙は広く、そして温かい」という希望も与えてくれます。きっと観終わった後は「Amaze! Amaze! Amaze!」と叫びたくなるはずです。  もし可能であれば、IMAXで観てみてください。宇宙の壮大さが一層体感できます。 観たよ!は映画好きライターたちによる連載コラムです。話題のハリウッド大作からインディー作品、配信限定の映画まで。「これは良かった!」という作品から「イマイチかも…」という作品まで。個人的な視点も交えながら、どんどんレビューしていきます。 - [カナダで暗闇で光る2ドル硬貨発行ートロントのCNタワー50周年記念](https://osanponewscanada.com/news-glow-in-the-dark-cntower-coin/): トロントのCNタワー50周年を記念し、暗闇で光る2ドル硬貨を発行に 2026年3月31日から流通開始! Photo: Royal Canadian Mint トロントのランドマーク、CNタワー50周年記念!新2ドル硬貨が登場  カナダ王立造幣局は3月31日、トロントのランドマークであるCNタワーの50周年を記念し、CNタワーをデザインした暗闇で光る2ドル記念流通硬貨を発表した。 この硬貨は、カナダの革新と技術力を象徴するCNタワーの誕生から半世紀を祝うもので、カナダ国内外の人々にその歴史と意義を伝えている。 革新と技術力の象徴であるCNタワー  1976年に完成した、高さ553.33メートルのCNタワー。カナダで最も高い自立式建造物として圧倒的な存在感を放ち、トロントのスカイラインを象徴するだけでなく、世界にカナダの技術力と革新性を発信してきた。  当時、急速に高層化が進むトロント市街地は、テレビやラジオの送信に大きな課題をもたらしていた。この問題を解決するために建設された同タワーは、今やカナダを代表する観光名所となり、毎年何百万人もの訪問者を迎えている。 暗闇で光る! 新2ドル硬貨のデザインと特徴  CNタワーの50周年を祝う特別なデザインが施されている新しい2ドル記念硬貨。硬貨の裏面には、1976年の開業当時のトロントのスカイラインと、2026年の現代のスカイラインを対比させたデザインが描かれており、CNタワーが50年にわたる進化を遂げた様子を表現。 表面にはチャールズ3世国王の肖像が描かれており、デザインは、カナダのイラストレーターであるカール・ウィーンズが手掛けた。  また、硬貨の中央部分には、暗闇で光る技術が施されており、CNタワーが夜空に輝く姿を浮かび上がらせる。ロイヤル・カナディアン・ミントがこの技術を採用した流通硬貨は今回で2例目。  今回の記念硬貨は、カラー版と無色版の2種類が発行され、発行枚数は合わせて300万枚。100万枚が無色版、200万枚がカラー版となり、カラー版の硬貨に暗闇で光る効果が施されている。 無色版のコイン:Photo: Royal Canadian Mint 記念セットも発売  コレクター向けには特別なセットも販売される予定で、2枚1セットのコレクターカードや、25枚入りの特別包装ロールなども販売されるほか、ブラックライト技術でCNタワーを浮き上がらせる純銀コレクター硬貨や、純金製の限定コインも登場する。  記念セットは、ロイヤル・カナディアン・ミントの公式ウェブサイトや、全国のミントショップ、カナダポストの参加店舗などで購入できる。 硬貨は3月31日から流通開始  同2ドル記念硬貨は、2026年3月31日から流通を開始しており、カナダ国内の銀行や店舗を通じて手にすることができる。  カナダの歴史と誇りを象徴するCNタワーの50周年を祝う記念硬貨。お買い物の際に、お釣りをチェックして見つけてみよう! - [【限定】ハローキティ&サンリオのコンパスカード バンクーバーで話題に](https://osanponewscanada.com/news-vancouver-compass-card-hello-kitty/): ハローキティと仲間たちがコンパスカードに!   バンクーバーで限定販売 4月4日にメトロタウンで11:00 am~6:00 pmまで販売 Hello Kitty Compass Card Photo: TransLink ハローキティがバンクーバーの交通カードに登場! 限定デザインのCompass Cardが発売へ  メトロバンクーバーの公共交通機関を運営するトランスリンク社は、サンリオとコラボレーションし、「ハローキティ&フレンズ」をあしらった限定デザインのCompass Card(コンパスカード)を発売する。  今回の企画では、ハローキティをはじめ、マイメロディ、クロミ、シナモロールなど人気キャラクターが登場。「スーパーキュート(Supercute)」な全4種類のデザインが用意され、それぞれコンパスカードとコレクション用ラゲージタグがセットになった特別仕様となっている。  限定バンドルは、4月4日(土)にバーナビーの「メトロポリス・アット・メトロタウン(Metropolis at Metrotown)」Ground Courtで開催されるポップアップショップにて先行販売される。販売時間は午前11時から午後6時まで。価格は44.99ドルで、カードには大人運賃用として使用できるほか、6ドルの返金可能なデポジットが含まれている。  なお、購入は1人あたり最大2セットまでに制限されており、人気商品のため早期完売が見込まれる。店頭で売り切れなかった場合のみ、翌週以降にトランスリンクの公式オンラインストアでも販売される予定だ。 Hello Kitty Compass Cardラゲージタグ Photo: TransLink    サンリオがトランスリンクとコラボするのは今回が初めて。日常的に使われる交通カードをコレクターズアイテムとして楽しめる点が、ファンのみならず多くの利用者の関心を集めそうだ。  トランスリンクではこれまでも、キャプテン・カナックやDCスーパーヒーローズ、エルフなどをテーマにした限定コンパスカードを展開してきた。今回のハローキティシリーズは、それに続く最新コレクションとして話題となりそうだ。 - [海王丸が9年ぶりに寄港!スティーブストンで「Ships to Shore」5月開催](https://osanponewscanada.com/event-vancouver-ships-to-shore26/): 海の貴婦人「海王丸」がスティーブストンにやって来る! Ships to Shore Festival  2026年5月2日~3日 会場:Garry Point Park(スティーブストン) Photo:Courtesy of the Kaiwo Maru.  バンクーバー国際空港近くのリッチモンドで、海と歴史を体感できる大型イベント「Ships to Shore Festival 」が、2026年5月2日(土)・3日(日)の2日間にわたり開催されます。会場は歴史ある漁港の町スティーブストンのGarry Point Park。  今回の目玉は、世界最大級の帆船のひとつである日本の練習船「海王丸」。2017年以来、約9年ぶりにリッチモンドへ寄港します。 圧巻の帆船を間近で体感!「海王丸」とは?  日本・横浜を拠点とする海王丸は、独立行政法人海技教育機構(JMETS)が運航する帆船型練習船で、将来の航海士や機関士の育成に用いられています。全長361フィート、高さ182フィートを誇り、4本のマストと36枚の帆を備え、その総面積は約30,000平方フィート。白い帆を広げた優美な姿が美しく「海の貴婦人」とも呼ばれています。  乗組員は実習生とクルーを含め約140名。この大型帆船がリッチモンドを訪れるのは9年ぶりで、前回は船内を一般公開すると共に、船員がマストに上り帆を広げる「セイルドリル」で7万5000人の来場者を魅了しました。  今回の船内見学はチケット制(***4月8日から販売開始。詳細は下記をご覧ください)ですが、岸壁や公園からの見学も可能。会場には解説パネルも設置されるため、海洋の歴史や船の仕組みについて学ぶこともできます。 ライブ音楽&パフォーマンスも充実 会場内には3つのステージが設置され、終日さまざまなパフォーマンスが展開されます。 それぞれ世代を問わず楽しめるラインナップで、フェスならではの賑わいを演出します。 Photo: Courtesy of the City of Richmond.  子ども向け体験エリア「Kid’s Cove」 子ども向け体験ゾーン「Kid’s Cove」では、アーティストたちがワークショップを提供 広々とした芝生エリアでは、凧のパフォーマンスも開催。プロのデモンストレーションに加え、子どもたちは鯉のぼり型の凧づくりにも参加できます。 さらに会場内では、 など、歩いているだけでも楽しい仕掛けが満載。フードトラックも多数出店し、グルメも楽しめます。 Ships to Shore Festival ***枚数限定の海王丸の船内見学チケット($10.29 +GST)は、4月8日10:00am に、Ships to Shore Festival 公式サイトにて販売開始です。  9年ぶりの来航となる海王丸を中心に、漁港の町スティーブストンの海洋文化を丸ごと楽しめる貴重な2日間。家族でのお出かけはもちろん、船好きにも見逃せないイベントです。 Phto:Courtesy of the Kaiwo Maru. - [D.H.ローレンス原作『The Fox』がオペラに バンクーバーで世界初演](https://osanponewscanada.com/arts-and-culture-vancouver-the-fox/): D.H.ローレンス原作『狐』がオペラに バンクーバーで世界初演へ 2026年4月17日~19日まで。バンクーバー、ダウンタウンのANNEXで上演。 Opera Unbound The Fox Photo by Jessica Wynn Cole   カナダ・バンクーバーを拠点とするオペラ団体Opera Unboundが、新作室内オペラ『The Fox』の世界初演を2026年4月17日から19日まで上演する。会場はダウンタウンのANNEX(823 Seymour Street, Vancouver )。 D.H.ローレンスの魅力あふれる中編小説が、初めてオペラの舞台に  イギリスの作家D.H.ローレンスによる1922年の中編小説『The Fox(狐)』を原作に、現代的な視点で再構築した本作。バンクーバー出身の作曲家ロアン・シャンカルクさんが手がけた初の長編室内オペラであり、音楽・演出ともに従来のオペラの枠にとらわれない意欲作となっている。幽玄で映画的な音楽と、緊張感あふれる心理描写が融合し、観客に強烈な印象を残す作品として期待が高まっている。  「『狐』を読んですぐにインスピレーションを受けました」と語るシャンカルクさん。「100年以上前に書かれた作品でありながら、権力や転覆といったテーマは現代社会においても非常に重要で共感を呼ぶものです。また、夢のように幻想的でスリリングな物語は、オペラの舞台にぴったりだと感じました。さらに、多様なセクシュアリティの表現にも惹かれました。これはオペラではまだ珍しい要素であり、完全舞台版でこのテーマを探求できることに大きな魅力を感じました。」  物語の舞台は第一次世界大戦下のイギリス。孤立した養鶏場を営むネリー・マーチとジル・バンフォードは、ビジネスパートナーであると同時に、密かな恋愛関係にある。しかし、農場を荒らすキツネの存在に悩まされる中、若く魅力的な兵士ヘンリー・グレンフェルが現れたことで、3人の関係性は大きく揺らぎ始める。権力、欲望、そしてセクシュアリティが交錯する心理劇として、現代にも通じるテーマを鋭く描き出す。  出演は地元バンクーバーの実力派アーティストが集結  ヘンリー役をテノールのクリス・ドンレヴィさんが務め、ジル役はメゾソプラノのレネ・ファハルドさんと作曲家本人であるシャンカルクさんが交代で演じる。ネリー役にはメゾソプラノのタリン・プレイターさんが出演。音楽監督・指揮はペリー・ローさんが担当し、ヴァイオリンとチェロによる編成で緻密な音世界を構築する。  本作はもともとマニトバ大学の支援プロジェクトのもとで制作され、パンデミック期にはコンサート形式で試演された。その後、Opera Unboundが完全舞台版としての上演を企画し、今回の世界初演に至ったという。  ジャンル横断的な表現を追求するOpera Unboundにとっても、今回が初のフルレングス作品の上演。現代オペラの新たな可能性を提示する舞台として注目される公演となりそうだ。 Opera Unbound presents The Fox 上演日:2026年4月 17 & 18日  7:30pm ・ 4月 19日 2:30pm 会場:ANNEX (823 Seymour Street. Vancouver) チケット:$40.00 チケット情報や詳細はOpera Unbound公式サイトをご覧ください Opera Unbound(operaunbound.com)オペラ創作の境界を押し広げることを使命とする団体。ジャンルや媒体を超えた協働を基盤に、独自の芸術体験を創出しています。オペラをより身近で親しみやすく、現代的なものにすることを目指し、グレーターバンクーバーのアーティストと連携して、ワークショップやホームコンサートから大規模な初演作品まで、幅広いプロジェクトを展開しています。 - [『Manifesto』バンクーバー公演|9人のダンサー×ドラマーが生む圧巻ステージ](https://osanponewscanada.com/arts-and-culture-vancouver-manifesto/): 『マニフェスト』バンクーバー公演|9人のダンサー×ドラマーが生む圧巻ステージ バンクーバーPlayhouse 劇場で、2026年4月16日~18日まで Manifesto : Photo by Roy VanDerVegt   DanceHouseとVancouver New Musicは、オーストラリアを代表する振付家ステファニー・レイク率いるカンパニーによる最新作『マニフェスト(Manifesto)』を、2026年4月16日(木)から18日(土)まで、Vancouver Playhouseにて上演します。  本作の最大の特徴は、9人のダンサーと9人のドラマーが同じ舞台に立つという大胆な構成。コンテンポラリー、バレエ、ヒップホップ、サルサといった多彩なバックグラウンドを持つダンサーたちと、ジャズやメタル、クラシック、実験音楽に至る幅広いジャンルのドラマーたちが融合し、圧倒的な音と身体表現のステージを展開します。  音楽を手がけるのは、実験音楽の分野で注目されるロビン・フォックスさん。ドラムの原初的なリズムとダンスの身体性が呼応し合い、観客の身体に直接響くような没入体験を生み出します。きらびやかな往年のショースタイルを思わせる演出と、現代的で研ぎ澄まされた構成が融合したステージは、まさに“体感するパフォーマンス”といえるでしょう。  振付を担うステファニー・レイクさんは、大人数のアンサンブルを巧みに操る革新的なアプローチで近年オーストラリアで評価を高めています。緻密にコントロールされた動きと、ダンサーの本能や個性を引き出す自由な表現が交錯し、作品に独特の緊張感と躍動感をもたらします。 Manifesto : Photo by Roy VanDerVegt  舞台では、うねるようなドラムビートに突き動かされながら、ダンサーたちが身体をねじり、跳躍し、空中で支え合うダイナミックな動きを展開。ソロから群舞へとシームレスに移行しながら、音と動きが一体となって高揚感を増幅させていきます。クライマックスに向けて加速するリズムは秩序と混沌の境界を揺るがし、やがて奔放で野性的な反逆のエネルギーとして噴出します。  Vancouver New Musicの芸術監督ジョルジオ・マニャネンシさんは次のように語ります。「9人のダンサーと9人のドラマーが同じ脈動に同期する光景には、身体に直接響くような力があります。『マニフェスト』はステファニー・レイクの最も大胆な作品であり、ロビン・フォックスの音楽はささやきから地震のような激しさへとエネルギーを押し上げます。喜び、力、そして私たちを結びつけるリズムを祝うこの作品を、バンクーバーに届けられることを誇りに思います。」  カナダツアーの最終地となるバンクーバーでの上演。音、身体、そしてエネルギーがぶつかり合うこの刺激的な舞台を、ぜひ体感してみてください。 Stephanie Lake Company’s Manifesto– Presented by DanceHouse and Vancouver New Music 日程:2026年4月16日(木)〜18日(土) 各日20:00開演会場:Vancouver Playhouse (600 Hamilton St, Vancouver) チケット:$40.75~ ***各日とも開演前にはロビーでプレトークが行われるほか、金曜公演後にはアフターイベントも予定されています チケット情報・公演の詳細はDance House の公式サイトをご覧ください  DanceHouseについて(dancehouse.ca)DanceHouseは、優れた芸術性、革新性、国際的評価を誇るカンパニーの公演を通じて、バンクーバーの観客と地域の芸術コミュニティを国際的なダンスの世界と結びつけています。2008年以降、カナダ国内外から活気に満ちたインスピレーションあふれるカンパニーを紹介してきました。また、舞台公演に加えて、多様な参加型プログラムを提供し、一般市民や地域のアーティストが来演アーティストやその作品と関わる機会を創出しています。 - [バンクーバー国際オートショー2026も盛況-ワイスピのサン・カンさんも来場](https://osanponewscanada.com/event-vancouver-international-auto-show-26/): バンクーバー国際オートショー開催ーF1マシンの展示やEV車試乗体験など 3月25日~29日まで、バンクーバー・コンベンションセンターで開催 スーパーカー展示、セレブの来場、$5000のEVリベートプロモートなど スーパーカーファンから、EV車購入検討者まで、幅広い層が楽しめる展示  バンクーバーのウォーターフロントにあるコンベンション・センターで、3月25日から29日まで、「バンクーバー国際オートショー(Vancouver International Auto Show)」を開催。今年は30社以上が参加し、過去最大の200台以上を展示する。F1車、ハイパーカーなどの展示、セレブの来場などに加えて、各社が最新EV車を展示し試乗体験を提供。車好きからEV車への乗り換えを考慮する消費者まで、幅広い層の来場者を魅了する。 めったに見るチャンスの無いスーパーカーも展示  今年の注目は、アウディとキャデラックのF1マシンのディスプレイモデルと、シボレーThe Corvette Cxの展示。その美しいボディが来場者を魅了。また、Oilstainlabも初参加し25台のみ生産の高性能ハイパーカー「HF-11」を展示。創業者であるニキータ・ブリンダンさん、イリヤ・ブリンダンさんも参加する。 「ワイルド・スピード」シリーズのサン・カンさんも来場。新作「Drifter」を紹介。  「ワイルド・スピード」シリーズのハン役で知られるサン・カンさんは、新作のドリフト映画「Drifter」を紹介。トレーラーの上映、Q&A、ファンとの写真撮影などを行った。また、会場には映画でも使用された、トヨタのAE86、ハチロクの「ローラ」も展示。「ドリフト映画にハチロク以外は考えられなかった」と「ローラ」への想いなどを語ったカンさん。「ドリフト好きにはもちろん、そしてドリフトを知らない人にも、きっと楽しんでもらえる映画になっている。」とも。 各社がEV、ハイブリッドの新モデルを展示  会場にはトヨタ、日産、スバル、フォード、キャデラック、BMWなどが出展。各社ともEV車、ハイブリッド車の新モデルをフロアに並べ、カナダ連邦政府からのリベート($5000)の説明も積極的に行うなか、熱心に各ブースをまわる来場者の姿も多く見られた。 6000人を予定する試乗コーナーも充実 毎年盛況な試乗体験。今年は開催期間中6000人の枠を用意。トヨタ、レクサス、スバル、BMW、アウディなど17社が、EV車、PHEV車の新型モデルを用意する。 Vancouver International Auto Show(バンクーバー国際オートショー) 開催日:2026年3月25日~29日 会場:Vancouver Convention Centre(1055 Canada Place, Vancouver ) 入場料:一般$21.50~ 、シニア(65歳以上)$15.50~、 子ども(7歳~12歳) $7.00 、6歳以下は無料 チケットの購入、スケジュール等詳細はVancouver International Auto Show公式サイトまで。 - [Tim Hortons「メープルバター・ドーナツ」発売ーライアン・レイノルズさんとコラボ](https://osanponewscanada.com/news-tim-hortons-ryan-reynolds/): Ryan Reynolds×Tim Hortons再び!新作「メープルバター・ドーナツ」登場 3月23日からカナダ全国のティム・ホートンズ店舗で販売開始  カナダの人気ドーナツチェーンTim Hortonsが3月23日、カナダ人俳優のライアン・レイノルズさんとのコラボレーション「Ryan’s Signature Donut(ライアンズ・シグネチャー・ドーナツ)」を全国の店舗で発売する。  今回登場するのは「メープルバター・グレーズド・ドーナツ」。新開発のふんわりと柔らかなドーナツ生地に、コクのあるバター風味のグレーズをコーティングし、さらにメープルシロップを使用したアイシングで仕上げた一品。ティムズのイノベーションチームとレイノルズさんが共同で開発した、いかにも「カナダらしい」味わいになっている。  本商品は、以前展開され好評を博した「Ryan’s Scrambled Eggs(ライアンズ・スクランブルエッグ)」朝食ボックスに続く第2弾コラボ。レイノルズさんは、「スクランブルエッグが大成功したあと、ティムズから次のアイデアを求められました。私が出した案のほとんどはサーモン絡みでしたが、あまり乗り気ではなかったようで、最終的にメープルバター・グレーズド・ドーナツに落ち着きました。とてもおいしくて、カナダの皆さんに試してもらえるのが本当に楽しみです。これがうまくいけば、次はサーモンに備えてください!」とコメントする。  また、発売に合わせて公開されるティーザーやテレビCMでは、“70年後の未来”というユニークな設定のもと、ライアンがティムズと共にこのメープルバター・グレーズド・ドーナツを生み出し、長く愛される存在として語り継がれている様子が描かれている。  さらに今回の取り組みでは、商品開発にとどまらず社会貢献活動も展開。子どもたちを支援する団体SickKids FoundationおよびTim Hortons Foundation Campsと連携し、子どもたちのアート作品を使用した限定Tシャツコレクションを発売する。デザインは全4種類。うち1種類はカナダ全国の対象ティム・ホートンズ店舗で販売され、Tim Hortons オンラインショップでは4種類すべてを購入できる。収益は両団体の活動支援に充てられる。 - [バンクーバーでダンス公演「Fall(se) Circ(us)」振付には空手の影響も](https://osanponewscanada.com/arts-and-culture-little-room-productions/): バンクーバーで現代ダンスの挑戦—Little Room Productionsが「Fall(se) Circ(us)」上演 空手×グラトリ×現代ダンス、LRPのアイザック・エンクイストさんが描く身体の物語 3月21日、イエールタウンのラウンドハウスコミュニティセンターで Little Room Productions Fall(se) Circ(us): Photo by Lula-Belle Jedynak  バンクーバー発のダンスカンパニーLittle Room Productions(LRP)が3月21日、初のフルレングス作品『Fall(se) Circ(us)』を発表する。イエールタウンのラウンドハウス・コミュニティ・センターで初演を迎える本作は、「動きと休息」という普遍的なテーマに鋭く切り込み、観客とパフォーマーの関係性そのものを揺さぶる意欲作だ。New Works とThe Roundhouse Community Centreとの共催。 空手、グラトリ×現代ダンス LRPのアイザック・エンクイストさんが描く身体の物語  振付を手がけるのは、共同ディレクターのアイザック・エンクイストさん。空手やスノーボードといった身体性の強いバックグラウンドを持つ彼のスタイルは、現代ダンスの枠を超えたダイナミズムが特徴だ。本作では、サーカスのように重力に逆らう身体表現から始まり、やがて即興的な動きへと移行。パフォーマンスの「見せる」側面を解体し、身体を通じた人間の脆さや動きのリアリティを浮かび上がらせていく。  「子どもの頃からティーンまで松濤館空手を習っていた経験は、その後ダンスを始めてからのバランスや体幹、動きにとても役に立っていると思います」と話すアイザックさん。「ただ、空手とダンスでは体の使い方に大きな違いもあります。例えばバレエは体を床から引き上げるのに対し、空手は重心を低く保ちます。また、バレエでは体を大きく外に開き、不安定かで脆弱な状態を作りますが、空手は無駄の無い動きで防御し、力を整えます」とその違いを説明。「両方の違いを知るからこそ、それらをダンスに取り入れる方法を常に探しているのです」とも語る。  さらにスノーボードの「グラトリ(グラウンドトリック)」テクニックからも影響を受けているという。  「両足が一つの板に固定された状態で、回転したり重心をずらしたりする動きは、両足が自由に異なる方向へ動くダンスとはまったっく異なります」と説明。 「腰から脚へと回転の力をうまく伝え、脚をひとまとまりとして使えれば、大きなパワーを生み出せます。その動きをダンスに生かせればと考えているのです」とグラトリの動きを取り入れたダンスの可能性を語る。 「ダンスを通じてコミュニティーを築きたい」  アイザックさんは、「この作品は、ダンスを通じてコミュニティを築きたいという思いから生まれました。さまざまな背景を持つ人々が、身体的な動きの体験を共有できる場をつくりたいのです」と話す。「世界各国の多くのコミュニティーには、人々が一緒に踊る文化があります。しかし、カナダでは北米文化の中で育つ世代が増えるにつれ、出身地域の伝統や文化が少しずつ薄れてきているのも事実です。その影響もあり、(家族が北ヨーロッパ出身の)私自身を含め、コミュニティーで踊る経験を持たない人が増えていることを、とても残念に感じています」と意義を語る。「なのでこの『サーカス』が単なるショーではなく、共にダンスを踊り体を動かす場になれば」と期待を寄せる。 Little Room Productions Fall(se) Circ(us) Photo by Lula-Belle Jedynak  出演は、地元および海外で活躍する7人のダンサー。音楽はアイザック・エンクイストさんとタイラー・レイトン=オルソンさんによるベース主導のリズミカルなスコアを採用し、身体の躍動と密接に呼応する。さらに照明デザインは、受賞歴を持つジョノ・キムさんが担当し、舞台空間に奥行きと緊張感を与える。  Little Room Productionsにとって本作は、2024年の『Creature Comfort』に続く第2作目。カンパニーとしての新たなフェーズを示す重要な節目となる公演だ。身体表現の可能性とコミュニティの在り方を問い直す『Fall(se) Circ(us)』は、現代の観客に新たな体験を提示してくれるに違いない。 Little Room Productions(littleroom.ca)についてバンクーバーに新しく登場した団体、Little Room Productionsは、エオウィン・エンクイストさんとアイザック・エンクイストさんによる共同制作を展開するためのプラットフォームです。ダンス、演劇、映画、実験音楽など幅広い分野で芸術的プロセスを共有しながら活動しています。二人は、豊かな芸術的実践を育み、大胆な新作パフォーマンス作品を創造することに注力しています。 『Fall(se) Circ(us)』 開催日時:2026年3月21日(土)19:30開演会場:ラウンドハウス・コミュニティ・センター(バンクーバー) チケット:$25.00 チケットおよび詳細は、Little Room Productions公式サイト、及びNew Works公式サイトで確認できる。 - [『バンクーバー国際オートショー2026』ーF1マシン展示や試乗など](https://osanponewscanada.com/vancouver-event-international-autoshow2026/): 『バンクーバー国際オートショー2026』開催 最新車200台以上を展示、『ワイルド・スピード』俳優も登場 2026年3月25日~29日 バンクーバー・コンベンションセンターで開催 Photo: Vancouver International Auto Show F1マシンからOilstainlabのハイパーカー、次世代EVまで集結  「バンクーバー国際オートショー(Vancouver International Auto Show/VIAS)」が、3月25日(水)から29日(日)までの5日間、バンクーバー・コンベンションセンター(1055 Canada Place, Vancouver)で開催される。  30万平方フィートを超える展示スペースには、BMW、Audi、Mercedes-Benz、Toyota、Hondaなど30以上の主要メーカーが参加、最新車両200台以上が一堂に会する。  例年人気の屋内外の試乗プログラム、未来志向のコンセプトカー展示、モータースポーツ関連など、自動車業界の“今”とと”未来”を体感できる同イベント。今年は、ドラマ「ワイルドスピード」シリーズのハン役で知られる、俳優のサン・カンさんも来場するなど、幅広い層の車好きが楽しめる内容となっている。 F1ファン必見!アウディ&キャデラックのF1マシンが登場  今回の大きな見どころの一つが、F1関連展示の充実。  西カナダ初となるアウディとキャデラックのF1ディスプレイカーが登場。世界最高峰のモータースポーツの舞台で培われたデザイン、空力性能、そして最先端のエンジニアリングを、間近で体感することができる。 西カナダ初披露となるキャデラックF1(左)とアウディF1(右)の各ディスプレイモデル photo: Vancouver International Auto Show ハイパーカー「HF-11」&コンセプトカーのカナダ初披露も  革新的なハイパーカーメーカーOilstainlabも、カナダに初登場。  イベント期間中は、創業者であるニキータ・ブリダン氏とイリヤ・ブリダン氏が来場。わずか25台のみ製造のHF-11ハイパーカーの実車展示に加え、ボディシェルの展示も行われ、開発の舞台裏を間近で感じられる貴重な機会を提供する。  また、シボレー・コルベットCX コンセプトもカナダ初披露。航空機を思わせるキャノピー型コックピットなどで、圧倒的な存在感を放つ電動ハイパーカーとして描かれるコルベットの未来像が堪能できる。 Oilstainlab HF-11 Photo: Vancouver International Auto Show EV・PHEVを実際に運転できる試乗体験  人気企画であるEVおよびPHEV試乗体験がフルスケールで復活し、最大50台の電動車が用意される。トヨタ、日産、スバル、フォルクス・ワーゲン、Jeep、BMWなど各社が最新のEV車、PHEV車を用意、来場者が実際に試乗できる機会を提供する。 スーパーカーやカスタムカーの展示も  会場では、Porsche、Lamborghini、Bentley、Aston Martinなどの名車をはじめ、超高級車や希少なプライベートコレクションも展示される。スーパーカーやカスタムカーの世界を堪能できる展示エリアも充実する。 『ワイルド・スピード』シリーズのサン・カンさん来場― ドリフトファン必見の新作映画を紹介  今年の注目ゲストとして、映画『Fast & Furious(ワイルド・スピード)』シリーズでハン・ルー役を演じた俳優サン・カン(Sung Kang)さんが来場する。 イベント期間中はファンとのミート&グリートを実施するほか、自身が監督・主演を務める新作映画『Drifter(ドリフター)』の特別ロングトレーラーを公開する。 