夏休みに読みたい!小学生におすすめの英語の本|年齢別(6〜9歳・10〜12歳)

夏休みこそ、たくさん本が読めるチャンス!
「夏休みには本を読んでほしいけど…どんな本を選べばいい?」
「英語の児童書にはあまり馴染みがないので、おすすめの本が知りたい」
「自分で選ばせると、表紙の絵から同じような本ばかり選んでくる」
そんな保護者の方におすすめなのが、英語圏の図書館や教育機関が毎年発表しているSummer Reading List(サマーリーディングリスト)です。
カナダでも各都市の図書館やTD Summer Reading Club、BC Summer Reading Clubなど、子どもの年齢や読書レベルに合わせた良書が毎年紹介されています。
今回は、それらのおすすめリストを参考に、夏休みに読みたい英語の本を年齢別にご紹介します。やっと自分で読み始めた低学年のお子さんから、物語を楽しみたい高学年まで、幅広く楽しめる作品を集めました!
宿題のないカナダの夏休みは、読書を始めるのにぴったり
読書には、集中力や読解力、表現力を高めるといった教育的な効果があります。しかし、それだけではありません。登場人物の気持ちに寄り添ったり、想像の世界を自由に旅したりしながら、物語に夢中になる時間そのものが、子どもたちにとって大きな喜びや心の成長につながります。
一冊の本との出会いが、忘れられない思い出となり、これから先の人生を豊かに彩るきっかけになるかもしれません。長い夏休みだからこそ、ぜひ本の世界にじっくりと浸る楽しさを味わってもらえるといいですね。
【6〜9歳】夏休みにおすすめの英語の本
小学校低学年には、イラストが豊富で文章量が少なめの絵本や、薄めのチャプターブックがおすすめです。まだスラスラと読むことが難しい時は、無理強いせずに、読み聞かせて一緒にストーリーを楽しむところから始てみてください。本を選ぶ際には、リーディングスキルの向上よりも物語を楽しむことに重きを置くと、楽しい読書体験になるでしょう。 リーディングレベルは、おおよその低~中の順にならんでいます。
1. I Can Read!やStep Into Readingシリーズ
リーディング入門として人気のシリーズ。
かわいい動物たちを主人公にした日常や学校生活が描かれたものが多く、短い文章でテンポよく読めます。シリーズが豊富でフォニックスのレベルが示してあるので、リーディングレベルに合わせて選べるのも助かります。
2. Poppletonシリーズ(Cynthia Rylant)
ブタのPoppletonのユーモラスな日々を描いた作品。1ページに数行なので、まだ読むことに自信がない子にもぴったり。1.であげたような、リーディングの練習シリーズが、物語として物足りなくなってきたら、こちらをどうぞ。
3. Ocean Meets Sky(The Fan Brothers)
幻想的なイラストが美しい絵本。物語の世界に浸れて読み聞かせにもおすすめの一冊です。1ページ数行で読みやすく、また語彙を伸ばすのにもぴったりです。
4. The Most Magnificent Thing( Ashley Spires)
絵本ですが、6~8歳くらいの女の子が主人公のストーリーに広がりがある楽しい本。チャプターブックに進む前に、自分で読むにもちょうど良い文章量です。
5. The Pout-Pout Fish Cleans Up the Ocean(Deborah Diesen)
海の生き物が主役の、海洋ごみや環境問題をテーマにした人気シリーズ。
読書をしながら、興味を広げることにもつながります。
6.Dory Fantasmagoryシリーズ(Abby Hanlon)
想像力がとびきり豊かな6歳の女の子、ドリーのお話です。絵が多めなので、初めてのチャプターブックにもおすすめです。
7. The Princess in Black(Shannon Hale & Dean Hale)
お姫様が実はヒーローというユニークな設定。
ユーモアがあり、男女問わず人気があります。ストーリーの面白さでどんどん読み進められる本なので、1ぺージの文章量が増えていく時期におすすめです。
8. The Case of the Disappearing Castle(Eric Hogan)
初めてのミステリーにおすすめ。
謎解きを楽しみながら夢中になってゆく楽しい本です。
8. Dragon Mastersシリーズ(Tracey West)
ドラゴンと子どもたちが冒険を繰り広げる人気シリーズ。ファンタジー好きのお子さんにぴったりです。
語彙は比較的やさしく、Magic Tree Houseがまだ少し難しいかな、という時にも。
