「イーストサイド・カルチャー・クロール」 500名以上のアーティストがスタジオを公開
バンクーバーでアートを巡る4日間

Eastside Culture Crawl 2024, Gore Studio, Loudly Insecure Photo:by Wendy D provided by Eastside Arts Society
バンクーバーで毎年恒例のアートイベント「イーストサイド・カルチャー・クロール(Eastside Culture Crawl)」が、11月20日から23日まで開催される。主催はイーストサイド・アーツ・ソサエティ(Eastside Arts Society/EAS)。今年で29回目。
500人を超えるアーティストが参加し、イーストサイド・アーツ・ディストリクト(Eastside Arts District/EAD)に点在する80棟以上のスタジオを一般公開する同イベント。写真、絵画、ガラス作品、陶芸、テキスタイルなどの作品を展示し、れる人々に多彩なアート体験を提供する。
芸術の息づく街・イーストサイドへ
イーストサイド・カルチャー・クロールは、毎年45,000人が来場する秋のバンクーバーで最も人気のある文化イベントのひとつ。会場は、コロンビア・ストリート、1stアベニュー、ビクトリア・ドライブ、ウォーターフロントに囲まれたイーストサイド・アーツ・ディストリクト(EAD)。 この地域は、バンクーバーで最も多くのアーティスト、デザイナー、パフォーマー、クラフト作家、文化制作者が集まる地域として知られ、国内でも創造性とインスピレーションに満ちた地区として高く評価されている。来場者はエリア内のスタジオを周りながら、作品を見るだけでなく、アーティストたちから作品や制作について、話を聞くこともできる。

Eastside Culture Crawl 2024, Shady Acres, Touching Sound Photo:by Wendy D provided by Eastside Arts Society
多彩な関連イベントも開催
「Take Flight」募金イベント(10月7日〜11月4日)
無料開催を支えるアート募金企画「Take Flight」では、オンライン・サイレントオークションや人気の「Art Roulette(アートルーレット)」抽選会を実施。
オークションには、バンクーバー美術館のキュレーターによるプライベートツアー、The Ivy on Parker Guest Houseでの宿泊券、Fluevogのギフト券など、豪華なアイテムが並び、アートルーレットでは、EADのアーティストが寄贈した30点のオリジナル作品の中から、チケット購入者全員が必ず1点の作品を手に入れることができる。
「Preview Exhibition」プレビュー展(11月6日〜30日:期間は会場により異なる)
今年のテーマは「Passion, Reason, Idiocy(情熱・理性・愚かさ)」。
Pendulum Gallery、The Cultch、Alternative Creations Galleryの3会場で、78名のアーティストによる審査制展覧会が開催される。アーティストたちが自身の感情や理性、時に愚かさまでもテーマに制作した作品を展示する。
映像プログラム「Moving Art: Unity」(11月13日〜16日)
第12回となる映画&映像展では、テーマを「Unity(結束)」とし、Lumiere Festivalの会場で屋外上映を行う。アナログ手法を駆使した作品や共同制作による短編映画など、8名の映像作家が多様な視点から「Unity」を表現する。
トークシリーズ「Talking Art」(11月5、12、13日にオンライン配信)
アーティストたちの実践を掘り下げるトークシリーズ「Talking Art」は、オンラインで配信される。アナログ映画の共同制作、場所性をめぐる創作、そしてコミュニティの中での創造といったテーマで、アーティスト同士の対話が行われる。
陶芸や絵画、ステンドグラスなどの体験ができる「Demos &Workshops 」、子ども向けのワークショップ「Stido 101 」なども実施する。

Eastside Culture Crawl 2024, Pot Spot Studio, Wheel Throwing Photo:by Wendy D provided by Eastside Arts Society
創造の現場を開放する、地域密着型のアートフェスティバル
イーストサイド・カルチャー・クロールは、単なる展覧会ではなく、「創造の現場を見せる」フェスティバル。作品だけでなく、制作過程やアーティストの日常、その背景にある物語まで体感できるのが魅力だ。
初めて訪れる人も、毎年足を運ぶ常連も、きっと新しい発見とインスピレーションを得られる芸術の秋にぴったりなイベントだ。
イベントの詳細、スタジオとアーティストの情報、関連プログラムの詳細は公式サイトへ。
11月20日~23日
木・金曜5:00 pm ~10:00 pm、土・日曜11:00 am ~6:00 pm
無料