Sung Kang in images for his film DRIFTER. Photo by Adam Hendershott 自動車の“今”と“未来”を体感できる5日間  「バンクーバー国際オートショー2026(Vancouver International Auto Show)」は、最新モデルから未来のコンセプトカー、モータースポーツ、EV車まで、自動車業界のトレンドを一度に体感できるイベントだ。自動車ファンはもちろん、これからクルマの購入を検討している人や、最新テクノロジーに関心のある人にとっても、見どころ満載の5日間となるだろう。 Vancouver International Auto Show 開催期間:2026年3月25日~29日 開催時間:25日(12:00 pm – 9:00 pm)、26・27・28日(10:00 am – 9:00 pm)、29日(10:00 am – 6:00 pm) 会場:Vancouver Convention Centre (1055 Canada Place, Vancouver) チケット:一般$21.50~、子ども(7歳~12歳)$7.00、6歳以下は無料(子どもは大人の付き添いが必要) スケジュール、詳細はVancouver International Auto Show公式サイトを参照のこと。 - [UBC人類学博物館で古代アンデスの宇宙観に迫る展示開始](https://osanponewscanada.com/artsandculture-moa-tupananchiskama/): UBC人類学博物館、古代アンデスの宇宙観に迫る「トゥパナンチスカマ:古代アンデスのコスモビジョン」展を開催 「Tupananchiskama: Ancient Andean Cosmovision」 2026年3月19日~2027年1月3日まで開催 Fox vessel. Vessel. Peru: Ica, Nasca, 100 B.C.E.-800 C.E. MOA Collections 2990/113. Photo by Joshua Doherty/ MOA  バンクーバーのUBC人類学博物館(MOA)は3月19日から2027年1月3日まで、世界初公開となる展覧会「トゥパナンチスカマ:古代アンデスのコスモビジョン(Tupananchiskama: Ancient Andean Cosmovision)」を開催する。  本展は、UBC人類学部非常勤教授のルイス・マヌエル・ゴンサレスさんをゲストキュレーターに迎え、MOAが所蔵する古代アンデスの遺物コレクションを通して、アンデス先住民文化における「コスモビジョン(宇宙観)」を紹介するもの。英語とスペイン語の二言語で構成され、来館者は約100点の遺物を通して、宇宙と人間、生命と死の関係を包括的に捉えるアンデスの世界観を体感できる。  陶器、織物、骨、貝殻、木材など多様な素材からなる展示作品。中には2,500年以上前に制作されたものも含まれ、アンデス地域の沿岸部や高地など異なる地域、さらに狩猟採集社会からインカ帝国に至るまでの幅広い時代の文化を紹介する。特に、ペルー北部沿岸のモチェ文化や南部沿岸のナスカ文化による陶器作品が多数展示される。 Shrimp bowl. Bowl. Peru: Ica, Nasca. 100 B.C.E.-800 C.E. MOA Collections 2990/180. Photo by Joshua Doherty/ MOA タイトル「トゥパナンチスカマ」に込められた意味  展覧会タイトルの「トゥパナンチスカマ」は、アンデス先住民の言語ケチュア語の言葉で、「再び命が私たちを引き合わせる日まで」という意味を持つ。アンデス文化では、生命と死は連続する循環の中で世界に共存するものとして理解されてきた。本展ではこうした思想を、象徴や儀礼、芸術表現を通して紹介する。  ゴンサレスさんは、「トゥパナンチスカマには円環的な象徴性が豊かに含まれています。別れの挨拶でありながら、再びその人や存在に会えるという確信が込められています」と展示タイトルを説明。「私はこの同じ感覚を展覧会そのものにももたらしたいと思っています。ペルー出身の私にとって、この古代の遺物と向き合うことはトゥパナンチスカマの約束を実践することでした。祖先と再会し、このコレクションのキュレーションを通して彼らの生きた経験を再び息づかせることです」とも。 過去とのつながりの中に見出す「希望、美、静寂」  「この展覧会は、来館者に自らの祖先の教えについても振り返る機会を提供するでしょう。分断され、めまぐるしい現代社会において、私たちが切実に必要としている希望、美しさ、そして静けさが、このような過去とのつながりの中にあると私は信じています。」(ゴンザレスさん) Hummingbird bottle. Bottle. Peru: Ica. Early Nasca, 100 B.C.E.-400 C.E. MOA Collections 2990/250. Photo by Joshua Doherty/ MOA  展示では、南十字星を象徴する幾何学的モチーフ「チャカナ(Chakana)」や、創造と宇宙秩序を象徴する神格「スタッフ・ゴッド(Staff God)」など、アンデス文化に共通して見られる象徴にも注目。文明ごとに異なる表現を持ちながらも、世代を超えて受け継がれてきた知識や信仰のつながりを読み解く。  古代の管楽器も多数展示。巻貝から作られたトランペット、パンパイプ、オカリナなどが紹介される。アンデス宇宙観では「風」は物質世界と霊的世界を結びつける力と考えられ、古代の儀礼では空間の浄化や霊的存在への呼びかけのために用いられていた。  さらに、現代ペルーのアーティスト、ミゲル・アラオス・カルタヘナによる天の川を描いた油彩画をもとにしたアニメーション映像も展示される。これはインカが信じていた「二重の星座体系」を紹介するもので、星の集まりから形を見出す「光の星座」に加え、天の川の暗い部分の影から形を読み取る「暗黒星座」という独自の宇宙観を視覚的に表現する。  本展は、アメリカの美術史家・キュレーター・コレクターであるアラン・R・ソーヤー氏がMOAに寄贈したコレクションを基に構成。MOAのアフリカ・南アメリカ担当キュレーターでありUBC美術史・視覚芸術・理論学科准教授のヌーノ・ポルトがキュラトリアル・リエゾンを務める。  なお、展覧会の開幕日である2026年3月19日(木)には、午後6時から9時までオープニングイベントを開催、入館料も無料となる。 チケットの購入、詳細はMOA公式サイトを参照のこと。 Tupananchiskama: Ancient Andean Cosmovision 会場: Museum of Anthropology University of British Columbia (MOA) UBC人類学博物館 住所: 6393 NW Marine Drive, Vancouver, BC 開催期間:2026年3月19日~2027年1月3日 入館料:一般$26 学生(19歳以上、IDの提示が必要)・シニア$23 ユース(6歳~18歳)$13 ***木曜日の5:00 pm 以降は半額。 - [バンクーバーで言葉を使わない『ハムレット』──DanceHouseが上演](https://osanponewscanada.com/vancouver-dancehouse-hamlet-princeofdenmark/): バンクーバーでダンス作品『ハムレット Hamlet, Prince of Denmark』上演 言葉を一切用いずにダンスという表現媒体を通じて、『ハムレット』の陰影に満ちた世界へと観客を誘う。 3月18日(水)〜21日(土)Vancouver Playhouse劇場 8:00 pm 開演  Carleen Zouboules. Photo by Stéphane Bourgeois  バンクーバーのプレイハウス劇場(600 Hamilton St, Vancouver)で2026年3月18日から21日まで、シェイクスピアの名作『ハムレット』をダンスのみで描く舞台作品『Hamlet, Prince of Denmark(ハムレット、デンマークの王子)』が上演される。Ex Machina と Côté Danse による「ハムレット」の再解釈 でブリティッシュ・コロンビア州では初演。 DanceHouse が、コミュニティパートナーである Bard on the Beach Shakespeare Festival および Théâtre la Seizième とともに上演する。 Guillaume Côté+ Carleen Zouboules. Photo by Matt Barnes ダンスで描く「ハムレット」の世界  本作は、世界的に活躍する演出家ロベール・ルパージュと、振付家でダンサーのギヨーム・コテによるコラボレーション作品。セリフを一切使わず、身体表現、照明、最小限の舞台装置によって、シェイクスピアの悲劇『ハムレット』を新たな形で描き出すフルレングス作品。コテは振付だけでなく、バンクーバー公演ではハムレット役として舞台にも出演する。  作品は、権力争い、裏切り、内面の葛藤といった原作の普遍的テーマを、ダンスを通して表現。クラシック、コンテンポラリー、ストリートダンスの要素を融合した舞台には、作曲家ジョン・グゾウスキーによるオリジナルスコアにのせて、ハムレットやオフィーリア、ローゼンクランツ、ギルデンスターン、、クローディアス、ポローニアスといった主要人物が登場する。 Guillaume Côté+ Lukas Malkowski. Photo by Roman Boldyrev  舞台美術も見どころの一つで、デザイナーサイモン・ロシターによる金色の光の演出や血のように赤いベルベットの幕が印象的な視覚空間を生み出し、言葉を用いない演出によって、観客はよく知られた悲劇をまったく新しい感覚で体験することになる。  DanceHouse の芸術監督兼エグゼクティブ・ディレクターであるジム・スミスさんは、「2025年2月にモントリオールで本作を初めて体験した際、心から歓喜し、これはすぐに“ぜひ紹介したい”と感じました。ロベール・ルパージュとギヨーム・コテのコラボレーションは、二つの卓越した芸術的才能を結びつけています。ルパージュの演劇的想像力と、コテの振付およびパフォーマンスの卓越した表現力です。ルパージュの作品がバンクーバーで上演されるのは久しぶりのことであり、身体表現や創造性、現代的な形式を通してシェイクスピアを再考する本作によって、彼を再び迎えることができるのは、実に意義深いことだと感じています。」と今回の上演を喜ぶ。 公演期間中は、毎日プレショートークも開催。 3月18日は Bard on the Beach Shakespeare Festival の芸術監督クリストファー・ゲイズ、3月20日と21日は教育ディレクターのメアリー・ハートマンが英語で登壇。3月19日はフランス語によるトークが行われ、俳優フランス・ペラスが司会を務める。また、金曜日公演後には観客が交流できるアフターイベントも予定されている。  バンクーバー公演の後、本作品はケベック州シェルブルックおよびモントリオールでのツアー公演も予定する。  シェイクスピア作品を新しい視点から体験したい観客はもちろん、ダンスファンにとっても注目の舞台となりそうだ。 Hamlet, Prince of Denmark 日程:2026年3月18日(水)〜21日(土)8:00 pm 開演 会場:バンクーバー・プレイハウス(600 Hamilton St, Vancouver) チケット:$40.75~ ※本公演ではストロボライト(点滅照明)が使用されます。 チケットおよび詳細はDanceHouse 公式サイトを参照のこと Côté Danse について Côté Danse は、振付家ギヨーム・コテとプロデューサーのエティエンヌ・ラヴィーニュ、アニサ・テジパルの協働により、2021年にカナダのダンスシーンに登場しました。以来、オリジナル作品や没入型ダンス体験など、多彩なプロジェクトを発表しています。芸術監督ギヨーム・コテのもと、クラシックダンスの知見と魅力的な幾何学的構成、そして強い人間的つながりを融合させた独自のビジョンを展開しています。 Ex Machina について 芸術監督ロベール・ルパージュ率いる Ex Machina は、主に演劇を中心とした学際的な芸術作品の創作・制作・発信を行うカンパニーです。さまざまな分野のクリエイターが集まり、ソロまたは共同によるオリジナル作品、既存のテキストを基にした舞台、ダンス・音楽・ミュージアム学などの分野を融合した演劇作品、さらにオペラやテクノロジーを多用したマルチメディア作品など、幅広い芸術制作を行っています。 […] - [Bill Reid Galleryで「Every River Has a Mouth」開催 ](https://osanponewscanada.com/art-and-culture-bill-reid-gallery-every-river-has-a-mouth/): ビル・リード・ギャラリーで「Every River Has a Mouth」  沿岸および内陸セイリッシュ美術の豊かさを称える 2026年2月14日から2027年2月14日まで   バンクーバーのダウンタウンにあるビル・リード・ギャラリー(Bill Reid Gallery of Northwest Coast Art )で2月14日、スヌネイムウ族のアーティスト、エリオット・ホワイト=ヒル(クワラスルトゥン)さんをゲスト・キュレーターに迎えた初の展示「Every River Has a Mouth」が開始した。2027年2月14日まで。  川を物理的かつ象徴的な「つなぎ手」として捉える概念に導かれた本展「Every River Has a Mouth」は、内陸部と沿岸部のセイリッシュ諸民族のあいだにある深い文化的・言語的・芸術的な結びつきに光を当てる。本展では、彫刻、ジュエリー、テキスタイル、絵画、ミックスメディアなど多様な分野で活動する11名のセイリッシュアーティストを紹介。第一線で活躍するセイリッシュのアーティスト、スーザン・ポイントやアンジェラ・ジョージなど、実績ある作家から新進気鋭のアーティストまでの作品を紹介する。  ゲスト・キュレーターのエリオット・ホワイト=ヒル(クワラスルトゥン)さんは、「『Every River Has a Mouth』は、ギャラリーが位置するこの土地の人々と文化に焦点を当てる展示です。セイリッシュのアーティストたちのためのプラットフォームを創出し、これらの物語を共有することで、まさに今この瞬間に起きているセイリッシュ芸術にも光を当てることができます」と述べる。  フレーザー川流域に生きる人々のアイデンティティと進化する文化を探求し、内陸部と沿岸部のセイリッシュ諸民族のあいだにある深い文化的・言語的・芸術的な結びつきに光を当てる。 セイリッシュ芸術に光を当てる展示  歴史的に、セイリッシュ芸術は、ハイダやトリンギットなど北方先住民の芸術様式と比較され、周縁化され見過ごされてきた。精緻な彫刻やトーテムポールで知られるハイダやトリンギットの様式は、今日でも多くの人々が「先住民芸術」として連想する代表的なイメージとなっている。  セイリッシュ芸術は、フランツ・ボアズが1897年に著した『The Decorative Art of the Indians of the North Pacific Coast』においても、未発達で原始的であると誤って位置づけられていた。伝統的なコースト・セイリッシュ芸術が正当な評価を受け始めたのは1960〜70年代になってからで、スーザン・ポイント、スタン・グリーン、サイモン・チャーリー、チャールズ・エリオット、そしてサリッシュ・ウィーバーズ・ギルドなど、先駆的なセイリッシュ作家たちの活動によるものだった。  ギャラリー広報は「これまでは沿岸セイリッシュの芸術が中心に据えられてきましたが、本展覧会は視野を広げ、内陸セイリッシュと沿岸セイリッシュのコミュニティ間にある重要な相互連関性を前面に打ち出しています。そうすることで、北西海岸美術史全体の中でセイリッシュ美術が歴史的に周縁化されてきた状況に異議を唱えているのです」と展示の意義を説明する。  「私は常に、内陸と沿岸のセイリッシュ文化を単純化してしまう見方に抗い、その複雑さをこそ称えたいと考えています。教えを通して学んだこと、そして私たちの伝統的な芸術と言語について知っていることから明らかなのは、私たちが実に多くのものを共有しているということです。だからこそ、違いと同時に、共有しているものも尊重し祝福したいのです」とホワイト=ヒルさんは話す。 『Every River Has a Mouth』という展示タイトルについて  キュレーションの構想の中心にあるのは「川」である。川は生きた存在であると同時に、土地や水、アイデンティティ、そして変化し続ける文化を結びつける力強いメタファーでもある。  また、あらゆる川の終着点—より大きな水域へと流れ込む場所—が「河口(mouth)」と呼ばれるように、沿岸および内陸の人びとにとってフレーザー川は地理的な「口」であると同時に、芸術・文化・言語を共有する領域を結ぶ役割を果たしている。展示タイトルはそんな思いを込めてつけられた。 参加アーティスト:アンジェラ・ポール、ダニエル・モルセット、グレース・エドワーズ、ジェームズ・ハリー、ライザ・マーストン、マヌエル・アクセル・ストレイン、オーシャン・ハイランド、ペイジ・ペティボン、スーザン・ポイント、シドニー・パスカル、テイラー・バプティスト。 「この展覧会を通して、若い世代のセイリッシュのアーティストたちが、自分たちの物語には意味があり、語る価値があるのだと感じてくれることを願っています。そして、伝統の言語を保ちながらも新しいスタイルのアートを生み出すことは素晴らしいことだし、自分に語りかけてくる表現媒体こそが、その物語が語られるべき方法なのだと知ってほしいのです。」(ホワイト=ヒルさん)  本展の見どころは、父娘デュオのルーク&ライザ・マーストンによる全長21フィートのカヌー、スーザン・ポイントによるオリジナルデザインのジャケットやメープル材のモノプリント作品、そしてシドニー・パスカルによるインスタレーション作品《t̓iq i sts̓úqwaoz̓a | the salmon have arrived(サケがやってきた)》など。 (左)作品の説明をするキュレーターのホワイト=ヒルさん。(右)左からアーティストのペイジ・ペティボンさん、ホワイト=ヒルさん、シドニー・パスカルさん この作品では、なめした魚皮を壁一面に配し、食料源としてのサケの重要性や、産卵のために戻ってきたサケで川があふれていた記憶を想起させています。 ビル・リード・ギャラリーでは、同展示に関連した一連のパブリック・プログラムを開催するほか、2026年春〜夏には展覧会カタログの刊行を予定している。イベントの詳細はBill Reid Gallery公式サイトを参照のこと。 Bill Reid Gallery 639 Hornby St. Vancouver 開館時間 火曜~土曜 10:00 am – 5:00 pm 入館料 大人$15 、シニア(65歳以上)、$12、学生(IDが必要) $10 、ユース(13歳~17歳)$8、12歳以下は無料。毎月第一金曜日の2:00 pm – 5:00 pmは無料。 スケジュール、展示の詳細はBill Reid Gallery公式サイトを参照のこと。 「Every River Has a Mouth」は、バンクーバー・フレーザー港湾局(Port of Vancouver を代表)の支援により開催。 ビル・リード・ギャラリーについて(billreidgallery.ca) ビル・リード・ギャラリー(Bill Reid […] - [バンクーバーにタイ発「Cha Tra Mue」がオープン](https://osanponewscanada.com/vancouver-cha-tra-mue-open/): バンクーバーにタイ発の人気ティーブランド「Cha Tra Mue」初出店  ブロードウェイ沿いに2月13日オープン  タイを代表するティーブランド「Cha Tra Mue(チャー・トラ・ムー)」が2026年2月13日、バンクーバーのウエスト・ブロードウェイ(736 W Broadway, Vancouver )にバンクーバーエリア第一号店をオープンした。東南アジアで広く知られる同ブランドにとって、西カナダでは初、カナダ全国ではトロントに次いで2店舗目となる。 80年以上続く「タイティーの元祖ブランド」  「Cha Tra Mue」は1945年にタイ・バンコクで創業した老舗ティーブランドで、現在は世界で350以上の店舗を展開している。赤い缶に入った茶葉製品はタイ国内の屋台や家庭で定番の商品となっており、同国を訪れる観光客にも人気が高い。 コンパクトで温かみのある店内  ブランドの象徴ともいえる赤いティー缶が並ぶバンクーバーの店舗は、約16席ほどのコンパクトなカフェスタイル。木製テーブルやラタン調の椅子を使った温かみのある雰囲気。  看板メニューは「タイミルクティー」  メニューの中心は、ブランドの代名詞ともいえるタイティー。氷を入れて飲む文化に合わせ、茶葉を濃く抽出しているのが特徴で、ミルクを加えてもお茶の風味がしっかり残る味わいだ。 主なメニューには次のようなドリンクやデザートが並ぶ。 ドリンクは約6.50〜7ドルで、甘さは0〜130%まで調整可能。ブラウンシュガーボバ、コンニャク(Conjak)、パンダンボバなどのトッピングも追加できる。 早速試してみたライターたちの感想は? (左)看板商品の「Original」から「 Thai Tea」:濃厚で香りがよくクリーミー、お茶の味がしっかりしている。さすがブランドの代表メニュー!ブラウンシュガーのボバがとても合いました。 (右)「Thai Lemon Tea 」:濃厚なお茶の味にレモンの酸味が爽やかで、これからの季節にぴったり。こちらはボバではなく、Konjak(コンニャクゼリー)でさっぱりとがおすすめ。  花柄のカップが特徴の「Rose Milk Tea 」ローズの香りが華やかで優雅な気分。味はまろやかなミルクティーでした。カップがしっかりとした容器でとても可愛いので、洗って再利用もできそうです! バンクーバーの新たなティースポットに  同店マネージャーのEarthさんは、「スパイシーな食べ物も多いタイ料理と合うように、タイティーは濃い目のしっかりとした味が特徴です」と説明。「イギリスや中国のお茶とはまた違う美味しさがあるので、日本の方にもきっと楽しんでいただけるのでは」と期待する。 バンクーバーは台湾系バブルティー店が多いことで知られるが、タイティー専門ブランドの出店は珍しく、オープン前から地元のフードメディアやSNSでも話題となっていた同店。 本場のタイティーが楽しめる新たなスポットとして、今後さらに注目を集めそうだ。 Cha Tra Mue Vancouver住所:736 W Broadway, Vancouver, BC営業時間:月曜~金曜11:00 am – 8:00 pm  土・日12:00 pm – 8:00 pm - [ 2026年2〜4月 トロントで観たい!ミュージカルと演劇ガイド!](https://osanponewscanada.com/toronto-musicals-feburuary-april-2026/):  2026年2〜4月トロントで観たい!ミュージカルと演劇ガイド! Shucked、 Book of Mormon 、Chicago などブロードウェイの名作からロック・ミュージカルまで **2026年7月・8月のおすすめミュージカルをまとめた記事はこちらをどうぞ! Shucked, Bat Out of Hell (Photo Credit: Chris Davis Studio), Chicago / Courtesy of Mirvish  ダウンタウンに多くの劇場があるトロント(Toronto)は、ミュージカルや演劇が年間を通して楽しめる街。観劇シーズンの2〜4月は、ブロードウェイ作品のツアーから話題の新作まで、見逃せないラインナップが勢揃いします。本記事では、開催スケジュール・見どころ・おすすめポイントをご紹介します。 **2026年7月・8月のおすすめミュージカルをまとめた記事はこちらをどうぞ!  Some Like It Hot   2月10日〜3月15日 劇場:CAA Ed Mirvish Theatre(244 Victoria Street, Toronto) Matt Loehr (Joe), Leandra Ellis-Gaston (Sugar), Tavis Kordell (Jerry) and the First National Touring Company of SOME LIKE IT HOT. Photo Credit: Matthew Murphy あらすじ禁酒法時代のシカゴで活躍するジャズミュージシャンの2人組が、マフィアの追跡をかわすため女性バンドに変装して逃亡するコメディ。歌と笑い、タップダンスが融合した軽快なミュージカルです。 見どころ チケット情報 mirvish公式サイトで販売中。人気回は早期完売する可能性あり。価格は席や日程で変動します。  Little Willy 2月27日~4月5日 劇場:Berkeley Street Theatre ( 26 Berkeley Street, Toronto) 見どころ 2022年に完売公演となった『Little Dickens』に続き、世界的マリオネット作家ロニー・バーカットがCanadian Stageに帰還。今回は『ロミオとジュリエット』を、挑発的でユーモラスに再構築します。 あらすじ バーレスク・スターのドリー・ウィグラーが幕を開け、デイジー一座の女優たちがジュリエット役を争奪。往年のディーヴァや人気キャラクター、さらにはシェイクスピア本人まで登場し、糸に操られた混沌と笑いに満ちた悲恋物語が展開されます。 ※本作は16歳以上対象。16歳未満は入場不可 チケット情報 CanadianStage 公式サイトで販売中。 Rent in Concert(コンサート版『RENT』) 2月23日 劇場:Roy Thomson Hall  (60 Simcoe St, Toronto) 2月23日(単発公演)名作ロックミュージカル『RENT』30周年を記念して、「525,600 minutes〜♪」でおなじみの代表曲 “Seasons of Love”、 “La Vie Bohème”、  “Take […] - [バンクーバー水族館に“本物のドラゴン”?期間限定展示「Dragons」スタート](https://osanponewscanada.com/vancouver-event-vancouver-aquarium-dragons/): バンクーバー水族館で「Dragons」展開催 神話と現実が融合する“ドラゴン”体験 2月7日~期間限定で  バンクーバー水族館(Vancouver Aquarium)で2月7日から、野生に生きる“現実のドラゴン”をテーマにした新しい期間限定展示 「Dragons(ドラゴンズ)」 が開始します。 神話のドラゴンはどこから生まれた?自然界に存在する驚きの生き物たち  空を飛び、炎を吐く存在として語り継がれてきたドラゴン。「ドラゴンズ」展では、そんな伝説の背景にある実在の動物たちに焦点を当て、自然界に存在する“ドラゴンの正体”を紹介します。  ギラモンスターやフトアゴヒゲトカゲなど、ドラゴン伝説のモデルともいわれる実在の生き物たちを間近で観察できる同展示。動物ケア部門ディレクターのマッケンジー・ニールさんは、「多くの人が神話上のドラゴンに魅了されていますが、この展示では自然界に存在する“実在のドラゴン”を紹介しています」とその魅力を話します。 触って学べるインタラクティブ展示も充実  展示会場では動物たちを間近で見るだけでなく、実際に触れて体験できる各動物の実物大レプリカも設置。視覚に障がいのある来館者も、触覚を通して動物の大きさや質感を理解できるように配慮されている点も特徴です。  また、毎日以下の時間帯では“ドラゴン”たちを目の前で見せてもらえる(もしかしたら触ってみることもできる!)インタラクティブな動物プレゼンテーションも開催されます。  今回の「Dragons(ドラゴンズ)」で展示されている生き物の多くはオンタリオ州ハミルトン市の「Little Ray’s Nature Centre」から貸し出されたレスキューアニマルたち。展示を手がけた同センターの展示責任者、ホアキン・マルケス氏は「現実と伝説が出会う場所です。実在の動物たちがどのようにドラゴン神話を生み出してきたのかを発見し、触感や質感、想像力を通して、伝説に命を吹き込んでみましょう」と、楽しみながら生き物たちの生態についても学べる今回の企画を紹介します。 週末のお出かけにもおすすめ  スタンレーパーク内に位置するバンクーバー水族館は、観光客にも地元の家族にも人気のスポット。(雨が多い)冬の週末のお出かけ先や子どもの学び体験としてもおすすめの場所。  バンクーバー水族館では、1月から始まったばかりの、ウーパールーパー展「Amazing Axolotls」も人気なので、そちらも要チェック! Photo: Amazing Axolotls Vancouver Aquarium  水族館スケジュール、チケット情報は、バンクーバー水族館(Vancouver Aquarium) 公式サイト を参照ください。 - [FAN EXPO Vancouver 2026開催!ロード・オブ・ザ・リング&ハリポタ俳優らがバンクーバーに集結](https://osanponewscanada.com/event-fan-expo-vancouver-2026/): FAN EXPO Vancouver 2026開催!ロード・オブ・ザ・リング&ハリポタ俳優、コスプレーヤーがバンクーバーに集結 2月14日(金)から16日(日)までの3日間、Vancouver Convention Centre にて開催 Fan Expo Vancouver : Photo MARKYUENVISUALS  バンクーバー最大級のポップカルチャーイベント 「FAN EXPO Vancouver 2026」 が、2026年2月14日(金)から16日(日)までの3日間、Vancouver Convention Centre(West Building) にて開催されます。毎年、バンクーバーのダウンタウンがコスプレーヤーで賑わう、映画、海外ドラマ、アニメ、ゲーム、コミック、そしてコスプレまで、あらゆるファンダムが一堂に会する北米屈指のイベントです。  今年のイベントから、注目企画をまとめて紹介します! ホビットたちがやって来る! ロード・オブ・ザ・リング25周年!An Evening with the Hobbits: In Celebration of 25 Years 2月15日 6:30Pm ~  『ロード・オブ・ザ・リング』三部作公開25周年を記念し、イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、ビリー・ボイド、ドミニク・モナハンの4人が揃って来場、中つ国の魔法25周年を祝います。 ***「An Evening with the Hobbits」(パネルトーク)はすでに完売ですが、会期中のサイン会やフォトオプ・セッションでも4人に会うことができるので、ファンの方はこの機会にぜひ! The Fellowship’s Final Questホビットをテーマにした館内周遊型スタンプラリー。完走者には限定記念ピンと、FAN EXPO Vancouver 2027の3日間パス2枚が当たるチャンスを進呈 25周年記念 限定グッズの販売も!:RSVLTSおよびWētā Workshopとのコラボによる限定アイテム(「一つの指輪」、フィギュアほか)を販売。 Fan Expo 25 Photo Chi Tang ハリポタ俳優など、豪華セレブが来場 Q &Aパネルやファンとの写真撮影、サイン会を開催 など!テレビや映画で観たあの人に会うチャンスです。 Fan Expo : Photo Roger Nowlin.  声優・コミックアーティスト・コスプレも充実  FAN EXPO Vancouverでは、人気アニメやゲームの声優によるトークパネル、世界的に活躍するコミックアーティストのサイン会、そして北米トップレベルのコスプレイヤーが集まるコンテストや展示も開催されます。 コスプレ・クラフツマンシップ・カップ & コスプレ・ショーケース2月15日開催のコンテストは盛り上がること間違いなし。