9. Who Would Win?(Jerry Pallotta)
たまにはノンフィクションも、という時におすすめ。「サメとシャチならどっちが強い?」など、動物対決がテーマです。。写真が豊富で図鑑的な楽しさもあり、生き物への興味も広がります。
10. Fudge シリーズ ( Judy Blume )
グレード4のピーターと元気な5歳の弟ファッジの毎日を、ユーモラスに語るシリーズ。等身大の物語の中に、驚きや共感などが詰まったストーリーです。
11. Magic Tree House シリーズ(Mary Pope Osborne)
ジャックとアニーの兄妹が、恐竜のいる時代、エジプト、ペルーなどへタイムトラベル、冒険をする物語。楽しみながら歴史や自然、科学など幅広い分野に興味が広がります。

【10〜12歳】夏休みにおすすめの英語の本
高学年になってくると、クラッシック、ミステリー、SFなど、より長く、より読み応えのある作品にも挑戦できるように。興味のある分野から始め、夢中になれる本を見つけて、読書の幅やジャンルの範囲を広げてゆければ良いですね。リーディングレベルは、おおよその中~高の順に並んでいます。
1. Narnia シリーズ(C. S. Lewis)
タンスの向こうにある魔法の国、ナルニアを舞台に繰り広げられる壮大な物語。
子ども、魔法、冒険、とわくわくがたくさん詰まっています。
2. The Wild Robot(Peter Brown)
ロボットと動物たちの交流を描いた名作。
映画化でも話題となり、多くの学校図書館でも選ばれています。
3. Front Desk(Kelly Yang)
10歳の少女ミアを主人公に、ホテルを営む移民家族を描いた心温まる物語。
友情や努力、家族の絆について考えさせられます。
4. Wombat Waiting(Katherine Applegate)
One and Only Ivan の作者による、犬が主人公の心あたたまる物語。
ページ数は多いですが、1ページの文章量が少なく、文もリズミカルなので読みやすいです。
5. The Mysterious Benedict Society series
4人の個性豊かな少年少女が、力を合わせて世界規模の危機を食い止めようとする姿を描きます。パズルや暗号を解くのが大好きな子におすすめ。
6. The Lost Library(Rebecca Stead & Wendy Mass)
11歳の男の子が主人公。閉鎖された図書館の謎を調べようと奮闘する話。
本を読むことのすばらしさ、信じることの大切さを教えられます。
7. The Birchbark House (Erdrich, Louise)
1847年、スペリオル湖に浮かぶ島で暮らすオジブワ族の7歳のネイティブ・アメリカンの少女オマカヤスが、夏の喜びと冬の厳しい試練を経験しながら成長していく様子を描いた話。
8.Percy Jackson and the Olympians: The Lightning Thief (Rick Riordan)
少年パーシーの冒険と友情の物語。この本がきっかけで、古代ギリシアの神々や怪物に興味を持ったという子も多い人気シリーズ。
9. The Mona Lisa Vanishes(Nicholas Day)
1911年に起きた「モナ・リザ盗難事件」を描いた大人が読んでも楽しめるノンフィクション。歴史、美術、ミステリーが好きな子どもに人気です。
10. The Sherlock Society(James Ponti)
12~13歳の4人の子どもたちと、おじいちゃんが、アル・カポネの宝を見つけようと奮闘する本格ミステリー。 夏休みにじっくり読みたい一冊です。
11. The Last Cuentista(Donna Barba Higuera)
13歳の少女が主人公。彗星が衝突する前に地球を脱出した人々の世界を描く、宇宙を舞台にしたSF作品。社会における人々の心理などを理解しはじめた高学年におすすめです。
「それでも、なかなか本を読んでくれない…」、という時には?
本選びは、「年齢」よりも「興味」で選ぶとうまくいくことも。
おすすめは、
- 動物が好きなら動物の本
- ミステリーが好きなら謎解き
- ファンタジーが好きならシリーズ作品
- 兄弟姉妹がいるなら同じ設定の子が登場する本
というように、まずはお子さんが興味を持ち、「読んでみたい」と思える本を選んでみてください。
また、自分で読むのを面倒くさがる子には、読み聞かせをして物語を一緒に楽しんでください。「最後まで読み通せる」、「お話って楽しい」と感じられる本から始めると、次の一冊につながりやすいようです。



