FIFAワールドカップを開催のバンクーバー、グラウス・マウンテン 巨大カナダ国旗が登場

グラウス・マウンテンに、史上最大のカナダ国旗が登場

FIFAワールドカップの開催を歓迎してグラウス・マウンテンに設置された巨大カナダ国旗 Photo: Grouse Mountain Resort

 2026年FIFAワールドカップの開催都市として注目が高まるバンクーバー。近郊の人気観光地グラウス・マウンテンでは、これまでに製作された中で最大となるカナダ国旗を設置した。

 役100人のスタッフが動員されグラウス・マウンテンの名物スキーコース「The Cut(ザ・カット)」の斜面に掲げられた巨大メープルリーフ。その大きさは160メートル×80メートルでサッカー場約2面分に相当し、重さは約1360キログラム。メトロバンクーバー各地や上空からも視認できる圧倒的なスケールで、ワールドカップ開催を目前に控えたバンクーバーの歓迎ムードを象徴する存在となっている。

 グラウス・マウンテンによると、このプロジェクトは、ワールドカップの開催を間近に控え、増加が見込まれる海外からの旅行者やスポーツファンに向け、カナダらしいおもてなしと国への誇りを表現することを目的としている。グラウス・マウンテン・リゾートのマーケティング担当シニアディレクター、アダム・ルートマンさんは、「バンクーバーが世界からの来訪者を迎えるこのタイミングに、自国チームへの応援と歓迎の気持ちを、誰もが記憶に残る形で表現したかった」とコメントする。

 2026年FIFAワールドカップは、カナダ、アメリカ、メキシコの3カ国共催で開催される史上最大規模の大会となる。カナダではトロントとバンクーバーが開催都市に選ばれており、バンクーバーでは複数の試合開催が予定されている。

大会期間中には世界各国から数十万人規模の観戦客やメディア関係者の来訪が見込まれ、バンクーバーは北米西海岸を代表する国際観光都市として大きな注目を集めることになる。

 今回の巨大国旗プロジェクトも、そうした国際的な舞台を前にしたシティブランディングの一環とみられる。バンクーバー国際空港へ向かう航空機からも確認できることから、到着した旅行者にとって最初に目にする“カナダらしい風景”の一つとなりそうだ。

巨大カナダ国旗は約100人のスタッフの手により設置された Photo: Grouse Mountain Resort

 グラウス・マウンテンは、ダウンタウンから車で約30分というアクセスの良さが特徴。都市観光と大自然体験を1日で楽しめるスポットとして知られている。

 山頂へ向かうゴンドラからは、バンクーバー市街地やスタンレーパーク、ジョージア海峡を一望できるほか、保護施設で暮らすグリズリーベアの見学や名物ランバージャックショーなど、カナダらしい体験が充実している。

 また今夏は、国際サッカーイベントの盛り上がりに合わせて、試合開催日前日にチームジャージを着用して来場したファンを対象に、マウンテン入場券を15%割引するキャンペーンも実施。ワールドカップへの機運醸成を後押ししている。

 現在、巨大国旗は「山に掲げられた世界最大の国旗」としてギネス世界記録への認定手続きが進められている。認定が実現すれば、ワールドカップ開催を控えるバンクーバーを象徴する新たな観光コンテンツとなる可能性も高い。

 FIFA開催に向けて世界中のサッカーファンの視線が集まるバンクーバー。山肌を覆う巨大なメープルリーフは、カナダの誇りと歓迎のメッセージを発信するシンボルとして、この夏大きな話題を呼びそうだ。

 バンクーバーエリア一帯から見ることができる巨大なカナダ国旗は、バンクーバーへ到着する航空機からも視認が可能とのこと。バンクーバーを訪れる予定がある人は、上空から探してみることもおすすめする。

バンクーバーの街からだけでなく、飛行機からも視認できるほど大きなカナダ国旗 Photo: Grouse Mountain Resort

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