また、週末を通してコスチュームの展示も行います。 IdolFest(アイドル・フェスト)2月14日開催。日本のアイドルカルチャーの熱気と興奮を、バンクーバーで体感できるライブイベント 他にもー開催期間中、館内では限定グッズやアート作品、フィギュアなどを扱うブースが多数出展します。 ショッピングだけでなく出店アーティストたちと会話する楽しみも見逃せません。 子ども向けの企画も充実!家族連れにもおすすめ  16日、月曜日はカナダのFamily Day(祝日)にあたるため、家族向けプログラムも充実。ポケモンをテーマにした「PokeMonday」や、ライトセーバー体験「パダワン・トレーニング」、音楽体験ブースなど、大人から子どもまで楽しめる企画がならびます。 FAN EXPO Vancouver 2026チケット情報と開催概要  バンクーバー在住者はもちろん、週末旅行や観光と組み合わせても楽しめる一大イベント。映画・アニメ・ゲーム・コスプレ好きなら、見逃せない3日間になりそうです。 - [トロント郊外Royal Botanical Gardensで「Bloomland in Oz」開催](https://osanponewscanada.com/toronto-royal-botanical-gardens-bloomland-in-oz/): トロント郊外、ロイヤル・ボタニカル・ガーデンズで「Bloomland in Oz」 25,000本の花が彩る「オズの魔法使い」の世界に 1月31日~4月6日まで “Bloomland in Oz” at RBG features captivating botanical displays and artistic creations inspired by the literary classic, “The Wonderful Wizard of Oz. Photo:Courtesy of RBG 冬の灰色から一瞬で色鮮やかなオズの世界へ  トロント郊外、バーリントンにあるRoyal Botanical Gardens(ロイヤル・ボタニカル・ガーデンズ/RBG)で1月31日、名作『オズの魔法使い』にインスパイアされた没入型フラワー展示 「Bloomland in Oz」 が開始しました。  会場では、25,000本もの本物の花々とアート作品が融合。寒く長いカナダの冬を忘れさせてくれる、色彩と香りに満ちた幻想的な空間が広がります。 フローラルデザイン × アート × ストーリーテリング 「Bloomland in Oz」は、フローラルデザイン、ビジュアルアート、物語性を組み合わせた五感で楽しむ体験型イベント。会場内には、『オズの魔法使い』の名シーンやキャラクターを再現した等身大インスタレーションが点在。エメラルド・シティを思わせる鮮やかな緑、香り高い花々、温もりのある空間演出により、来場者は物語の中を旅しているかのような感覚を味わえます。 屋内展示のため、天候を気にせず楽しめるのも冬のお出かけ先として嬉しいポイントです! 注目のアート展示「Of Wonders Wild and New」も同時開催 2026年のフローラル・ショーケースの一環として、RBGではビジュアルアート展「Of Wonders Wild and New」 も開催。  本展では、オズの世界観をテーマに、現代木工アートを通して表現。カナダ各地、シックス・ネーションズ、イタリア、スペインから集まった6名のアーティストに加え、オンタリオ木彫協会のメンバーも参加し、国際色豊かな作品が展示されます。 大人向け夜イベントやTeaイベントなども予定 開催中は、関連イベントとして、以下の企画も予定されています。 オズの魔法使いの世界感が楽しめるこのイベント、RBGのインスタグラムでも早速紹介されています。 View this post on Instagram A post shared by Royal Botanical Gardens Canada (@rbgcanada) Bloomland in Oz ***チケットは時間指定制のため、事前予約が必要です。 チケットの購入、スケジュール等詳細はRoyal Botanical Gardens 公式サイトを参照ください。 「Bloomland in Oz」のチケットでは、同日中であればRBGセンターの屋内地中海庭園およびブリーズウェイ、イマジネーション・プレイグラウンド、ヘンドリー・パーク、ロック・ガーデン(木~日曜開園)への入場も可能です。 - [FIFAワールドカップ・トロフィーツアー by コカ・コーラ:カナダ主要都市を巡回](https://osanponewscanada.com/event-fifa-torophtour/): FIFAワールドカップ・トロフィーツアー byコカ・コーラ カナダでも開催 トロント、バンクーバー、カルガリー、ウィニペグ、モントリオールなど7都市を、4月9日~5月26日まで巡回  2026年FIFAワールドカップの開催に先立ち、4月9日から、「FIFAワールドカップ・トロフィーツアー by Coca-Cola」をカナダ国内各地で開催。試合開催地のトロント、バンクーバーをはじめ、カルガリー、ウィニペグ、モントリオールなど7都市を巡る。  コカ・コーラ社の主催で世界各地を巡回するこのツアーは今年で20周年。これまで世界182の都市で開催、400万人以上のファンが参加してきた人気イベント。今回のツアーは1月にサウジアラビアから開始。150日間で2026年大会の開催国であるカナダ、メキシコ、アメリカ合衆国の3か国と合わせて、計30カ国、75の都市を順に訪れる。  トロフィーは4月9日から5月26日まで、バンクーバー、カルガリー、ウィニペグ、モントリオール、ハリファックス、オタワ、トロントの7都市を巡る予定。各開催地では、没入型のブランド体験やインタラクティブなサッカーチャレンジや、ファンが間近でワールドカップの世界観を体感できる各種イベントなども提供する。 カナダ国内巡回スケジュール 参加には公式サイトから事前登録が必要。詳細、参加登録はThe FIFA World Cup™ Trophy Tour by Coca-Cola公式ウェブサイトを参照のこと。 - [『Heated Rivalry』出演者ら、マーク・カーニー首相とレッドカーペットに登場   ](https://osanponewscanada.com/heated-rivalry-at-primetime/): マーク・カーニー首相が『Heated Rivalry』の ハドソン・ウィリアムズさんらと、レッドカーペットに登場 オタワで開催された、メディアプロダクションのカンファレンス「Prime Time」に「ヒーテッド・ライバルリー」チームと参加 Photography Credit: George Pimentel for CMPA  マーク・カーニー首相が、Craveの話題作『Heated Rivalry』のスター、ハドソン・ウィリアムズとソフィー・ネリス、そしてクリエイターのジェイコブ・ティアニー、ブレンダン・ブレイディらとともに、オタワで開催された「Prime Time」に登場した。  カナダのマーク・カーニー首相が1月29日、人気ドラマ『Heated Rivalry』(ヒーテッド・ライバルリー)のキャストおよび制作陣とともにオタワで開催されたカナダ・メディア・プロデューサーズ協会(CMPA)主催の年次カンファレンス「Prime Time」に出席。レッドカーペットに登場し、注目を集めた。  イベント前には、首相が参加者およびメディアに向けてスピーチを行い、その後サプライズ企画として「In Conversation With Heated Rivalry」と題したトークセッションが実施された。パネルには、シェーン・ホランダー役のウィリアムズ、ローズ役のネリス、クリエイター兼脚本家・監督・エグゼクティブプロデューサーのティアニー、エグゼクティブプロデューサーのブレイディが登壇。司会はエンタメ番組 etalk のレイニー・ルイが務めた。 Photography Credit: George Pimentel for CMPA  セッションでは、作品の名場面クリップや舞台裏の制作秘話が紹介され、カナダ発のドラマとしては異例の国際的成功を収めた本作のクリエイティブな背景に迫った。会場では、カナダ・メディア・ファンドCEOのヴァレリー・クレイトン、ベル・メディア社長のショーン・コーハン、CMPA社長兼CEOのレイノルズ・マスティン、CMPA理事会議長のカイル・アーヴィングらも登壇し、カナダの映像産業の現在と未来について言及した。  『Heated Rivalry』(ヒーテッド・ライバリー)は、スポーツにおける男性性の固定観念に挑み、男性同士の愛や関係性を誠実に、かつ前向きに描いた点が評価され、国内外で高い評価を得ている。カナダ国内のみならず国際的にも支持を集め、カルチャー的影響力を持つシリーズへと成長した。昨年の11月に配信が開始されたばかりのドラマながら、主演の二人は現在大手メディアで見かけない日がないほどの注目を集めている。  本作は、カナダではCrave、アメリカではHBO Max、ヨーロッパ、オーストラリア、アジア、中南米、イギリス、アイルランド、スペイン、ニュージーランドなど、世界各地の配信プラットフォームで視聴可能となっている。2026年1月30日現在、日本での配信予定は発表されていない。 Photography Credit: George Pimentel for CMPA - [名作サスペンス『Dial M for Murder』舞台版がバンクーバーで上演 ](https://osanponewscanada.com/arts-and-culture-dial-m-for-murder/): Arts Club Theatre Companyによる「ダイヤルMを廻せ!」バンクーバーで上演 緊張感あふれる心理サスペンス Emily Dallas, Olivia Hutt, and Shekhar Paleja in Dial M For Murder, 2025 (Theatre Calgary); set design by Anton deGroot; costume design by Jolane Houle; lighting design by Itai Erdal; photo by Trudie Lee for Theatre Calgary  クラシック・サスペンスの名作『Dial M for Murder(ダイヤルMを廻せ!)』が、2026年2月5日から3月8日までバンクーバーで上演される。主催はThe Arts Club Thetre Companyで、会場はグランビル・ストリートにあるStanley BFL CANADA Stage。  本作は、アルフレッド・ヒッチコックの映画版でも広く知られるフレデリック・ノットの代表作を、劇作家ジェフリー・ハッチャーが現代的な視点で翻案した舞台作品である。演出はジリアン・カイリーが担当し、Theatre Calgaryとの共同制作として上演される。 嫉妬が生む完全犯罪の行方 物語は、主人公トニーが妻マーゴの不倫を知ることから始まる。激しい嫉妬に突き動かされた彼は、綿密な殺人計画と完璧なアリバイを用意し、実行の時を待つ。しかし、妻、愛人、そして過去から現れた謎の人物が複雑に絡み合い、計画は次第に予測不能な方向へと展開していく。  観客は当初からトニーの計画を知った状態で物語を見守ることになり、「計画は成功するのか」「どこで綻びが生じるのか」という緊張感が、最後まで持続する構成となっている。欺瞞、恐喝、裏切りが交錯する心理戦は、観る者を強く引き込む。 現代的感覚で描かれる名作スリラー  ハッチャーによる舞台版は、原作の巧妙な構成やどんでん返しを尊重しつつ、テンポの良い会話と鋭い心理描写によって、現代の観客にも響く仕上がりに。権力、支配、そして、他者を侮ることの代償というテーマが、緊張感あふれる「猫と鼠のゲーム」として描かれる点も見どころである。  Arts Club Theatre Companyのアーティスティック・ディレクター、アシュリー・コーコランは、「本作は時代を超えた魅力と高い娯楽性を兼ね備えたサスペンスであり、観客を最後まで惹きつける力を持っている」と語っている。「観客は謎、緊張感、予想外の展開に満ちた世界へと引き込まれ、最後まで席の端に身を乗り出すことになるでしょう」とも。 Tyrell Crews and Stafford Perry in Dial M For Murder, 2025 (Theatre Calgary); set design by Anton deGroot; costume design by Jolane Houle; lighting design by Itai Erdal; photo by Trudie Lee for Theatre Calgary 公演概要 Dial M for […] - [シネマレビュー観たよ!『Marty Supreme(マーティ―・シュプリーム世界をつかめ)』(ジョシュ・サフディ監督)ティモシー・シャラメ主演](https://osanponewscanada.com/cinema-review-marty-supreme/): 『Marty Supreme(邦題マーティ―・シュプリーム世界をつかめ)』(ジョシュ・サフディ監督)異色な主人公を演じきったティモシー・シャラメ  なに、この男、最低―でも目が離せない。そんな主人公をティモシー・シャラメが熱演 Timothée Chalamet Credit: Courtesy of A24  あらすじ:舞台は1950年代のニューヨーク。靴屋で働きながら、卓球で世界一になることに人生を賭けるマーティ・マウザー(ティモシー・シャラメ)。目的のためなら嘘も裏切りも厭わない彼は、野心と自己中心的な行動で次々と周囲を巻き込んだトラブルを引き起こしていく。それでもひるむことなく突っ走るマーティ―。果たして彼は世界一の座を手にすることができるのだろうか。  映画『Marty Supreme(マーティ・シュプリーム)』は、正直に言って最低で、まったく好きになれない男が主人公の映画です。そして、その「好きになれなさ」こそが、この作品を忘れがたい一本にしている―そんな、なんとも言えない魅力を持った作品でもあります・・・と、そう思っていたところ、日本の公式ポスターに「この男、最低で最高。」というコピーがあるのを発見。まさにその通りだと、思わず笑ってしまいました。 (L-R) Josh Safdie, Timothée Chalamet Credit: Atsushi Nishijima  本作は、勝利を目指すアスリートの物語です。しかし、いわゆる「努力して勝利をつかむ感動ストーリー」ではありません。ティモシー・シャラメ演じるマーティは、野心的で自己中心的。目的のためなら、その場しのぎのテキトーな事も言うし、嘘も裏切りも平然と重ねる、どう考えても最低な男です。卓球に対しては真摯ではあるし、不倫相手のレイチェルには優しさを見せる一面もありますが、誠実さや他者への敬意はほとんどなく、その結果、次々とトラブルを引き起こしていきます。約2時間半という長い上映時間の間、卓球とは直接関係のない問題が延々と続きます。それでも不思議と、トラブルの渦中を突っ走るマーティから目が離せなくなってしまうのです。何がなんでもあきらめず、どんなに絶望的な状況でも小さなきっかけをつかみ目的にたどり着こうとする、その強い信念から放たれる彼のエネルギーゆえなのかもしれません。  尊敬できない男を、ここまで魅力的かつリアルに演じ切るのは簡単なことではありません。観客に「こんな奴、最低」と思わせながら、同時に「それでも目を離せない」と感じさせるティモシーの演技は、まさに圧巻の一言です。 Koto Kawaguchi Credit: Courtesy of A24  ジョシュ・サフディ監督らしい、迫力のあるカメラワークと、張り詰めた空気感は本作でも健在です。中でも、川口功人さん演じるエンドウとの卓球の試合シーンは、想像以上にスリリングで、まるで本格的なスポーツ映画を観ているかのような臨場感があります。本物の卓球選手である川口さんを相手に、ティモシーも迫真の演技を見せ、ラリーの一打ごとに、マーティの焦りや執念が伝わてきて、こちらまで息が詰まるほど。川口さんはその佇まいと演技から、てっきり俳優さんだと思っていたのですが、実はデフリンピック日本代表として銅メダルを獲得されているアスリートの方でした。大変失礼ながら、次にブレークするアジア系俳優かも、などとまで思って観ていました。 Pico Iyer, Timothée Chalamet Credit: Courtesy of A24  『Marty Supreme』は、爽快な成功物語を期待すると裏切られるかもしれません。しかし、2時間半ものあいだ観客を引き付けて離さない演出、俳優陣の演技、そしてスクリーンからくるエネルギーは、観終わった後に高い満足度を残します。ラストのシーンは少しだけ、しんみりとするのですが、「いや、この男がこんな顔するのは絶対今だけ。どうせすぐ、家族を泣かせるだろうな」と思わせてくれるあたりも含めて、最後の最後まで完璧な映画でした。 観たよ!は映画好きライターたちによる連載コラムです。話題のハリウッド大作からインディー作品、配信限定の映画まで。「これは良かった!」という作品から「イマイチかも…」という作品まで。個人的な視点も交えながら、どんどんレビューしていきます。 - [2026年1月開催 年に一度のグルメの祭典 Dine Out Vancouver Festival](https://osanponewscanada.com/event-vancouver-dineoutvancouver26/): バンクーバーで毎冬恒例のレストランイベント Dine Out Vancouver Festival 2026 バンクーバーエリアで450店以上が参加して開催 気になっていたレストランがお得な料金で楽しめる、グルメイベント Dine Out Vancouver Festival/Destination Vancouver  バンクーバーエリアで2026年1月21日〜2月8日、「Dine Out Vancouver Festival(ダインアウト・バンクーバー)」 が開催されます。 毎年この時期だけ、街中の人気レストランや話題の新店が参加し、特別な固定価格メニュー(プリフィックスコース) やここでしか体験できない 食のイベント を提供。観光客はもちろん、地元の人々にとっても外食を楽しむ冬の恒例行事として親しまれています。  Dine Out Vancouver とは?  バンクーバーのダウンタウン、ガスタウン、キツラノ、リッチモンド、ノースショアなど、バンクーバー周辺エリアから 450店以上のレストラン が参加して開催する大規模グルメイベント。 カジュアルなカフェから高級レストランまで、ジャンルも 西海岸料理、シーフード、イタリアン、フレンチ、アジア系、和食 と多彩です。  ランチ&ディナーの固定価格帯は?  Dine Out Vancouver 最大の魅力が、普段よりも手頃な価格で楽しめるコース料理。ミシュランガイド掲載の店や、SNSで見かけた店など、気になっていたお店にトライする絶好の機会です。  固定価格メニューの目安は、$20~$40、$40~$55、$55~$70 (価格は税・チップ別) ※各レストランが設定するため、内容・価格は店舗ごとに異なります。  今年はミシュランガイド掲載のお店も多数参加。ミシュランの一つ星レストランBurdock & Co. とPublished on Mainでは$110の特別メニューを提供します。   L’Abattoir、Gary’s、Karma Indian Bistr、Fanny Bay Oyster Barなど、ミシュラン・ビブグルマン/セレクテッド店も多数参加。これらのお店も、通常よりリーズナブルな料金設定のところが多いので、ぜひチェックしてみてください!  レストラン以外の食文化体験も充実 Dine Out Vancouver はレストランウィークにとどまりません。 など、バンクーバーらしい食文化を体験できるイベント も多数開催されます。 公式サイトではレストラン名、 価格帯・エリア・ジャンルなどで検索 が可能です。人気店・ミシュラン掲載店、人数に制限のあるイベントなどは事前予約が必須なので早めのチェックをおすすめします。 Dine Out Vancouver Festival 2026公式サイト Dine Out Vancouver Festival 2026 は、冬のバンクーバーを美味しく、楽しく満喫できる年に一度のチャンス。価格帯の幅も広く、ミシュラン星付きレストランからカジュアル店まで揃っているため、幅広い層の方におすすめできるグルメイベントです。 この冬は、ぜひ Dine Out Vancouver でバンクーバーの食の魅力を体験してみてください。 - [2026年1月 バンクーバーで楽しむ!おすすめイベント8選](https://osanponewscanada.com/event-vancouver-2026jan/): 1月のバンクーバーを楽しむ!おすすめイベント パフォーミングアートから、フードイベントまで、バンクーバーとその近郊のイベント8選 Dine Out Vancouver  冬のバンクーバーは雨ばかり、と少し気分が落ちている方に朗報。1月のバンクーバーは文化・グルメ・体験型イベントが盛りだくさん。ここでは2026年1月にバンクーバーで楽しめる注目の7イベントを、開催日・会場情報・公式サイトリンク付きでご紹介します! 1. Vancouver International Boat Show(バンクーバー国際ボートショー) 開催日:2026年1月14日〜18日会場:Vancouver Convention Centre(バンクーバー・コンベンションセンター)内容:西カナダ最大級のボートショー。ヨットやクルーザーからマリン用品・アクセサリーまで、海好きに嬉しい展示とセミナーが充実。 今年は電動ウェイクボートのArc Sportの展示も。Vancouver International Boat Show公式サイト 2. Hot Chocolate Festival(ホットチョコレート・フェスティバル) 開催日:2026年1月17日〜2月14日会場:バンクーバー、バーナビー、リッチモンドなどの参加カフェ・ベーカリー各所内容:街中のカフェやショコラトリーが、期間限定の特製ホットチョコレートを提供するイベント。老舗チョコレート店が提供する濃厚ホットチョコからインスタ映え抜群の一品まで。参加店のリストとMapはサイトに掲載。Hot Chocolate Festival公式サイト 3. Dine Out Vancouver Festival(ダインアウト・バンクーバー) 開催日:2026年1月21日〜2月8日 会場:バンクーバー・ノースバンクーバー・リッチモンドなどの参加レストラン各所 内容:カナダ最大級のグルメフェスティバル。400店以上のレストランが$25~の特別価格のセットメニューを提供し、バンクーバーならではの多様な食文化を満喫できます。期間中はフードツアーやクッキングレッスンなど多彩なイベントも開催。 参加レストランのリストとメニュー、料金は1月12日に発表です。Dine Out Vancouver Festival公式サイト →こちらの記事もどうぞ!バンクーバーで毎冬恒例のレストランイベント Dine Out Vancouver Festival 2026 4.Street Food City Downtown Vancouver (ストリートフード・シティ・ダウンタウンバンクーバー) 開催日:2026年1月22日~25日 22・23日 11:00 am to 3:00 pm 24・25 日 11:00 am to 5:00 pm 会場:バンクーバー美術館北側広場(šxʷƛ̓ənəq Xwtl’e7énk Square) 内容:Dine Out Vancouver の一環として開催されるフードトラック祭り。グリルドチーズからインド料理、メキシコ料理、フィリピン料理と様々なフードトラックが一同に会します。 Street Food City サイト PuSh/WAIL photo David Cooper 5. Paradisum by Recirquel (パラディサム) 開催日:2026年1月21日~24日 会場:Vancouver Playhouse (600 Hamilton St, Vancouver) チケット:$40.75~ サーカスxコンテンポラリー・ダンスx演劇 を融合させ、「滅びた世界のその後」を舞台に、不確かな未来に直面する中での「再生」と「つながり」を、動きという身体表現のみで描き出す。 Paradisum by Recirquel バンクーバー公演サイト Recirquel, Paradisum, 2024. Photo by Mark Dawson Photography […] - [ホッケー選手の恋愛を描くCrave配信ドラマ『HEATED RIVALRY』カナダから世界へ](https://osanponewscanada.com/news-heated-rivalry-season2renew/): 男性同士の愛を描くドラマ『HEATED RIVALRY(ヒーテッド・ライバルリー)』シーズン2も決定し一層注目が高まる  配信開始7日間で視聴者数が約400%増加、Crave史上最高のデビュー記録も樹立 日本でも8月26日からU-NEXTで配信開始! Heated Rivalry: Bell Media/ Crave カナダ発のドラマ『HEATED RIVALRY』シーズン2制作決定ー世界各国での配信も  カナダの配信プラットフォームCraveのオリジナルドラマ『HEATED RIVALRY(ヒーテッド・ライバルリー)』は、11月28日のプレミア配信からわずか7日でCrave史上No.1のデビュー記録を達成。視聴数は約400%増加し、まさに“爆発的”なスタートを切った。この反響を受け、Craveは12月12日にシーズン2の制作決定を正式に発表。 『HEATED RIVALRY』は同サービスを代表するフランチャイズ作品として、確固たる地位を築きつつある。 世界各国での配信拡大 ***日本でもU-NEXTで8月28日から配信開始です!!***  国際配給はSphere Abacusが担当。アジア(シンガポール、香港、台湾、タイ、フィリピンほか)、中南米、ヨーロッパ(一部地域を除く)では、HBO Maxが2シーズン分の配信権を獲得している。さらに、すでにシーズン1を独占配信しているHBO Max(米国・オーストラリア)やNEON(ニュージーランド)もシーズン2の配信を継続。今後は英国を含む追加地域での展開も予定されており、グローバルな広がりはさらに加速する見込みだ。 禁断のラブストーリーと、8年にわたるドラマー 新人時代の秘密の関係から始まった2人の物語  『HEATED RIVALRY』は、『LETTERKENNY』『SHORESY』で知られるジェイコブ・ティアニーが手がけた全6話のロマンティック・ドラマ。原作はカナダ人作家レイチェル・リードのベストセラー小説シリーズ『Game Changers』だ。物語は、メジャーリーグ・ホッケー界のスター選手、シェーン・ホランダー(ハドソン・ウィリアムズ)とイリヤ・ロザノフ(コナー・ストーリー)を中心に展開する。  あらすじ:野心とライバル意識、そして自分たちでも理解しきれない強烈な引力によって結びついた二人。新人選手同士の秘密の関係として始まった物語は、やがて愛、否定、自己発見をめぐる長年の旅へと発展していく。8年にわたる年月の中で、二人は氷上での栄光を追い求めながら、氷の外での感情と向き合うことに苦悩する。人生を捧げるスポーツと熾烈な競争の世界の中で、「本当の愛」は居場所を見つけることができるのか——。物語は、そんな二人が時間をかけてお互いに向き合う様子を追ってゆく。 Heated Rivalry: Bell Media/ Crave キャラクター主導の人間ドラマとして幅広い層から支持  スポーツドラマとラブストーリーを融合させた濃密な人間ドラマである本作品。主演二人のケミストリーや、男性同士の関係を真正面から描いている点、センセーショナルな性描写はあるが、キャラクター主導で展開される物語性が評価され、性的志向の枠を超えた幅広い層から支持を集めている。開始当初こそ主演二人によるラブシーンに話題が集まっていたが、物語が進むにつれて登場人物たちを応援する声が増加しドラマへの支持も上昇した。 世界的ヒットが期待されるカナダ発の注目作  『HEATED RIVALRY』は、カナダ人作家による原作をもとに、Craveが制作したホッケー選手のラブストーリーである。クリエイターはカナダ人監督のジェイコブ・ティアニー。主演の一人で、シェーン・ホランダー役を演じるハドソン・ウィリアムズは、ブリティッシュ・コロンビア州カムループス出身だ。撮影もトロント、ハミルトン、ゲルフなど、オンタリオ州を中心に行われており、まさにカナダ作品といえる。 配信開始当初はカナダ国内での注目が目立っていたが、12月26日のシーズンフィナーレ配信後には、アメリカをはじめとする各国のメディアで大きく取り上げられ、国外への広がりの勢いはとどまるところを知らない。無名の新人だった二人の主演俳優への注目度も高く、今後はカナダドラマの枠を超え、さらなる世界的ヒット作へと成長することが期待される作品だ。 ***日本でも2026年8月28日から、U-NEXTで配信されることが発表となりました。楽しみですね! Heated Rivalry: Bell Media/ Crave - [2026年1月 トロントで開催の注目イベント5選](https://osanponewscanada.com/toronto-events-jan2026/): 冬を楽しむ!2026年1月 トロントで開催の注目イベント5選 レストランイベントから『ロード・オブ・ザ・リング』コンサートまで ホリデーシーズンも終わり、寒さが本格的になってきたトロント。12月はいろいろなイベントがあったけど、1月は何か楽しいことあるのかな?と思っている方も多いはず。今回は1月にトロントで開催のイベント5選をまとめてみました。 1. Winterlicious(ウィンターリシャス) トロントを代表する冬のグルメイベント。200以上のレストランが参加し、特別セット価格の3コースメニューを楽しめます。食文化豊かな街で、冬ならではの味と出会いを満喫しましょう。新しいお気に入りのレストランを見つけるチャンスです。ランチは$20~$55、ディナーは$25~$75。 開催日: 2026年1月30日〜2月12日会場: 市内各レストラン詳細はWinterliciousサイトまで  2. DesignTO Festival 2026(デザインTOフェスティバル) デザイン好き必見!カナダ最大級のデザイン祭典で、展示・トーク・ワークショップなど100以上のイベントがトロント各地で開催されます。アートや建築、社会を見つめる刺激的な作品や企画に出会える10日間です。  開催日: 2026年1月23日〜2月1日会場: トロント各地 入場料:多くのイベントが無料ですが、RSVPでレジスターが必要なものなどもあり。 DesignTO Festival 2026公式サイト 3. Toronto Tea Festival(トロント・ティー・フェスティバル) お茶好きの冬の定番イベント。世界中のティーを試飲したり、茶文化にまつわるトークやワークショップに参加できる、香り豊かな2日間のフェスです。ちなみに会場の図書館は、内部がとても素敵なデザインの建て物です。 開催日: 2026年1月31日〜2月1日会場: Toronto Reference Library, Appel Salon(789 Yonge st. Toronto) 入場料:1Dayチケット$25  2Daysチケット$45Toronto Tea Festival公式サイト  4. The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring – In Concert 映画『ロード・オブ・ザ・リング』の映像を大スクリーンで上映し、フィルムハーモニック管弦楽団と合唱団が生演奏するスペシャルコンサート!映画音楽ファンやファンタジー好きにはたまらないライブ体験です。 開催日: 2026年1月23日〜24日会場: Meridian Hall (1 Front st E,  Toronto)The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring – In Concert公式サイト 5. Toronto Maple Leafs ホームゲーム(NHLアイスホッケー) 冬のトロントといえばスポーツ観戦もおすすめ!人気のNHLチーム、トロント・メープルリーフスのホームゲームが1月も複数回開催されます。迫力のあるアイスホッケー観戦でカナダの熱い冬を体感しましょう。 会場: Scotiabank Arena チケットの購入、詳細はToronto Maple Leafs 公式サイトまで   冬のトロントを満喫するために 1月のトロントは冬の寒さが厳しいですが、文化・食・音楽・スポーツなど多彩なイベントが街を彩ります。観光や週末のお出かけ、初めてのトロント滞在にもおすすめのラインナップです。ぜひ公式サイトリンクからイベント詳細やチケット情報をチェックして、冬の都市体験を楽しんでください! - [ロイヤル・ウィニペグ・バレエ、10年ぶりにバンクーバーで公演](https://osanponewscanada.com/royalwinnipegballet-vancouver-2026/): ロイヤル・ウィニペグ・バレエ、2月9日・10日バンクーバーで公演 『Carmina Burana』と先住民主導の話題作『T’əl: The wild Man of the Woods』を上演 2018 Carmina Burana, RWB Company. Photo by Daniel Crump  カナダ最古のバレエ団ロイヤル・ウィニペグ・バレエ(Royal Winnipeg Ballet/RWB)が2月9日と10日、The Centre Vancouverで2026年ウィンターBCツアーの最終公演を行う。 演目はRWBを代表するモダン・クラシックの名作「Carmina Burana(カルミナ・ブラーナ)」と、新進気鋭の振付家キャメロン・シンクウェ・フレイザー=モンローによる話題作「T’əl: The wild Man of the Woods(テル:森の野人)」の西海岸初演を組み合わせたミックス・プログラム。  RWBがバンクーバーで『くるみ割り人形』以外のレパートリーを上演するのは、10年ぶり。今回は、長年愛されてきた名作と、現代的かつ文化的意義の高い新作を組み合わせた二本立てとなっている。 2024 Carmina Burana, Liam Saito and RWB Company. Photo by Daniel Crump 前半:RWBを代表する作品『Carmina Burana』  公演前半を飾るのは、RWBのシグネチャー作品ともいえる「Carmina Burana」。ドイツの作曲家カール・オルフの迫力ある音楽に、アルゼンチン出身の振付家マウリシオ・ワイノットによる力強く官能的な振付が融合した、エネルギーあふれるモダン・バレエ。  重力を感じさせない跳躍と力強さ、そして繊細なロマンティシズムまで、幅広い表現力で「生の喜び」を描き出す本作は、2002年のカナダ初演以来、20年以上にわたり高い人気を誇っている。 RWB Company in rehearsal with Cameron Fraser-Monroe. Photo courtesy of the Royal Winnipeg Ballet 後半:西海岸初演『T’əl: The wild Man of the Woods』 先住民の物語を現代バレエで描く注目作  後半には、西海岸初演となる「T’əl: The wild Man of the Woods」を上演。振付を手がけたのは、BC州出身でトラアミン・ネーション(Tla’amin Nation)の一員でもあるキャメロン・シンクウェ・フレイザー=モンロー。フレイザー=モンローはRWBスクール出身の新世代振付家として、国内外で注目を集めている。  本作は、夜に子どもをさらう存在「T’əl」から妹を救うため、若い女性が未知の世界へ踏み出すという、トラアミン・ネーションに伝わる口承説話をもとにした物語。 語りはトラアミンの長老エルシー・ポールが、母語と英語の両方で担当する。  音楽はJUNO賞ノミネート歴を持つ作曲家クリス・ダークセン、衣装はニューヨーク拠点のナバホデザイナーのアサ・ベナリーが手がけ、完全に先住民主導の創作チームによって制作された点も大きな特徴。  「多くの先住民文化では、歴史は書き記されるものではなく、長老たちから語り継がれていきます。そのため、私の故郷であるトラアミン・ファーストネーションの口承史を共有することは、とても自然なことだと感じました」とフレイザー=モンローは作品に込めた思いを語る。「生まれも育ちもブリティッシュコロンビア州の人間として、このバレエをその発祥の地に“里帰り”させられること、そして自分の文化をバンクーバーの観客、さらにはより多くの方々と分かち合える機会を得られたことを、心からうれしく思います。」とも。 ロイヤル・ウィニペグバレエ バンクーバー公演 Carmina Burana and T’əl: The Wild Man of the Woods チケットの購入、詳細はロイヤル・ウィニペグ・バレエの公式サイトまで  バンクーバー公演に加え、RWBの2026年BCツアーでは、パウエル・リバー、チリワック、ヴァーノン、ソルトスプリング島、コートニー、ナナイモでも公演が予定されています。詳細およびチケット購入については、バレエ団公式サイトをご覧ください。  伝統と革新、多様な文化背景が交差する今回の公演。カナダ最古のバレエ団が贈るクラシックとコンテンポラリー、そして先住民文化が融合する舞台を、ぜひ楽しんでみてください。 - [バンクーバー・ホワイトキャップスが、高丘陽平選手と再契約](https://osanponewscanada.com/vancouver-whitecaps-fc-takaoka-2026season/): Vancouver Whitecaps FC、高丘陽平選手と再契約 これまで公式戦129試合に出場、35回のクリーンシートを記録 Photo: Courtesy of Vancouver Whitecaps FC  バンクーバーを拠点とするMLSのバンクーバー・ホワイトキャップス(Vancouver Whitecaps FC)は12月18日、ゴールキーパーの高丘陽平選手と2027年6月まで再契約を結んだと発表した。  2023年に横浜F・マリノスからバンクーバー・ホワイトキャップスに移籍した高丘選手。これまで公式戦129試合に出場、35回のクリーンシートを記録しており、2025年にはMLSオールスターにも選出されている。  バンクーバー・ホワイトキャップスがMLSカップ決勝へ進出した2025年シーズンは、46試合に先発出場、クラブ記録のクリーンシート16回を達成、年間最優秀ゴールキーパーの最終候補にも選ばれる活躍を見せた。  高丘選手は「ホワイトキャップスとの契約を延長でき嬉しく思っています。クラブに加入した日から愛情とサポートを感じており、戻るのが待ちきれません」と喜びのコメントを発表。「BCプレイスで皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。最高のシーズンはこれからです。来年は全てのトロフィーを勝ち取りましょう」とも。  バンクーバー・ホワイトキャップスの2026年シーズンの初戦は2月21日、BCプレイスで行われる対Real Salt Lake 戦。この日同クラブはMLSレギュラーシーズンの500戦目を迎える。 チケットの購入、スケジュールなど詳細はVancouver Whitecaps FC公式サイトまで。 - [【バンクーバー公演】ハンガリー発・サーカスダンス「Recirquel」が『Paradisum』北米初演 1月21日~](https://osanponewscanada.com/artsandculture-recirquel-paradisum/): ハンガリー発・サーカスダンス「Recirquel」が『Paradisum』を上演 2026年1月21日〜24日 バンクーバー・プレイハウス Recirquel, Paradisum, 2024. Photo by Mark Dawson Photography 世界が注目するハンガリー発サーカスダンス作品がバンクーバーに登場  ハンガリー・ブダペストを拠点とするコンテンポラリー・サーカス・カンパニー Recirquel(レシルケル) による『Paradisum(パラディズム)』が、1月21日から24日まで、バンクーバー・プレイハウスにて北米初演される。DanceHouse と The Cultch の共同主催。 サーカス×コンテンポラリーダンス×演劇が融合した世界  『Paradisum』は、Recirquel の芸術監督であり演出・振付を手がける ベンス・ヴァーギ(Bence Vági)氏 による長編作品。2024年にエディンバラ・フェスティバル・フリンジで初演され、高い評価を受けた。   サーカス、コンテンポラリー・ダンス、フィジカル・シアターを融合させ、「滅びた世界のその後」を舞台に、不確かな未来に直面する中での「再生」と「つながり」を、動きという身体表現のみで描き出す。 Recirquel, Paradisum, 2024. Photo by Bálint Hirling 終末後の世界を体現する6人のパフォーマー  舞台に立つのは、6人のパフォーマー。 弦楽器、エレクトロニカ、パーカッションを組み合わせた作曲家 エディナ・シルテシュ 氏による幻想的な音響空間の中で、彼らは終末後の世界に生きる存在として、過酷さと美しさを同時に体現。 波打つ黒い幕、はしご、リングといった舞台装置は、ステージをまるで生き物のように変貌させ、空中演技や緻密な振付とともに異世界的なビジュアルを生み出す。 「肉体の詩」として描かれる浄化と再生  驚異的な身体能力を要するダイナミックな動きと、息をのむほど静謐で優雅な瞬間が交錯し、浄化、誕生、覚醒、儀式といった象徴的なシーンが展開されていく『Paradisum』はまさに身体による詩。言葉に頼らず、動きと音、空間によって語られる物語は、文化や言語を超えて観る者の感覚に直接訴えかける。 Recirquelとは  Recirquel は2012年にブダペストで設立された、世界有数のコンテンポラリー・サーカス・カンパニーのひとつ。中東欧のクラシカルな演劇文化を背景に、ダンスとサーカスを融合させた独自のスタイルで、世界各国の劇場やフェスティバルを魅了している。 Paradisum by Recirquel チケットの購入、公演の詳細はDanceHouse 公式サイトまで Recirquel, Paradisum, 2024. Photo by Bálint Hirling  ダンスやサーカスが好きな方はもちろん、普段あまり舞台芸術を観ない方にもおすすめしたい公演です! バンクーバー公演後は、ケベック・シティ、モントリオール(2月5日~8日)、トロント(2月13日)を巡るカナダ・ツアーも予定されています。 - [シネマレビュー観たよ!『エディントンへようこそ(Eddington)』(アリ・アスター監督)](https://osanponewscanada.com/cinema-review-eddington/): 映画レビュー『エディントンへようこそ(Eddington)』(Ari Aster 監督) コロナ禍に分断された架空の町を舞台に描く、風刺ホラー  アリ・アスター監督の最新作 Eddington / A24  アリ・アスター監督最新作『エディントンへようこそ』(原題:Eddington)が2025年12月に日本でも公開になりました。ホアキン・フェニックス、ペドロ・パスカル、エマ・ストーンら豪華キャストを迎えた本作は、コロナ禍のアメリカ南西部の町を舞台に、人々の分断と狂騒を映し出す“現代の西部劇”です。  アリ・アスター監督はこれまで『ヘレディタリー/継承』や『ミッドサマー』で、家族や共同体が崩壊していく過程を独自のホラーとして描いてきました。最新作『Eddington(エディントンへようこそ)』では、その視点がさらにスケールアップし、「社会そのもの」が物語の中心に据えられています。2020年、パンデミックという形で私たちの生活に押し寄せた不安、怒り、陰謀論、断片化した情報と混乱――これらがウィルスと共に広がり社会を壊す様子を鋭く描き出していきます。  あらすじ:舞台はニューメキシコ州の小さな町エディントン。コロナ禍のただ中、保安官ジョー・クロス(ホアキン・フェニックス)はパンデミックやマスク論争など混乱する町の対応に追われています。町長のテッド・ガルシア(ペドロ・パスカル)と対立したジョーは迫る町長選に向けて衝動的に出馬、SNSで急速に注目を集めます。しかしジョーは次第に混乱に巻き込まれ、理性を失い、彼自身をも追い詰めていくことに。 『Eddington』は、ジャンルを一言で説明するのが難しい映画です。序盤はブラックコメディのような風刺的トーンで進みますが、中盤からはサスペンスとスリラーの要素が強まり、終盤はもはやホラーと呼ぶべき暗さと衝撃に包まれます。このカオスとも呼べる混沌としたジャンルの変化は、状況が常に揺れ動き不安定だった2020年頃のあの空気に近いと言えるのかも知れません。  恐ろしさを感じたのは、登場人物たちの「正しさ」と「狂気」の境界が驚くほど曖昧である点。ホアキン・フェニックス演じるジョーは、その最たる例です。彼は自分が町を守っていると信じていますが、その信念が徐々に偏り、やがて暴走へと変わっていきます。映画はこの姿を通じて、「人は“自分の物語”を信じすぎると危険な存在になる」と言う例を示しているのでしょうか。  また、作品の中で繰り返し描かれる「情報の混乱」も重要なテーマです。日々更新される情報や陰謀論を含めた様々なデマが町の空気を変えていく過程は、コロナ禍の初期に世界中で見られた現象と重なり、情報がウイルス以上に社会を壊しうることを訴えます。 Eddington / A24  哀しみと滑稽さを併せ持つ複雑なキャラクターを巧みに演じているホアキン・フェニックスはもちろん、ペドロ・パスカル、エマ・ストーンといった個性の強い俳優たちが、アリ・アスターの作り出す狂気の中で、それぞれ異なるタイプの不安や疲弊を纏い存在感を放ちます。ただ話の展開があまりにも盛りだくさんなため、せっかくの豪華キャストが脇役になっていたような感もあったところが少し残念でした。ホアキンはすごいんだけど、もっとキャスト同士の絡みも観たかったかな。 個人的には、ペドロ・パスカル演じるテッド・ガルシア町長の選挙用プロモーションビデオは、町中で爽やかにピアノを弾いていたりとか、笑えたポイントでした。  笑ったり、苦笑したり、ぞっとしたり、何この展開?と先が読めなくなったり。好みは大きく分かれる作品かも知れませんが、アリ・アスター監督の時代への鋭い視点は明確で、なんとも言えないエンディングも含めて強い余韻を残す作品であることは確かです。 観たよ!は映画好きライターたちによる連載コラムです。話題のハリウッド大作からインディー作品、配信限定の映画まで。「これは良かった!」という作品から「イマイチかも…」という作品まで。個人的な視点も交えながら、どんどんレビューしていきます。 - [FIFAワールドカップ グループリーグ組み合わせ決定:トロント&バンクーバーでの試合日程が発表に](https://osanponewscanada.com/event-fifa26-vancouverandtoronto/): FIFAワールドカップ2026:トロント&バンクーバーでの試合日程が決定 トロントのBMOフィールドでは6試合、バンクーバーのBCプレイススタジアムでは7試合を開催 FIFA Match Schedule /FIFA FIFAワールドカップ2026のグループリーグ組み合わせ抽選が12月5日、アメリカのワシントンDCで行われ、出場国の対戦カードが正式に決定、合わせて6日には、試合スケジュールも公開された。 カナダ代表はグループBに入り、スイス、カタール、3月に決定する欧州プレーオフAの勝者(イタリア、ウェールズ、北アイルランド、ボズニア・ヘルツェゴビナ)と対戦する。ボズニア・ヘルツェゴビナに決定! **日本代表はグループFのため、ダラスとモンテレイのスタジアムでオランダ代表(6月15日)、チュニジア代表(6月20日)、欧州プレーオフB(6月26日)と対戦します。残念ながらバンクーバーとトロントでのグループステージの試合はありません。 FIFA World Cup 2026 開催期間:2026年6月11日~7月19日(104試合) 開催国と試合数:カナダ13試合(トロントとバンクーバー)、アメリカ78試合(ロサンゼルス、シアトル、ニューヨーク、マイアミなど11都市)、メキシコ13試合(グアダラハラ、メキシコシティ、モンテレー) 開幕は6月11日のメキシコ vs 南アフリカ戦、 決勝はニューヨーク・ニュージャージーで7月19日に開催! トロントのBMOフィールドでは6試合:グループステージ5試合、ラウンド32の1試合を開催 Round of 32: 7月2日: Group K 2位 vs. Group L 2位 バンクーバーのBCプレーススタジアムでは7試合:グループステージ5試合、ラウンド32の1試合、ラウンド16の1試合を開催 Round of 32 : 7月2日:グループB 1位 vs グループE/F/G/I/J 3位 Round of 16: 7月7日:マッチ85の勝者 vs マッチ87の勝者  FIFA公式サイトでは、各試合のチケットへの抽選申し込みが始まっています。今回は観たい試合とチケットの料金カテゴリーごとに応募ができます。***申し込みは2026年1月13日まで!  ジョナサン・デイヴィッド、アルフォンソ・デイヴィスらが活躍するカナダ代表の試合は、トロントとバンクーバーの両方で行われます。  そしてカナダは移民の国。どの国の試合もきっとその国出身の人がたくさん駆けつけて盛り上がること間違いなし。トロントとバンクーバーでFIFAワールドカップが開催されるという、一生に一度かも知れないこの機会。ラッキーにもチケットの購入ができた方も、持っていない方も全力で楽しみたいですね。 *** FIFA ワールドカップのチケットが購入できなかった方にも朗報です! トロントとバンクーバーでは、FAN Festival が開催されます。 試合のパブリック・ビューイング(カナダだけでなく、日本代表の試合も見れます!!)、コンサートなどが行われるので要チェックです。 チケットは、事前販売の有料席と、当日並んで入る無料席の両方になる予定です。 詳細は以下の公式サイトをご覧ください。 FIFA Fan Festival Toronto 公式サイト FIFA Fan Festival Vancouver 公式サイト - [バンクーバー郊外で「Annie(アニー) 」上演 ペットフードバンクへの寄付も実施](https://osanponewscanada.com/artsandculture-gateway-annie25/): リッチモンドのGateway Theatre でミュージカル「Annie(アニー)」12月11日~1月3日まで 会場ではペット・フードバンクへの寄付やBC SPCAによる保護動物の紹介も Gateway Theatre Annie : Azaleah Korn. Photo by David Cooper リッチモンドにあるGateway Theatre でこのホリデーシーズン、世界中で愛されているミュージカル『Annie (アニー)』を上演します。上演期間は12月11日から2026年1月3日まで。カナダ人演劇アーティスト、ジョシュ・エプスタイン氏による演出。   舞台は1930年代のニューヨーク。小さな孤児アニーは、ミス・ハニガンの厳しい孤児院でつらい毎日を送りながらも、いつか両親が迎えに来ると信じて明るく前向きに生きています。ひょんなことから大富豪オリバー・ウォーバックスの家でホリデーを過ごすことになったアニー。彼女の笑顔とやさしさは次第に周囲の人の心を温かく変えてゆきます。  名曲「Tomorrow」をはじめ、「It’s the Hard Knock Life」など心に残るナンバーとともに、孤児院で育った少女アニーが希望をつかむ物語を描くミュージカル「Annie」。誕生から数十年を経た今も、その普遍的なテーマとエネルギッシュなステージで世界中の観客を魅了し続けています。軽快な音楽とダンス、愛らしいキャラクター、そして本物の犬が演じる(!)サンディが織りなす本作は、初めての観劇にもぴったりの元気になれる一作です。(**出演する3匹の犬たちにはAnimalKindによる専門のトレーナーが付き、ストレスがかからないように守られているとのことです) Gateway Theatre Annie : Azaleah Korn. Costume by Donnie Tejani. Photo by David Cooper    Gateway Theatre では公演期間中、ペット・フードバンクへの寄付も受け付けています。犬・猫のペットフードやおやつ類(未開封、消費期限内の物)、おもちゃ、衣類やペット用品など、集められた物は全てCharlie’s Pet Food Bak に寄付されます。 また、BC SPCA からの譲渡可能なペットの情報を提供する場も会場内に設けます。 Annie  presented by Gateway Theatre 会場:Gateway Theatre (6500 Gilbert Rd. Richmond ) 公演スケジュール 12月11日~2026年1月3日 7:30 pm (日により1:00 pm 公演もあり) 料金:チケットは$43~$73 子ども(12歳以下)$25、学生当日券$30 2 for 1 (12月16日)、お茶とお菓子が出るTea Matinee(12月17日) Relaxed Performance(12月20日)Vocal Eye Live Audio Description (12月28日)などの日も予定する。 チケットの購入と詳細はGateway Theatreサイトまで - [トロントの冬を無料で楽しむ!50カ所を超える屋外スケートリンク、続々オープン](https://osanponewscanada.com/toronto-freeiceskating-25/): トロント市は12月6日までに、ほぼ全てのリンクのオープンを目指し準備中 空港跡地YZDでも無料スケート Hangar Skateを開催!  今年もトロント市内各地で屋外スケートリンクが続々とオープンし、誰でも無料で冬のレジャーを満喫できる季節がやってきました。 トロントには54カ所も市営屋外リンクがあります!  トロント市では合計54カ所の人工屋外スケートリンクを運営しており、その数は世界でも有数。   ネイサン・フィリップス・スクエアやカレッジ・パーク、トロント・メトロポリタン大学スクエア、トリニティ・ベルウッズ・パーク、ダファリン・グローブといったダウンタウンの人気スポットはもちろん、エトビコ、ノースヨーク、スカボローなど幅広い地域にもリンクが整備されています。  各リンクでは、無料のDrop- in に合わせてフィギュアスケート、軽装ホッケー“シニー”、リンゲット、各講習プログラム、貸切アイスタイムなど、それぞれが目的に応じて楽しめるアクティビティが豊富に用意されています。 ***トロントのアイスリンクのリストとMAPは、こちらのトロント市のサイトを参照のこと。  さらにスケート靴がない人をサポートする「移動式スケート貸出ライブラリー(Skate Lending Library)」も再登場。市内の屋外リンクを巡回し、スケート補助具250個、スケート靴・ヘルメット130セットを無料で貸し出します。 **Skate Lending Libraryの場所とスケジュールは市のサイトから確認できます。 **Libraryが来ていないリンクでのレンタルは$5前後です。  スケートだけでは物足りないという人には、1月から3月にかけて営業するノース・ヨークのEarl Bales Park のスキー&スノーボードセンターがおすすめです。 料金:各スケートリンクでのDrop-in スケートは無料。「貸出ライブラリー」以外でのスケートレンタルは$5前後。 ***トロントのアイスリンクのリストとMAP、開閉情報、レンタル情報などはトロント市のサイトを参照のこと。 ***屋外リンクは天候の影響を受けやすいため、出かける前に市のサイトのサービスアラートでオープン状況を確認するのがおすすめです。   City of Toronto公式 Drop-in Skatingサイト 空港跡地YZDでも無料スケート Hangar Skateは2月16日まで開催! トロントの元空港ダウンズビュー空港跡地(YZD)でも、無料でスケートが楽しめる「Hangar Skate 」を開催。期間は 2025年12月19日から2026年2月16日 まで。  今年で4年目を迎える「Hangar Skate」 は、約6,000平方フィート(ジュニア・オリンピック用プールほどの広さ) のスケートリンクが登場。  今シーズンのテーマは 「Fire &Ice」。リンクは「魔法の森」として再構築され、LEDによる光のパフォーマンス、氷の世界を思わせるサウンドスケープ、ワークショップなどが楽しめます。広場周辺にはローカルフード、冬の定番ドリンク、アーケードゲームが並び、幻想的でありつつエネルギッシュな空間が広がります。 12月19日〜1月4日(12月25日休業)のホリデープログラム ■ 2026年1月9日〜2月16日の期間も、金曜・土曜・日曜にスケートレッスンやDJナイト、キャラクターデーなどのイベントが企画されています。 Hangar Skate 場所: YZD Plaza & Experience Centre(34 Hanover Rd. Toronto ) 開催日時:12月19日~2026年2月16日 12:00 pm ~5:00 pm 1月9日からは金曜 5:00 pm~ 9:00 pm ・土・日曜12:00 pm ~5:00 pm **イベントのある日などは営業時間が変わるのでサイトで要確認。料金:無料だがサイトから入場時間の予約が必要 スケート靴とヘルメットのレンタルは $5(12歳以下の子どもは無料)。12歳以下のヘルメット着用は必須で、持参したスケート靴は 5ドルで研磨 できます。 スケジュールと予約はサイトから Hangar Skateサイト 50カ所を超える無料のリンクがある街トロント——今年の冬も、活気ある季節になりそうです。暖かく着込んで、友人や家族と一緒に、トロントならではの冬の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。 - [バンクーバーの冬を彩るクリスマスコンサート「Christmas with Chor Leoni 2025」開催](https://osanponewscanada.com/event-vancouver-christmas-with-chorleoni25/): バンクーバーで男性合唱団による「Christmas with Chor Leoni 」12月18日~20日まで クラッシックなクリスマスキャロルから現代アーティストの楽曲まで Christmas with Chor Leoni: Photos by Ashley Gattey  バンクーバーのホリデーシーズンを代表するイベント「Christmas with Chor Leoni」が、今年もダウンタウンの St. Andrew’s-Wesley United Churchて開催されます。公演日は 2025年12月18日〜20日。大聖堂にChor Leoni のハーモニーが響き渡る、特別な3日間です。  JUNOノミネートを誇るバンクーバーのChor Leoni は、卓越した音楽性と温かいステージで世界中から高い評価を受ける男性合唱団。毎年完売が続くこのコンサートは、バンクーバーの冬の風物詩ともいえるイベントです。 クラシックなクリスマスキャロルから現代アーティストの曲まで  今年のプログラムは、クラシックなクリスマスキャロルから、現代アーティストによる新解釈、そして4曲の世界初演作品まで、多彩な魅力にあふれています。「Ding Dong Merrily on High」「Deck the Halls」「Silent Night」といったおなじみの名曲に加え、トーリ・エイモスや スフィアン・スティーヴンスのアレンジによる楽曲が、聴き慣れたキャロルに新たな輝きを与えます。 今年披露される 4つの世界初演作品 地元音楽家ケン・コーミエによるスフィアン・スティーヴンス版「Angels We Have Heard On High」の新アレンジは、原曲で親しまれてきた“Gloria”の旋律を見事に復活させた華やかな一曲です。また、Chor Leoni の作曲家であるマリー=クレール・サンドンは、中世の旋律とフォークダンスの躍動感を融合させた新作「Jubilo」を初披露。  さらに、バンクーバーを拠点に活動するサントゥール奏者・サイナ・ハレディによる「My Beloved」は、ペルシャの冬至祭ヤルダーから着想を得た作品で、詩、音楽、家族の温かな時間など、ペルシャ文化の豊かな感性を感じられる曲に仕上がっています。  共演アーティストには、ピアニストのカレン・リー=モーラング、ティナ・チャン、ハープ奏者ヴィヴィアン・チェン、ヴァイオリニスト・キャメロン・ウィルソン、ギタリスト・キース・シンクレアなど、バンクーバーを代表する実力派ミュージシャンたちが集結。音響に優れた St. Andrew’s-Wesley の空間だからこそ体験できる、深く包み込まれるようなサウンドで、観客をクリスマスの物語へと誘います。 Christmas with Chor Leoni: Photos by Ashley Gattey  Chor Leoni芸術監督のエリック・リヒテ氏は、「Christmas with Chor Leoni が毎年バンクーバーで最も人気のあるクリスマスコンサートの一つであり続けている理由があります。私たちの目標は、観客の皆さんを楽しませ、感動させ、心を癒し、喜びを届けることです。古今の音楽に包まれるような響きで、すべての方のクリスマスの願いを叶え、希望と光、そしてこれから迎えるホリデーシーズンへの新たな目的を胸に帰途についていただきたいと願っています。」と語ります。  美しい歌声と光の演出に包まれながら、一年を締めくくるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。 Christmas with Chor Leoni  場所:St. Andrew’s-Wesley United Church (1022 Nelson St. Vancouver ) 開催日時:  12月18日 7:30 pm 12月19日 5:00 pm & 8:00 pm 12月20日 2:00 pm , 5:00 pm, 8:00 pm チケット:$20~ $75 (35歳以下の人には割引もあり) チケットの購入とスケジュールは公式サイトまで - [【2025年トロント冬】ホリデーシーズンに観たい!注目のミュージカル&演劇7選](https://osanponewscanada.com/toronto-artsandculture-holidayshows25/): ホリデーシーズンに観たい、注目のミュージカル&演劇7選トロントの冬をミュージカルで楽しもう 「ロビンフッド」や「サウンド・オブ・ミュージック」など家族で楽しめるものから、即興劇やクリスマス恒例の一人芝居まで Daniel Williston, Julia Pulo, and Damien Atkins in RobinHood / Canadian Stage  街がイルミネーションに包まれ、ホットチョコレートの香りが漂うトロントのホリデーシーズン。ショッピングやディナーも楽しいですが、せっかくなら心に残る「舞台鑑賞」で冬を満喫してみませんか?  今年(2025年)のトロントのホリデーシーズンは、家族みんなで楽しめるファンタジーミュージカルから、名作の再演、クリスマスにぴったりの伝統的な一人芝居まで、多彩な作品が勢ぞろい。 この冬おすすめのミュージカル&演劇7選をピックアップしてご紹介します。チケットが完売する前に、ぜひお気に入りのステージをチェックしてみてください! 1. 「 Robin Hood: A Very Merry Family Musical 」 会場:The Elgin and Winter Garden Theatre Centre( 189 Yonge Street, Toronto) 日程:11月27日~2026年1月4日 チケットは$45~$169 詳細はCanadian Stage サイトまで    小さな子どもも楽しめる「ロビンフッド」のミュージカル ロビンと仲間たちと一緒に、古き良き「トロントシャー」を舞台にした中世の大冒険へ! 2. 「Shrek The Musical」 会場:Young People’s Theare (165 Front Street East. Toronto ) 日程:11月13日〜12月30日 チケットは$11.30~$64.41  詳細はYong People’s Theatreサイトまで  映画『シュレック』を基にした家族で楽しめるミュージカル。笑いと友情・自分らしさを見つける楽しいストーリー。 3. 「Bad Hats’ Narnia」 会場:Young Centre for the Performing Arts (50 Tank House Lane, Toronto) 日程:11月18日〜12月28日。 チケットは一般=$78、子ども=$45 4人分同時に購入する場合ファミリーパック(一人$45)もあり 詳細はYoung Centreサイトまで  『ナルニア国物語』をベースにした雪と魔女の世界への冒険。大人も子どもも一緒に楽しめる心躍るファンタジー。『ナルニア』ミュージカルで冬のワンダーランドへ旅立とう! 4. 「 The Sound of Music」 会場: Princess of Wales Theatre( 300 King Street West,Toronto ) 日程: 11月25日〜2026年1月4日。 チケットは$49~$219  […] - [Vancouver Whitecaps、MLSカップ決勝進出!BCプレースで観戦パーティ開催 ](https://osanponewscanada.com/vancouver-whitecaps-mlscupwatchparty25/): バンクーバー・ホワイトキャップス 12月6日、MLSカップをかけてメッシ擁するインテル・マイアミと激突へ Vancouver Whitecaps バンクーバー・ホワイトキャップス、西カンファレンス初制覇! 12月6日、メッシ擁するインテル・マイアミとMLSカップをかけて対戦 12月6日、BCプレースではホワイトキャップスを応援する観戦パーティーも開催!チケットは15ドル  バンクーバー・ホワイトキャップスFCが、ついにMLSカップ決勝の舞台へ駆け上がった。11月30日(土)、敵地スナップドラゴン・スタジアムで行われたウェスタン・カンファレンス決勝で、ホワイトキャップスはサンディエゴFCを3-1で破り、クラブ史上初となるMLSカップ決勝進出を果たした  開始直後からホワイトキャップスは主導権を握り、8分にアンドレス・クバスのパスに反応したブライアン・ホワイトが先制点を挙げた。11分にはエマニュエル・サッビのシュートがこぼれたところをアリ・アフメドが押し返し、GKのパブロ・シスニエガに当たってそのままゴールに吸い込まれるオウンゴールで2点目を追加。さらに前半アディショナルタイムには、アフメドの鋭いクロスをホワイトが押し込み、この日2点目を記録した。  後半、サンディエゴはイルビング・ロサノのシュートがディフレクトして1点を返したものの、試合の流れは依然ホワイトキャップスのものだった。ライアン・ゴールドは鋭いドリブルでチャンスを量産し、79分には相手GKシスニエガの退場を誘発。さらにGK高丘陽平がビッグセーブを連発し、3-1の勝利を守り切った。  MLSカップ決勝戦は12月6日(土)、フロリダ・チェイス・スタジアムでリオネル・メッシ擁するインテル・マイアミCFと対戦する。キックオフは太平洋時間午前11時30分、Apple TVやTSN、730 CKNWラジオなどで生中継される予定だ。  クラブの歴史に新たな1ページが刻まれようとしている。勢いに乗るホワイトキャップスの活躍を応援したい。  12月6日はBCプレースで公式ウォッチパーティー開催! チケットは15ドル 先着15,000名には特別版Tシャツも。 10:30開場、11:30キックオフ! チケットの購入はTicketmaster から。 観戦パーティーのチケット販売開始時間:  12月6日は、クラブ史上初のMLSカップ制覇を目指すホワイトキャップスをバンクーバーの街全体で応援する熱い一日となりそうだ。 - [2025年冬も上演!バンクーバーでクリスマス恒例のバレエ:Goh Ballet『くるみ割り人形 』](https://osanponewscanada.com/events-gohballet-nutcracker25/): バンクーバーで、Goh バレエ団 による『The Nutcracker』今年も上演 ホリデーの魔法が今年もクイーン・エリザベス・シアターに! 12月18日~21日 Goh Ballet Nutcracker2023_FullStage-Dancers-Photo David Cooper 今年で15回目を迎える、Goh Ballet’s The Nut Cracker  ホリデーシーズンに欠かせない、世代を超えて愛され続ける伝統のバレエ『くるみ割り人形(The Nutcracker )』。バンクーバーを代表するバレエ団 Goh Balletによる豪華なプロダクションが、今年もクイーン・エリザベス・シアターで上演されます。  芸術監督チャン・ホン・ゴー(Chan Hon Goh)氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務めるこの公演は今年で15回目。きらめく衣装、壮大な舞台装置とパフォーマンスで、観客をクララの夢の旅へと誘います。毎年世界的に著名なバレエ団からのプリンシパル・ダンサーも客演するのが恒例となっており、今年はLes Grands Ballets Canadiensのプリンシパルダンサー、Maude Sabourinさんと、同じくLes Grands Ballets CanadiensのFelixovich Moranteさんが参加します。 Goh Ballet Nutcracker2023_FullStageHoliday-Photo David Cooper  主人公クララが、「雪の国」から「レモネードの海」を越え、「お菓子の国」へと旅する――夢と魔法に満ちた物語が、美しい振付と豪華な舞台装置で目の前に広がります。Vancouver Opera Orchestraの演奏と共に、王子とねずみの王の対決、雪片の舞、花のワルツ、そして金平糖の精との出会いなど、バレエの華やかさとファンタジーが融合する、特別な時間が訪れます。  ゴー・バレエ団の『くるみ割り人形』は、才能ある若手ダンサーがプロの舞台を経験できる貴重な機会としても知られています。出演するダンサーは子ども達も含めて皆、春に開始するオーディションで選ばれ12月の公演に向けての準備を重ねます。今年は、総勢 250名以上 の出演者(子どもから大人まで、6歳〜77歳)が共演、地域の才能と国際的なダンサーが一堂に会する舞台となっています。  開演前にはロビーで、子どもたちが簡単なバレエを踊ることができる企画や、お菓子の国の背景でのフォトブースなど、特別イベントも用意しているのも楽しみです。 Goh Ballet Nutcracker2023_FullStageFestive-Photo David Cooper バレエの優美さと、ファンタジーの世界が楽しめる―初めてのバレエ鑑賞にも最適  クラシックバレエの持つ優美さと、子どもから大人まで楽しめるファンタジー。毎年、多くの人々が初めてのバレエ鑑賞に選ぶのが『The Nutcracker』。もし、家族や友人と「今年は少し特別なホリデーにしたい」「冬らしいイベントを楽しみたい」と思っているなら、この舞台は絶対におすすめです。 Goh Ballet’s The Nut Cracker 会場:Queen Elizabeth Theatre (630 Hamilton St. Vancouver ) 公演スケジュール 12月18・19日 7:30 pm 12月20日 2:00 pm 7:30 pm 12月21日 2:00 pm チケットは$40 ~ $230 チケットの購入、詳細はGoh Balletサイトまで - [サレー市で「Gingerbread Village Showdown」 著名シェフも審査員に](https://osanponewscanada.com/event-gingerbreadvilllage-surrey25/): 子どもたちやホームベイカーらが腕を競う、ジンジャーブレッド・コンテスト 11月29日~12月8日までサレーCentral 11月29日~12月8日までサレーCentral City で開催 収益からフードバンクに寄付も 昨年の参加者の作品:Photo Gingerbread Village Showdown  ダウンタウン・サレー・ビジネス向上委員会(DSBIA)とCentral City ショッピングセンターは、人気ホリデーイベント「ジンジャーブレッド・ビレッジ・ショーダウンGingerbread Village Showdown」を11月29日に開始する。イベントでの収益はすべてサレー・フードバンクに寄付される。  毎年小中学生のグループや、アマチュアベイカーらが参加し、趣向を凝らしたジンジャーブレッドハウスを披露する同イベント。今年も幅広いグループが独創的な作品の数々をエントリーしている。 有名パティシエ、ジュジャー・マン氏が審査員として登場、ライブデモンストレーションも  今年のコンテストには、Food NetworkやNetflixの番組で活躍し、多数の受賞歴を持つパティシエ、ジュジャー・マン(Jujhar Mann)シェフが審査員として参加。サレー出身の同シェフは世界的なペイストリーマスターのもとラスベガスとパリで修業し、現在は人気店「Mann & Co. Bakeshop」を率いる。  マンシェフは審査だけでなく、来場者の前で技術を披露するライブデコレーション・デモンストレーションも2回実施。第一回はオープニングイベント後、第二回は12月7日の表彰式で行われる。 審査員を務めるジュジャー・マン(Jujhar Mann)シェフ Photo Gingerbread village showdown 今年のテーマは「私のお気に入りの映画」  2025年のテーマは「My Favourite Movie(私のお気に入りの映画)」。参加者は映画の名場面やキャラクターをすべてジンジャーブレッドで再現する。作品は上級ホームベーカー、学校グループ、ユースチーム、非営利団体、企業チームなど多様なコミュニティから出展される。  作品の展示期間は11月29日から12月7日までで、来場者は募金と引き換えにお気に入りのジンジャーブレッドハウスに投票できる。投票1件ごとに1ドルがサレー・フードバンクへ寄付され、ホリデーシーズンの家庭支援に役立てる。 昨年参加した小学生チームの作品 Photo Gingerbread village showdown 2025年の賞品とピープルズチョイス賞 ピープルズチョイス賞は、子どもチームから企業チームまで、すべての作品が対象。 「12 Days of Gingerbread」キャンペーンも開催 -投票者には賞品も 11月27日〜12月8日まで「12 Days of Gingerbread」キャンペーンが実施され、投票者は毎日抽選で賞品を獲得できる。12月8日には、250ドルのセントラルシティ・ギフトカードが当たるグランドプライズ抽選も行われる。キャンペーンの最新情報はSNSを通じて発信される予定。 地域を支えるホリデーイベントとして定着  ジンジャーブレッド・ビレッジ・ショーダウンは、創造性と地域愛にあふれた冬の恒例イベントとして高い人気を集めている。来場者はジンジャーブレッド作品を楽しみながら投票を行い、その寄付によってサレー・フードバンクを支援することができる。 イベントの詳細および今後のDSBIAイベント情報については、DSBIAサイトを参照のこと。 Gingerbread Village Showdown 場所:サレー市Central City Mall (10153 King George Blvd. Surrey ) 開催期間:11月29日~12月7日 オープニングイベントは11月29日午後1時。表彰式は12月7日。 - [バンクーバーの花火大会「Honda Celebration of Light」財政難のため無期限中止に 33年の歴史に幕 ](https://osanponewscanada.com/event-hondacelebrationoflight-cancelled/): 毎年130万人が訪れたバンクーバーの花火大会、無期限中止に 過去には日本の「灯屋煙火店」の優勝も Photo: Honda Celebration of Light バンクーバーで夏の花火大会を運営するVFFS(Vancouver Fireworks Festival Society)は11月26日、毎年130万人以上を動員する夏の人気イベント「Honda Celebration of Light」を財政難のため無期限で中止すると発表した。 無期限中止が発表された背景  前身の「シンフォニー・オブ・ファイヤー」時代を含めて30年以上続き、バンクーバーの夏の風物詩として市民や観光客に親しまれてきた同花火大会。国別対抗形式のため、毎年各国の一流花火師達が参加し、それぞれの国柄を反映した演出が話題を呼んでいた。過去には日本の『灯屋煙火店』も参加し2度優勝している。しかし近年は、制作費の高騰に加え、連邦政府助成金の廃止、州政府支援の大幅削減、さらに民間からの投資減少が重なり、深刻な財政難に直面していた。 運営団体のコメント:「もはや継続は不可能」  VFFS共同代表のマイケル・マクナイトさんは、「33年間にわたり、このイベントはバンクーバーの夏の中核であり、家族や友人、そして州内外、世界中から訪れる人々を結びつける共有体験でした」と語る。「この伝統を終わらせることは非常につらい決断ですが、もはや継続は不可能です。」とも。  イベント制作を担ってきたBrandLIVEは、チケット制の座席や観覧ラウンジ、企業向けホスピタリティなどを導入し、追加収益の確保によってフェスティバルを維持しようと試みてきた。しかし政府および民間からの資金提供が減少する中では、無料イベントの運営を維持するには至らなかった。  VFFSは、2026年開催に向けて、主要サプライヤーや花火演出の予約に即時の資金コミットメントが必要となるため、これ以上前進できないと判断した。  「この決断を下すことがどれほどつらいか、言葉では言い表せません」と、Honda Celebration of Lightエグゼクティブ・プロデューサーのポール・ラナルズさんは述べる。「私たちのチーム、ボランティア、パートナー、そして毎年このイベントに心血を注いできたすべての人々にとって、これは個人的な痛みを伴うものです。しかし、VFFSとBrandLIVEは、フェスティバル継続のためあらゆる選択肢を使い果たしました。財政状況を透明化することで、政府やパートナーが長期的な解決策を模索し、将来的にホンダ・セレブレーション・オブ・ライトがより強く、持続可能な形で復活することを願っています。」  同イベントは、年間130万人の来場者のうち20万人が州外からの観光客で、年間2億6,500万ドル以上の経済効果を生み出していた。ホテル稼働率への貢献、州税収入の増加、国別対抗大会であるため年間14億件にのぼる世界的メディア露出もあり、BC州に約2億4,000万ドル相当の広告価値をもたらしたとされ、今後は観光業への影響も懸念される。  主催者は、過去13年間にわたりタイトルスポンサーとして本イベントを支え、ブリティッシュコロンビア州内外の数百万人に忘れがたい思い出を提供してきたホンダへ、心からの感謝を表明しています。また、長年にわたるConcord、Tymac、バンクーバー市、バンクーバー公園局、そして安全確保に尽力してきた緊急サービスパートナーの継続的な支援にも深く感謝を伝える。 - [Vancouver Whitecaps BCプレースで観戦パーティー開催 西カンファレンス決勝戦を応援しよう!](https://osanponewscanada.com/vancouver-whitecaps-watchparty/): バンクーバー・ホワイトキャップス サンディエゴFC戦 観戦パーティー開催 11月29日、BCプレースで6時キックオフ チケットは$10  Photo: Vancouver Whitecaps バンクーバー・ホワイトキャップスFC (Vancouver Whitecaps FC) は11月29日、BCプレースで、「MLSカップ・プレーオフ西カンファレンス決勝・サンディエゴFC戦」の公式ビューイングパーティーを開催する。Eldinger社の主催。 開場は午後5時、キックオフは午後6時。 会場:BC Place (777 Pacific Blvd. Vancouver ) 会場では家族向けのエンターテインメント、割引価格のコンセッション、そして先着1万5,000名にラリータオルが配布されるなど、ホームゲームさながらの熱気を体験できる内容となっている。 ■ チケットは「税・手数料込みで$10」 チケットは$10(税・手数料込み)収益はホワイトキャップスFC財団に寄付される。 チケット販売スケジュールは以下の通り: BC Place Photo: Osanpo News Canada! 歴史的勝利の勢いそのまま、クラブ史上初の快挙へ ホワイトキャップスがMLS西カンファレンス決勝に進出するのはクラブ創設以来初。決勝の勝者は、12月6日(土)に行われるMLSカップへ進出する。 GK高丘陽平を擁するホワイトキャップスは11月22日、BCプレイスに詰めかけたクラブ史上最多の53,957人の前で、ロサンゼルスFCを相手に2–2からのPK戦を制し、西決勝への切符をつかんだ。今季はバイエルンからトーマス・ミュラーも移籍しており現在MLSでも最も勢いのあるチームのひとつ。 一方、対戦相手のサンディエゴFCも、32,502人の満員のホームスタジアムでミネソタ・ユナイテッドFCに1–0で勝利し、次のステージへ進んでいる。 サンディエゴFCとのプレーオフ対戦は初 MLSのプレーオフで両チームが対戦するのは今回が初めてだが、バンクーバーはレギュラーシーズンで5–3で敗戦、1–1で引き分けと、これまで勝ち星を挙げられていない。 両都市のクラブがプレーオフで顔を合わせるのは歴史的には5度目で、NASL時代やUSLの「86ers」時代に何度も激戦が繰り広げられている。 MLSカップの開催地はどこに? レギュラーシーズンでより多くの勝点を獲得したチームが開催権を持つ。 29日に行われる東カンファレンスの決勝でインテル・マイアミCFがニューヨーク・シティFCを下せばマイアミ開催、NYCFCが勝ち上がった場合は、西カンファレンス決勝の勝者がMLSカップを主催する。(**ホワイトキャップスがメッシ率いるマイアミと決勝を戦う場合は、バンクーバー開催とはならない) 試合やイベントの詳細は、Vancouver Whitecaps公式サイトおよびSNSで随時更新される。 公式サイト:whitecapsfc.comSNS:@WhitecapsFC BC Place : Photo Osanpo News Canada! - [バンクーバーで台湾のダンスカンパニーHung Danceによる「Birdy」を初上演](https://osanponewscanada.com/artsandculture-vancouver-birdy/): バンクーバーで台湾のダンスカンパニーHung Danceによる「Birdy」を初上演 Dance House Hung Dance BIRDY Photo by Luk HUNAG  バンクーバーのダウンタウンにある劇場、Vancouver Playhouse で11月28・29日に、台湾のダンスカンパニー、Hung Danceによる作品『Birdy』を上演する。北米ツアーの一環で、Dance House の主催。  『Birdy』は、自由と抑制の鮮やかな対比を描く作品で、台湾の伝統文化と現代舞踊の融合が見どころ。作品では「Ling Zi」と呼ばれる精巧な頭飾りを使用。これは中国伝統演劇で武士の力と技を象徴する4フィート(約1.2メートル)のキジの尾羽を組み込んだもので、舞台上で自由の閃光と歴史の重みを同時に表現する。  エレクトロニカと中国の古典音楽を融合させた本作『Birdy』では、打楽器の再解釈と太極拳を現代舞踊に巧みに組み合わせている。伝統から現代への旅路を描き、社会が新たに階級や自由、制約を再定義する力を得ると同時に、バランスとアイデンティティを模索する力強いメッセージを伝える。  Hung Danceは2017年、振付家のライ・ホンチョンさんによって設立された。同団の振付は武術、京劇、伝統的文化象徴から引き出されている。Dance Houseは、バンクーバーの観客と地元アートコミュニティを、卓越性、革新性、国際的評価を誇る優れたダンス団体とつなげており、舞台上の公演に加え、観客や地元の芸術コミュニティがアーティストや作品と交流できるさまざまな機会も提供している。  『Birdy』はバンクーバー公演に加え、2025年に北米各地でツアー公演が行っており、ビクトリア、ワシントン州、コロラド州、テキサス州、ユタ州、アリゾナ州を巡る。 Dance House Hung Dance BIRDY Photo by Luk HUNAG Hung Dance’s 『Birdy』 開催日:11月28・29日 8:00 pm  (各日7:15 pm からプレトークも行う) 場所: Vancouver Playhouse  (600 Hamilton St. Vancouver ) 料金 $40.75 ~ チケットの購入、詳細はDance House サイトまで - [今年も行って来た!バンクーバー・クリスマスマーケット2025 多彩なフードや屋台が並ぶ  ](https://osanponewscanada.com/vancouver-christmasmarket-25open/): Vancouver Christmas Market 2025 今年もオープン Vancouver Christmas Market が今年もオープン。サンタさんにも会えます。撮影Osanpo News Canada!  バンクーバーの冬の定番イベントとして高い人気を誇る 「バンクーバー・クリスマスマーケット(Vancouver Christmas Market)」 が、今年もダウンタウン、ウォーターフロントの Jack Poole Plaza にオープンしました。毎年多くの観光客や地元の人々が訪れるこのマーケットは、ドイツの伝統的なクリスマス文化を体感できるスポットとして知られています。この記事では、2025年の特徴や見どころ、実際に訪れた感想 をお届けします。 バンクーバー・クリスマスマーケットとは? 「バンクーバー・クリスマスマーケット」は、11月中旬から12月下旬にかけて開催される冬季限定イベントです。会場には可愛い木製小屋が並び、ホリデー雑貨、クラフトアート、ドイツの伝統グルメなどが所狭しと並びます。街がホリデーシーズンに染まるこの時期、バンクーバーの冬の観光スポットとしても人気が高いイベントです。 主な見どころ ドイツ直輸入オーナメントやクラフトの専門店が充実 今年も、ハンドメイドの木工細工やガラス細工、クリスマスオーナメントが豊富にそろっています。クリスマスプレゼントや自分へのお土産を探すのにもぴったり。 豊富な写真スポット クリスマスピラミッド。1階部分ではグリューワインを販売、2階ではライブミュージックの演奏が行われています。 巨大クリスマスツリー イルミネーションで装飾されたツリーは、中が空洞で通り抜けもできます イルミネーショントンネル インスタ映えもばっちりなため、通りながら動画を撮る人が多数です カルーセル キラキラと回るカルーセルは、大人でも乗りたくなる可愛さ グリューワインや本場ソーセージなどフード屋台も充実 クリスマスマーケットといえば外せないのがドイツグルメです。 Vancouver Christmas Marketペローギーとチュロスは寒い夜にもぴったり撮影Osanpo News Canada! 夜はライトアップで幻想的な雰囲気に  日が暮れるとイルミネーションがいっそう輝きを増し、ロマンチックな雰囲気が広がります。カップルでのデートはもちろん、子ども連れにも人気で、毎年おなじみのカルーセル、クリスマスツリーの通り抜けも賑わっています。 Vancouver Christmas Market のクリスマスツリーとクリスマスピラミッド 撮影Osanpo News Canada! 実際に訪れて感じたこと  初日の夕方に訪れましたが、会場はすでに多くの人でにぎわっていました。童心に帰ってサンタさんと写真を撮ったり、カルーセルに乗ってみたり、クリスマスツリーをうっとりと眺めてみたり、クリスマスのワクワクがたくさん詰まっている場所でした。温かいグリューワインを片手に屋台を巡ると、気さくなお店のスタッフと会話ができたり、ここでしか出会えないクラフト作品を見つけたりと、楽しいサプライズにも満ちた時間が過ごせました。  特に印象的だったのは、日が暮れてくると会場全体が暖色のライトに包まれ、写真を撮るだけでも十分楽しめる雰囲気 だったことです。ソーセージやスイーツの香りが漂う中を歩いていると、まるでヨーロッパのマーケットにいるようで、冬の寒ささえ楽しさに変わる瞬間が多くありました。 冬のバンクーバーに来るなら外せないイベント 「バンクーバー・クリスマスマーケット」は、観光客にも地元住民にも愛されるホリデーイベント のひとつです。ショッピング、グルメ、写真映え、家族レジャーと、誰が訪れても楽しめる要素がそろっています。 冬のバンクーバーを満喫したい方は、ぜひ足を運んでみてください。 ホリデー気分が一気に高まる、心温まる時間を過ごせます! 会場は海辺で寒いので、暖かくしてお出かけください。 チケットの購入、イベントのスケジュール等は、クリスマスマーケットサイトから! 入場料: 税込み $6.66~  6歳以下は無料   ***チケットの料金は、日付と入場時間により異なります 平日の早めのエントリーの方が料金安めです! 11月13日~30日までのみ有効のプレシーズンパス$15.99、フルシーズンパス$32.99 、ファミリーシーズンパス$84.99 もあり Happy Hour Eats おすすめ! いろいろ少しずつ食べてみたい方には、少な目の量のお料理が通常よりディスカウント価格で試せるHappy Hour Eatsもおすすめ! 12月5日までは4:00 pm~ 6:00pm、12月6日~18日は11:30 am ~1:30 pmがハッピーアワーなので、この時間に合わせた入場チケットを購入して楽しんでください。     期間: 2025年11月13日(木)〜12月24日(水)  場所: Jack Poole Plaza(1055 Canada Place, Vancouver)バンクーバー・コンベンションセンターの横     Vancouver Christmas Market サイト - [「STOMP」とは?バンクーバー公演が話題のリズム溢れるパフォーマンス](https://osanponewscanada.com/event-vancouver-stomp-intereview/): バンクーバーで「STOMP」公演が話題-世界53カ国で愛されるリズムのショー 今年で30周年を迎える バンクーバー公演を前に取材に応じたSTOMPのパフォーマーの皆さんと、クリエイターのクリエイターのスティーブ・マクニコラスさんとルーク・クレスウェルさん(前列)撮影Osanpo News Canada! バンクーバーで「STOMP」ストンプ公演 リズム・動き・コメディのパフォーマンス   バンクーバーのクイーンエリザベス・シアターで11月14日から「STOMP(ストンプ)」の公演が始まり、音と動きを融合させた迫力のパフォーマンスが観客を魅了している。バンクーバーでの公演を前に創設者でクリエイターのスティーブ・マクニコラスさんとルーク・クレスウェルさん、パフォーマーの皆さんが取材に応じた。  「STOMP」は1980年代後半に、ロンドンのストリーパフォーマンスから誕生した。バケツ、ごみ箱、デッキブラシ、ビニール袋、ショッピングカートなど、日常の身近な物を楽器に見立ててリズムを生み出すダイナミックなショーは、これまで世界53カ国で1500万人以上を動員。2025年8月には、東京と大阪でも公演し、日本でも話題を呼んだ。 バケツ、ごみ箱、ビニール袋、日常が楽器になる瞬間は驚きの連続  バンクーバーでのショーは、デッキブラシを地面にこすりつける音から始まった。次第に打楽器的なリズムへと発展、そしてブラシの柄が打ち合う音が交差。舞台上のキャストは時に激しく、時にコミカルに動き、ジャグリングの様な要素も加わる。リズムが広がるにつれ、客席では体を揺らす人や足でテンポを刻む人が少しずつ増え、そして笑顔や驚きの表情がどんどん広がっていった。  楽器を使っていないのに、いつの間にかメロディーが聞こえ、セリフがないのに思わず大笑いする―約100分間のショーは、まさに「言葉ではなくリズムで伝える」パフォーマンスだ。  クライマックスではリズムが一気に加速し、広い会場にもかかわらず、観客が舞台のキャストと一体になってバケツを叩いているような錯覚に陥るほど。終了した後の観客は皆興奮気味で、満足気な笑みを浮かべていた。きっと家に帰って、バケツや机をたたいてリズムを刻みたくなった来場者も多いのではないだろうか。 最後まで目が離せない迫力満点のバンクーバー公演でした。最後は会場の観客も巻き込んでドラムと共に手を叩いていました。撮影Osanpo News Canada! ストリートから世界へ―創設者2人が語る始まりと歩み  STOMPを創り上げたのは、スティーブ・マクニコラスさんとルーク・クレスウェルさん。1980年代後半に、イギリスのストリートでバンド活動をしながら始めた当時について、クレスウェルさんはこう振り返る。 「ストリートにあったゴミ箱を叩いてリズムを奏でていたのが始まりでした。そのうち誰かがやってきて一緒に周りの物を叩き始めたりして、どんどんパフォーマンスが広がっていった。その時、見ている人もすごく楽しんでいるのがわかりショーとして形にしてみようと思ったんです」  1991年にエディンバラフェスティバルでコメディミュージカルとして初演、各地のフェスティバルで注目を集めた。マクニコラスさんは「最初の頃はたくさんのフェスティバルを回った。カナダにも初期の頃モントリオール、トロントと来ましたね」と懐かしそうに語る。その後、世界中のフェスティバルや劇場で公演を重ね、ロンドンのウェストエンド、ニューヨークのオフ・ブロードウェイにも進出。エミー賞、オビー賞、ローレンス・オリヴィエ賞など、多くの賞を受賞し、世界の観客を魅了してきた。  世界中で愛され続ける理由について、マクニコラスさんは「STOMPにはコメディの要素が多く盛り込まれている。リズムとコメディは言葉を越えて楽しめるものなんです」と説明。クレスウェルさんも「何度観ても新しい楽しさを見つけてもらえるのも、支持されている理由かもしれません」と続けた。  今年で30周年を迎えるSTOMPについて、マクニコラスさんは「ここまで本当に、素晴らしい旅路でした」と感慨深げ。一方クレスウェルさんは、「若い頃に作ったショーなので、もう自分たちがステージに立つのは難しいけれど」と笑いながら、「今はたくさんの若い素晴らしいパフォーマーが引き継いでくれている」と頼もしそうに語る。今年のクリスマスにはパリ、来年にはカナダ東部での公演も予定しており、二人は「日本にもまた是非行きたいと考えている」と明かした。  STOMP創始者でクリエイターでもある、スティーブ・マクニコラスさん(左)とルーク・クレスウェルさん(右)撮影:Osanpo News Canada!    STOMPパフォーマーさんが伝える見どころーリズムを感じて、笑って、ショーの一部となって楽しんで STOMPのメンバー歴24年(!)というアンドリュー・パトリックさんと、やはり10年超というケード・スラッテリーさんにも見どころを伺った。  パトリックさんは。「STOMP がユニークなところは言葉を使わず、音と動きで観客とコミュニケートするところです。セリフがないのに、いろいろなキャラクターが出てくるところも見どころですね」と話す。  休憩無しで迫力あるパフォーマンスを繰り広げるステージ。大変なところは?との問いにはスラッテリーさんが「大きなドラム缶にスキーブーツをつけて履くところがあるんですが、筋力と集中力を必要とするし、あそこは結構大変ですね」と話せばパトリックさんも「中盤の盛り上がるエネルギッシュな部分だし同感ですね」と返す。(編集注釈**本番では本当に巨大なドラム缶を履いてステップを踏んでいて、ステージは圧巻の一言でした!)  パフォーマーたちのバックグラウンドは、ドラマー、タップダンサー、ミュージシャン、コメディアン、と様々だという。「いろいろな人が集まって得意な分野でステージに貢献しているし、お互いの得意な分野から学びあっていますね」(スラッテリーさん)とチームワークの良さも話す。  二人は「このショーはただじっと見ているだけのショーではありません。リズムを感じて、笑って、観る人にもショーの一部となって楽しんでほしい」と呼びかけた。 体力的にもかなり大変だというこのシーン。とても迫力がありました Photo: STOMP  体で音を感じる、劇場でしか味わえない公演 「観る」「聴く」だけでなく、「音を体感する」ことができるSTOMP。身近な物が秘めた音の可能性、そして劇場でしか味わえない“生のリズム”を全身で堪能できる公演だ。 STOMP Vancouver 開催日:11月14日~16日 11月14日 8:00 pm 15日 2:00 pmと 8:00 pm の2公演 16日 2:00 pm 場所:Queen Elizabeth Theatre (630 Hamilton St. Vancouver ) チケット $41.90 ~ チケットの購入と詳細はSTOMP公式サイトまで - [【IndieFest 2025】バンクーバーで、パフォーミングアーツ・フェスティバル開催](https://osanponewscanada.com/event-vancouver-indiefest2025/): バンクーバーで、パフォーミングアーツ祭「IndieFest 2025」 テクノロジーとアートの融合 11月20日~29日にバンクーバー市内各所で開催 IndieFest 2025: A workshop performance of Inferno at IndieFest 2023. Photo by Pedro Augusto Meza バンクーバーの re:Naissance(ルネサンス) は11月20日〜29日まで、バンクーバー市内各所でパフォーミングアーツの祭典「IndieFest 2025(インディフェスト)」を開催する。 新時代の物語表現を切り拓く「IndieFest」とは 第6回目となる今年のテーマは「Colliding Art Forms(ぶつかり合う芸術形態)」。音楽、演劇、デジタルアートなど異なるジャンルが交差し、アートとテクノロジーの融合が生み出す“新しい物語体験”を探る。 創設芸術監督のデビ・ウォン氏は、「バンクーバーでは、芸術コミュニティがそれぞれの分野に閉じこもって活動していいる光景をよく目にします。私たちのフェスティバルは、その現状を打ち破るために設計されています。パフォーミングアーツの未来は、異なる表現が交わる“衝突”の中にあると信じています」と語る。AIやデジタル技術の進化によって創作環境が変化する今、IndieFestはアーティストと観客がともに体験し、考え、つながる場として注目を集めている。 『Inferno: A Hip Hop Opera』が世界初演 今年の目玉は、オマリ・ニュートンとエイミー・リー・ラヴォワによる『Inferno: A Hip Hop Opera』。AIによる著作権侵害や創作者の声の消失という現代的テーマを、ダンテの『神曲・地獄篇』をモチーフに再構築した。舞台はSpotify風の音楽企業本社。作品の権利を奪還しようとする二人の主人公が、ヒップホップの詩的な言葉とオペラの情感豊かな音楽で「地獄」を旅する。上演後には楽曲のアルバム配信も予定されており、フェスティバルの枠を超えた広がりを見せる。 ループペダルで物語を紡ぐ『Willilish’d』 音楽デュオ As and When(アズ・アンド・ウェン) による新作『Willilish’d』は、ループペダルと子守唄を用いた没入型パフォーマンス。「記憶」「母性」「変化」をテーマに、断片的な旋律がリアルタイムで重なり合い、観客の目の前で新しい物語が生まれていく。観客はループペダルの操作を通して、新しい物語が予期せぬ形で立ち上がっていく瞬間を目撃する。 IndieFest 2025:Teiya Kasahara in a workshop performance of Inferno. Photo by Pedro Augusto Meza アート×デジタルの融合体験も デジタルメディアセンター「DigiBC Creative Tech Studio」では、アートとテクノロジーの融合を体感できる展示を展開。タイラー・スーンによる12万個のLEDライト彫刻「Voxelite」や、先住民アーティストによる壁画「Imagining Good Futures:Thunderbird Dreams」など、音・光・動きが連動するインタラクティブな作品が登場する。また、新作開発中の作品を紹介する恒例企画「Future Mythologies」も開催。Chapel Sound Art FoundationやElectronic Music Incubatorプログラム「Notebook」とのコラボにより、電子音楽と神話的世界観の融合を探る。 未来のストーリーテリングがここに 多様な文化、技術、感性が交わるIndieFestは、まさに“アートの交差点”。AI時代における創作の意味を問い直しながら、観客に新しい物語体験をもたらす10日間となりそうだ。 IndieFest 2025 開催期間:11月20日~29日 Opening Gathering: Pop-Up Performances  開催日時:11月20日 6:30pm 場所:DigiBC Creative Tech Studio (577 Great Northern Way)  Willilish’d 開催日時:11月21日 7:30pm、11月22日 7:30pm  場所: DigiBC Creative Tech Studio (577 Great Northern Way) Future Mythologies 開催日時:11月26日 7:30pm 場所: […] - [STOMPがバンクーバーで公演!クイーンエリザベス・シアターで11月14日〜16日](https://osanponewscanada.com/event-vancouver-stomp/): バンクーバーでSTOMP公演 音と動きが響き合う、躍動感あふれるパフォーマンス パーカッション、コメディ、ダンスー音と動きが響き合うパフォーマンス Photo: STOMP バンクーバーのクイーンエリザベス・シアターで11月14日から16日、世界的パフォーマンス集団「STOMP(ストンプ)」の公演が行われる。 世界を魅了する「STOMP(ストンプ)」 1991年にイギリスのストリート・パフォーマンスとして誕生した「STOMP」は、バケツ、デッキブラシ、ごみ箱など、身の回りのものを楽器に見立てて、リズミを奏でることで知られる。これまでに世界50か国以上で上演、延べ2800万人を超える観客を魅了。エミー賞、おびー賞、ローレンス・オリビエ賞など、数々の賞にも輝いてきた。 パーカッション、動き、そしてビジュアル・コメディを融合させ、独自の現代的リズム表現を確立した「STOMP」。日常にある家庭用品や工業製品が、個性豊かなボディ・パーカッショニストたちの手によって楽器として新たな命を吹き込まれる。共同創設者・演出家のルーク・クレスウェルさんは「音の出るものであれば、何でもリズムを生み出せる」と語る。 バケツやホウキが楽器に変身!独創的なリズムパフォーマンス 硬い毛のホウキがシンクロして“掃除のオーケストラ”を奏で、8つのジッポライターが開閉を繰り返して“炎のフーガ”を生み出す。木の棒が打ち鳴らされ、リズミカルな爆発がステージを包み込む。伝統的な打楽器を一切使わずに、唯一無二の音世界を作り上げる「STOMP」のステージは、音の旅であり、日常を祝福するパフォーマンスでもある。言葉を使わず、身体とリズムで語り合うコミカルでエネルギッシュな物語を、ぜひ体感してほしい。 Photo: STOMP STOMP公演 11月14日 8:00 pm 15日 2:00 pmと 8:00 pm の2公演 16日 2:00 pm 場所:Queen Elizabeth Theatre (630 Hamilton St. Vancouver ) チケット $41.90 ~ チケットの購入と詳細は公式サイトまで STOMPサイト Photo: STOMP - [エア・カナダが『ズートピア2』特別塗装機を発表 ディズニー最新作とコラボ](https://osanponewscanada.com/news-air-canada-zootopia-plane/): ディズニー『ズートピア2』仕様の飛行機が登場!エア・カナダが特別塗装機を公開 ディズニー最新作「Zootopia 2 」とのコラボ バンクーバー、トロント、モントリオールなどで運行予定 Photo: Air Canada  エア・カナダは、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作『ズートピア2』(11月26日公開)とのコラボレーションとして、特別塗装を施したエアバスA220型機を発表した。今回の機体は、映画の世界観を反映した鮮やかなデザインが特徴で、モントリオールやトロント、オタワ、バンクーバーに加え、ロサンゼルス、ニューヨーク・ラガーディア、デンバー、ボストンなど北米の主要都市を運航予定だ。 エア・カナダ×ディズニー、新たなコラボが実現  エア・カナダのブランド担当バイスプレジデント、アンディ・シバタ氏は「この特別塗装機は、ディズニーとの幅広いパートナーシップにおけるエキサイティングな新たな一歩です。旅は物語と同じように、想像力、つながり、そして魔法に満ちています」とコメント。「ディズニーファンや旅を愛するご家族の皆さんとこの瞬間を共有できることを誇りに思います。映画の公開が待ち遠しいですし、ズートピアの世界で私たちの航空会社にそっくりな“特別な航空会社”を見つけるのが楽しみです」とも。 ズートピアの仲間たちが空へ!北米各地で運航予定  今回の特別塗装機( Fin 138)は、人気キャラクターのジュディ・ホップスやニック・ワイルドなど、映画の登場キャラクターが描かれたデザイン。カナダ国内外の主要都市を結びながら、まるで映画の世界を飛び回るような体験を提供する。空港や上空で見かけた際には、ファンならずとも思わず写真を撮りたくなる仕上がりだ。 Photo: Air Canada 『ウィッシュ』『私ときどきレッサーパンダ』に続く第3弾コラボ  エア・カナダとディズニーの特別塗装機は今回で3作目。2023年には『ウィッシュ』、2022年には『私ときどきレッサーパンダ(Turning Red)』をテーマにした特別機をお披露目しており、映画と空の旅を組み合わせた体験を提供し続けている。 アエロプラン会員限定キャンペーンも実施  さらに、エア・カナダは同社のロイヤルティプログラム「アエロプラン(Aeroplan)」会員を対象に、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートへの旅が当たる特別キャンペーンを開催。当選者には、ディズニー・アニマルキングダム・テーマパークの新4Dショー「ズートピア:ベター・ズーゲザー(Zootopia: Better Zoogether)」体験などの賞品が贈られる。 『ズートピア2』は11月26日劇場公開  『ズートピア2』は、11月26日より劇場限定で公開予定。ジュディ・ホップスとニック・ワイルドの新たな冒険が、再びスクリーンに帰ってくる。チケットはCineplex サイトで販売中。 - [2月1日まで開催延長!バンクーバーでハリー・ポッター体験「Harry Potter™: A Forbidden Forest Experience」開幕 スタンレーパークが「禁じられた森」に](https://osanponewscanada.com/event-harrypotter-and-forbiddenforest-vancouver/): バンクーバーでハリー・ポッター体験型イベント スタンレーパークが「禁じられた森」に 好評につき2月1日まで開催延長に バックビークにお辞儀もちゃんとできました!Harry Potter™: A Forbidden Forest Experience in Vancouver /Photo: Osanpo News Canada! バンクーバーのスタンレーパークで11月7日、「ハリー・ポッター」の世界に没入できる体験型イベント「Harry Potter™: A Forbidden Forest Experience」がスタートしました。開始前プレビューイベントに行ってきたので、中の様子をレポート! 追記:現在Back 2 School sale で平日の子どもチケットが25%オフになっています!大人のチケットと週末のチケットも20%オフ!チケットの購入は下記リンクからどうぞ。 スタンレー・パークの森が「禁じられた森」に 全長約1.3キロメートルのトレイルを歩きながら、まるで「ハリー・ポッター」の世界に迷い込んだかのような魔法体験が楽しめるこのイベント。道中では、魔法生物との出会いや、杖を掲げて呪文を唱えるインタラクティブな仕掛けも満載。映画の名シーンからの音声や音楽が流れ、登場人物や魔法界の生き物たちが姿を現すなど、細部まで幻想的な世界感が再現されています。 まずはバタービールをいただいてから、いざ出発。Harry Potter™: A Forbidden Forest Experience in Vancouver /Photo: Osanpo News Canada! 呪文を唱えて楽しむスポットも! ライトアップされたトレイルに足を踏み入れると、そこはまさにマジカルな世界。森を歩くユニコーンを見つけたり、バックビークにお辞儀をしてみたり、おなじみの生き物やキャラクターがあちらこちらに登場し、見つけるたびに楽しい気分に。 魔法の呪文を唱えてみるスポットも数か所あります。映画さながらの湖で「エクスペクト・パトローナム!」を叫びパトローナスを呼び出す体験はハリポタファンならきっと感動するはず。(そしてここでは、あの方のパトローナスを見かけることができるかも!?) Harry Potter™: A Forbidden Forest Experience in Vancouver /Photo: Osanpo News Canada! 映画や本に登場した様々な生き物を見つける楽しさも Harry Potter™: A Forbidden Forest Experience in Vancouver /Photo: Osanpo News Canada! ジョン・ウィリアムズらによる映画音楽が流れ雰囲気を盛り上げる中、ハリー、ロン、ハーマイオニーらと仲間たち、さらにはヴォルデモートの声など、印象的なシーンの音声が次々と再生され、物語の世界へと誘います。本で読んだあの場面、映画で観たあのシーンを思い出して、夢中になった「ハリー・ポッター」の世界感がどんどん蘇ってきます。 屋内の施設ではなく、本物の森を舞台にしているこそ味わえる臨場感も魅力。シリーズでたびたび描かれた「禁じられた森」を、実際に訪れたような気分になる体験です。 ここには書ききれない、たくさんの驚きがちりばめられた、ハリーポッターの魅力満載のイベントです。ハリーポッターファンの方もそうでない方も、バンクーバーでの開催はこの冬限定なので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。 光で彩られた幻想的なトレイルが続きます。バタービールももちろんあります。特別マグは$15。Harry Potter™: A Forbidden Forest Experience in Vancouver /Photo: Osanpo News Canada! 会場情報と楽しみ方 体験所要時間は、およそ60分~90分。雨の日も傘を差して楽しめますが、砂利道や水たまりがあるため、歩きやすいブーツや防水の靴で行かれることをおすすめします。 ギフトショップは2か所。トレイル入口にはホグワーツのマフラーや杖、傘などを販売する小さなショップ、出口にはゆっくりお土産を選べる大きなショップが設けられており、ぬいぐるみやマグカップ、かえるチョコレートなども販売。 エントランス広場(終了時にも戻って来ます)には、バタービールやホグワーツの寮をテーマにしたホットチョコレート、ソーセージやチキンなどの軽食が楽しめる屋台もあり。出発前、または体験後の一休みにもぴったりです。 いろいろなアイテムが充実したショップはお土産探しにもぴったり。Harry Potter™: A Forbidden Forest Experience in Vancouver /Photo: Osanpo News Canada! Harry Potter™: A Forbidden Forest […] - [バンクーバーの人気アートフェス「Eastside Culture Crawl 2025」11月20日から開催](https://osanponewscanada.com/artsandculture-eastsideculturecrawl25/): 「イーストサイド・カルチャー・クロール」 500名以上のアーティストがスタジオを公開 バンクーバーでアートを巡る4日間 Eastside Culture Crawl 2024, Gore Studio, Loudly Insecure Photo:by Wendy D provided by Eastside Arts Society バンクーバーで毎年恒例のアートイベント「イーストサイド・カルチャー・クロール(Eastside Culture Crawl)」が、11月20日から23日まで開催される。主催はイーストサイド・アーツ・ソサエティ(Eastside Arts Society/EAS)。今年で29回目。 500人を超えるアーティストが参加し、イーストサイド・アーツ・ディストリクト(Eastside Arts District/EAD)に点在する80棟以上のスタジオを一般公開する同イベント。写真、絵画、ガラス作品、陶芸、テキスタイルなどの作品を展示し、れる人々に多彩なアート体験を提供する。 芸術の息づく街・イーストサイドへ イーストサイド・カルチャー・クロールは、毎年45,000人が来場する秋のバンクーバーで最も人気のある文化イベントのひとつ。会場は、コロンビア・ストリート、1stアベニュー、ビクトリア・ドライブ、ウォーターフロントに囲まれたイーストサイド・アーツ・ディストリクト(EAD)。 この地域は、バンクーバーで最も多くのアーティスト、デザイナー、パフォーマー、クラフト作家、文化制作者が集まる地域として知られ、国内でも創造性とインスピレーションに満ちた地区として高く評価されている。来場者はエリア内のスタジオを周りながら、作品を見るだけでなく、アーティストたちから作品や制作について、話を聞くこともできる。 Eastside Culture Crawl 2024, Shady Acres, Touching Sound Photo:by Wendy D provided by Eastside Arts Society 多彩な関連イベントも開催 「Take Flight」募金イベント(10月7日〜11月4日) 無料開催を支えるアート募金企画「Take Flight」では、オンライン・サイレントオークションや人気の「Art Roulette(アートルーレット)」抽選会を実施。 オークションには、バンクーバー美術館のキュレーターによるプライベートツアー、The Ivy on Parker Guest Houseでの宿泊券、Fluevogのギフト券など、豪華なアイテムが並び、アートルーレットでは、EADのアーティストが寄贈した30点のオリジナル作品の中から、チケット購入者全員が必ず1点の作品を手に入れることができる。 「Preview Exhibition」プレビュー展(11月6日〜30日:期間は会場により異なる) 今年のテーマは「Passion, Reason, Idiocy(情熱・理性・愚かさ)」。Pendulum Gallery、The Cultch、Alternative Creations Galleryの3会場で、78名のアーティストによる審査制展覧会が開催される。アーティストたちが自身の感情や理性、時に愚かさまでもテーマに制作した作品を展示する。 映像プログラム「Moving Art: Unity」(11月13日〜16日) 第12回となる映画&映像展では、テーマを「Unity(結束)」とし、Lumiere Festivalの会場で屋外上映を行う。アナログ手法を駆使した作品や共同制作による短編映画など、8名の映像作家が多様な視点から「Unity」を表現する。 トークシリーズ「Talking Art」(11月5、12、13日にオンライン配信) アーティストたちの実践を掘り下げるトークシリーズ「Talking Art」は、オンラインで配信される。アナログ映画の共同制作、場所性をめぐる創作、そしてコミュニティの中での創造といったテーマで、アーティスト同士の対話が行われる。 陶芸や絵画、ステンドグラスなどの体験ができる「Demos &Workshops 」、子ども向けのワークショップ「Stido 101 」なども実施する。 Eastside Culture Crawl 2024, Pot Spot Studio, Wheel Throwing Photo:by Wendy D provided by Eastside Arts Society 創造の現場を開放する、地域密着型のアートフェスティバル イーストサイド・カルチャー・クロールは、単なる展覧会ではなく、「創造の現場を見せる」フェスティバル。作品だけでなく、制作過程やアーティストの日常、その背景にある物語まで体感できるのが魅力だ。 初めて訪れる人も、毎年足を運ぶ常連も、きっと新しい発見とインスピレーションを得られる芸術の秋にぴったりなイベントだ。 イベントの詳細、スタジオとアーティストの情報、関連プログラムの詳細は公式サイトへ。 Eastside […] - [ティムホートンズが「TimShop」をトロントにオープン!アパレル、限定ホリデーグッズなど販売](https://osanponewscanada.com/news-timhortonspopupstore/): Tim Hortons 初のポップアップストア「TimShop」をトロントにオープン ぬいぐるみや期間限定ホリデーセーターなども販売 First-of-its-kind Tim Hortons pop-up merch store is now open at the CF Toronto Eaton Centre through to the end of the holiday shopping season (CNW Group/Tim Hortons) カナダの国民的コーヒーチェーン 、ティム・ホートンズ(Tim Hortons) が、初のポップアップ・マーチャンダイズストア 「TimShop(ティムショップ)」 をオープンした。場所は、トロントのダウンタウンにあるショッピングモール CFトロント・イートンセンター(CF Toronto Eaton Centre)で、ホリデーシーズン終了までの期間限定。 ティム・ホートンズ初のポップアップショップ「TimShop」 今回オープンした「TimShop」は、2023年にスタートした公式オンラインストア TimShop.ca の初の実店舗。普段オンラインでしか手に入らなかったティムズグッズを、実際に手に取って選べる貴重な機会を提供する。 アパレルやマグカップ、人気メニューのTimbitsをモチーフにしたグッズなど、ティム・ホートンズファンにはたまらない商品が店内に並ぶ。 また、今年のホリデーシーズン限定コレクションとして、 など、ここでしか手に入らない限定アイテムも多数販売する。 First-of-its-kind Tim Hortons pop-up merch store is now open at the CF Toronto Eaton Centre through to the end of the holiday shopping season (CNW Group/Tim Hortons 「TimShop Toy Truck」も期間限定で登場! ストアオープンを記念して、イートンセンター内では11月16日までの期間限定で、インタラクティブなショッピング体験を提供する 「TimShop Toy Truck(ティムショップ・トイトラック)」 も展開。人気のティムズメニューをモチーフにした 限定ぬいぐるみを販売しており、家族連れや観光客にも注目のスポットとなっている。 ティム・ホートンズ小売部門責任者のクリスティ・ソング氏は、「TimShopのアパレルやグッズは、カナダ各地のティムズ店舗で提供する美味しいコーヒーやドーナツ、そしてカナダの人々とティムズブランドのつながりから生まれました。このポップアップストアを通じて、お客様と直接つながり、ホリデーシーズンを共に祝えることを嬉しく思います。」とオープンを喜ぶ。 カナダの日常に深く根付いたブランド Tim Hortons カナダの日常に欠かせない存在、Tim Hortonsのポップアップストアは、“カナダらしさ”満点のお土産を選ぶのにもぴったり。 カナダに留学していた人や、観光で訪れたことがある人も、あのTim Hortonsのロゴを見ればきっと懐かしい気持ちになるはず! この冬、トロント・イートンセンターを訪れる予定の方は、Tim Hortons のグッズが買えるポップアップストアにぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 「TimShop」ポップアップストア 詳細 - [2025年版 トロントのクリスマスイベントまとめ!](https://osanponewscanada.com/event-toronto-christmasevents/): トロントのクリスマスイベント2025 クリスマスマーケットやツリー点灯など Photo: The Distillery Winter Village 11月に入り、街中では少しずつホリデーを迎える準備が進んでいるトロント。11月から楽しめる、トロントのダウンタウンで行われるクリスマスイベントをまとめました。クリスマス・マーケットや、ツリーの点灯式など、この時期ならではの楽しいイベントばかりです。 The Distillery Winter Village トロント、ディスティラリー地区で開催のクリスマスマーケット ユニオン駅から徒歩圏内。クラッシックな雰囲気のディスティラリー地区がウィンタービレッジに!ホリデーシーズンの幕開けを祝うクリスマスツリーの点灯式をはじめ、本場ドイツのような屋台グルメやポップアップショップでホリデー気分を満喫しよう! 場所: The Distillery District (55 Mill Street, Toronto)  11月13日 ~2026年1月4日 入場料:金・土・日曜(12月は木曜も)と12月15~31日の4:00pm 以降は入場料 $15 (9歳以下は無料)。12月8・9・10日、2026年1月1~4日は終日無料 ***12月4日~7日、12月11日~31日(25日は休業)の4:00 pm 以降は入場料が必要 これらの日の10:00 am~ 4:00 pm は入場無料 イベントスケジュールやチケットの購入、入場待ち時間(Entrance Wait Times )はサイトから The Distillery Winter Villageサイト CF Eaton Centre Tree lighting  イートンセンターの名物巨大クリスマスツリー 約35メートルの高さの輝くツリーと降り注ぐ雪、ライブミュージック、そしてサンタさんの登場でホリデー気分が一気に高まります。 11月14日から12月31日まで毎日、1:00 pm から毎時、雪と光のショーを開催 ツリーの前でプロによる記念撮影($10 )も実施します。 場所: CF Toronto Eaton Center (220 Yonge St, Toronto, ON, M5B 2H1) Santa Visits at CF Shopping Centre  CF系ショッピングセンター各店で サンタさんと写真撮影! 11月14日~12月23日まで $15 (デジタルフォト3点を含む)子どもたちにはPurdys ChocolatierとLEGOからのお土産がもらえる店舗も ショッピングセンターのサイトで事前予約が必要 CF Shopping Centreサイト St. Lawrence Market Holiday Market  トロントのローカルマーケットがホリデーマーケットに! 11月20日~12月22日まで トロントの台所として知られるセントローレンス・マーケット。ホリデーマーケットでは、通常の地元産食材に加えて、ローカルベンダーによるお菓子やアクセサリーや工芸品なども並びます。クリスマスプレゼントを見つけるのにもぴったり。 土・日曜はサンタさんとの無料写真撮影あり!(12時~3時) 無料のカルーセル、スケートリンク、野外映画の上映など盛りだくさん。 入場無料 木曜~日曜に営業  St. Lawrence Market Winter Market サイト CPKC Holiday Train  きらきらのホリデートレインがカナダを横断 カナダを横断しながら行く先々にホリデースピリットを届ける、話題のCPKCホリデートレインがトロントにも停車!きらきらにライトアップした列車のステージでは、ジェイド・イーグルソンとティーゲン・ゲイズによるライブが開催されます。無料イベントですが、フードバンクへの寄付を集めるチャリティー目的なので、寄付(缶詰など)の持参もお忘れなく! 場所: 750 […] - [バンクーバー・クリスマスマーケット 2025年は11月13日から開催](https://osanponewscanada.com/event-vancouver-christmasmarket25/): Vancouver Christmas Market ダウンタウンで11月13日から開催 ドイツの温もりと魔法が息づく、冬の定番イベント VCM_Christmas Pyramid at Night_ photocredit Maya Pankalla ダウンタウンのジャック・プール・プラザ(コンベンションセンター横)で、11月13日(木)〜12月24日(水)まで、バンクーバー・クリスマスマーケット(Vancouver Christmas Market)が開催されます。 バンクーバー冬の風物詩として愛されてきたこのマーケットは、まるでドイツの街角に迷い込んだような温かな雰囲気が魅力。本場さながらの木製ヒュッテ(屋台)が100店以上も立ち並び、ドイツの伝統料理、ホットワイン、ギフトにもぴったりなクラフト作品、音楽やイルミネーションなどが楽しめます。 中を歩ける高さ約10メートルの巨大クリスマスツリーやクリスマス・ピラミッドと人気のグリューワインバー、メリーゴーラウンドなど大人でもワクワクすること間違いなし。  VCM Ornament Vendor Hut photocredit Maya Pankalla 「Eats, Treats & Festive Fun」をテーマに、新しい屋台やフードが続々登場 グリューワイン(ホットワイン)の屋台が新しい注文ごとに大きな手鐘を鳴らし、本格ドイツプレッツェル、シュバイネハクセ(豚のすね肉)、ブラートヴルスト(焼きソーセージ)などの本場の料理を提供。今年は「ホット・アペロール・スプリッツ」(スパイス入りのホットカクテル)も新たに加わり、オカナガン産サイダーや地元バンクーバー発のドリンクなども登場します。 スイーツ好きには、チョコレートアート、食べられるバターキャンドル、リコリスやクルミケーキなど、ヨーロッパの伝統スイーツが勢ぞろい。さらに職人通り「カウフマンガッセ(Kaufmanngasse)」には、アルパカ製衣類、手作りジュエリー、パズル、地元作家を支援する本屋など、ギフトにぴったりのアイテムが並びます。 大人から子どもまで楽しめる企画がが充実!サンタも登場予定 サンタ・ワークショップでは、無料のストーリーテリングやサンタとの記念撮影を実施。アルペンハウスでは「サンタと朝食(Breakfast with Santa)」も開催します。 また、スピードデート、ビンゴ大会、クリスマスカラオケ、シニア水曜日(Senior Wednesdays)など、コミュニティをつなぐイベントも盛りだくさん。クリエイティブ派には、「クリスマスクロシェ(編み物)教室」や「ペイント&シップ トートバッグ作り」など、体験型ワークショップもおすすめです。 そして注目は、初開催のツリー点灯式と、15周年記念マグカップ&限定トートバッグ(全2種)。思い出に残る特別な冬の記念になること間違いなしです。 VCM_the Aeroplan Christmas Carousel photocredit Maya Pankalla チケットの購入、イベントのスケジュール等は、クリスマスマーケットサイトから! 入場料: 税込み $6.96~  6歳以下は無料   ***チケットの料金は、日付と入場時間により異なります ***15周年を記念して、11月12日までの期間はプレセールプロモーション(税込み $6.96〜)を実施中。 11月13日~30日までのみ有効のプレシーズンパス$15.99、フルシーズンパス$32.99 、ファミリーシーズンパス$84.99 もあり Happy Hour Eats おすすめ! いろいろ少しずつ食べてみたい方には、少な目の量のお料理が通常よりディスカウント価格で試せるHappy Hour Eatsもおすすめ! 12月5日までは4:00 pm~ 6:00pm、12月6日~18日は11:30 am ~1:30 pmがハッピーアワーなので、この時間に合わせた入場チケットを購入して楽しんでください。     期間: 2025年11月13日(木)〜12月24日(水)  場所: Jack Poole Plaza(1055 Canada Place, Vancouver)バンクーバー・コンベンションセンターの横     Vancouver Christmas Market サイト 街の中心で輝くこの冬のドイツ村で、あなたの新しいホリデーの伝統を見つけてみませんか? - [観たよ!『Left-Handed Girl(左利きの少女)』レビュー──「左手は悪魔の手」と言われた少女が見つけた、自分の居場所](https://osanponewscanada.com/cinema-review-left-handed-girl/): 『Left-Handed Girl(左利きの少女)』(ツォウ・シーチン監督)映画レビュー ──「左手は悪魔の手」と言われた少女が見つけた、自分の居場所 『Left-Handed Girl』──「左手は悪魔の手」と言われた少女が見つけた、自分自身の居場所  シー・チン・ツォウ監督の『Left-Handed Girl(左利きの少女)』は、台北の夜市を舞台にした小さな家族の物語だ。 けれど、その穏やかな物語の奥には、台湾社会に今なお残る家父長制やジェンダー規範、そして「自分らしく生きること」の難しさが静かに流れている。 派手な演出はない。だからこそ、登場人物たちの何気ない表情や会話が、観終わってからじわじわと心に残る作品だった。  主人公は、小学校に通い始めたばかりの少女・イージン。離婚した母と姉の三人で、夜市の麺屋台を切り盛りしながら暮らしている。  物語はイージンの目線で進んでいく。 初めて学校へ行く日の緊張した表情。活気あふれる夜市を走り回る姿。大人たちの会話を聞きながら、まだ世界の仕組みを十分には理解できないまま、一生懸命に周囲を見つめるまなざし。 その視線を通して描かれる台湾の日常が、とても生き生きとしていた。  この映画の大きなテーマになっているのが、「左利き」だ。  左手で箸を持つイージンに対し、祖父は「左手は悪魔の手だ」と言い、右手を使うよう求める。ツォウ監督自身も左利きで、幼い頃に右手へ矯正された経験があり、祖父から同じ言葉をかけられた記憶が、この作品の出発点になったという。  ただ、この映画が素晴らしいのは、祖父を単純な悪者として描いていないところだ。 男の子を跡継ぎとして大切にし、女の子には我慢を求める祖母も同じで、映画はそうした価値観を声高に批判しない。昔から続いてきた「当たり前」が、生活の中にどのように染み込み、心に重いものを残しているのかを、ただ静かに映し出している。  母シューフェンも、姉イーアンも、決して完璧な人間ではない。母は生活に追われ、姉妹もそれぞれ悩みや不満を抱えている。それでも夜市という小さな世界で支え合いながら生きている姿が、とても愛おしく感じられた。 「完璧ではない家族」だからこそ、この物語はどこか自分たちの生活にも重なって見える。 Left-Handed Girl-Courtesy of TIFF  映像も印象的だった。  本作はiPhone 13で撮影されたことでも話題になったが、観ている間、そのことはほとんど意識しなかった。むしろ、小さなカメラだからこそ撮れた距離感なのかもしれない。  ネオンの光。狭い路地を行き交う人々。立ち上る湯気。屋台で働く家族の疲れた表情。そこにあるのは観光ガイドに載る台湾ではなく、誰かが毎日を生きている台湾だった。  一方で、終盤だけ少し印象が変わる。それまで丁寧に積み重ねられてきた問題が一気に噴き出し、静かなリアリズムからテレビで観るようなメロドラマへ少し寄ったようにも感じた。  それでも、この映画は最後まで人間を信じている作品なのだと思う。 過去の傷も、世代間の価値観の違いも、言葉にできなかった思いも、簡単には消えない。それでも、人は少しずつ歩み寄ることができる。そんな希望を、この作品は最後まで手放さなかった。  観終わってから考えた。 この映画における「左利き」は、単なる古い迷信ではない。 「あなたはそのままではいけない」、「こうあるべきだ」、そんなふうに、社会や家族から無意識に押しつけられる価値観そのもののメタファーなのだろう。  離婚した女性への偏見。シングルマザーが背負う負担。娘より息子を優先する価値観。進学というレールから外れた人への視線。そうした「自分らしさを否定される痛み」に、この映画はとても静かに寄り添っている。そして、これは決して台湾だけの話ではない。だからこそ、多くの人の心に届く作品なのだと思う。  ラストで、イージンが市場の中を楽しそうに駆けていく姿を見て、「ありのままの自分を大切に、大きくなってね」と心から思った。  そして最後になったが、イージンを演じたニナ・イエちゃんが本当に素晴らしかった。自然体なのに目が離せない。笑顔も泣き顔も本当に愛らしく、この映画の魅力を支える存在だった。  静かな作品だけれど、観終わったあとに心の中で少しずつ大きくなっていく。(そして台湾の夜市にまた行きたくなる) そんな一本だった。 観たよ!は映画好きライターたちによる連載コラムです。話題のハリウッド大作からインディー作品、配信限定の映画まで。「これは良かった!」という作品から「イマイチかも…」という作品まで。個人的な視点も交えながら、どんどんレビューしていきます。 - [バンクーバーでホリデーミュージカル Frozen、クリスマスキャロルなど4作品を上演](https://osanponewscanada.com/vancouver-artsandculture-artsclubholiday25/): バンクーバーのArts Club Theatre Companyが、Frozenなどホリデー向けの演目上演 アナと雪の女王、クリスマスキャロル、若草物語、男性カルテットによるホリデーコンサートの4本 バンクーバー市内の3つの劇場を拠点に活動する劇団、Arts Club Theatre Companyは、今年もホリデーシーズンにぴったりの演目を上演します。家族連れや友人同士など、子どもから大人まで楽しめるショーばかりです 上演されるのはー Disney’s FROZEN The Broadway Musical (アナと雪の女王) Disney’s FROZEN The Broadway Musical / Arts Club Theatre Company 10月30日~2026年1月4日 劇場:Stanley BFL CANADA Stage (2750 Granville St. Vancouver ) チケット$39~ ディズニーの大ヒットアニメ映画を原作としたミュージカル。Arts Club Theatre Companyのアシュリー・コルコラン芸術監督は、「『アナと雪の女王』が20年以上にわたり家族の心をつかんできた理由があります。それは、愛、誤解、そして姉妹の和解を描いた、非常に心動かされる物語だからです。この作品は他の多くの童話とは一線を画しています。魔法、驚き、家族、絆、愛といったテーマに満ちたこの舞台は、ホリデーシーズンを祝うのにぴったりの作品です。」とこの時期にぴったりの作品として鑑賞をすすめています。 観客が一緒に歌える、シング・アロングの日(12月6・13・30日)、や通常より早めに開始し、途中休憩にはマジシャンが登場する日(12月6・13・20日)、子どもたちが感想を話しあう場を設ける日(11月9・18日)、Vocal Eyeの音声ガイド付きの日(11月23・28日)楽しい企画も予定。 LOUISA MAY ALCOTT’S LITTLE WOMEN (若草物語) Elizabeth Barrett, Ming Hudson, Kaitlyn Yott, and Kate Besworth; costume design by Barbara Clayden; photography by Trevor Brady for the Arts Club Theatre Company, Louisa May Alcott’s Little Women, 2025 11月27日~2026年1月4日 劇場:Granville Island Stage (1585 Johnston St. Vancouver ) チケット$29~ 独立心旺盛なジョー、伝統的なメグ、内気なベス、そして活発なエイミーは、南北戦争の時期に若き大人としての困難を乗り越えています。それぞれが「女性であること」の意味について異なる考えを持ちながらも、マーチ姉妹は力を合わせ、自分たちの道を切り開いていきます。ルイーザ・メイ・オルコット原作の何世代にもわたり多くの人々を魅了してきた名作です。 A WONDERHEADS CHRISTMAS CAROL (ワンダーヘッドのクリスマス・キャロル) Pedro M. Siqueria, Kate Braidwood and Jessica Hickman […] - [バンクーバーでクロワッサン巡り!Croissant Crawl 2025開催 30以上のベーカリー&カフェ参加](https://osanponewscanada.com/event-vancouver-croissantcrawl25/): バンクーバーでクロワッサン巡り 30以上のベーカリー&カフェが参加するMetro Vancouver Croissant Crawl 2025 開催 11月1日~16日 バンクーバー、バーナビー、ノースバンクーバーなどで実施  Broyé Café & Bakeryの「Midnight Croissant」Photo Broyé Café & Bakery バンクーバーエリアの各所で、11月1日から16日まで、「クロワッサン・クロール(Metro Vancouver Croissant Crawl)」を開催。今年で4回目を迎えるこのイベントには、バンクーバー、バーナビー、リッチモンドなどから30店以上のベーカリーやカフェが参加し、期間限定の特製クロワッサンを販売します。 毎年、工夫を凝らしたユニークなクロワッサンが登場地する「Metro Vancouver Croissnat Crawl 」は、地元のクロワッサンファンの間で話題を集める人気イベント。香ばしく焼きあがったクロワッサンとともに、秋のメトロ・バンクーバーの街を味わってみてはいかがでしょうか。 今年の「ドリーム・クロワッサン」はBroyé Café & Bakeryの「Midnight Croissant」 イベント開催前にファン投票で選ばれる今年の「ドリームクロワッサン」にはBroyé Café & Bakery(6414 Fraser st. and 530 Hornby St. )の「ミッドナイトクロワッサン」が選ばれました。 日本の竹炭を練り込んだ漆黒のクロワッサン生地は、金色の星明りのもとで輝くような美しさ。中にはアールグレイが香るダークチョコレートクリーム、オレンジピールとブルーベリーコンポートが絡み合う、見た目も味わいもエレガントな一品です。 Broyé Café & Bakeryの「Midnight Croissant」Photo Broyé Café & Bakery 今年は特別ドリンク&スタンプラリーも登場 今年は多くの参加店で、クロワッサンと一緒に楽しめる特別ドリンクメニューも提供。また、例年実施されているインスタグラムでのフォトコンテストや人気投票に加えて、今年は初の試みとしてスタンプラリーも登場。イベントサイトから参加店マップをプリントアウトして持参すると、各店舗でスタンプが集められ、3つ以上のスタンプで賞品が当たる抽選に参加もできます。 11月1日にはキックオフ・ミニツアーも開催 初日の11月1日には、ダウンタウンのWaves Coffee、Le Belisse、Paul Bakery Café and Restaurnatを巡るミニツアー($20.49)も開催。チケットはイベントサイトから購入可能です。 限定提供のクロワッサンは個数に限定があるため、事前オーダーが必要なお店もあります!各店サイトなどで事前にチェックすることを推奨します。 参加店リスト、提供クロワッサンの詳細はイベントサイトを参照のこと。 Metro Vancouver Croissant Crawl サイト 参加店とクロワッサンのリスト バンクーバー Bel Café:  Birch Syrup, Bacon & Pecan Supreme Croissant Bonus Bakery: Dulce De Leche Cronut A Bread Affair: S’Mores Croissant Broyé Cafe & Bakery: Midnight Croissant Cadeaux Bakery: Figgy Almond & Pear Twice […] - [トロント・ブルージェイズを応援しよう!ワールドシリーズ観戦パーティ6選](https://osanponewscanada.com/event-toronto-bluejayswatchparty/): トロントBlue Jaysを応援しよう!ワールドシリーズ観戦パーティを紹介! トロント市内、近郊でローカルファンと応援できるBlue Jays Watch Party6選 追加情報あり! Scotiabank Arena 10月31日!7:00 pm が追加されました! by Wendy Wei via pexels 10月24日から、トロントのRogers Centreスタジアムで、トロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)とロサンゼルス・ドジャース(LA Dodgers )のMLBワールドシリーズが開催される。トロント市内、近郊では32年ぶりのワールドシリーズ進出を共に応援しよう!と多くの観戦パーティが開催される。 トロントと近郊で行われる、ワールドシリーズ観戦パーティ5選! ネイサン・フィリップススクエア 詳細 トロント市が主催でホームゲームのビューイングパーティを開催 場所:100 Queen St.  TORONTOサインのある市役所前 10月24・25・27・28・29日、31日 8:00pm~  11月1日も試合が行われる場合は開催です 無料 ライブDJや景品が当たるイベントなども ブランケットと椅子の持参を推奨 Scotiabank Arena New! 詳細 Rogers Centre でのBlue Jays の試合をToronto Maple Leafs とToronto Raptors の本拠地、Scotiabankアリーナで観戦、という豪華体験ができる! 10月31日7:00 pm ~ (試合が行われる場合は11月1日も) チケットは $15 (MLSE Foundation に寄付されます) 10月30日の5:30 pm に販売開始 購入はScotiabank Arena.com のサイトから Rogers Centre 詳細 ブルージェイズの本拠地で応援! https://www.mlb.com/bluejays/tickets/postseason/watch-parties ブルージェイズの本拠地球場で応援パーティ 27日・28日・29日のロサンゼルスでの試合を観戦 7:00 pm ~ $15 チケットの購入はブルージェイズ公式サイトから 無料ポップコーン、ブルージェイズグッズが買えるショップやコンセッションへのアクセスもありです! University of Toronto トロント大学 詳細 場所;King’s College Circle ( Convocation Hall前の広場) 巨大LEDスクリーンを設置して応援。ブランケットや椅子の持参を推奨 24・25・27・28・29・31日 8:00 pm~ (11月1日は試合が行われる場合は開催) 無料 マーカム Aaniin Community Centre 詳細 場所:5565 14th Ave. Markham 24・25・27・28・29・31日 8:00 pm ~  (11月1日は試合が行われる場合は開催) 無料 ミシサガ Celebration Square 詳細 場所:300 City Centre Dr. Missisauga […] - [バンクーバーで「TRANSFORM Festival 」先住民と非先住民アーティストが紡ぐ世界](https://osanponewscanada.com/artsandculture-transformfestival25/): バンクーバーで「TRANSFORM Festival 」音楽・演劇・ダンス・ドラァグなどジャンルを超えたアートの祭典 11月6日~8日、および14・15日 Vancouver Playhouse にて上演 TRANSFORM Festival Starwalker Experience. Photo by Ian R Maracle 先住民と非先住民アーティストがジャンルを越えて共演する「TRANSFORM Festival(トランスフォーム・フェスティバル)」が、11月6日〜8日、14日・15日にVancouver Playhouseで開催される。主催はUrban Ink、共同開催はThe Cultch。 今年で第6回を迎える同フェスのテーマは「Braiding Worlds(世界を編む)」。先住民と非先住民のアーティストたちが、様々な分野を横断して共演。協働と実験を通じて境界を越える表現を追求する。キュレーターでフェスティバル共同創設者のコリー・ペイエット(Corey Payette)さんは、「異なる声や文化が交わることで、まったく新しい世界が生まれる場になるでしょう」と語る。  ラインナップ オープニングBASH! 2025年11月6日 午後7時30分開演 ホスト:ジェイリーン・タイムダンス、サーカス、コメディ、ドラァグなどが融合するエネルギッシュな夜。出演はオペラ新星エマ・ペネル(Emma Pennell)、振付家マディ・ブロック(Maddi Bulloch)、そして地元出身で受賞ジャグラーの(Yuki)。 『Wolf Cull』ワークショップ公演 11月7日 午後7時30分開演 劇作:シャイアン・スコット近未来の架空の先住民領を舞台に、共通の夢に導かれた5人の若い女性たちが、狩場で謎めいた足跡を発見し、自らの技能と絆を試されていくスリリングな物語。出演:カット・マクレーン、テニール・ウィスキージャック、ダニカ・チャーリー、マリオン・ジェイコブス、ウィノナ・マイルズ。 『Where The Rivers Meet』 11月8日 午後7時30分開演 ホスト:リアリティ番組スター/講演者スゼット・アマヤ(Suzette Amay)先住民文化と水の深い結びつきを讃える音楽の旅。出演:チェリスト/作曲家クリス・ダークセン、作曲家ラッセル・ウォレス、シェリル・セウェパガハム、ソプラノ歌手エマ・ペネルらによるコラボレーション。 『The Starwalker Experience』 11月14日 午後7時30分開演 制作:Raven Theatreペイエット作・作曲の受賞ミュージカル『Starwalker』の音楽を祝うライブ体験。出演:コナー・パーナル、ジェシー・アルバレス、ジェイソン・サカキ、ヴィニー・アルベルト。地元ドラァグ・パフォーマーたちとの映像融合ステージ。 クロージングBASH! 11月15日 午後7時30分開演 ホスト:ジェイリーン・タイム華やかでエネルギッシュなフィナーレ。『カナダズ・ゴット・タレント』初の先住民女性優勝者レベッカ・ストロングがポップの名曲を力強く歌い上げ、バンクーバーを拠点とする先住民シンガーソングライター/ダンサー/ビジュアルアーティストのレイヴン・グルニエ(Raven Grenier)が自身のオルタナティブ・ポップ曲「Wolverine」をライブ披露。 ペイエットさんは、「フェスティバルのそれぞれの要素は強さを持っていますが、それらが交わると、まったく新しいものが生まれます。これらの大胆で印象的なコラボレーションが、どのように私たちを変革し、未来を新たに想像する空間を開くのか。その瞬間をぜひ目撃してください。」と来場を呼びかける。 TRANSFORM Festivalは、アートを通して、“異なる世界を編み合わせる”場。伝統と革新、先住民と非先住民、あらゆる表現が交差するステージは、きっと観る人の価値観をも変えてくれるはずだ。 Opning BASH! Jaylene Tyme Photo by The Drag Series Opening BASH! Yuki The Juggler. Photo courtesy of Urban Ink TRANSFORM Festival 2025  会場 Vancouver Playhouse(600 Hamilton St. Vancouver ) 2025年11月6日~8日、14・15日 チケット $19~ $59 、フェスティバルパス$150 公演の詳細、スケジュール、チケットの購入はフェスティバルサイトまで。 - [VIFFレビュー観たよ!:「Blue Heron」(ソフィー・ロムヴァリ監督)](https://osanponewscanada.com/cinema-review-blueheron/): シネマレビュー 「Blue Heron」(Sophy Romvari監督) BC州出身の監督が描く、記憶の断片をつなぎ語る、家族の物語   Blue Heron (Sophy Romvari監督 ) Courtesy of VIFF  今年のバンクーバー国際映画祭(VIFF)でも、世界各国からの作品と共に、カナダの新進監督たちの作品が多く上映されました。今回ご紹介する、カナダ・ハンガリー合作の映画『Blue Heron』は、BC州、ヴィクトリア出身のソフィー・ロムヴァリ監督による長編デビュー作であり、自身の幼少期を基にした半自伝的な作品です。  物語は1990年代後半、バンクーバー島に移住したハンガリー系移民の家族を、8歳の少女サーシャの視点から描いていきます。長男ジェレミーの行動が次第に危険になっていき、それが家族に影響を及ぼしていく様子が、サーシャの記憶の断片を丁寧につなぎ合わせるようにして語られます。  この作品は、家族のもろさや複雑な感情を、静かな語り口で繊細に表現しています。日常のひとコマが、記憶の断片として紡がれていく映像には全般に悲しみが漂い、数年前の映画「アフターサン」(シャーロット・ウェルズ監督)を思い起させるような余韻があります。  なかでも心に残るのは、家族そろってビーチへ泳ぎに行くシーンです。波の音とともに映し出される幸せそうな家族の姿は、過ぎ去った日々の記憶を呼び起こした際の心の揺れを映し出します。また、ジェレミーの思いがけない行動によって家族の緊張が高まるシーンでは、彼を大切に思うがゆえの家族の戸惑いや悲しみが、静かに、しかし鋭く胸に迫ります。両親の葛藤や悲しみ、それを目の当たりにして戸惑う幼いサーシャの心の動きが、日々の思い出を通じて痛いほど伝わってきました。  物語の終盤に登場する、兄が描いた手書きの地図の数々と、サーシャが兄の友人から受け取るメッセージは、監督自身の実体験に基づいたものだそうです。子ども時代のサーシャと大人になったサーシャの視点が交錯する構成が少しわかりづらい部分もありましたが、監督の体験がベースになっていると知って、自分自身の記憶との折り合いをつけた感じなのかな、と納得しました。  余談ですが、ジェレミー役のEdik Beddoes君はなんと、ストリートキャスティングでプロの俳優さんではないとの事!あの雰囲気があまりにもジェレミーにピッタリだったので驚きました。  愛する家族の心を、理解したくても理解できないという切なさが深く心に残り、観終わった後もしばらく考えさせられる作品です。 「Blue Heron 」Sophy Romvari 監督Courtesy of VIFF - [ハロウィーン期間限定オープン  MastersFX モンスターミュージアム](https://osanponewscanada.com/event-mastersfxmonstermuseum/): バーナビーのMaster FX「モンスターミュージアム」ハロウィーン期のみ公開 映画やテレビで見たモンスターやクリーチャーたちを展示 Photo: MastreFX Monster Museum  映画やテレビのキャラクター特殊効果スタジオMastersFXが手掛ける「MastersFX Monster Museum 」が、2025年10月、バーナビー市内のスタジオ内で期間限定公開される。「Burnaby Halloween Festival 2025」の一環。  2023年に設立され、毎年10月のハロウィーンの時期に一般公開されている同ミュージアム。ホラーファンや映画好き、特殊効果に興味がある来場者に、40年以上にわたるモンスター制作の歴史を体験する機会を提供する。  会場は約465平方メートル(5,000平方フィート)の広さを誇り、80点以上の精巧なモンスターやクリーチャー、キャラクターが展示される。展示品は『プレデター』、『トゥルーブラッド』、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』、『DC’s レジェンド・オブ・トゥモロー』、『アッシャー家の崩壊』、『モンスターハイ』、『スリザー』『フリンジ』など、映画・テレビの名作で実際に使用された特殊効果作品。  ガラスケースや檻の中ではなく、来場者の目の前でフルサイズのまま展示される点が特徴で、これまで一般公開されていなかった貴重な作品も多数含まれる。 Photo: MastreFX Monster Museum  MastersFXは、エミー賞を3度受賞したトッド・マスターズ氏によって1987年に設立された特殊効果スタジオで、バンクーバーとトロントに拠点を持つ。これまで「トゥルーブラッド」のヴァンパイア、「スタートレック」のボーグ、「チャイルド・プレイ」のチャッキー、「ザ・プレデター」のプレデターなど、数々のキャラクターを生み出してきた。スタジオは、業界イベントやワークショップ、ゲストスピーカーによる講演、アーティスト展示会の会場としても利用されており、プライベートイベントやワークショップのためのレンタルも行う。 会場はギルモア・スカイトレイン駅からすぐ、The AMAZING Brentwoodからも徒歩圏内。チケットは各日とも数量限定でオンライン販売のみ。当日会場での販売は行われない。 MastersFX Monster Museum(4185 Dawson St., Burnaby) 公開日は、2025年10月18・19日(4:00 pm ~8:00 pm)・24(6:00 pm~9:00 pm)・25・26日(4:00 pm ~8:00 pm ) 入場料は大人(13歳以上)$32.50 、子ども(12歳以下)$27.50  12歳以下は大人の付き添いが必要 チケットはウェブサイトにて事前に購入のこと MastersFX Monster Museumサイト - [バンクーバー国際映画祭(VIFF)で「粒子のダンス」上映 岡博大監督インタビュー](https://osanponewscanada.com/artsandculture-viff-particledance/): バンクーバー国際映画祭で「粒子のダンス」上映岡博大監督インタビュー 建築家、隈研吾氏の15年の軌跡を描く 「粒子のダンス(particle dance)」岡博大監督 Courtesy of VIFF  映画「粒子のダンス(英語題particle dance」が10月8日と9日、バンクーバー国際映画祭(VIFF)で上映された。映画祭開催中には、岡博大監督も来加し、取材に応じた。 粒子のダンス」は、岡監督が大学時代の恩師である建築家・隈研吾氏の代表作とその叡知を後世に継承することを目的に、2010年から15年の歳月をかけて制作したドキュメンタリー作品。東日本大震災に伴う東北での復興プロジェクトをはじめ、東京2020大会、大阪・関西万博など国内60件・海外22件のプロジェクトを紹介しながら、隈氏の現場での姿や後進を育てる様子を、各地の風景や人々の営みとともに描いている。 完成までに費やした15年  「始めた時は、まさか15年かかるとは思っていませんでした」とその制作過程を振り返る岡監督。撮影を開始したのは2010年。当初は3〜4年での完成を見込んでいたが、翌2011年に東日本大震災が発生し、隈研吾氏が復興の街づくりに関わることになった。「復興のための建築が完成するまでは腰を据えて撮らなければ」と、その時点で長期的な撮影を覚悟したこと明かす。  その後、隈氏が東京オリンピックの新国立競技場の設計を手がけることが決まり、コロナ禍を経て東京オリンピックの終了後には、東北・南三陸のプロジェクトが竣工。さらに大阪・関西万博のパビリオン計画も記録に加えた。結果として、2025年8月に行われた完成披露試写会の直前まで撮影は続いた。  「隈先生からは、『ガウディの建築みたいに完成しないんじゃないか』と冗談を言われたこともありました」と笑顔で振り返り、「時間はかかりましたが、今が完成に最も良い時期だったのだと思います」と穏やかに語った。 「粒子のダンス(particle dance)」岡博大監督 Courtesy of VIFF  隈氏が訪れる先々の風景や人々、建物がリズミカルに映し出される映像には、土地や建物を解説するテロップは一切入らない。観る人は映像とともに旅をしながら、「ここはどこだろう」「この建物は何だろう」と想像を膨らませる楽しさを味わえる。さらに、隈氏が現地で交わす会話を通して、建築物と土地とのつながりを大切にする姿勢を学び、建物そのものだけでなく、ヨーロッパの山間に暮らす人々、日本の大工や職人、そして南三陸の人々など、そこに生きる人々へも思いを馳せるようになる。 膨大な映像を隈建築のような『粒子状』に編集  15年間にわたって撮った膨大な映像の編集について、岡監督は「量が多かったので大変でしたが、隈建築のような『粒子的な』小さな映像の集まりにしようと決めたことで、光が見えてきました」と語る。隈建築の特徴である「粒子状のデザイン」に着想を得て、膨大な映像素材を細かな断片としてちりばめる手法を採用した。 タイトル「粒子のダンス」に込めた意味  タイトル「粒子のダンス」には「粒子がダンスをしているような建築」という意味が込められているという。「隈先生が『建築の粒子には多様なリズムがあり、いろんなリズムで並んでいる』と話されていた。自分はそこにダンスを感じました」と明かす。さらに「もう一つ、『ダンス』という言葉には、市民と建築の関係性も表現されています」とも語る。映像では、建築の完成形だけでなく、日々、市民がどのように建築を使い、親しんでいるのかを記録。建築と人々の「ダンス」も映し出している。 「粒子のダンス(particle dance)」岡博大監督 Courtesy of VIFF  音楽面では、藤本一馬氏に作曲を依頼し、その音楽にシーンを重ねながら編集を進めた。また、サウンドデザインを担当した勝本道哲氏は、岡監督が現地で録音した雨や風、せせらぎ、民族音楽などの生音を取り入れ、映像と音が一体となるよう仕上げている。  映画は8月に日本で完成披露試写会を開催。その後、コペンハーゲンの建築ビエンナーレでワールドプレミアを迎え、バンクーバー国際映画祭で北米プレミアを果たした。岡監督は「完成を迎えはしましたが、これから皆さんに作品を届けていく段階。まだ終わっていないという気持ちですね」と話す。 観客へのメッセージ――“建築という俳句”を旅するように  「松尾芭蕉が『奥の細道』で各地を巡り、その土地の空気を句に詠んだように、隈先生の建築も、土地ごとの文化や歴史、素材、職人技を融合させた“建築という俳句”だと思います。映画を通して、隈先生が詠んだ土地土地の句を旅するように楽しんでもらえたら嬉しいです」と期待する。  15年の時を経て完成した本作。それは、建築と人、そして時間の記録が静かに響き合う、まさに“粒子のダンス”と言えるだろう。 バンクーバー国際映画祭開催中に来加、取材に応じてくださった岡博大監督 Photo:Osanpo News Canada! - [トロントのROMで「Sharks」開始 サメの知られざる素顔に迫る](https://osanponewscanada.com/toronto-rom-sharks/): トロントのRoyal Ontario Museum (ROM)で「サメ展」が開始 サメの多様性と生態系での役割に迫る Image Credit: Megalodon, D. Finnin/© AMNH トロントのダウンタウンにあるロイヤル・オンタリオ博物館(ROM)は、サメの多様性や生態系での役割に迫る特別展「Sharks(サメ展)」を、2025年10月11日から2026年3月22日まで開催する。アメリカ自然史博物館(ニューヨーク)との共同企画で、Desjardins Groupの協賛。 ポップカルチャーの中で「恐怖の捕食者」として描かれてきたサメ。しかし本展では、そのステレオタイプを覆し、450万年にわたるサメの進化、生態、そして驚きの能力について、30体の実物大模型や化石、インタラクティブ展示を通じて紹介する。 メガロドンなどの巨大模型や体験型コンテンツが充実 展示の目玉は、かつて海を支配した史上最大の捕食魚「メガロドン」の巨大な顎の模型。鋭い歯はピザスライスほどの大きさで、迫力満点だ。その他にもホホジロザメやジンベイザメ、グリーンランドシャークなど、30種以上のサメをリアルな模型で再現する。 また、ジンベエザメの体の模様から個体識別を行うゲームや、ハンマーヘッドシャークの狩りを疑似体験できる装置など、子どもから大人まで楽しめる体験型コンテンツも充実する。 「怖い」だけではないサメの真実 展示では、光る体を持つランタンシャークや、手のひらサイズのポケットシャークなど、あまり知られていないサメの姿にも注目。サメは現在、560種以上が確認されており、淡水域から極地の海まで世界中に生息しているという。 ROMの魚類担当学芸員ネイサン・ルジャン博士は「サメは環境の健康を示すバロメーター。捕食者として海洋生態系のバランスを保っている」と語る。さらに、サメの特殊な皮膚構造が航空機の表面設計に応用されるなど、人類にも多くの恩恵をもたらしていると指摘する。  サメが伝える、環境保護の重要性 近年、サメの数は乱獲や海洋汚染、気候変動などの影響により急激に減少している。展示では、カナダ東海岸で目撃が増加しているホホジロサメの例などもあげ、温暖化がサメや海の環境全体にどんな影響を与えるのかを説明し、サメ保護の必要性も訴える。 Royal Ontario Museum ROM(100 Queen’s Park Toronto, ON)「Sharks 」会期:2025年10月11日〜2026年3月22日 展示の詳細、スケジュール、チケットの購入は ROM公式サイト に掲載する。 入館料は日により異なる。大人$32.00~(General Admission +Sharks )、子ども(4歳~14歳)$19.00~( General Admission +Sharks) 営業時間は火曜~日曜 10:00 am ~5:30 pm (第三火曜日のみ8:30 pm まで) - [バンクーバーのサイエンス・ワールドで「Animation Adventure with Molly of Denali™」展示がスタート](https://osanponewscanada.com/event-scienceworld-mollyofdenali/): サイエンス・ワールドで「Animation Adventure with Molly of Denali™」展 アラスカ先住民族文化とアニメ制作の舞台裏を体験 10月10日開始 Sceince World の「Animation Adventure with Molly of Denali™」展 Photo:Osanpo News Canada! バンクーバーの「サイエンス・ワールド(Science World)」で10月10日から、人気アニメシリーズ『Molly of Denali®(モリー・オブ・デナリ)』をテーマにした新企画展「アニメーション・アドベンチャー ~モリー・オブ・デナリとともに~」が始まった。 DigiBCと共同で開発された「クリエイティブ・テクノロジー・ギャラリー」の新企画として開催、RBCおよびBeedieが共同プレゼンターを務める。 アニメの世界に入り込む体験型展示 『Molly of Denali®』は、GBH KidsとバンクーバーのアニメーションスタジオAtomic Cartoonsが制作した、アラスカ先住民族の文化を描くアニメシリーズ。主人公の10歳の少女モリー・メイブレイが、仲間たちとともに自然や伝統を学びながら成長する姿を描いている。 展示は3つのゾーンで構成 Science Worldでは子どもたちがアニメの制作過程を学ぶこともできる Photo:Osanpo News Canada! アラスカ先住民族の文化とクリエイティビティの融合を学ぶ サイエンス・ワールド展示部ディレクターのトム・カミンズさんは、「この展示を通じて、来場者はアニメーションの芸術に直接触れながら、地元ブリティッシュコロンビア州の活気あるクリエイティブ・テクノロジー分野について学ぶことができます」とコメント。「科学・技術・芸術・物語が融合して生まれる“創造の力”を感じて、子どもたちがアニメやクリエーターの仕事に興味を持つきっかけになれば」と語った。 また、先住民族リエゾンのキャロライン・フェルプス氏は、「この展示は単なるショーではなく、人と人をつなぐ力を持つ」と強調。「アラスカ先住民族の価値観を通して、『分かち合い・尊敬・忍耐』といった普遍的な原則を子どもたちに伝えたい」と話した。 Photo: Osanpo News Canada! Photo: Osanpo News Canada! 次世代のクリエイティブ人材育成を支援 本展示は、Science World、GBH、Atomic Cartoonsが共同で企画し、モントリオールのスタジオMoment Factoryが制作を担当。2023年に開設されたクリエイティブ・テクノロジー・ギャラリーは、すでに100万人以上の来場者を迎えており、次世代のクリエイティブ・テクノロジスト育成を目指している。 スケジュールや詳細はScience World サイトまで Science World  1455 Quebec Street Vancouver, BC 営業時間 平日:10:00 ~ 5:00 pm  週末・祝日:10:00 ~ 6:00 pm (メンバーは 9:30 am から入館可) 入館料(税別) 大人:$35.75 シニア(65歳以上):$28.80  ユース(13~18歳):$28.80 子ども(3~12歳):$24.25 2歳以下無料 - [ハリー・ポッターの「禁じられた森」体験、バンクーバーで開催 ](https://osanponewscanada.com/event-harrypotterandaforbiddenforestexperience/): Harry Potter™️: A Forbidden Forest Experience バンクーバーのスタンレーパークで開催 11月7日 カナダに初上陸 Photo Credit: Harry Potter ™: A Forbidden Forest Experience ハリー・ポッターファン待望の没入型イベント「Harry Potter™: A Forbidden Forest Experience」が、11月7日から期間限定でバンクーバーのスタンレー・パークに登場する。カナダでの開催は初。主催はWarner Bros. Discovery Global ExperienceとFever、Rifflandia Entertainment Companyの制作協力。 本イベントは、映画に登場する「禁じられた森」をモチーフにした幻想的な光のトレイルを歩きながら、ハリー・ポッターの世界観を体感できる内容となっている。これまでイギリスやオーストラリア、シンガポール、フランス、アメリカなど世界各地で開催され、累計来場者数は200万人を超える人気イベント。 会場内では、「ウィザーディング・ワールド(魔法界)」の名場面を再現したインタラクティブな光の演出が随所に設けられ、来場者は自分のペースで多彩な見どころを楽しむことができる。全体の所要時間は約60〜90分で、トレイル部分は45〜75分程度を予定している。 トレイルでは、アーサー・ウィーズリーの空飛ぶ車の展示をはじめ、ヒッポグリフやいたずら好きのニフラーなどの魔法生物との出会いも用意されている。また、呪文を唱える体験にも挑戦できる。 Photo Credit: Harry Potter™: A Forbidden Forest Experience 終点には、限定のハリー・ポッターグッズや、魔法界をテーマにしたフード&ドリンクを楽しめるテーマビレッジも設けられる。 入場料は大人$43(税別)~、子ども$27(税別)~時間指定制(時間枠により料金変動)となる。3歳以下は無料。 営業時間は4:45 pm 開始枠から 体験所要時間は約45〜60分。 会場は現在休業中のスタンレーパーク・トレインのエリアとなる予定。 チケットの購入、スケジュールなどの詳細は公式サイトを参照のこと Harry Potter™️: A Forbidden Forest Experience Vancouver  Photo Credit: Harry Potter™: A Forbidden Forest Experience - [バンクーバー美術館で日系カナダ人写真家、タミオ・ワカヤマの初回顧展を開催](https://osanponewscanada.com/artandculture-vag-tamiowakayama/): バンクーバー美術館でタミオ・ワカヤマ回顧展「Enemy Alien」開催 日系写真家の知られざる軌跡を巡る 10月3日~2026年2月26日まで Vancouver Art Gallery「Enemy Alien:Tamio Wakayama」Photo:Osanpo News Canada! バンクーバー美術館で2025年10月3日、日系カナダ人写真家の故タミオ・ワカヤマさんの初の大規模回顧展「Enemy Alien:Tamio Wakayama」が始まった。本展は、50年以上にわたる彼のキャリアから300点を超える作品を通じて、カナダおよびアメリカの社会正義運動や多様なコミュニティの姿を紹介する。主催はバンクーバー美術館、ゲストキュレーターはポール・ウォン氏。 強制収容所、オンタリオ州への移住、そしてアメリカ南部へ ワカヤマさんは1941年、ブリティッシュ・コロンビア州ニューウェストミンスターに生まれた。第二次世界大戦中、「敵性外国人(Enemy Alien)」とみなされ、他の日系人と共に強制収容され、終戦後には日本への送還かロッキー山脈以東への移住を迫られ、家族と共にオンタリオ州へ移住した。こうした体験が、彼の社会正義や補償運動への強い関心と活動の原点となった。 1960年代にはアメリカ南部に渡り、学生非暴力調整委員会(SNCC)にボランティアとして参加。写真の現像などの手伝いをするうちに自身でもカメラを手にするようになり、公民権運動やミシシッピ州の人々の姿を多くの写真に収めた。SNCC時代にワカヤマさんが撮影した写真は、当時の記録として現在では貴重な資料となってる。カナダ帰国後も各地で人種的・民族的抑圧の記録を続け、1970年代にバンクーバーに拠点を移してからは、地元の日系カナダ人コミュニティや文化活動を記録し、日経カナダ人百周年記念プロジェクトなどにも関わった。 Tamio Wakayama, Boys playing in Vine City, Atlanta, Georgia (“Super Snick”), July 7, 1964, 1964, archival inkjet print, Estate of Tamio Wakayama ワカヤマさんと生前親交のあったキュレーターのポール・ウォン氏は、「1970年代、パウエル祭でカメラを手にコミュニティの人々を熱心に記録するタミオをよく見かけた」と思い出を語り、「今回初め彼の全貌を紹介できることを光栄に思う」と開催を喜ぶ。「これは、タミオの旅路であり、憎しみの場所から受容と内なる平和の場所へと至る旅の記録です」とも。 展示はワカヤマさんの辿った道を追い、三つのセクションで構成 展示は三つのセクションで構成されている。第一はアメリカ南部でのSNCCの活動を中心に、マーティン・ルーサーキング牧師ら著名なリーダー達の肖像や、黒人コミュニティの子どもや高齢者の日常を写した作品群。第二はカナダの先住民族、ドゥホボール派(ロシア系宗教共同体)の人々、さらにキューバや日本の日常風景の写真。第三は故郷であるバンクーバーに戻った後の、パウエル街での日系コミュニティの活動や、日系カナダ人の歴史・補償運動の記録など。 各セクションを通じて、社会の不正義を目の当たりにし、正義を求めて闘う人々との出会いを重ねながら、写真家としての才能を開花させ、故郷で自らの居場所とコミュニティを見いだしていった軌跡をたどる。 同展ではアーティストのシンディー・モチズキさんによる、ワカヤマさんの人生とその影響をアニメーションで描くドキュメンタリー映画『Between Pictures: The Lens of Tamio Wakayama』(2024年/70分)も上映される。 Vancouver Art Gallery「Enemy Alien:Tamio Wakayama」Photo:Osanpo News Canada! キュレーターのポール・ウォン氏 Photo:Osanpo News Canada! ワカヤマさんの生前のパートナーである、マユミ・タカサキさんは「彼がパウエル祭など日系コミュニティの写真を撮っていたことは知られているが、アメリカ時代の活動はあまり知られていない。聞かれれば話すが、自分から語る人ではなかったから」とその人柄を振り返る。 「テレビ報道を見て公民権運動を手伝いたいと、21歳でいきなり知り合いもいないアメリカ南部へ向かったと話していた。活動を手伝ううちに写真を撮り始め、とにかく記録に残すために撮り続けたそうだ」と話す。ワカヤマさんが撮影したアメリカ南部の人々は皆生き生きとした表情を見せており心を開いている様子が見てとれる。「アジア人は彼ともう一人しかいない所だったのだが、仕事ぶりと人柄で受け入れられていたようだ」とも。「強制収容所の経験と、オンタリオ州の貧しい黒人の多い町で育った経験が、彼をアメリカへと向かわせ、その結果写真と出会い写真家としての人生を始めるきっかけになった」とその旅路を振り返り「一歩足を踏み出したたことで、人生を変える写真という大きなものに出会ったのですね」と感慨深気に話した。 今回の展示では、初めて現像される写真を含む数万点の中から選ばれた300点を超える作品が並ぶ。ウォンさんは「これまで誰の目にも触れてこなかった写真が多くある。当時の記録としても貴重だが、彼の写真家としての歩みを振り返るうえでも意義深い写真ばかりだ」と来場を呼びかける。 同展ではシンディー・モチズキさんのアニメーションによるワカヤマさんのドキュメンタリーも上映 バンクーバー美術館広報は、「本展開始の時期は、カナダ政府が日系カナダ人に対する戦時補償を正式に謝罪した『日系カナダ人補償協定(1988年9月22日)』の記念日直後にあたる。展示タイトルの『Enemy Alien(敵性外国人)』には、歴史と現在をつなぐ警鐘の意味も込められている」と説明する。 「Enemy Alien:Tamio Wakayama」展は、2026年2月22日まで。 詳細はバンクーバー美術館サイトを参照のこと。 - [バンクーバー国際映画祭で「AKASHIあかし」上映 吉田真由美監督とキャストも登壇](https://osanponewscanada.com/event-viff2025-akashi/): バンクーバー国際映画祭で吉田真由美監督の「AKASHIあかし」上映 監督キャスト陣も登壇 バンクーバー国際映画祭のプレミア上映に登壇した「AKASHIあかし」の(左から)木村文さん、輝有子さん、吉田真由美監督、國貞彩花さん バンクーバー国際映画祭(VIFF)で10月5日、吉田真由美監督による「AKASHIあかし」がワールドプレミア上映された。上映後には吉田監督をはじめ、出演俳優の木村文さん、國貞彩花さん、輝有子さんらも舞台挨拶に登壇した。 本作は、カナダ在住のアーティスト、カナが祖母の葬儀のために日本に帰国し、祖父母の過去やかつての恋人、自らの人生と向き合いながら、自分の居場所を見つけて成長していくストーリー。さまざまな愛の形や、生きてゆく中で直面する選択肢について繊細に描写する。 「AKASHIあかし」Courtesy of VIFF 映画「AKASHIあかし」は、吉田監督が自身の祖母との思い出をもとに創作した作品。2016年に舞台「NeOn」として始まり、2017年には短編映画「AKASHIあかし」として映像化された。その後、紆余曲折を経て2024年に撮影が行われ完成に至った。上映後の舞台挨拶で吉田監督は、「とても長い時間がかかったが、上映を迎えられて本当に嬉しい。ここまで来られたのは作品に関わってくれたスタッフ皆のおかげだ」と感謝を表した。 キャスト陣もそれぞれ舞台挨拶を行い、輝有子さんは「『あかし』は吉田監督にしか撮れなかった作品だと思います」と語り、國貞彩花さんは「初めての映画出演だったのですが、すごく愛のある現場で、こうして上映のこの場に来ることが出来て嬉しい」と喜びをあらわにした。木村文さんは、「俳優一人ひとりに異なるアプローチをしてくださる監督で、その俳優の一番良いところを引き出してくれました」と振り返った。 上映後には観客から、「モノクロとカラーを使い分けについて」や「短期間の日本での撮影について」、「短編から長編作品へと展開する過程で変化した点」など、熱心な質問が相次ぎ、吉田監督が一つひとつ丁寧に答える場面も見られた。 バンクーバー国際映画祭(VIFF)のプレミア上映に登壇した吉田真由美監督  吉田監督はバンクーバーを拠点に活動しており、本作にも多くのバンクーバー在住スタッフが参加。プレミア当日は、制作に関わった関係者や友人たちも会場に駆け付け、上映後には大きな拍手が送られた。 上映後の会場では「自分が台湾に帰国した時の立場とすごく重なった」と答える女性や、「祖父母のお互いへの愛の形が切なかった」と話す男性、「人生のなかでの選択というテーマを丁寧に描いていた。最後にカナが広げたスケッチブックの真っ白なページが素敵だった」など、さまざまな感想が聞かれた。 「AKASHIあかし」VIFF 2回目上映は 10月9日3:00 pm  Granville Island Stage! 作品の詳細、チケットの購入はVIFF AKASHI ページを参照のこと バンクーバー国際映画祭(VIFF)は10月2日~12日まで開催です!上映作品とスケジュール、チケットの購入は映画祭公式サイトまで あわせて読みたい! バンクーバー国際映画祭で「AKASHI(あかし)」上映 吉田真由美監督インタビュー - [シネマレビュー:観たよ!『Sentimental Value』(ヨアキム・トリアー監督)家が見つめる家族の傷と再生](https://osanponewscanada.com/cinema-tiff-sentimentalvalue/): 映画『センチメンタル・バリュー』(ヨアキム・トリアー監督)TIFFレビュー  やっかいだけど愛おしい、家族という関係 Sentimental Value : Courtesy of TIFF  ヨアキム・トリアー監督の最新作『センチメンタル・バリュー』は、一つの家を舞台に、家族という最も身近でありながら最も難解な関係を丁寧に描き出した作品です。  あらすじ:物語はノーラとアグネスの姉妹が、母の葬儀のために長く離れていた映画監督の父グスタフ(ステラン・スカルスガルド)と再会するところから始まります。ノーラ(レナーテ・レインスヴェ)は舞台俳優として成功を収めていますが、幼いころに家を出て行った父へのわだかまりを抱き続けています。すでに家庭を持つ妹のアグネス(インガ・イブスドッテル・リッレオース)は、父と姉の仲裁役を務める一方、幼い頃に父の映画に出演した経験から複雑な思いを抱えています。15年の沈黙を破り、新作映画の制作を決意したグスタフが選んだ題材は、娘を主演とする自身の母の人生、そして彼が置き去りにした家族の物語そのものでした。  トリアー監督と共同脚本のエスキル・フォクトは、家族の確執やすれ違いを、派手な演出ではなく会話や視線の機微によって描きます。才能に恵まれ芸術への情熱と引き換えに家族との絆を失ってきたグスタフは、俳優たちとは深い芸術的つながりを築けるのに、実の娘とはうまく言葉を交わせません。職場では出来る良い上司なのに家では不器用、というタイプの父親ですね。(ビーチでシャンペンを持って来るシーンなど本当に颯爽としていて魅力的です)その矛盾が、一層父と娘の心の痛みにリアリティを与えています。 Sentimental Value: Courtesy of TIFF  スカルスガルドは父親としては落第の芸術家肌の男を説得力豊かに演じ、レインスヴェは『私は最悪』(2021年)に続き、繊細な感情の起伏を見事に表現し、観る者に共感と痛みを同時に与えます。そしてリッレオースは、最も「安定した」人物のように見えるけど心に傷を抱える妹を、抑えた演技の中で複雑な感情を滲ませ演じます。さらに、アメリカ人女優レイチェルを演じるエル・ファニング。華やかなドラマや劇的な展開を求める人には地味に映るかもしれませんが、4人の演技はただただ観る者を引き込み魅了します。トリアー作品らしい柔らかな光と自然なカメラワークも相まって、彼らの心情がまるで空気のように画面全体に広がっていきます。  『センチメンタル・バリュー』は、家族の物語であると同時に、「表現することの代償は何か」を問う映画でもあります。芸術を追い求めるあまり人としての繋がりを失った父と、父に振り回されながらも彼を許そうとする娘たち。そして彼らの傷を包み込みながら、静かに見守り続ける「家」。人が誰かと生きることの痛みと温もり、そして過去と向き合った時に得られる「赦し」と「再生」を静かに語りかける作品です。自分を形作った母の過去と向き合い、映画監督としてなら娘たちとの繫がりが取り戻せるのでは、ともがくグスタフ。そして、才能のある映画監督よりも寄り添ってくれる父親を求めていた娘たちが、自分たちなりの家族の在り方を見出していく姿は、家族というものはやっかいだけど愛おしいものだなと思えました。  今年のカンヌ国際映画祭ではグランプリを受賞。とても高評価だったこの作品。トロント国際映画祭(TIFF)でもチケットはあっと言う間に売り切れ前評判の高さが伺われました。字幕作品なのでずっと集中して読んでいるですが、それも気にならない程の演技力と、完璧ではない人々が過去と向き合い赦し合う物語は、静かだけど胸にしっかり響き忘れられない作品となりました。 観たよ!は映画好きライターたちによる連載コラムです。話題のハリウッド大作からインディー作品、配信限定の映画まで。「これは良かった!」という作品から「イマイチかも…」という作品まで。個人的な視点も交えながら、どんどんレビューしていきます - [バンクーバーのDance House が『Amour, acide et noix』上演](https://osanponewscanada.com/arts-dancehouse-amour-acide-et-noix/): バンクーバーのDance House が『Amour, acide et noix』上演 身体の動きを通して人間の本質に迫る、妥協のないミニマリズム DanceHouse, Marco Curci and Jimmy Gonzalez. Photo by Julie Artacho バンクーバー(BC)— DanceHouseは、モントリオールの振付家ダニエル・レヴェイエ氏による『Amour, acide et noix(愛、酸味、そしてナッツ)』を、2025年10月24日と25日にバンクーバー・プレイハウスで上演する。 本作は、4人のダンサーが全裸で登場し、腕、脚、胴体、頭蓋骨の動きを駆使して人間の本質に迫る。DanceHouseの芸術・エグゼクティブディレクター、ジム・スミス氏は「『Amour, acide et noix』はダンス界の金字塔であり、美しさ、脆さ、そして人間の身体を稀有な誠実さで描き出す妥協のないミニマリズムの傑作です」と語る。「2001年の初演でモントリオールのダンスシーンを一変させて以来、20年以上経った今も世界中で共鳴し続けている作品」とも。 ヴィヴァルディの「四季」やポップミュージック、鳥のさえずりを背景に、ダンサーたちがソロやデュエット、アンサンブルでエピソードごとに踊る構成。物語が進むにつれ、最初の裸体の衝撃はすぐに消え去り、つながりと孤独、現実と逃避、人生の重さと脆さといった普遍的なテーマが浮かび上がる。 レヴェイエ氏は、40年以上にわたり30以上の作品を創作し、2017年にはモントリオール・ダンス大賞を受賞。2013年には『Solitudes Solo』がケベック芸術文化評議会から最優秀振付作品に選ばれるなど、カナダ現代ダンス界に多大な影響を与えてきた。 バンクーバー公演の後、『Amour, acide et noix』はトロント(10月29日・詳細はCitadelまで)でも上演、その後モントリオール(詳細はDLDまで)で上演を予定する。 DanceHouse, Lou Amsellem and Marco Arzenton. Photo by Julie Artacho バンクーバー上演スケジュール 10月24・25日 8:00 pm  $40.75~ Vancouver Playhouse (600 Hamilton St. Vancouver) チケットの購入、詳細はDance House 公式サイトを参照のこと - [バンクーバー国際映画祭で「西海楽園」上映 鶴岡慧子監督インタビュー](https://osanponewscanada.com/vancouver-viff25-saikaiparadise/): バンクーバー国際映画祭(VIFF)で「西海楽園」上映 鶴岡慧子監督インタビュー Saikai Paradise / Courtesy of VIFF バンクーバー国際映画祭(VIFF)で10月9日と11日、鶴岡慧子監督の「西海楽園(英語題;Saikai Paradise)」を上映する。鶴岡監督が上映に先立ち取材に応じ作品やバンクーバー国際映画祭への思いを語った。  あらすじ: 俳優としてのキャリアに行き詰まった一成は、友人の上原を連れて、長崎県の西海市に帰郷する。彼を迎えたのは、小さな豆腐店を営む家族と、懐かしい顔ぶれによる温かな歓迎だった。失敗の痛みを拭いきれない一成が、故郷の街とあらためて向き合う数日間を描いた物語。出演は柳谷一成さん、木下美咲さん、柳谷さんの実際の家族や友人たち。 鶴岡監督のバンクーバー国際映画祭への出品は、2013年の「はつ恋」、2023年の「バカ塗りの娘」に続き3度目となる。「『はつ恋』を作ったときはまだ学生でした。12年が経ち、当時出演していた柳谷一成さんと共にまた戻って来られるのは、本当に嬉しいことだと思います」と感慨深げに語る。「映画祭の関係者の中には、最初の作品のことを覚えてくださる方もいて、ずっと温かく見守っていただいていると感じます」と感謝も話す。 東京芸術大学大学院映像研究科を卒業後も順調にキャリアを重ね、堀田真由さん、小林薫さんらが出演した「バカ塗りの娘」(2023年)は世界各地の映画祭で上映、鶴岡監督も文化庁が主催する芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞するなど高い評価を受けた。 Saikai Paradise/ Courtesy of VIFF 今回の「西海楽園」は一か月ほど西海市に滞在して撮影。鶴岡監督が脚本、撮影、編集も手がけ、ごく少人数のスタッフで制作された。出演者は柳谷一成さんと木下美咲さんを除き、演技は未経験の一般の人々。「大きな作品にも参加させていただいた今、この作品を仲間たちと作るということは、自分にとって原点に立ち返るような、すごく意味のある経験でした」と制作を振り返る。さらに、「やる事が多くて大変ではあったのですが、本当に楽しく取り組めました」と笑顔で充実していた様子も。 「柳谷さんから、故郷の西海で映画を撮りたいと聞いたことから今回の作品が始まりました」と語る鶴岡監督。東京で暮らす主人公が、地元の変わらないもの、変わってゆくものの両方に触れながら、自分を見つめ直す。映像は西海の海や山、人々の平凡な暮らしと日常の会話を、優しいまなざしで丁寧に映し出している。 出演しているのは、柳谷さんと木下美咲さんを除き、柳谷さんの実際の家族や友人たち。豆腐屋を営む柳谷さんの家族や、100歳になる祖父、友人らが出演し自然な会話を重ねる中で、時にドキュメンタリーを見ているかの様な場面も生まれている。鶴岡監督は「家族や友人関係がかもし出す雰囲気をそのまま撮りたかったので、皆さんには暮らしの延長線上で、とお願いしました」と語る。また海や山の美しさも印象的な映像は「出演してくれた皆さんと同じくらい、西海もいろいろな表情を見せてくれました」と街をたたえる。 タイトルにもなった『西海楽園』は、バブルの頃に作られ現在は閉演している仏教のテーマパーク。「仏像がたくさんある閉園したテーマパークと知り、映像的にも面白いし、地方都市を題材にした作品として取り入れたいと思いました」と鶴岡監督が話す通り、時間が止まってしまったかの様な佇まいの楽園跡地は作品に効果的に哀愁を添えている。 鶴岡監督は「地元を出ている人やずっと頑張ってきた人が、立ち止まって自分を見つめ直すきっかけにもなれば嬉しいですね」と期待する。 「西海楽園(Saikai Paradise)」鶴岡慧子監督 Photo Courtesy of VIFF 「西海楽園(Saikai Paradise)」上映スケジュール 10月9日 6:15 pm Granville Island Stage 10月11日3:30 pm International Village 8 11日は鶴岡監督と出演俳優の登壇を予定する チケットの購入はVIFFサイト「西海楽園(Saikai Paradise)」ページで ## Pages - [Contact](https://osanponewscanada.com/contact/): For editorial inquiries or content submissions, please contact our team. イベント情報、取材のお問い合わせは、こちらにどうぞ Please enable JavaScript in your browser to complete this form.Please enable JavaScript in your browser to complete this form.Full Name *Email *PhoneMessage Submit - [About](https://osanponewscanada.com/about/): Osanpo News Canada !is an online news media dedicated to capturing the pulse of urban life in Vancouver, Toronto, and across Canada. 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